この記事では、新型レクサスESの口コミ、燃費、納車情報、試乗レビュー、値引き方法などの情報をまとめています。
目次
新型レクサスESの口コミ評価 評判まとめ
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0007.html
こちらでは新型レクサスESの口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
新型レクサスは2018年10月24日に発売されましたが、本稿執筆時点(2019年3月末)でまだ納車があまり進んでいないようで、実際に購入したオーナーの口コミがまだまだ少ないという状況です。
そのため今回はオーナーの口コミに加えて、試乗した人の口コミも含めました。
ワイドアンドローの伸びやかなプロポーションに一目惚れ。スピンドルグリルを備えるフロントビューはもちろんリアビュー含めどこから見てもレクサスと分かる佇まいでありながら、決して自己主張や押し出しが強すぎる訳でなく、自然と街に溶け込んでそれでいて存在感がある。
レクサスには珍しい縦縞のスピンドルグリルが気に入り、バージョンLを選んだが、正解であった。フロントは流れるウィンカーでありながら、リアはそうではない点。リアも流れるウィンカーにして欲しかった。
改めて、50系LSと似ているとよく言われてますが、正直、実物はややこじんまりと感じますし、特に、サイドビューでは、タイヤが小さく感じ、フロントオーバーハングもちょっと長い感じもします。ただ、GSよりかは確実に立派で、高級感があると思います。
一方で、やはり、市販車世界初のミラーレスドアミラー「デジタルアウターミラー」は良い意味でも悪い意味でも、エクステリアとしては、既存の車との違いを感じるところです。
新型レクサスESのエクステリアデザインについては、登場直後から「LSに似ている」という声がありました。それは今回の口コミでも挙がっています。
引用:https://gqjapan.jp/car/review/20180119/lexus-ls-yoshida
この点について、チーフエンジニアの榊原康裕氏は「第3世代のレクサスに相応しく、わざとLSに似せているところもある」と明言しているので、確信犯といえます。
スピンドルグリルというのは中央部かくびれていて、2つの台形を上下逆にくっつけたような、砂時計のようなデザインのグリルのことで、ここ数年のレクサス車に共通して見られます。
LSに似ているという点、スピンドルグリルを採用している点など、新型レクサスESはどこからどう見てもすぐにレクサスの車だ、ということがわかるデザインになっています。
口コミ内にレクサスGSとの違いに言及している箇所がありますが、レクサスGSが登場したのは2012年なので、エクステリアデザインに関しては2015年のマイナーチェンジでスピンドルグリルこそ採用したものの、新型レクサスESのような伸びやかさがなく、やや野暮ったいです。
引用:https://gazoo.com/article/salespoint/151125_1.html
バンブーと本革シャトーの組み合わせを選択。輸入車と違い細かい部分も含め自分の好きなパターンでオーダーできるのがレクサスの良いところ。レクサスの本木目やバンブーは本物の木や竹を使用している。特にこのバンブーは本物の竹を幾重にも重ねて職人により丁寧に作られており、日本車らしく、落ち着きがありまた高級感もある。
室内は非常に広く、特に後席はシートヒーターやリア及びサイドのサンシェード(リアシェードは自動開閉機能付き)を備えており、電動リクライニング機能もあり快適である。
トランクは横に広く、ゴルフバッグが楽々横積みできる。 先日4人でゴルフに行ったが、ゴルフバッグ3本とボストンバッグ4個を楽々収納できた(1名は宅急便)。高級車でありながら、ゴルフバッグを横置きできない車が多い中、ESは世のゴルフ愛好家に最適な一台だと思う。レクサス純正のドライブレコーダーをオプションで装着した。駐車時の監視機能があるのはいいが、2台のカメラのうち1台がダッシュボード上に設置されており、助手席の人は気になるかも知れない。
昼間に見ると、梨地部分が多い気もしますが、決して、安っぽい感じは無いと思いますし、欧州車より高級感を感じられると思います。
