新型カングーの燃費情報が公開されています。
こちらでは新型カングーの燃費に関するデータをご紹介します。
引用:http://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/
新型カングー 燃費
ルノーはカングーのJC08モード燃費を長らく非公開としてきましたが、日本人向けの「ZEN EDC」の発売を機にようやく公開しました。
カングーのJC08モード燃費は14.7km/Lです。
「ZEN EDC」1.2L 4気筒ターボ、6速EDC
ところが不思議なことに「1.2L MT車」も「1.6L 4速AT車」もすべてJC08モード燃費は同じ14.7km/Lとなっています。
本当に同じなのでしょうか。
そんなわけ、ありません。
引用:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%81%91%E3%82%8B&srt=dlrank&pp=40&p=10
これは何を意味しているのか・・・。
それはフランス人にとってJC08モード燃費なんてどうでもいいということなのです。
もちろん実際よりいい燃費値を掲げるのは詐称、だけど詐称でないなら「テキトー」でいいと思っているのです。
カタログ燃費、おそらく本当はもう少しいいでしょうね。
引用:http://www.goo-net.com/car/RENAULT/KANGOO.html
新型カングー 燃費の口コミ
カングーの実際の燃費がどれくらいなのか、口コミから見ていきたいと思います。
最高でリッター14キロくらいでした。エアコンはオンです。
引用:http://car–reviews.com/content/renault-kangoo.html
10kmほどの勤務先への通勤に使っていた時は6km/l。
バイパスなどを使って遠出した場合は13km/lと、かなり幅があります。
慣らし運転が終わるともう少し落ち着いてくるかもしれません。
確かにかなりの幅があります。
燃費的に車重やパワーからいっても60km/hくらいで郊外を流すのが得意なクルマのようですね。
エアコンを使用していて14km/Lいけば大満足です。
引用:http://www.renault.jp/information/news/lp/jamboree2017-event.html
通常、15km程の通勤メインで9L/100km(リッター11km位)、高速走行が混ざると8.5L/100km(リッター11.7km位)
夏の暑さはエンジンの力不足を痛感します。冬は7.9L/100km(リッター12.6km位)ですね。
カタログ燃費の14.7km/Lの70%は10.29km/Lですので、冬場に12.6km/Lいくのなら、かなり燃費がいいように思います。
それにしても冬場以外は燃費が伸びていません。
この口コミ主はかなりの暑がりと見ました。
ハイオクで7km~13kmでこんなものでしょうか。
1ヶ月1000kmを走ったとして比べてみるとレギュラーガソリンなら9,770円かかるところ、ハイオクだと10,390円かかります。
その差620円となり、1年では7,440円。
微妙なところですね。
※燃費13km/L、レギュラー127円/L、ハイオク135円/Lで計算。
引用:http://car–reviews.com/content/renault-kangoo.html
国道1号線バイパスをノンストップ状態で走っていたら20km/l くらいで走っていました。
エアコンを効かすと落ちますが12-14kmくらいはコンスタントに出ます。
軽い車体が効いていますね。
20km/Lとはすごいです!
おそらく軽い車体が効いているのではなくて、ドライバーのせいだと思います。
余程、無駄のない運転をされる方なのでしょう。
引用:http://car–reviews.com/content/renault-kangoo.html
どんな乗り方をしても、冬場のいまは10km/lを割りません。
良いと思います。
一方高速はハイペースで13km/l程度。
シャランと同じくらいと考えると、基本性能の古さが燃費に出てしまってる気がします。
いくらマニュアルとは言え。笑
こちらは「ZEN 6MT」の燃費ですね。
なんといっても直噴ターボエンジンですから、車重からいってもカングーの燃費はほんとうに経済的です。
引用:http://car–reviews.com/content/renault-kangoo.html
出展:http://review.kakaku.com/review/70101810276/
新型カングーEDCとは
新型カングーは従来の1.6L 4ATと違いEDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)が採用されています。
従来のトルコンATではオイルを利用してクラッチを切り替えるタイプのオートマチックです。
常にクラッチがすべっている状態を保つのでスムーズな発進ができるメリットがある一方で燃費が悪くなるというデメリットがあります。
そのためロックアップ機構を採用しエンジンとミッションの伝達ロスを解消します。
また多段階化することで燃費を向上させています。
国産車では高出力を必要としないコンパクトカー・セダンには無段階トランスミッションのCVTが主流となっていますね。
ただしCVTにはトルクの大きなエンジンには不向きとされています。
引用:http://car–reviews.com/content/renault-kangoo.html
ヨーロッパで盛んに開発されているのがDCT(デュアルクラッチトランスミッション)でこれが新型カングーのEDCにあたります。
2つのクラッチが奇数段と偶数段のそれぞれを受け持ち、車両の状態を検知し予測して次のギアへと先回りすることで瞬時にギアの切り替えをするのです。
4速ATと古いタイプとなったカングーのトランスミッションは世代交代の時期を迎えていたのですが選ばれたのがトルコンの多段化でなく、DCTを選んだということですね。
トルコン式AT車はMT車に比べて燃費が劣り、DCTは理論的にMTと同じわけですので燃費の向上が期待できるのです。
6速EDCを採用したことでカングーの走りはさらに快適に、そして190Nm/1750rpmの最大トルクで爽快な走りを得ることになったのです。
日本でもフィットがDCTを、デミオがトルコン式ATを採用していますね。
引用:http://jp.autoblog.com/2016/08/26/renault-kangoo/
新型カングー 燃費 まとめ
実は日本人にとってもJC08モード燃費はどうでもいいのです。
大事なのは「実燃費」です。
燃費は運転の仕方や使用状況、季節によっても違ってきます。
クルマの特性も大きく影響しますね。
いくらカタログ燃費のずばぬけたハイブリッド車に乗っていても、毎日高速道路で通勤するなら高いガソリン代を払うことになります。
引用:http://kami-goya.jp/
そのため結論から言うと実燃費はオーナーごとに違うのです。
そしてクルマを選ぶ時には自分の使用状況をよく考慮する必要があります。
道の多い道を走ることがよくあるならノーマル車よりターボ車の方が実燃費が良くなることもあるわけで。
要するに一概にカタログ燃費で比較しても道路状況によっては燃費の良し悪しが違ってくるということです。
例えばハイブリッド車は街中や郊外のバイパスなどで燃費が良くなっても高速ではそれほどよくなりません。
むしろ排気量の大きいカタログ燃費のさほど良くないガソリン車の方が高速走行での燃費がよかったりするのです。
そのため口コミでは非常にバラつきがでることになります。
カングーは荷物がたくさん積めるため、荷物の量によって燃費が大きく左右されるクルマなのかも知れませんね。
新型カングーの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にカングーを購入して下さい。