2016年のプジョー 新型208のエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは2016年のプジョー 新型208のエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
1.2Lと1.5Lのエンジンを搭載したプジョー208。
ガソリンもレギュラーとハイオクの2種類が選択可能…それに、3ドアと5ドア、MT車とAT車のセレクトなど、ハイブリッド全盛、CVT全盛の中で、最も面白いコンパクトハッチとして魅力的な車として注目されています。
では、税制面ではどうか?新車購入時に気になる様々な特典も合わせてレポートして参ります。
目次
実は、エコカー減税対象車はなかった!!!
引用:http://resources.carsguide.com.au/styles/cg__latest_deal_carousel__lg_/s3/h2h-peugeot-208-gti-renault-clio-rs200-2015.jpg
え!まさかっ!
驚かれるかもしれませんが、プジョー208にエコカー減税該当車はありません。
つまり、新車購入時に「乗用車取得税」「乗用車重量税」「自動車税」は全て100%課税。
そのほかに「消費税」などももちろん全額バッチリ取られてしまいます。
そうか…該当しなかったのか…少々残念ではありますが、もともと車重も軽く、燃費も悪くない208。
ハイブリッドではありませんから、モーターとエンジンという複雑さは回避。
エンジンもDOHCですから、ヘッドを外せばバルブもしっかり見られます。
自動車税15,000円、自動車重量税39,500円
引用:http://carsensor.ne.jp/CSphoto/bn/180/177/U00017180177/U00017180177_001L.JPG
最高出力81kW(110ps)/5,500rpm、最大トルク205Nm/1,500rpm。
わずか1,100kgの軽量化されたボディで110馬力は何をもたらすのか?
おそらく、208に試乗する前に、どんな車に乗っていたかで208への印象は大きく変わるのではないでしょうか?
●プジョー208 アリュール……重量税 34,500円(100%課税)!
重量税に関して、1.1tという軽量がもたらすのは、100%課税だとしても34,500円という価格。
これに対して、同じハッチバックタイプであり、ドイツのBセグメントコンパクトカーのアウディ A1。
何といってもVWグループで一番売れ行きのいいアウディ、それもボトムエンドです。
●アウディ A1 TFSI ……重量税 36,900円(100%課税)!
このA1 TFSI(スポーツパック)は1Lエンジンです。
それも、208同様の直列3気筒DOHC。
そこに12Vインタークーラー付きターボユニットが収まります。
アウディの説明では、70kW(95PS)の最高出力はもとより、160Nm(16.3kgm)という、自然吸気の1.5ℓクラスに匹敵する最大トルクを実現、とのこと。
やはり、エンジンが小型であることは大変魅力的。
リッターカーという言い方をしますが、ターボチャージャーの「排気をリサイクルするエコ」は尚のこと凄いわけですね。
取得税の計算の仕方
引用:http://caranking.com/cartaxss/
取得税額はプジョージャポンから公表されていません。
各ディーラーが計算して顧客へ提示する仕組みですが、ここではおおよその計算の仕方だけを説明いたします。
●新車価格 × 約0.9 = A
A × 3% = 自動車取得税額
例えば、
○208 Style Plus の場合は 220万円 × 0.9 = 198万円
198万円 × 3% = 59,400円 となります。
低燃費&CO2排出量削減性能は欧州で最高レベル
引用:http://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2016/03/PeugeotSport_160401_002.jpg
208の自慢である1.2L PureTechターボエンジン。
2016年に登場したモデルは、実はハイオク仕様であるために、ランニングコストは少々上がってしまいますが、従来のアリュールは110馬力エンジンでレギュラー仕様。
面白いところですが、同じ馬力、同じトルクのエンジンでレギュラー仕様とハイオク仕様があることに注意しておきましょう。
税金面で変わるところは新車購入時ではなく、購入後の給油時の支払いで大きく差が出ていきます。
引用:https://i.ytimg.com/vi/CyDbcaGnZCw/maxresdefault.jpg
なお、2016年モデルのハイオクガソリンエンジンですが、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015の1.0~1.4L部門で最優秀賞に選ばれています。
これはプジョーの説明によると、世界34か国、80名のモータージャーナリストの投票によって選出される「権威ある賞」。
また、1.2LエンジンがETG5(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)と呼ぶ2ペダルシングルクラックトランスミッションという、いかにもフランスらしい技術でプジョーのホットハッチはここにありき!と存在感を示しています。
19.4km/L。エコカー減税にはならなくてもこの燃費には満足
引用:http://www.mostreliablecarbrands.com/wp-content/uploads/2016/04/Peugeot-208-GT-Brasil-01.jpg
エンジンは軽くするには構造を簡単にするか、気筒数を減らすか、それとも素材を変えるかの3つが知られています。
ただ、構造を簡単にすればするほど排ガス規制に引っかかってしまうのが現状。
特に、シリンダー内での爆発の大きさはそのまま水素と燃料を燃やしたススをしっかりとエンジン内に残してしまうのです。
ススがプラグにくっついてしまえば、燃焼が悪くなるし、エンジンオイルも汚れが顕著になります。
そこで世界の大メーカーは吸気バルブと排気バルブの位置を変え、燃料噴射装置をバルブより奥に設置するなど様々な工夫を行ってきました。
引用:http://s1.cdn.autoevolution.com/images/gallery/PEUGEOT-208-XY-4856_1.jpg
プジョーの新エンジンは可変バルブタイミング機構を積極的に採用。
その結果、1.2Lとは思えない坂道発進など、より低い回転数で最大トルクを発生することが可能になったのです。
中低速域でトルク感に優れた走りを実現する、という山坂の多い日本では願ったり叶ったりの走りに変化しています。
エコカー減税はないが、3気筒の理想的なエンジンになった
引用:http://motorcars.jp/wp-content/uploads/2015/11/peugeot-citroen-japon-new-peugeot-208-release20151110-3.jpg
プジョーの説明では、新開発されたEB2型の3気筒1.2Lエンジンは、完全に新3気筒に1気筒減少したことにより、重量が20%ほど軽くなった。
フリクションロスも30%減少した…とのこと。
ここで不安になるのは3気筒という「伝統的な振動」です。
気筒数は奇数が一番の理想とは言いますが、3気筒は40年前の技術に戻ることをも意味するのです。
ところが、3気筒の振動をうまくいなしているのには驚かされます。
これは、トルク重視に変えたことが大きな要因でしょう。
引用:http://web.peugeot.co.jp/pikes-peak/images/bg_01_130703.jpg
例えば、低速から中速域でパワーを感じた場合、ドライバーは振動とは捉えず、エンジンフィールと感じてしまうのは、軽量化されたボディーへの「ちょっとした不安感」からです。
それを見事に裏切ってしまうエンジン。
だからこそ、振動の有無は完全に忘れられてしまう。
これがプジョーの憎いところかもしれません。
引用:http://resources.carsguide.com.au/styles/cg_hero_large/s3/H2H-peugeot-208-VW-Polo.jpg
208はエコカー減税対象車ではありません。
これは日本の税制がどんどんハイブリッド、プラグインハイブリッド、EV…と次世代型エンジンへの動きを推進していることと関係があります。
ですが、趣味性の問題かもしれないエンジンそのものでの走りの充実ぶりは、今やラテン車以外には存在しなくなってきつつあります。
今がラストチャンスかもしれません。208は永遠のボーイレーサーなのです。
引用:http://s1.cdn.autoevolution.com/images/gallery/PEUGEOT-208-5-doors-5385_12.jpg
新型プジョー208の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得に購入して下さい。