「デジタルアウターミラー」の左右のディスプレイは後付感がある・・・インテリアとのデザインがマッチしておらず、なんでレクサス担当のデザイン担当は、こんな意匠でOKしたのか?と、不思議でなりません。ドアミラーに慣れてしまっている身としては、高速道路の車線変更時など、このモニターだけで行うのは、非常にストレスと感じることが分かりました。ま、ただ、慣れの問題かも知れませんし、夜の視認性も許容範囲であったと思いますので、安全面でデグレしているわけではないと思います。
(デジタルアウターミラーとデジタルインナーバックミラーについて)結論はドアミラーは雨の日や夜は使えると思うが、慣れが必要。しかしバックミラーは二次元の映像を三次元の前方の映像を見た後に見ると焦点が合わない。これは慣れでは解決しそうにないので、使用を途中で中止した。
新型レクサスESのインテリアについて、今回取り上げた2つの口コミでは総じて高評価でした。レクサスのインテリアは他車種の口コミを見ても評価が高く、この辺はさすがにプレミアムブランドだと言えるでしょう。
今回の口コミにもありましたが、特にオーナメントパネルの質感が非常に日本的で美しい、という声をよく聞きます。
レクサスの内装色はリッチクリーム、シャトー、トパーズブラウン、ブラックの4つに加えてF SPORT専用のフレアレッド、ブラックが用意されています(ベースグレードはリッチクリームが選択不可)。
そしてオーナメントパネルはバンブー、縞杢(ブラック)、縞杢(ブラウン)、F SPORT専用の本アルミの4つがあり、それぞれのインテリアカラーと組み合わせることができるようになっています(ベースグレードはバンブーが選択不可)。
インテリアの選択の幅が広いのは喜ばしいポイントです。
そして今回の口コミではデジタルアウターミラーとデジタルインナーミラーについて辛辣な意見がありました。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0066.html
デジタルアウターミラーの外観は非常にスタイリッシュで先進的です。
しかし車内のモニターはいかにも平凡です。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0042.html
見やすいのが1番ではありますが、もう少しインテリアデザインに馴染む形にできなかったものか、という気がします。
デジタルインナーミラーは従前のようなデザインのバックミラーにカメラで撮影した画像を映す、というものですが、これはデジタルモニターと鏡面を切り替えることができるので、どうしても映像に違和感があるという場合は鏡面を使って後方を確認すればよいでしょう。
一言で言うとすっきりと奥深い上質な走り。低速時はまるで畳の上を素足で歩くようなしっとりとした滑らかな走り。それでいてハンドリングはカッチリかつどっしりとしており、高速走行時は安定感がありフラットな走りを堪能できる。FF特有の不自然な挙動を感じる事は全くなく、いつまでも乗っていたい車。
パワーとかトルクといった面では、正直物足りなさを感じる事もある。しかしESはExecutive Sedanであり、そこに重きを置いていないのだと思う。ドイツのアウトバーンと違い、日本国内では高速道路でも、100Km以下の速度制限が設けられており、パワーがあっても発揮する場面がない。ドライブモードをSports/Nomal/Ecoの3つから選べるが、Sportsモードにすればスポーティーな加速を十分に楽しめた。
「スイングバルブショックアブソーバー」が如何ほどのものか?が興味深ったのですが、正直、よくわかりませんでした。
ただ、結構、左右方向揺れが大きい感じもしますし、一方で、首都高などキツ目のカーブで、それほど、安定しているわけでもない・・・という感じで、やや中途半端な気もしました。
勿論、前回の印象と同様、シャーシやボディーの剛性はめちゃめちゃしっかりしている。
後、やっぱり、FF的な振動は拭えず、ハンドルからエンジンの振動が微妙に伝わってくる感じは、ちょっとイマイチな印象もあります。
驚くほど静寂性が高く、実に滑らかな乗り心地。ハイブリッド特有の減速時のヒューンといった挙動もなく、言われなければハイブリッド車かどうかわからないレベル。 レクサスクライメイトコンシュルジュをonにしておけば、外気温や室内温度を自動検知し、オートエアコン、シートヒーター、ベンチレーション、ステアリングヒーターが連携し、一人一人に最適な心地よさを提供してくれる。
