新型ラングラー/ラングラーアンリミテッド 燃費まとめ!

ジープ

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費情報が公開されています。

こちらでは新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費に関するデータをご紹介します。







メーカーが公表している新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費

引用:https://gqjapan.jp/car/review/20181026/jeep-wrangler/page/2/gallery/10

まず最初に、メーカーが公表している新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費を確認しておきましょう。

スポーツアンリミテッドスポーツアンリミテッドサハラアンリミテッドルビコン
燃費(JC08モード)9.0km/L11.5km/L9.0km/L

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドのエンジンは2種類あります。1つは3ドアモデルのスポーツと5ドアモデルのアンリミテッドルビコンに搭載される3.6LのV6NAエンジン、そしてもう1つは5ドアモデルのアンリミテッドスポーツとアンリミテッドサハラに搭載される2.0Lの直4ターボエンジンです。

両者の燃費を比較すると、2.0L直4ターボエンジン搭載モデルの方が低燃費となっています。

とはいえこの低燃費車全盛の時代に2.0Lのターボで11.5km/Lしか走らないのは、お世辞にも燃費が良いとはいえません。

3.6Lエンジンの方も、排気量を考えると致し方ないような気がするものの、2ケタ台、それも20km/L台の燃費を見慣れているとちょっと驚きの数字です。

燃費対策として「START&STOPシステム」(アイドリングストップシステム)が導入されてはいるものの、焼け石に水状態です。

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費がこれだけ悪い理由は、単純に「低燃費を追求していないから」ということにあると思います。

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドにとって最優先すべきは悪路走破性です。

どんなに条件の悪い道でも乗員を安全に、どこまででも運んでいけることが最も大事であって、燃費性能は二の次なわけです。

引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/safety-security.html

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドは先代までの伝統を引き継ぎ、ラダーフレームのシャシーを採用していますが、ボディとシャシーが別になるラダーフレームは悪路走破性は高いものの、その頑丈さ故に車重が重くなってしまうというデメリットがあります。

引用:https://motor-fan.jp/article/10007653?page=2

だからと言って軽量化と低燃費を求めてラングラーがラダーフレームを手放してモノコックフレームを採用する、という選択肢はないわけです。

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドを買う以上、ユーザーも燃費は期待するべきではない、と言えると思います。

ちなみに先代のアンリミテッドスポーツ、アンリミテッドサハラは3.6Lで燃費が7.5km/Lでしたので、ダウンサイジングターボ化によって11.5km/Lまで向上させています。メーカーも決して何も策を講じていないわけではないようです。



新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドのガソリン代を少しでも安くする方法

引用:https://www.goodspress.jp/reports/189478/2/

新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費が悪いのは仕方ないとしても、少しでもガソリン代を安く済ませたいというのが多くの人の偽らざる気持ちだと思います。

そこでここからは少し視点を変えて、できるだけ安くガソリン代を済ませるにはどうしたらよいか、を考えてみましょう。

最も簡単で、最も効果が高いのは「石油元売り系クレジットカードで給油をする」という方法です。

ガソリンスタンドで給油をする際の支払い方法としては、大きく分けて「現金」「クレジットカード」「プリペイドカード」の3つがあります。

プリペイドカードは基本的にカードの金額が大きければ大きいほど割引額も大きくなりますが、発行元のガソリンスタンドでしか使えないことが多く、不便です。

そして多くのガソリンスタンドでは支払い方法によってガソリン1Lあたりの単価が異なります。

引用:https://gogo.gs/comment/area/21361

これはとあるエネオスのガソリンスタンドの料金表ですが、「一般」「現金会員」「ENEOS Sカード」と3つの料金があるのがわかります。

一般というのは現金会員ではない人が普通に現金で料金を払って給油する場合の単価になります。レギュラーガソリンなら142円です。

その右の現金会員というのは最終的な支払い方法は現金なものの、そのガソリンスタンドやガソリンスタンドを運営するチェーン全体で配布している「現金会員カード」を持っている人が給油する場合の単価です。

