2016年の新型SAIは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは2016年の新型SAIの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
新型SAI 試乗レポートin倉敷
ネッツトヨタヤサカさんのホームページにとてもすてきな試乗レポートがありますので、ご紹介します。
試乗ドライバーは女性です。
【高級感あふれるくつろぎの車内が魅せる「おもてなし」に注目】と女性目線での新型SAIの紹介が新鮮です。
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/kurashiki/
倉敷の情緒豊かな町並みを散策しながら、SAIを走らせます。
まるで、旅のブログのような感じですが、随所からSAIの良さが伝わってきます。
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/kurashiki/
古民家カフェでは、食べた2週間後に幸せが訪れる「しあわせプリン」を楽しむドライバー。
あいにくの天気だったそうですが、駐車場に停められたSAIは存在感があります。
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/start/
“見やすいナビ画面で快適♪渋滞にのまれながらの長時間走行もまだまだ疲れ知らず♪だんだんお腹が減ってきたな~。”
ドライブの楽しさが伝わってきますね。
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/start/
“マウスを扱うような感覚でナビやオーディオ、エアコンなどの操作が出来るリモートタッチ。
ディスプレイ内のポインタが連動して上下左右に移動し、そのまま押して確定。アイコンに重なると指先に心地良い振動が伝わってきます。
前かがみになってナビ画面をタッチすることなくシートにもたれたままの姿勢で操作出来るなんて、なんだか優雅♪”
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/mizushima/
“新型SAIの最大の特徴であるワイドサイズのランプに光を灯らせます。
未来を連想させるデザインのライトで古い町並みを背景にゆったりと走る様にも、古き伝統と最新技術の融合を感じます。”
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/mizushima/
“台風の接近で雨足が読めない本日、新型SAI自慢のハイビームを持ってしてでも数メートル先が真っ白!”
とはいえ、とても明るいです。
【試乗ドライバーの感想】
上質なインテリアと走り心地にメロメロ
山陽道から中国道にかけての帰省渋滞を迂回ルートで回避し、21:30に京都に到着しました!
今回初めて試乗した新型SAI。
小町の一番のお気に入りは車内クオリティ。
温かさと高級感あふれる木目調パネルや、夜に表情を一新させるLEDイルミネーションがラグジュアリーな気分にしてくれます。
特に、リラックスした姿勢で操作出来るリモートタッチの最新の機能美にうっとり♪
また、シフトノブやメーター上部の表皮の曲線に沿って施されたスティッチなど、細部までこだわった造形美に惚れ惚れ♪
高級車ならではの『おもてなし』が詰まっています。
走行性では静寂性はもちろん、高速走行で体感したスムーズな加速が特徴的。
ハイブリッドカーであることを忘れさせるような力強さに驚きました。
シートの座り心地、モニターやパネルの位置も長時間運転しても疲れないように計算しつくされたかのよう。
SAIが演出する上質な走りと車内雰囲気は、どんなときも心に余裕をもたらします。
まるで、日頃捕らわれていた些細な物事や焦りから解放されるような気分。
心を満たすクルマ、そんな感想を持った試乗レポートでした!
引用:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/report/
今回の走行距離は506.2km、平均燃費は17.5km/Lという結果でした!
出展:http://netz-yasaka.com/support/impression/sai/category/report/
新型SAIの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にSAIを購入して下さい。
新型SAI、レクサスHSとは兄弟関係
モータージャーナリストが試乗を比べてみました。
その微妙なニュアンスをレポートから読み取ってみましょう。
引用:http://kakaku.com/item/K0000287065/images/page=ka_3/
“サイを簡単に紹介するなら、レクサスHS250hのトヨタブランド版ということ。
こう表現することをトヨタのエンジニアは嫌っている。
試乗会でもレクサスと同じというと必ず反撃。
ときには資料を取りだして違いを事細かに説明してくれた。
スペックやデザインは確かに異なるクルマだが、エンジニアがいうほどレクサスと違っていない。
とりあえずスペックから。
全長はHSより95mm短い4605mm、全幅は15mm狭い1770mm、全高は10mm低い1495mmだから、ほんの少しだけサイのほうが小ぶりになっている。
バンパーなどのデザインが異なるため寸法が違っているが、もちろんプラットフォームなどの基本構成は同じなのだ。
引用:http://kakaku.com/item/K0000287065/images/page=ka_6/