また、ナビの音声認識も格段に進歩し、使いやすくなった。その他、一般的な高級車と同じレベルあるいはそれを上回る各種機能が装備されているが、マニュアルを読んではじめて気付く機能も多く、ユーザーインターフェースの観点でもう少し直感的に使えるようにしてもらいたい。
新型レクサスESの走りについて、今回の口コミでは足回りの評価が分かれました。
「FF特有の挙動」(アンダーステア?)の評価も一方は「まったく感じない」、もう一方は「拭えない」となっています。
ちなみにどちらもversion Lの口コミです。
人によって感じ方は色々なので、評価が分かれること自体は仕方のないことです。
口コミにあったスウィングバルブショックアブソーバーとは今回新開発されて世界初採用されたもので、簡単に言うとピストンスピードがごく低い時にだけ作動するスイングバルブというものを搭載することによって、低中速走行時に感じる路面からの突き上げを吸収してくれます(version L、ベースグレードで標準装備)。
引用:https://lexus.jp/models/es/features/performance/
そのため車が動き出した瞬間から乗り心地の良さを感じることができます。
パワートレインはトヨタカムリに搭載されているものと同じA25A-FXS型直列4気筒のエンジン+モーターで、システム出力は160kW(218PS)となります。
約1.7トンの車体を引っ張るには必要にして十分ではあるものの、スポーツセダンのようなパワフルな走りを望むのは少々厳しいかもしれません。
よりパワフルなセダンを、ということであればGS450hやLS500hを選んだ方が良いと思います。
新型レクサスESの燃費紹介!
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17235023
こちらでは新型レクサスESの燃費に関するデータをご紹介します。
メーカーが公表している新型レクサスESの燃費は以下のとおりです。
レクサスES | |
JC08モード | 23.4km/L |
WLTCモード | 20.6km/L |
市街地モード(WLTC-L) | 16.6km/L |
郊外モード(WLTC-M) | 22.7m/L |
高速道路モード(WLTC-H) | 21.4km/L |
従来燃費はJC08モードで発表されていましたが、2018年10月以降に発売される新車にはJC08モードに代わって新たな燃費測定方法のWLTCモードでの発表が義務付けられています。
WLTCモードはJC08モードに比べてより実燃費に近い数値が出ると言われており、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」といったように道路状況を反映して測定された燃費も併記されますので、ご自身の使用環境に近い燃費を把握することができます。
なお新型レクサスESの燃費については、以下のような口コミがありました。
このハイブリッドエンジンの燃費は素晴らしいの一言。シートやステアリングヒーターを頻繁に使用し、ゴルフバッグを常時搭載する事でやや落ちたがそれでもレギュラーガソリンで、16.2km/Lで走った。
ドイツプレミアムブランドのダウンサイジングターボに10年以上乗っていたが、ドイツ車はディーゼルもそうであるが、高速使用時には燃費が伸びるが、街乗りでは極端に燃費が落ちる。レクサスのハイブリッドは日本のストップアンドゴーが多い道路環境に現時点で最も適したパワートレインだと思う。
このクラスで、しかも、この動力性能として、申し分のない燃費だと思います。
街中を普通に走っても、軽く15km/Lは超え、丁寧に走れば20km/L近くまで行けます。高速でも、普通に20km/L超えは楽勝で、更に伸ばすことは容易です。
この2つの口コミから想像するに、街乗りでは20km/L弱程度の燃費は期待できそうです。
メーカーが公表している市街地モードの燃費が16.6km/Lですから、おおむね一致していると言えるでしょう。
「丁寧に走れば20km/L」というのも、WLTCモードの20.6km/Lという燃費と大きくズレていません。
JC08モードは23.4km/Lとなっていますが、この燃費だけを見て新型レクサスESを購入すると「思ったより燃費が良くないな」ということになると思います。
以上のようなことから、新燃費基準のWLTCモードは比較的信頼度が高いと思います。
新型レクサスES 納車ブログまとめ!
