2016年の新型エクシーガ クロスオーバー7は試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは2016年の新型エクシーガ クロスオーバー7の試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
新型エクシーガ クロスオーバー7、試乗レポート①
クロスオーバー7は、スバル最新のチューニング技術に加えて、「しょせん地上高が大きいSUVだし……」
という割り切りが良い方向に転んでいて、ほどほどに穏やかで大人っぽいツボをついた乗り心地に仕上がっている。
乗るだけでホッコリする癒し系なのに、ステアリングは正確なのだ。
それに4WD技術はスバルの十八番。
引用:http://cahoocars.net/article-136.html
クロスオーバー7のように地上高をちょっと上げるだけで、悪路性能もナンチャッテSUVをまとめて倒せるレベルになってしまうのだ。
ワタシ個人はこうしたプチ整形ナンチャッテ系の延命商品は嫌いである。
なのに、クロスオーバー7は、不思議なほどツボにふれる。
これはちょっとした奇跡だと思う。
引用:http://cahoocars.net/article-136.html
【スペック】
スバル・エクシーガ・クロスオーバー7 2.5iアイサイト
全長×全幅×全高
4780×1800×1670mm
ホイールベース:2750mm
車両重量:1620kg
エンジン:水平対向4気筒DOHC・2498cc
最高出力:173ps/5600rpm
最大トルク:235Nm/4100rpm
変速機:CVT
JC08モード燃費:13.2km/L
乗車定員:7名
車両本体価格:275万5000円
出展:https://sportiva.shueisha.co.jp/series/newcar/2015/07/30/107___split___7/index_2.php
引用:http://response.jp/article/2015/11/06/263702.html
アイサイト旧世代とはいえ車間距離を調整して自動追従してくれるクルーズコントロール機能はやはり便利でした。
渋滞にかかった時にほぼ何もせず調整してくれるのは実に便利です。
これは実際に乗ってみて体感していただかないと楽さは伝わらないかもしれませんね。
元々エクシーガは完成度の高かった車でした。
しかしどこか地味で存在感が無いところがあったのが今回クロスオーバーSUVとして生まれ変わるに辺り、内装の高級感や使い勝手が見直されて実用性や所有感が向上しました。
また走行面ももちろん向上して全体的に大きな進化をしたといえます。
家族でロングドライブや旅行、ちょっとした悪路走行をする場面がある方や、積載性能を活かした使い方まで様々な用途でうってつけな価格から見ても決して安いとはいえなくてもハイコストパフォーマンスだと言っても良いのではないでしょうか。
出展:http://kuruma-kaitorino1.com/?p=1111
引用:http://ethicallifehack.blog.fc2.com/blog-entry-2550.html?sp
エクシーガの標準モデルはスバル車としてはかなり乗り心地に振ったサスチューンを採用していたが、ビッグMCを行ったクロスオーバー7はスポーティ系のフットワークとなっていた。
SUVの「S」を走りのキャラに置いた、あるいはレガシィのツーリングワゴンとアウトバックの中間的なポジションともいえる。
硬めのサスと言ってもマニアックなスポーツではなく、「ちょっと走りにこだわった」程度でまとめているのはクロスオーバー7のキャラに似合い。
しかし、基本設計の古さは否めず、フットワークでは細かな振動の抑制や重質さの演出などはプレミアムSUVの域には届いていない。
手応えよく車体のサイズを感じさせないハンドリングなども含めて、以前のスバル流スポーティフットワークという印象もあるので、一昔前のツーリングワゴンユーザー狙いとも考えられる。
出展:http://carconmarket.jp/column/report/177.html
引用:http://www.subaru.jp/crossover7/crossover7/gallery/
運転席と助手席には8ウェイパワーシート(電動でウイ~ンと動くシートです)とシートヒーターが標準装備。
そして、3列シートというと、薄っぺらい補助席みたいなイメージでしたが、厚みのある本格シートでした。
2列目とほとんど変わりません。
シートアレンジでは、フルフラットにはなりませんが、かなりの長尺物が入りますね。
また、後列に行くにしたがって、着座する高さが上がっていくため(シアターシート)、圧迫感がなく、会話もスムーズ。
引用:http://www.subaru.jp/crossover7/crossover7/gallery/
3列目のサードシートを倒した時のトランクは、荷室高810mm、荷室フロア幅(ホイールハウス間)1080mm、荷室フロア長1220mmです。
本革シート(オプション設定)には、東レの素材「ウルトラスエード(人工皮革)」がコンビネーションで組み込まれます。
肌ざわりの良さと通気性にも優れて蒸れにくい!
