新型シエンタ 試乗レポートまとめ!

シエンタ

新型シエンタは試乗レポートが数多く寄せられています。

こちらでは新型シエンタの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。







アクアと同じパワートレーンだが、乗り味は上だ

引用:https://toyota.jp/sienta/?padid=ag341_from_sienta_navi_top

《webCG より引用、2015年デビュー時のもの》

■ハイブリッドXを試乗

運転席のシートは食卓のイスのように足が長めで、着座位置はフツウのクルマよりもやや高い。

1.5リッター直4が始動すると、シエンタは粛々と走る。あえて全開にすると、ゴーッという音がうるさい。ハイブリッドの特性を生かして、全開は避けるのがいいようだ。

アクアのパワートレーンでアクアより300kg重いボディーを引っ張るため、速さはそれなりに遅い。

だが、乗り心地はアクアよりフラットで、ハンドリングも悪くない。3列目シートは大人が座ってもレッグルームがちゃんと確保されている。



ワインディングロードで、驚きの走りの良さ(ガソリン車)

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=11

《Response より引用、2015年デビュー当時のもの》

■ガソリン車を試乗

ハードウェア面で最も素晴らしいと思えたのは、シャシーチューニングだった。シエンタのプラットフォームは旧世代のもので、最新のライバルに比べるとサスペンションストロークが不足している。

が、シエンタの開発陣は、おそらくこれ以上はないというくらいに良い仕事をした。

市街地での乗り心地は多少上下方向の揺動が大きいが、まずまずスムーズ。速度がやや上がる郊外路や高速道路ではしっとり感が増し、なかなか良いテイストだ。

直進性もまずまずで、長距離を走っても大きな不満はないだろう。

ここまでは短いストロークのサスペンションであってもサスペンション部品の接合部のゴムや衝撃を受け止めるアッパーマウントラバーをしっかり工夫すれば誤魔化せる。

だが、驚くことにシエンタが最も生き生きとした走りを見せたのは、誤摩化せないはずの山岳路だった。

短いストロークの中でボディの傾きをしっかりコントロールすることと、細かい路面の凹凸への追従をうまく両立させている。

気持ちよく走る程度の速度域で、かつそれほど道が悪くないワインディングを走るのなら、スイスイとワインディングロードを駆け抜けることができる。

ばねレートやショックアブゾーバーのフリクションバランス、バンプストップラバーの硬度などをよほどしっかり煮詰めたとみえて、クルマの姿勢もミニバンらしからぬ良さだった。



タイヤはノーマル15インチを選ぶべきだ

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=55

《オートックワン より引用、2015年デビュー時のもの》

■タイヤには注意

16インチタイヤ(メーカーオプション)には注意したい。やや跳ねるような硬さを感じる。

ハイブリッドはボディが重いので16インチを選び、グリップ性能を高める手もあるが、推奨できるのは15インチだ。前述のように小回りの利きも良い。

開発者によると「15インチタイヤはシエンタ用に新開発され、16インチは販売規模が小さいこともあってアクアから流用した。そこで相性に差が付いた面はあるかもしれない」と言う。

となればベストな選択は15インチタイヤを履いたノーマルエンジン車だ。JC08モード燃費はハイブリッドが27.2km/Lだが、ノーマルエンジンも20.2km/Lに達する。

ガソリン代の差額で価格差を埋めるには、14~16万kmを走る必要があるからノーマルエンジンを推奨する。

インテリアをみると収納力がすごい。女性が使いやすいクルマだけあって、デザインにも力が入っている↓

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=25



フリードと比較①

↓画像上:シエンタ、画像下:ホンダ フリード

引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design

引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/

《以下は価格com.より引用》

2列目、3列目のシート座面がフリードは少し低すぎるのですが、シエンタはちょうどいい感じです。

2列目の窓が完全には開かないのは意外でした(フリードは最後まで下がります)。

3列目の足元スペースはフリードよりはやや狭いものの、十分使えるレベルだと思います。頭上のゆとりはあまりありませんが、その代り1、2、3列目と次第に視点が高くなっていて見晴らしが良いです。

3列目シートが2列目シート下に収まるのは機能的で実用性も高いと思います。3列目シートをあまり使わない方なら、フリードの跳ね上げ式よりスペースを有効活用できると思います。

↑コメントにもあるように、実際にはママチャリを縦にすっきり積むのは難しいようだ。5人乗りのシエンタを検討しよう!

引用:https://toyota.jp/sienta/

ただし、2列目を前に畳んだ状態でも27インチ電動アシスト自転車(非電動より少しホイールベールが長い)は縦には入りませんでした。ママチャリは運べないと思った方がよさそうです。

乗り心地はフリードと互角だと感じました。3列目に関して、フリードは後輪のロードノイズが結構大きいので、シエンタの方が良いと思います。

フリードと比較②

引用:https://toyota.jp/sienta/

フリードの6人乗りは2列目独立シートで、3列目からもウォークスルー出来るのに対し、シエンタは往き来できず不便。

シエンタなら7人乗りかなという感じです。3列目はフリードより空間的に狭いイメージですが、シエンタの素晴らしい点は1、2、3と順にシートが高くなっており映画館のような作り。

視界がよくなるので結果、フリードより快適と感じました。シートは間違いなくフリードSパッケージが上ですが、ここは我慢。

3列目をたおす際にはフリードは左右に持ち上げるのに対し、シエンタは2列目シート下に収納されるのでとても広い。

荷室高さはフリードが高いが、幅はシエンタに部がある感じです。3列目シートはシエンタの方がフリードより小さな力で畳むことが出来るのもグッドです。

引用:https://toyota.jp/sienta/

2列目はフリードが座席が低く膝か浮きがちになるのに対し、シエンタは座席が高く楽なイメージ。運転席の視界はフリードの方が多少分があります。

一長一短がありますが、最終的にシートの段々の高さが決め手になりシエンタです。

快適な乗り心地

実際は快適な乗り心地で、ロードノイズも気にならず、音楽やDVD、会話も普通に楽しめます。

長距離の運転もあまり疲れずに、助手席の嫁や2列、3列の子供たちも爆睡してます。

ドラポジが視界がいい

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=30

走りは、高速でも風に煽られることもなく、安定しています。

タイヤは純正装着タイヤですので、それなりのロードノイズはありますが、そこまで不快な感じはしませんでした。

このクラスの車種では普通か少ない方だと感じました。

乗り心地ですが、思っていたよりドライビングポジションが高く、視界が良いです。

段差などのショックもうまく抑えられていると思います。

内装のオレンジラインがミラー写り込みます、慣れないと気になります。

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ファミリーユースではダントツ、毎月7,000台がコンスタントに売れているシエンタ。

実際に乗ってみないとわからないことが多いミニバンですが、口コミを参考に、ぜひ試乗を繰り返して決めるのがいいでしょう!人気車ならではの工夫がいっぱいです!!