引用:https://gqjapan.jp/car/review/20190228/lexus-es/page/4/gallery/3
こちらでは新型レクサスESの納車に関するブログのデータをまとめています。
新型レクサスESの納車にかかるまでの期間(納期)を調べてみたところ、2019年3月末の時点で約4カ月となっていました。
この納期はレクサスの公式サイトで謝罪と共に公表されています。
引用:https://lexus.jp/news/es_info/
一般的に新車が納車されるまでは長くても3カ月と言われていますので、新型レクサスESはやや納期がやや長くなっているという状況です。
新型レクサスESが発売されたのが2018年10月24日でしたが、その1カ月後にレクサスが公表した受注状況によると350台の月販目標に対して16倍の約5,600台を受注したとのことでした。
この時に抱えたバックオーダーが原因で、その後に受注した分の生産も思うように進まず、納期が延びているものと思われます。
恐らくメーカーも増産体制をとるなどして対応しているはずですし、受注も多少落ち着けば納期は徐々に短くなってくるでしょう。
帰省や旅行に合わせて新型レクサスESの購入を検討している人は、レクサスの公式サイトやディーラーなどで最新の納期を確認することをおすすめします。
もしもどうしても短納期で新型レクサスESが欲しい、という人はカーセンサーやGooなどの中古車情報サイトで探してみるとよいでしょう。ディーラーが放出した展示車両上がりや試乗車上がりと思われるものや、いわゆる「登録済未使用車」と言われる「ナンバーがついているものの公道走行はほとんどしていない」(ディーラーが販売実績を上げるために自社名義で買い上げた後中古車市場に放出した・・・など)ものが出てくることがあります。
本稿執筆時点でカーセンサーでレクサスESを検索すると、全国で5台販売されていました。
走行距離は最低のもので13km、最高のもので0.1万km(1,000km以下)でしたので、ほぼ新車といっても過言ではない状態でしょう。
引用:https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0590179947/index.html?TRCD=200002
中古車市場に出てきた事情はさまざまでしょうが、どうしてもすぐに納車して欲しい上にボディカラーやグレードなどの条件さえ合えば、こういった車を買うのも1つの手です。
新型レクサスESの試乗レポートまとめ!
引用:https://www.webcartop.jp/2018/10/287662
こちらでは新型レクサスESの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
今回筆者は神奈川県内の某レクサスディーラーにて、新型レクサスES version Lの試乗を行うことができましたので、その感想をお届けしたいと思います。
新型レクサスESはトヨタカムリと同じエンジンを搭載していますし、FFセダンという構成も含めてある意味ではこの2車種は兄弟車ということができます。
そのため「カムリとどう違うのか」という点が非常に気になりました。
結論からいうと、新型レクサスESとカムリはまったくの別モノだと考えるべきです。
諸元表をよくよく見てみると、新型レクサスESはカムリに比べてホイールベースが45mm長くなっています。ということは走りももちろん変わってきます。
当然ボディデザインも大きく異なり、カムリの方がやや尖っていて若者向けな印象を受けます。
インテリアの質感等に関してはもちろんレクサスの方が高品質なので、新型レクサスESの競合としてカムリを捉える(あるいはその逆)のはナンセンスと言えます。
デザイン的にはむしろレクサスのフラッグシップモデルであるLSと似ていますが、新型レクサスESはLSに比べるとややボディラインの伸びやかさに欠けると思いました。
こちらが新型レクサスLSを左サイドから見たもの。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0059.html
そしてこちらが同じ角度で見たLSです。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/ls/report-5001383/photo/0025.html
最もわかりやすいのは後席ドアのウィンドウの後ろです。
LSはここにもウィンドウがついているので、現行型クラウン同様6ライトになっています。
ボンネットからフロントウィンドウ、ルーフを通ってトランクに至るまでのボディラインもLSに比べると新型レクサスESの方はやや寸詰まり感があります。
言うならばLSを両手で挟んでほんの少し縮めたのが新型レクサスES、という感じです。
どちらが良いか、と言われれば個人的には圧倒的にLSですが、新型レクサスESも決して悪くはない、良くできている、とは思いました。
逆にLSに対して新型レクサスESが確実に勝っている点が1つあります。それは室内空間の広さです。
まずこちらが新型レクサスESの後席。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0073.html
引用:https://autoc-one.jp/lexus/ls/report-5001383/photo/0047.html
