新型N-ONEの納車情報が各ブログで公開されています。
こちらでは新型N-ONEの納車に関するブログのデータをまとめています。
現在の新型N-ONEの納期は
引用:http://autoc-one.jp/honda/n-one/report-1246403/photo/0009.html
編集部の調査によると2016年8月現在の新型N-ONEの納期は、平均して約1ヶ月から2ヶ月弱という結果になりました。
ただし2トーンカラースタイルはルーフとドアミラーを手作業で塗装しているため、納期が2ヶ月を超えるケースもよくあるようです。
また、車高が65mm下がっているLOWDOWN系のグレードも人気が集中しているため、同じく納期が2ヶ月を超えることもあります。
ただしいずれの場合も3ヶ月を超えることはないようです。
LOWDOWN系は2015年7月に登場した直後の納期は3ヶ月を超えることはザラでした。
2トーンカラースタイルに至っては人気が集中した頃は最長で6ヶ月程度の納期が掛かる時期もありました。
その頃に比べると現在の新型N-ONEの納期は短くなっているといえるでしょう。
車の納期が長くなれば長くなるほど、この車で良かったのか、などと不安にかられる時間も増えてきます。
そんな不安にかられないためには、自分の奈得できる価格で購入することです。
新型N-ONEの値引きの方法については、
「新型N-ONE 値引き術!」で詳しく解説しています。
しっかり値引き交渉して、自分が満足できる価格でN-ONEを購入しましょう。
新車の納期は普通どのくらい掛かるのか
ずっと欲しかった車をようやく注文すると、1日でも納車して欲しいと思うのは当たり前です。
しかし新車が納車されるまでは通常最短でも1ヶ月程度はかかってしまうものです。
ディーラーはお客さんから注文を受けると、メーカーに発注をかけます。
メーカーでは全国のディーラーからの注文をある程度とりまとめた段階で工場に生産を指示します。
つまり新車というのは基本的には全て「受注生産」ということになります。
引用:http://www.honda.co.jp/suzuka/
注文ごとに外装色や内装色はもちろん、装備するメーカーオプションの状況等も1台1台異なりますので、これはある意味当然のことです。
工場のラインから出た新車は海路や陸路を通じて全国のディーラーにデリバリーされます。
ディーラーではその後警察署で車庫証明を取得したり、陸運局で登録をかけたりといったナンバー取得に必要な作業を行います。
引用:http://blogs.yahoo.co.jp/denryokuyasan/63613171.html
これと並行して整備工場でディーラーオプションを取り付けます。
ナンバーやディーラーオプション等が全て取り付けられたらきれいに洗車をして、室内に掃除機をかけてからいよいよお客さんの手元に納車する、という流れになります。
意外に多くの手間がかかっていることがお分かりいただけるかと思います。
引用:http://www.carsensor.net/shop/saitama/050812016/maintenance/
「最短で1ヶ月」というのは上記の流れの全てがスムーズに進んだ場合の話しで、例えば人気車種であれば全国のディーラーからメーカーに注文が殺到するので、自分の注文した車の生産の順番が回ってくるまでに時間が掛かってしまいます。
メーカーの工場ではあらゆる協力工場から部品を集めて最終的な組み立てを行いますが、何らかの理由でこれらの協力工場での生産や流通が滞ると納期にも影響が出ます。
例えば2016年4月に熊本地震が発生した時は、国内メーカーのあらゆる生産拠点で生産規模の縮小やラインの稼働停止が行われました。
引用:http://news.yahoo.co.jp/story/146
熊本に工場を持つトヨタは特に影響が大きく、一部車種は納期が通常より1ヶ月ほど余計に掛かった時期もありました。
生産された車がディーラーに辿りついても、ディーラーの繁忙期にあたるとオプションの取り付けや登録等の作業にもどうしても時間が掛かってしまいます。
これらのことを考えると、新車の納期は1ヶ月から2ヶ月程度は掛かるものだと思って覚悟しておいた方が良いでしょう。
N-ONEの在庫車を狙って納期を短縮する
新車の納期を短縮するための1つの方法として「在庫車を購入する」ということが考えられます。
在庫車というのは、工場で生産された新車が何らかの理由でお客さんの手元に行かずにメーカーやディーラーの手元に留まったままになっているものです。
前者を「メーカー在庫車」、後者を「ディーラー在庫車」と呼びます。
引用:http://minkara.carview.co.jp/en/userid/19077/blog/35370663/
メーカー在庫車というのはあまり聞きませんが、ディーラー在庫車は結構あります。
