2017年の新型WRX S4にはたくさんの口コミ評価・評判が寄せられています。
こちらでは2017年の新型WRX S4の口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
目次
2017年新型WRX S4のエクステリアに関する口コミ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
まず最初に2017年新型WRX S4のエクステリアに関する口コミからみてみましょう。
元々、ランエボのようなガンダムチックな顔が好きでしたので、気に入ってます。
お尻がリップスポイラーだけなので、さみしい。羽がほしい・・・。
最初は好きではありませんでしたが、最近はかなりカッコいいと思います。ただ、羽根が無いとリアが寂しいです。一瞬カローラに似ていると思うときがあります。羽根を付けたのでそこそこの見栄えになりましたが、羽根が付いてたら付いてたで恥ずかしいです。
外観は好みによるところが大きいですが、個人的には80点位で、マイナスの要因はフロントマスクや後姿が洗練されておらず、全体的にボテッとした外観だからです。ただ、コンパクトなスポーツセダンを求める私には、全長が4,595mmというサイズのS4は有難いです。
ハイパフォーマンス仕様に大型の羽つきで、全体的にかっこいいです。
これは人それぞれの主観があるが私は好きである。ボディカラーはWRブルーこれを選んで良かったと思う。やはりスバルでWRXの冠があるのであればこの色。
口コミの中に「ガンダムのような・・・」というものがありましたが、WRX S4のエクステリアデザインはマッチョで筋肉質なイメージに近いものがあると思います。
これはかつて三菱に存在したAWDスポーツセダンのランサーエボリューションや、WRX S4の源流となったインプレッサWRXなど、この手の車に共通するアイデンティティともいえます。
引用:http://autoc-one.jp/mitsubishi/lancer_evolution/report-2269713/
引用:http://www.goo-net.com/car_info/impression/SUBARU/IMPREZA_WRX_02/index.html
好みの分かれるデザインではあると思いますが、オーナーには概ね好評のようです。ただ、リヤスポイラーについてはいくつか不満を訴える声がありました。
WRX S4に標準装備されるトランクリップスポイラーはこちらです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade2
「カローラに似ている」という声もありましたが、WRX S4の性格を考えるといかにも控えめなスポイラーといえるかもしれません。
2.0GT-S EyeSightのみにオプションで用意される大型リヤスポイラーはこちらです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade2
こちらは「いかにも」といった感じの非常に大型のスポイラーとなっており、WRX S4に用意されているリヤスポイラーは非常に両極端であるといえます。
両者の中間的なデザインのリヤスポイラーがあればよいと思いますが、残念ながらディーラーオプションを含めてもそのようなものはないので、どちらも気に入らない、という場合はとりあえずトランクリップスポイラーで我慢しておき、後から社外品で調達する以外に交換する方法はありません。
2017年新型WRX S4のインテリアに関する口コミ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
次に2017年新型WRX S4のインテリアに関する口コミです。
スバル車=内装がチープとの印象でしたが、個人的にはいいと思っています。走ってる時に、色んな所からコトコトと異音がする所が、難点です。ビビリ音対策に苦労しました。
車体本体価格からすると、チープには感じますが、元々の車の性能分を差っ引くと、十分だと思います。電動スライドシート、シートヒーターは気にいってます。純正オプションのパナのナビが付いてたのですが、音声のAUX入力ができなさそうで、bluetoothで音声は飛ばしてます。またナビがよくしゃべります。
ダッシュボードやインパネ周辺はスバル車に共通のデザインですが、もうひとひねり欲しいですね。
350万円を超える車なのだから、ダッシュボードやインパネ周りの形状を工夫すると共に、質感をもう少し上げてもらいたいところです。車内の静粛性は高いとは言えず、静粛性が低いスポーツ系タイヤを履かせるとロードノイズが結構聞こえます。走行時に内装から発生するキシミ音やビビリ音も少し気になる点です。
可もなく不可もなくと言いたいがハザードのランプが少し遠い、高速道路での渋滞停止時、合流時の挨拶時に遠く感じる。ナビのモニター位置が上ならもっとよい。国産車としてみれば普通より上と思う。ある意味潔い。
とにかくスパルタンな印象、派手すぎず大人しすぎずで良いと思います。レッドステッチがお気に入り。もう少し収納面の使い勝手が良ければ◎でした。
スバル車のインテリアの口コミを調べる時に必ず出て来るのが「質感が低い」あるいは「チープ」といったものです。
筆者の個人的な印象ですが、WRX S4も含めて最近のスバル車のインテリアに別段質感の低さ、チープさというものを感じることは特にありません。
もちろん上位の車から乗り換えた場合(クラウンからWRX S4、ベンツSクラスからレガシィなど)はそう感じる場合はあると思いますが、他メーカーの同一クラスのライバル車と比べて著しく劣るということはないと考えて大丈夫です。
20年前、30年前のスバル車の質感は他メーカーに劣ることが多かったので、その頃の印象が強く残っている方が先入観で判断しているケースも多々あるように思います。
