新型タント 燃費まとめ!

タント

新型タントの燃費情報が公開されています。

こちらでは新型タントの燃費に関するデータをご紹介します。







車重を40kg軽くした、新型タント

引用:http://www.theholisticcare.com/weight-loss-obesity-yoga-care/

新型タントがデビューしました。ハイトワゴンでは、スクエアデザインのホンダ N-BOX、遊び心満載のスズキ スペーシア に続き、いよいよダイハツの超本命が揃ったことになります。

今回の新型タントの目玉は、ずばり”DNGA”。トヨタには”TNGA”がありますが、T=TOYOTA なら D=DAIHATSU なのは言うまでもありません。

DNGA とは、Daihatsu New Global Architecture の略で、ダイハツの車作りの基本となる指標です。

マツダが”スカイアクティブ”という車作りを行ってから、世界での評価が激変。これをほかのメーカーも続々導入し始めています。

まずは、土台である”シャーシ”、そこに”エンジン”、”サスペンション”、”ボディ”など、全てのパーツのつなぎ目を頑丈に固定。

あるいは素材同士の親和性を高めるなど、車の一体感を強くすることでパーツのきしみや揺らぎを極力排して、燃費を良くする効果を狙っています。

もちろん、車の一体感を増すためには、より軽い素材を選び接合しやすくして剛性を高めることも大事。その結果が40kgもの減量に成功しました。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/05_driving.htm



コーナーでも”ヨタッ”としにくくなった新型タント

引用:https://response.jp/article/2019/06/10/323267.html

全高1,775mmのハイルーフボディ、新型タント。全幅が1,475mmなので、実に300mm=30cmも長い側面を持つトールボディとなっています。

カーブでの内輪の沈み込みで、思わずヨタッとなってしまうのがこうした背の高いクルマの特徴。

また、高速道での強風での横揺れや、隣車線のトラック追い越しの際の横風など、軽トールボディはなにかと揺れやすいのが定石でした。

こうした揺れと戻しがあることで、アクセルワークが不安定になり自然な加速が途切れてしまう…ここに燃費の悪化の原因があったのです。

新型タントは、サスペンションを改良して揺れを自然に保ち、エンジンそのものにも改良を施しました。より燃費のいい働きはCVTのギヤにも及び、まだまだ燃費向上の策があることが判明。

タントの走りには、目が離せないでしょう!



ノンターボ(NA)の燃費は?

引用:https://response.jp/article/2019/06/10/323267.html


新型タントは40kg減量……とはいっても、実際には40kg増量しています!アイドリングストップのためには、バッテリーが必要になり、衝突安全ボディのためにドアをより頑丈にする必要もあります。

実際、スライドドアを開けるにはかなりの力が必要。ヒンジドアの場合も締まる時の”ガッシリ”度合いを高めるために、重みが必要になっています。

となると…実際には旧型よりも80kgの減量が達成され、40kgの新たな増量で差し引きマイナス40kg。ダイハツも非常に苦労して、新型タントをデビューさせた、というわけです。

ノンターボの場合、最軽量は880kg。実は、全グレードで1t未満になっているのが驚きです!



2WD:27.2km/L

27.2km/L の燃費はこのグレード

・L(スマートアシスト非搭載):122万円
・L:130万円
・X:140万円
・カスタムL:154万円
・カスタムX:166万円

27.2km/Lは、JC08モード。実燃費は60%(=16.32km/L)と考えておけばいいでしょう。

カスタムLとカスタムXはノンターボエンジン。つまり、ノーマルのタントと同じ走りながら、ボディはカスタムフェイス!

もしターボチャージャーのダッシュ力までは不要なら、低燃費とカスタム仕様をゲットできるのです。

予算を抑えて、カスタム仕様を手に入れるならいい選択となるでしょう。

↓カスタムL。フロントマスクは迫力あるカスタムフェイス。アルミホイールだけが気になるかも?

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/02_grade.htm

4WD:25.4km/L

信州や東北以北で、積雪地帯なら4WDを選ぶ人が多いでしょう。

4WDも2WDも凍結路や積雪状態での走りはそう変わりませんが、信号待ちからの初速では圧倒的に4WDの方がスムーズです。

・L(スマートアシスト非搭載):134万円
・L:143万円
・X:158万円
・カスタムL:167万円
・カスタムX:179万円

25.4km/Lは、JC08モード。実燃費は60%(=15.24km/L)と考えておけばいいでしょう。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/41005#image-2

ターボ車の燃費は?

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/05_driving.htm

タントで圧倒的な人気なのがカスタム、そしてターボ仕様車です。新型タントカスタムは、タントとは全く違うフロントフェイスに仕上がっているため、”完全に別のクルマ”のような雰囲気。

予算があるなら、ボディカラーはぜひとも2トーンに決めたRSにしたい、と考えるひとは少なくないでしょう。

2WD:25.2km/L

・Xターボ:156万円
・RS:174万円

25.2km/Lは、JC08モード。実燃費は60%(=15.12km/L)と考えておけばいいでしょう。

↓タント Xターボ。カスタム顔じゃなくても、十分速い。あっという間に追い越されてしまうこと必至。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/02_grade.htm

4WD:23.8km/L

・Xターボ:168万円
・RS:187万円

23.8km/Lは、JC08モード。実燃費は60%(=14.28km/L)と考えておけばいいでしょう。

最上級グレードの4WD……あれこれオプションを付けると200万円を軽く超えて来るクルマですが、ノンハイブリッドでこの燃費ならお得感ムンムンですね!

まとめ ライバル車との燃費勝負は?

引用:https://kakakumag.com/car/?id=12114

引用:https://kakakumag.com/car/?id=14071

ここでは新型タントとライバル車、N-BOXとスペーシアの燃費を比較してみましょう。

NA車(ノンターボ)とターボ車がタントとN-BOX。スペーシアはマイルドハイブリッドとターボ付ハイブリッドとなっています。

ターボは燃費よりも加速を高めるための意味合いが強く、ターボ車を選ぶ人は燃費にこだわる走りはあまりしない、と言われています。

タントN-BOXスペーシア
NA(2WD)27.2km/L27.0km/L
NA(4WD)25.4km/L25.4km/L
HYBRID(2WD)30.0km/L
HYBRID(4WD)26.4km/L
ターボ(2WD)25.2km/L25.6km/L
ターボ(4WD)23.8km/L23.4-24.2km/L
HYターボ(2WD)25.6km/L
HYターボ(4WD)24.0km/L

比べると、新型タントとN-BOXが拮抗。マイルドハイブリッドのスペーシアはノンターボで30km/Lとなっていますが、この数字がハイトワゴンのMAX低燃費となっています。

ガソリン価格が高止まりの傾向がありますので、燃費にも気をつけてクルマ選びをしていきたいですね!