1番典型的なものは「お客さんから注文を受けたもののキャンセルになってしまった車」です。
他にも人気車種の場合はディーラーがあらかじめ人気のグレード、カラーで、人気のメーカーオプションを取り付けた状態で何台かメーカーに発注して手元に置いておく車もあります。
こういった在庫車であれば、後はディーラーでの各種整備を行って登録を行えば納車出来ますので、納期は劇的に短くなります。
最短で10日から2週間程度での納車も可能です。在庫車の有無は営業マンに聞けば教えてくれますし、ディーラーが「在庫車一層セール」のような新聞広告を入れることもあります。
引用:https://hondacars-komaki.co.jp/shop/komakihara/?year=2013&month=1
ただし当たり前ですがグレードやカラー、メーカーオプションは一切選ぶことが出来ません。
ディーラーオプションはディーラーで作業が出来ますので、追加でつけることは可能です。
また、在庫車は必ずしも屋根付きの駐車場で保管されているとは限らず、場合によっては長期間雨ざらしで保管されていた可能性もあります。
もちろん納車前にはきれいに洗車されますので大した問題ではありませんが、気になる方は避けた方がいいかもしれません。
ちなみに工場を出荷された新車には9か月間有効の「完成検査修了証」がついています。
9ヶ月を過ぎてしまうと陸運局でナンバーを取得する際に車検を受ける必要があるので、ディーラーは在庫車を大抵工場出荷から9ヶ月以内に売り切ってしまいます。
N-ONEの未使用車を探してみよう
短納期でN-ONEを入手するにはもう1つ「未使用車を狙って購入する」という手もあります。
在庫車と未使用車は似ている感じがしますがこの2つは明確に異なります。
それは未使用車は「1度登録されてナンバーがついている(ついていた)」ということです。
そのため「登録済未使用車」と呼ばれることもあります。
1度ナンバーがついているので、扱いとしては新車ではなく中古車という扱いになります。
中古車といってもあくまでも未使用車なので、100kmも200kmも走っているということはなく、ほぼ新車に近い状態です。
かつてはこのような車を「新古車」と呼ぶこともありましたが、現在ではこのような呼び方はしません。
引用:http://www.goo-net.com/usedcar_shop/0200503/showroom.html
中古車扱いなので当然ディーラーでは取り扱いがなく、ディーラー系の中古車販売店等で探すことになります。
未使用車のほとんどがディーラーの販売実績作りのために1度ディーラー名義でナンバーが取得されています。
販売実績としてカウントされるには新車登録がなされることが条件になっているからです。
こうして1度登録をされた新車は自社系列の中古車販売店で処分してしまえば、ディーラーとしては損失を最小限で抑えられます。
在庫車同様にグレードやカラー、メーカーオプションを選ぶことは出来ませんが、新車や在庫車よりも格安で買えるのが未使用車の最大のメリットです。
引用:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4878991278/index.html?TRCD=200002
例えばこれはある日の「カーセンサーnet」で見つけた新型N-ONEの未使用車です。
ホンダのディーラー系の中古車販売店「オートテラス」での扱いとなっていますが、G・LOWDOWNのあんしんパッケージ付きが1,298,000円で販売されています。
G・LOWDOWNの新車販売価格は1,365,000円で、あんしんパッケージは61,760円です。
さらにプレミアムディープモカ・パール&ブラックの2トーンカラースタイルは85,400円追加されるので、合計は1,512,160円となります。
これが1度登録されただけの未使用車になると約20万円も安い値段で購入出来てしまうわけです。
値引き交渉をしてもこれだけの値引きを引き出すのは中々難しいですから、狙っている方にとっては大変お買い得ということになります。
もちろん納期も在庫車並みで、最短10日から2週間程度で納車されます。
自分の希望に合致する未使用車に巡り合えた場合は、ぜひとも検討してみることをお勧めします。
新型N-ONE 納車、納期のまとめ
引用:http://www.honda.co.jp/dog/honda-car/n-one2012/
以上、N-ONEの納期についてと、短納期で購入するためのコツをいくつかご紹介しました。
少し目先を変えるだけで、人気の新型N-ONEを手に入れやすくなります。
ディーラーでの新車購入にこだわらず、少し手間は掛かりますが在庫車や未使用車を探してみるのも悪くないと思います。
→ 新型N-ONEを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?