2016年の新型ヴォクシー 煌2の色・カラー情報が公開されています。
こちらでは2016年の新型ヴォクシー 煌2の色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
ミニバンのカラーリングはホワイトとブラックの2系統が人気です。
が、同じ2016年フルモデルチェンジのエスティマの場合はボディ上下で2トーンのカラーリングバージョンもあり、日産セレナ同様の2トーンブームとなっています。
カラーリングで印象ががらりと変わるヴォクシーの魅力を、レポートして参ります。
目次
軽自動車には敵わない、カラーリングの多さ
引用:http://toyota.jp/pages/contents/voxy/003_p_003/image/performance/hv_system/carlineup_voxy_performance_hv_system_2_07_pc.png
日本車で世界一と自信を持っていい車種は、軽自動車とミニバンでしょう。
軽規格は日本独自ですが、セダン・クーペ・ワゴン・ワンボックス・カブリオレが製造されてきました。
中でも全高2,000mmいっぱいいっぱいを使った超ハイトワゴン。
スズキ、ダイハツからはハイルーフのワンボックスタイプに加え、レジャーハイトワゴンのウェイクが誕生し、カーマニアを驚かせました。
引用:http://www.sankei.com/images/news/160227/prm1602270021-p1.jpg
ウェイクは販売台数が稼げる車種ではありませんが、乗用と商用の2グレードを用意。
色も乗用はオレンジメイン色に、商用は薄いブルーを基調としています。
軽自動車はソリッド色とマイカ色、メタリック色などが混在し、非常にバラエティに富んでいます。
トヨタでオレンジ色を使うミニバンは、今のところウイッシュだけですが、なぜなんでしょうか?
ブラックアウトをうまく使っている、ヴォクシーの塗装
引用:http://toyota.jp/voxy/style/
ボックス型が印象的なヴォクシー。サイドビューをよく観察してみると、ドアノブがボディーと同色化しており、Aピラー以外にのピラーが黒く塗装されているのが分かるでしょう。
なぜ、こういったピラー塗装がブラックなのでしょうか?
ボディー色がブルーでもホワイトでも、一本メッキラインが入ることで、ボディの印象を強くするものです。
フロントマスクはメッキを施しますが、必ずその下部はブラック塗装が基本です。
これをブラックアウト、と言います。ブラックアウトとは、白や青、メッキを浮立たせるように「シャドー」を作り出すことです。
引用:http://blog-imgs-90.fc2.com/d/r/u/drumsyos/VOXY39.jpg
例えば、サイドウインドウにはUVカットガラスが採用されます。
それだけでなく、茶系ガラスがはめ込んでありますので、2列目以降のウインドウは全てブラックが映り込むような錯覚を覚えます。
ところが、Bピラー、Cピラーがホワイトやブルーの場合、茶系ウインドウガラスがボディに沈み込むような見え方をします。
そのため、立体感が薄れるのです。ブラックアウトをうまく使うからこそ、ホワイト、ブラック、ブルーなどが力強く見え、かっこよさを引きだたせるのです。
人気はホワイトとブラックで二分されている
引用:http://dg24ae6szr1rz.cloudfront.net/photo/3b5a81584480bda32a306459ab6233d2.png/w664/tr/file
●ホワイトパール クリスタルシャイン (070)特別塗装色
ヴォクシー煌Ⅱのフロントグリルは、上下に連結されているのですが、ブラックアウトの手法のため、立体感が強調されています。
形状はどのバンパーも同じ寸法(国土交通省への報告通りなので)ですが、↓の写真ではまるで別物のように見えるのではないでしょうか?
引用:http://gazoo.com/car/newcar/impression/st2/PublishingImages/WCG_0000130306/wcg_0000130306_2_1_l.jpg
おそらく、洗車した時に「バンパーの形はこんなに複雑なのか!」と気づかされるでしょう。
エアインテークがスカートのスリットのように入った形状、そしてフォグランプのためのエアダクトに見せている形状。
フロントマスクが複雑にもかかわらず、サイドビューは非常にシンプルです。
特にホワイト塗装の場合は美しささえ覚える。
ドア付近も凹凸がなく、ストンと立ち上がった側面の下に、エアロキットがはめ込んであります。
これが微妙に車幅を広げているため、土台がしっかりしたように印象付けます。
これでもさらに50mmローダウンさせたい…そういうユーザーがこのZSに多いようです。
かっこいい色選びが悩ましいヴォクシー煌2。
ただし、ホワイトパールクリスタルとブラキッシュアゲハガラスフレークはメーカーオプションで32,400円のプラスとなります。
この程度の価格差は、値引きでサクッと賄ってしまいましょう。
新型ヴォクシー煌2の値引きの方法については、
そして、煌2にはブラックも映えます。
定番のブラック。乗り換えの際も、高い下取り価格が期待できる
引用:http://www.corism.com/files/node_2014/1407230790-resize-655-376.jpg
ブラックはミニバン全般での人気色です。
ただ、ブラックは直線を基調とするボディーに人気ではありますが、エスティマのようなエッグフォルムでは非常に不安定な物体に見えてしまいます。
引用:http://minizaras.com/wp-content/uploads/2016/07/voxyiro2.png
ブラックを選ぶ場合、メッキをどの程度使っていくのかで、車の印象がずいぶん違います。
日産エルグランドはウインドウモールをぐるりとメッキで囲んでいますが、非常に洒落た演出で人気です。
特に、低床ミニバンの良さを引き出しています。
これに対し、ブラキッシュ アゲハガラスフレークのヴォクシーは、走りの際に目立ちがいがあります。
ガラスフレークはその名の通り、細かいガラスの粉を塗装に混ぜ込むことで、きらきらと自然に反射していきます。
反射が一定方向だけでなく、様々な方向に放射していくことで、独特な青に見せます。
例えば、雨の中の高速道で妙に光る青い塗装のヴォクシーと遭遇した場合、まずこのブラキッシュであることは間違いないでしょう。
引用:http://www.alpine.co.jp/carnavigation/2015/x9-vo/img/t_X9-VO.jpg
グレーのヴォクシーは、特別塗装色だ
引用:http://minizaras.com/wp-content/uploads/2016/07/voxyiro1.png
アイスチタニウムマイカメタリックは、ブラックとメッキをうまく調和させる色味。
4色の中で一番おとなしい色の印象を与えますが、一番の良さは汚れが目立たないということでしょう。
台数が少ない分、もし試乗車などで体験できれば即契約というケースが出ています。
引用:http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000614626/SortID=18377445/ImageID=2125222/
ボディーカラーだけでも悩む…そういう方は少なくないでしょう。
ですが、4色とも下取車として再販されるときには人気色のまま、残価設定されます。
理由は「煌Ⅱ」という特別仕様車=特別塗装色とセット視されるためです。
ブラックは特別塗装色でもなんでもありません。
車の保管場所が外か、それともガレージか、なども考慮しておきましょう。
美しいボディーの車ならば、同乗者も素敵なドライブを期待するはずです…
引用:http://amd.c.yimg.jp/im_siggWg0RuYjcHjmM6YcF8UDb0Q—x900-y600-q90/amd/20140724-01000039-autocone-007-4-view.jpg
もう一歩踏み込んだ値引き方法については、
→ 新型ヴォクシー煌2を値引きからさらに50万円安く買う方法とは?
を参考にしてください。