実際に走らせてみるとスタートのスムーズさから乗り心地までHS250hによく似ている。
ハイブリッドらしい静粛性を保ちながら、モータースタートならではのスムーズな発進はサイでも共通。
パワーユニットが同じだから同じフィーリングになるのは当然で、とくにモーター走行はプログラムが似ていればドライバーが感じ取れるほどの差が現れないのだ。
サイはプレミアムブランドのレクサスに似ているのだから喜ぶべきだが、こうしたモーターユニットを共用する場合は、レクサスは味付けに苦労することになるだろう。
EVになればなるほどパワーユニットによる差別化がしにくく、プログラムの変更で味わいを出していくことになる。”
出展:http://news.mynavi.jp/series/newcar/013/
それほど似ているということは、レクサスにとっては確かに脅威かも知れませんね。
新型SAI、試乗レポート辛口評価
ちょっと辛口だけど、確かにそうともいえる、うまくまとめた評価を見つけましたのでご紹介します。
“まずはドライバーズシートで1時間運転して、その後助手席で1時間座るというのが今回の試乗。
それから別の雨の日に45分ほど試乗した感覚も交えてレポートします。
試乗するとまず、ちょっと走り出してもプリウスとは比較できないほど高級なのがわかる。
アクセルは急ではなくスムーズで、燃費のために微調整したい領域に多くのペダルストロークが割り当てられる印象。
エコボタンでの切り替えは「ノーマルモードで扱いやすいレスポンス」ということだが、マイルドすぎて扱いにくい。
「エコモードは本当にもっさり」。
アクセルペダル開度とスロットル開度のバランスが変わるだけではなさそう。
トヨタ車ではエコモードにすると扱いやすくなる車種もあるが、このSAIに関してはエコモードを使うのは限られたユーザーに限定されるかなという印象。
使えないなら逆に切り替える手間が省けて迷うこと無しw
引用:http://toyota.jp/sai/interior/seat/
エンジン始動しても静か、ただし発進加速は今一つ
ハイブリッドだからパワーがある!と思いがちだけど、実際はちょっと違う。
SAIではモーターによる動力の上乗せ分が、エンジン回転数を上げないで走る方向に当てられている様子。
具体的には、発進加速は軽自動車レベルの遅さ。
静かにジェントルに発進といえば聞こえがいいけれど、本当に加速してくれない。
アクセル全開にしてもノソッと加速していく。
交差点での右折時、ハンドル戻し終えたらアクセル全開、それでも加速してくれないからビックリする。
「静かに力強い加速」なら、それこそ多気筒エンジンのようだけどね。
なんでかって考えれば、エンジンは始動しても低回転キープ。
中間加速ならいいんだけど、アイドリング回転数にちょっとプラスした回転数での加速は、この排気量では厳しいらしい。
引用:http://toyota.jp/sai/gallery/
ハイブリッドの力強さを体感出来る場面。
筆者が感じたのは巡航中での上り坂。
時速70kmあたりで常時エンジンが始動しているんだけど、回転数は低い。
その回転数で速度低下が気になることなく、アクセル微調整で何事もなかったように速度キープができる。
速い遅いじゃなくて、如何にエンジンの存在を感じさせずに走れるか。
SAIはそんなクルマみたい。
エンジンは発電メインだとすると、パワーのない電気自動車みたいっていうこともできる。
乗り心地に関して、前期型のSAIに試乗した際には、まるでコンパクトカーの様だった。
ヴィッツクラスと比べるのはSAIに失礼かもしれないが、ヴィッツよりは多少マシといってもあながち間違いではないと思う。
サスペンションがストロークした際にはチープなコトコト音さえする。
引用:http://shigatoyopet.jp/carfe/vol62/
落ち着き無く安っぽかったわけですが、今回、後期モデルで走り慣れた道を長時間走ってみると、そこまで悪くないというのが第一印象。
サスペンションはやや固めな方向性。
フリクション感強く初期が固めでゴツゴツながら、段差では少しだけショックアブソーバーが動いている感じがする。
いや動くのは当たり前なんだけど、動いている感じがしないクルマってあるじゃない。
これはちょっと前のトヨタ車とは違った印象。
フラットな道なら多少ざらついていても、路面からの静粛性も高い。
しかし、ちょっと荒れた道(大きいデコボコ)に行けば、足回りはバタバタ、ノイズはドコドコ、フロアはブルブルと振動。
周波数が低い音をメインに室内に響きます。
特に助手席足下にはコンパクトカーと変わらないだけの振動が伝わってくる。
もしSAIの購入を考えているなら、荒れている道の試乗もしっかりとされることをオススメ。
※フロアへのドゴドゴはタイヤ変えれば印象変わる可能性。
文中の感想は新車時装着タイヤでの印象。
ステアリングを回す感触はまあまあしっとり。
SAIの300万円台後半という価格を考えれば「しょぼい」というレベルだが、自動車全体で評価すればまあまあ良しという評価。
少なくてもガタガタ道で揺すられることもないし、苦痛を感じることもない。
冷静に考えればこの位で満足した方がクルマ選びが楽しいハズ。
細かくいえば回していく際に若干の引っかかり感を感じるものの、同価格ミニバン系と比較すればとても自然。
例えメカニズムが共用だとしても、ディメンションの差は大きいのね。
これで文句をいうのは贅沢かもしれません。”
出展:http://car.oka-hero.co.uk/site-car/report/toyota/sai/sai-azk10_1-1.html