足元空間の広さを見ると、新型レクサスESの方が余裕があるのがわかります。
これはひとえに新型レクサスESがFFレイアウトを採用しているおかげです。
後席が広いのは喜ばしいことですが、これは走りの質とトレードオフの関係にあるとも言えます。
操縦性がより素直なのはFFよりもFRですし、高出力エンジンを搭載して走らせる上ではFFよりもFRの方が適しているとも言われています。
前後の重量バランスがとれているのもFRです。
FFのピュアスポーツカーが存在しないのはそのためです。
実際に新型レクサスESを走らせてみると、FF特有の「引っ張られ感」がどうしても気になります。
後ろから背中を押されるようにすて走るFRに比べると、前から手を引っ張られて走るようなFFは上質感に欠けるところがあるように思います。
高いお金を出してレクサスの車を買うのに、この感覚を味わうのはちょっと・・・というのは最後まで気になりました。
その点にだけ目をつぶれば、新型レクサスESの走りは非常に素晴らしいものでした。
特筆すべきはボディ剛性の高さと乗り心地で、ボディ剛性はカムリと比べると2段階くらい上の感じがありました。
レクサスの車に乗るといつもボディ剛性がかっちりしていることに関心させられますが、この点は新型レクサスESもしっかり受け継いでいます。
乗り心地については前述のスウィングバルブショックアブソーバーの効果が大きいと思いました。
これは小さなショックの初期入力にも確実に対応できるのが大きなメリットで、例えば路面の荒れている道路を40km/h程度で走行している時や、舗装されていない砂利や土の駐車場を極低速で走っている時などに絶大な効果を感じることができます。
普通の車で走ると体が揺れてしまうほどの振動を感じるような場面でも、ダンパーがしっかりショックを打ち消してくれるわけです。
どこまでも滑るように走る感覚は衝撃的ですらあります。
これはディーラーでの試乗レベルでもしっかり体感できると思います。
エンジン性能に不満はもちろん感じませんでした。
今回は高速道路やワインディングを走ることはできませんでしたが、非常識なスポーツ性能を求めない限りは多くの人が満足するパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
モーターやトランスミッションとの相性も非常に良いようで、妙な違和感やショックを感じることもありませんでした。
すべてが非常に滑らかで、スルスルと速度が伸びていって気がついたら想像以上に速度が出てしまっていました。あえて言えばこのスムーズさは自制心が必要かもしれません。
最後にデジタルアウターミラーとデジタルインナーミラーについてですが、どちらもはっきり言って使いにくいです。
共通しているのは「解像度の低さ」と「脳内感覚との不一致」です。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/newmodel-5003008/photo/0095.html
まず解像度ですが、画像の映りがあまり精細でないので、常に「何かよく見えないな」という感じがつきまといます。
もちろん実際には物を判別できる程度には映っているのですが、従来までのミラーで見るのに比べるとクリアさに欠けるところがあります。
そして妙に荒い画面を見せられ続けていることにストレスが積み重なっていきます。
更に言うならば、「ここにミラーがあるはず」「ミラーにはこう映っているはず」という脳内の感覚と実際が常にわずかにズレています。
前者はデジタルアウターミラーが顕著ですが、免許を取って以来何十年もドアの外につけられたアウターミラーを見ていたので、ミラーを見ようとするとどうしてもその場所へ目線が行ってしまうわけです。
引用:https://www.webcartop.jp/2018/11/293981
にも関わらずそこにあるのはカメラで、ミラーに映るはずの景色はステアリングの右手にあるモニターに映っている・・・この不一致にはまったく慣れることができませんでした。
オーナーになって半年や1年乗れば慣れるのかもしれませんが、恐らくどうしても慣れない人も出てくるような気がします。
デジタルインナーミラーはミラーの場所こそ同じですが、映っている映像に微妙な違和感があります。
今回の試乗では普段走り慣れた道を走って行き慣れた場所へ行ってみたのですが、自分の車のインナーミラー(当然普通の鏡)で見た景色と、新型レクサスESのデジタルインナーミラーで見た景色が一致しないのです。具体的に言うと、デジタルインナーミラーで見た景色はやや小さく縮んでいるように見えました。
引用:https://autoc-one.jp/lexus/newmodel-5003008/photo/0130.html
普段走り慣れた場所でしたので別段問題はありませんでしたが、これがもし初めて行った場所で、しかもバックしながら駐車しているような状況では果たして大丈夫なのだろうか、と少し不安になりました。
「映像の妙な違和感」が心をザワザワさせるのです。
どちらも非常に先進的な技術で、特にデジタルアウターミラーは上手く使えば事故防止にも大きく貢献するものと思われます。
それだけに映像の解像度の低さなど、ツメの甘さが非常に残念です。
今後の改良でもう少し精細な画像と、より人間の目で見たものに近い映像の再現に期待したいところです。
新型レクサスESの車中泊アイテム!