給油時に給油機に現金会員カードを挿入すればこの単価になります。

現金会員カードをゲットするためには名前や住所を記入した申し込み書を出さなければいけないこともありますが、「現金会員カードをください」というだけでくれる場合や、給油機の脇に「ご自由にお持ちください」と置いてある場合もあります。

なお最近はENEOSだとTカード、昭和シェル石油はPontaカードを現金会員カード代わりに使えるところが多いです。これらを持っている人は自分がよく行くガソリンスタンドで使えるかどうか調べておくとよいでしょう。

引用:https://www.noe.jxtg-group.co.jp/tcard/tukuru/

上記のガソリンスタンドの場合、たったそれだけで139円と3円も安くなります。

最後の「ENEOS Sカード」ですが、これが石油元売り系クレジットカードです。石油元売りとは輸入した原油を精製して石油製品として販売する会社のことで、平たく言えばENEOSブランドのJXTGエネルギーや出光興産、コスモ石油などがこれに該当します。

これら石油元売り会社はそれぞれのガソリンスタンドでお得に使えるクレジットカードを出しています。

引用:https://www.noe.jxtg-group.co.jp/consumer/eneos/card/card/

ENEOSの場合、上記に出てきた「ENEOSカード S」の他に「ENEOSカード C」や「ENEOSカード P」といったカードがあり、それぞれ特色が異なります。

ENEOSカード Cは月々のカード利用金額によって請求時に適用されるガソリン代の単価が変わります。月7万円以上の利用ならリッターあたり7円引きとなりますが、月1万円未満の利用ならリッターあたり1円引きにとどまります。クレジットカードを多用する人には向いているカードです。

ENEOSカード PとENEOSカード Sの違いは「ポイントで得をするかガソリン単価で得をするか」です。

ENEOSカード PはENEOSでは1,000円ごとに30ポイント、ENEOS以外では1,000円ごとに6ポイントが貯まり、貯まったポイントはENEOSで1,000ポイント=1,000円でキャッシュバックされます。

ENEOSカード Sはいつでもリッターあたり2円引き(灯油は1円引き)となる上、ガソリン以外の商品の購入には1,000円ごとに20ポイント、ENEOS以外の利用では1,000円ごとに6ポイントがつきます。

先ほどのガソリンスタンドではENEOSカード Sを使って給油すると137円となっています。これは現金会員価格を基準として2円安い、ということになります。一般に比べると5円も安い計算です。

ひと昔前は「安くガソリンを入れるなら現金払いが1番」と言われていましたが、最近は逆に現金で入れると高くなってしまうケースが多いです。

なお出光興産は「出光まいどカード」「出光カード」、コスモ石油は「コスモ・ザ・カード」といったように、各社がさまざまなクレジットカードを出しています。

引用:http://www.idemitsucard.com/card/

このような石油元売り系クレジットカードは多くのガソリンスタンドで最安値で給油することができます。

よく行くガソリンスタンド(もしくは石油元売りのブランド)が決まっている人は、その元売りがやっているクレジットカードを作ることをおすすめします。



新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費のまとめ

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/39918#image-18

以上、新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの燃費に関する情報と、ガソリン代を少しでも安くする方法について紹介しました。

燃費の悪さは新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの最大の弱点だと思います。最近は大きな車でも低燃費なものが多いですし、環境対策という面でもユーザーの目は厳しくなっているからです。

ただ、新型ラングラー/ラングラーアンリミテッドの指定燃料はレギュラーガソリンとなっています。

これは国や地域によってはハイオクガソリンが手に入りにくいからだ、と言われています。環境が劣悪な場所でも、入手しやすいレギュラーガソリンで走れるように配慮されているわけです。

この点だけは唯一評価できる点と言えるでしょう。