これ女性にはかなりポイント高いです。
さらに、ブルーグリーン色のステッチがアクセントになっています。
どうなのかな?と思いましたが実際目にすると違和感全くないです。
さりげないオシャレ感が素敵です。
出展:http://www.tenseihonpo.com/hobby-sports/201506_newcar_crossover7.html
リアサスペンションはダブルウイッシュボーン式。
FFベースで「たまにリアも駆動すればいいや、必要なら働くからね!」といった四輪駆動ではなく、リアタイヤも積極的にトラクションを稼いでいこう、という良心的な姿勢。
こういうの好きです。
引用:http://car-me.jp/custom/articles/2413
もちろん、3列目シートを収めるために、レイアウト的制約を受けた部分もあるかもしれませんが、ミニバンを作るとなると、いきなりFFになってしまうどこかのメーカーと比べれば、主張が一貫しているように思うのです。
ちょっといい過ぎでしょうか。
ちなみに、ミニバンを名乗っていただけのことはあり、サードシートの居住性はSUVとしては秀逸だと思います。
サードシートの実用性をチェックする時に肝心なのは、座ったとき、お尻の位置とカカトの位置に十分な高低差があるかどうか。
これが少なくて体育座りのようになってしまう(=長時間座れない)SUVは珍しくないのです。
新型エクシーガ クロスオーバー7、試乗レポート②
引用:https://www.webcartop.jp/2015/07/11602/08-26
その点クロスオーバー7は、完璧とはいえないまでも、十分に健闘していると思いました。
郊外のアウトレットモールへ往復するくらいなら、余裕で乗れる快適さがあります。
短時間の試乗ではありましたが、非常に印象に残るクルマでした。
元々ミニバンでありながらSUVルックを与えられたクロスオーバー7は、結局のところ、その本質に変わりはありません。
簡単に変われるもんじゃないのです。
しかし、その変わらない本質こそ、クロスオーバー7をチョイスする理由になると思います。
低重心なエンジンを縦置きにし、効率良く、そしてバランスよく四輪へと駆動力を振り分けるパワートレーン。
今の時代、こんなのなかなかないですもんね。オススメです。
出展:https://www.goodspress.jp/reports/8869/2/
トータルで約220kmを試乗。
参考ながら試乗燃費は、いつものように一般道と高速道路を走った区間(約80km)が9.1km/L。
一般道を大人しく走った区間(約30km×2回)が10.0km/L、10.3km/L。
渋滞気味の高速道路を80~100km/hでEyeSightを使って走った区間(約30km)が13.3km/L。
トータル燃費は9.2km/Lだった。
つまり一般道での実用燃費はおおむね9km/L台から10km/Lくらいという印象。
ちなみにJC08モード燃費は現行レガシィ(アウトバック、B4)の14.6~14.8km/Lに及ばず13.2km/Lとなっている。
指定燃料はレギュラー。
燃料タンク容量はサードシートがあるにも関わらず、現行レガシィやレヴォーグより5L多い65Lを確保している。
なので実燃費を9km/Lと低めに見積もっても、航続距離は500km以上だ。
出展:http://www.motordays.com/newcar/articles/crossover7-subaru-imp-20150725/index.php?page=2
引用:http://www.subaru.jp/crossover7/modernstyle/index.html
パワートレインは、新世代の2.5リッターNAエンジン(最高出力173ps/5600rpm、最大トルク235Nm/4100rpm)とリニアトロニック(CVT)の組み合わせ。
駆動方式はアクティブトルクスプリット式の4WD。
このあたりは現行のレガシィ・シリーズと同じだ。
事前に、パワートレインは最新だが、プラットフォームが08年登場の旧式なだけに、古さが否めないのではないかと心配気味に予想していたのだが、期待しすぎなかったのが奏功したのか、走らせた印象は望外によかった。
以前エクシーガに試乗したのはいつだったか思い出せないくらい昔だが、かすかに残る記憶よりも、クロスオーバー7はソフトな乗り心地。
さすがに3列目シートで大人が長時間過ごすのはスペース的に厳しいが、子供なら不満は出ないはずだ。
感心したのは2列目シート。
大ぶりなサイズで包まれるように座ることができ、シートクッションが厚く、当たりがほどよくソフト。
出来の良いソファに座っているように過ごすことができた。
1列目は2列目よりも多少バケット形状が深いものの、ソフトさは2列目と同じ。
子供を含む7人乗車もよいが、大人4人+荷物満載で長時間をかけて長距離を走るのに向いたクルマだと思った。
出展:http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20150612-20102477-carview/3/
引用:http://www.subaru.jp/crossover7/crossover7/design/interior.html
新型エクシーガ クロスオーバー7 、試乗レポートまとめ
たくさんの試乗レポートを見てきました。
レポートで共通していえるのは、皆さん、辛口コメントをするはずが「気がつけば段々、クロスオーバー7をほめている」といった感じでしょうか。
7人乗りミニバン、エクシーガが売れなかったから、SUV風に化粧直しをしてなんとか売ってしまおう。
そうやって作られたクルマかと思いきや、試乗したとたんに、「あ、違う!」と思わせるのが新型エクシーガクロスオーバー7です。
そしてクロスオーバー7を語る時に必ず言及するのが「燃費」です。
ですが、そもそもミニバン自体、そんなに燃費がいいわけではありません。
ハイブリッドを搭載したとしてもガソリン車との価格差は大きく、元を取るには10年くらいは乗らなくてはならないのが実情です。
燃費のいいクルマ=いいクルマ
という神話が確立された昨今ですが、車体重量のあまりの軽量化が安全に影響を与えることも本当の話ですよね。
クロスオーバー7は安全、走行性能、デザイン、高級感、価格、そして燃費においても、究極のバランスを実現しているのではないでしょうか。
7人乗れる本格的なSUVの新型エクシーガ クロスオーバー7の値引きの方法については、
「新型エクシーガ クロスオーバー7 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にエクシーガ クロスオーバー7を購入して下さい。