引用:https://autoc-one.jp/lexus/es/report-5003214/photo/0071.html
こちらでは新型レクサスESの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
近年は車を宿代わりにする「車中泊」がブームとなっています。
車内に寝泊まりをしながら各地を旅しよう、というわけですが、一般的にこのような車中泊に用いられるのはミニバンやSUVが多いと思います。
新型レクサスESのようなセダンは、ミニバンやSUVに比べると室内高が低い上にシートアレンジのパターンも非常に乏しいので、正直なところ本格的な車中泊には向きません。
前席シートの背面を倒して仮眠をするくらいが限度だと思います。
車中泊を考えるのであれば、レクサスには素晴らしいSUVが多数ラインナップされているのでそちらを検討した方が無難です。
新型レクサスESの値引き術!
引用:https://lexus.jp/lexus-dealer/dc/info/22353
新型レクサスESはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。
その方法についてご紹介します。
複数のレクサスディーラーの営業マンに取材した結果、2019年3月末時点での新型レクサスESの値引き額の相場は車両本体価格からの値引きがなし、オプション総額からの値引きが約5万円、合計5万円程度となっています。
新型レクサスESは発売から半年程度しか経過していないこと、人気が非常に高いことなどもあって、値引きは非常に厳しくなっています。
中には5万円程度の値引きを提示してくるディーラーもありましたが、「本体からの値引きはどうしてもできない」「アクセサリーをサービスする程度しかできない」といったディーラーがほとんどでした。
「レクサスは値引きをしない」という噂をよく耳にしますが、これは登場直後のモデルに特に言えることです。逆に言えばモデルライフが長くなると10~15万円程度の値引きは出るケースが多いです。
大幅値引きをしてもらった上で新型レクサスESを購入したい、という人は、登場から1年以上が経過し、かつ冬ボーナス商戦が始まる2019年11月以降、あるいはディーラーの決算期直前の2020年2月頃が狙い目かもしれません。
なお、新型レクサスESのライバルはメルセデス・ベンツCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4といったあたりになります。
これらの値引き額と競合させるのは有効です。
欧州プレミアムブランドもレクサス同様値引きは渋いところが多いですが、ディーラーによってはレクサスよりも値引きが出やすい印象があります。
新型レクサスESの現在の人気が落ち着き、納期も短くなるなど多少交渉がしやすい状況になれば積極的に競合させたいところです。
また、レクサスディーラー同士で値引き額を競合させる、という手もあります。
ただしこの方法は「競合させるレクサスディーラーの運営会社が異なること」が条件になります。
例えば東京にある「レクサス高輪」は東京トヨペットが運営していますが、「レクサス渋谷」はトヨタ東京カローラが運営しています。
つまりこの2つのディーラーは運営会社が異なるので競合させることができます。
しかしレクサス高輪は同じ東京トヨペットが運営しているレクサスディーラー、例えば「レクサス青山」とは競合させることができません。
運営会社が同じなので、最初に見積もりをとったディーラーよりも良い条件を出すことはありません。
レクサスディーラー同士を競合させる場合はディーラーの公式サイトなどで運営会社をよく確認するようにしてください。