日本では誰もが知っている高級車”クラウン”。
ですが、昨今はオーナーの平均年齢は”60代後半、70代”とも言われ、若返りが急務だった中で誕生したのが アスリート です。
2012年にデビューしたクラウンは、アスリート専用のエクステリアを用意、直線を多用したデザインが特徴です。
パワートレーンはガソリンとハイブリッド、両方を設定、特徴を見ていきましょう。
引用:http://toyota.jp/crownathlete/exterior/
引用:https://www.car-review.net/wp-content/uploads/2015/08/crownathlete01.jpg
代表グレード、”2.5 アスリート S i-Four”&”Hybrid アスリート S”の特徴
ガソリン車は3.5Lと2.5L、2.0L、ハイブリッドの4グレード。ここではお勧め車として、“2.5 アスリート S i-Four”と”Hybrid アスリート S” を比較します。
両車とも総排気量は2.5L、エンジンの種類は別物です。
ガソリンは両方ともレギュラー使用。
引用:http://toyota.jp/crownathlete/exterior/
■全長×全幅×全高=4,895×1,800×1,465 mm
“2.5 アスリート S i-Four”
・V6-2.499㏄エンジン、4WD 、レギュラーガソリン使用。
・最高出力は≪149kW(203PS)/6,400rpm≫
・最大トルクは≪243Nm(24.8kgf・m)/4,800rpm≫
”Hybrid アスリート S”
・直4₋2.493㏄エンジン、4WD、レギュラーガソリン使用。
・最高出力は:
エンジンが≪131kW(178PS)/6,000rpm≫
モーターが≪105kw(143PS)≫。
・最大トルクは:
エンジンが≪221Nm(22.5kgf・m)/4,200 〜 4,800rpm≫
モーターが≪300Nm(30.6kgf・m)≫
燃費比較
引用:http://b-cles.jp/car/toyota/toyota_crown_athlete
“2.5 アスリート S i-Four”
・カタログ燃費 → 10.2㎞/L
・実燃費 → 9.4㎞/L(e燃費より引用)
”Hybrid アスリート S”
・カタログ燃費 → 21.0㎞/L
・実燃費 → 13.96㎞/L(e燃費より引用)
■同じ2.5Lエンジン搭載で、実燃費は4.56㎞/Lの差。
カタログ値では10.8㎞/Lの差がありますが、実際にはハイブリッドとガソリンエンジンの差はカタログ値の半分以下です。
維持費比較
維持費には『車両価格(1年目)』『取得税(1年目)』『自動車税』『重量税(1年目)』『ガソリン代』を含みます。
『自賠責保険』『任意保険』は除いてあります。
ガソリン代は『レギュラー:127円』、『ハイオク:135円』、『軽油105円』で計算しています。
引用:https://clicccar.com/wp-content/uploads/2016/02/TOYOTA_CROWN_02.jpg
“2.5 アスリート S i-Four”
・車両価格:4,708,800円
・取得税:117,700円
・自動車税(初年度、2年目):約45,000円、約45,000円
・重量税:49,200円
・ガソリン代:
「平均 :1万km」135,106円
「多い人:2万km」270,212円
1年目のコストパフォーマンス
・1万km走行:5,055,806円
・2万km走行:5,190,912円
2年目のコストパフォーマンス
・1万km走行:180,106円
・2万km走行:450,318円
”Hybrid アスリート S”
・車両価格: 5,032,800円
・取得税: 0円
・自動車税(初年度、2年目):約11,500円、約45,000円
・重量税:49,200円
・ガソリン代:
「平均 :1万km」90,974円
「多い人:2万km」181.948円
1年目のコストパフォーマンス
・1万km走行:5,184,474円
・2万km走行:5,275,448円
2年目のコストパフォーマンス
・1万km走行:135,974円
・2万km走行:226,948円
引用:https://gazoo.com/car/newcar/salespoint/PublishingImages/crown_201212/1219_photo_04.jpg
まとめ
引用:https://blog-imgs-82.fc2.com/c/a/r/carinfoj/crown_athlete_938.jpg
ノーマルエンジンとハイブリッド、どちらが得か?
●”2.5 アスリート S i-Four”と”Hybrid アスリート S”を比較、1年目(1万キロ走行/年)では
・5,055,806円 vs 5,184,474円 と 128,668円の差。
つまり合計額を12で割ると『ひと月1万円』ハイブリッドの方が多くかかります。
●2年目(1万キロ走行/年)では
180,106円 vs 135,974円 と 44,132円の差。
つまり、2年走った際の差額は84,536円となります。
3年目で差額が40,404円、なので4年乗ると完全にハイブリッドの方がノーマルエンジン車よりも『安い!』ということになります。
引用:https://fsv-image.autoc-one.jp/images/2374704/005_o.jpg
3年しか乗らないなら、ガソリン車の方が得。実燃費はガソリン車に有利
ハイブリッドの静粛性を求める方以外は、3年しか乗らないならガソリン車に乗った方が得。実燃費を比較すると、
●”2.5 アスリート S i-Four”
・カタログ燃費 → 10.2㎞/L
・実燃費 → 9.4㎞/L(e燃費より引用)……カタログ燃費の92.1%
●”Hybrid アスリート S”
・カタログ燃費 → 21.0㎞/L
・実燃費 → 13.96㎞/L(e燃費より引用)……カタログ燃費の66.4%
ハイブリッド車はカタログ比で66%の数値。一方ガソリンは92%。
意外にハイブリッドはエコではないことがわかります。
エンジンも203馬力に加え、24.8kgfのトルクはさすがV6エンジンそのもの。
4気筒エンジンよりもゆとりとパワーの差は計り知れません。
引用:https://i.ytimg.com/vi/-Iz36VAG4cs/maxresdefault.jpg
クラウンアスリートは、やはりガソリンエンジンのおいしさを取るべき!
高級車として君臨するクラウン。高速でのスタートダッシュを狙うなら、絶対にガソリンエンジンがいい。
静粛性はハイブリッドもガソリンエンジンもそれほど差がなく、より自然なエンジンフィールを体感できるのはV6だけ!
他にはターボ付きもありますが、2.0Lに無理をして加速させている感がアリアリ。
もう一つはスーパーインテリジェント6ATの味付け。
CVTのハイブリッドは滑らかな立ち上がりはおいしいが、中速から高速にかけての”アシ”としてはいまいち。
普段使いならハイブリッドでもいいが、できればガソリン車を選びましょう!
引用:https://automove.jp/wp-content/uploads/2015/10/20130403-20101635-carview-001-3-view.jpg
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