ただし「ビビリ音」や「コトコト音」に関しては正直なところ多少あると思います。
スバル車といえばかつては水平対向エンジン特有の「ボロボロボロ」という排気音と、時折見せる「ブルブルブルッ」という武者震いのような振動がアイドリング時によく見られ、同時にビビリ音がすることもありました。
最近は技術革新が進んでボロボロやブルブルはなくなりましたが、ビビリ音やコトコト音は完全に消えていません。これはスバル車全体の傾向だと思いますが、メーカーにはもう少し頑張っていただきたいところです。
WRX S4は高級感を売りにした車ではないものの、300万円であることを考えると残念です。
2017年新型WRX S4の走行性能に関する口コミ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/special/photo.html
次に2017年新型WRX S4の走行性能に関する口コミを見てみましょう。
少しモッサリ感はありますが、強烈な加速は、恐怖さえ感じるほどです。S♯は個人的にはあまり好きではありません。あっという間に、油温が100℃を超えてしまいます。
ビル脚には魅力を感じなかったので、あえてGTにしました。こちらの方が、好みです。ゴツゴツ感はありますが、不満はありません。ロードノイズは大き目です。
馬力、トルク共に満足ですが、仕方がないですが、踏み込んでからのターボラグが残念です。極力回転を落とさないようにしていますが。FA20ターボはいいと思います。ただ、簡単にECUが触れないので、ECUの調整をショップに依頼しようかと思ってます。ボクサーのドコドコ音は微塵も感じませんが、現状の低音も好きです。
加速感が凄くあり、アドレナリンが刺激されますが、日本で必要な速度域の40~70キロの中間加速はターボラグのせいでもたつく感じが否めません。2車線での車線変更の時に思ったように動いてくれなくて危ない時があります。
S4の真骨頂は走行性能の安定性でしょう。どんな時にも安定していて、地面に張り付いたような安定感、安心感があります。特に、ワインディングロードでの急カーブでも全く恐怖感無く、安定した動きをします。どんな急こう配、急カーブでも、街中の道路と変わらないほどの安定感が感じられます。
その点、FRのベンツでは後輪が滑っているのが分かり、冷や汗をかくときがありますが、S4では全くそのようなことはなく、本当に安定しています。雨が降っても雪が降っても安定しているのは流石!の一言です。
この車の最大の売りは軽快なハンドリングで、これが最も分りやすいのがワインディングロードです。
コーナーではステアリングを切ると瞬時にノーズが向きを変えますので、S4のハンドリングはオンザレールと言っても過言では無いのです。
WRX S4の最大の魅力は走行性能にあるわけですが、さすがにエンジンも足回りも評価が高かったです。
ただ、口コミの中には「ターボラグ」という言葉が散見されました。これは今回ご紹介した口コミ以外のところでも見られる意見です。
ターボラグとはアクセルを踏み込んでから実際にターボが利き始めるまでの時間差のことです。
ターボが世に登場した当初は技術がまだ未成熟だったのかこのターボラグが非常に大きく、アクセルを踏み込んで数秒加速をした後に急にターボが利き始めて強烈な加速を始める、ということがよくありました。
このようなターボのことをよく「どっかんターボ」などと表現したものです。
最近のターボはターボラグがほぼ解消されており、少なくとも普通のドライバーが体感できるレベルでは表れないと思います。
引用:http://autoc-one.jp/subaru/wrx/report-3441972/photo/0047.html
そのためWRX S4の口コミでよく見られる「ターボラグ」という表現は、実際にターボラグが発生しているのではなくCVTの動作タイミングでアクセル開度に対して一瞬加速がついてこなくなる現象のことを指しているのではないか、というのが筆者の考えです。
普通に乗っている分にはあまり感じることはありませんし、そのような特性だ、ということを理解した上で乗っていれば大きな問題はないと思います。
とはいえ解消されるに越したことはない問題なので、メーカーには対策を望みたいところです。
2017年新型WRX S4の乗り心地に関する口コミ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/special/photo.html
最後に2017年新型WRX S4の乗り心地に関する口コミです。
固めですが、むしろこのくらいでないと受け止められないのではないでしょうか。
245の18インチ仕様なので、こんなもんかと思います。ビル足とはいえ、腰痛持ちには長時間はきついかも。swiftのバネか、teinの車高調でも入れようか、、、。
悪すぎます。足回りが硬すぎて、速度が20キロ程でもドラレコが事故と勘違いしてイベント録画を始めます。また、特に酷いのは、横揺れ、上下揺れが激しいことです。段差を乗り越えるだけでゆっさゆっさと揺れるので体が疲れます。また、ある道路の継ぎ目をそこそこの速度で行くと上下に激しくバウンドします。ドロースティフナーやタワーバーを付けても直りませんでした。同じ様な動きをするのは、軽四とレヴォーグくらいです。まるで、スポーツ走行を嫌っているかのような動きをします。
硬めの乗り心地を好む私には、ビルシュタイン製ダンパーのS4の乗り心地は許容範囲内です。ただし、乗り心地は好みがありますので、必ずご自身でS4を試乗してご確認下さい。
国産車としては硬いと思うが決してただ固めただけの感じではない。高速道路の継ぎ目ではまだ初動のショックはきつめだがすぐに収束してくれる。(もっと走ればビル足がなじむはず)
WRX S4の乗り心地については全体的に「硬め」という口コミが多いです。
そしてこれを好意的に受け止めるかどうかは人によって分かれています。
WRX S4は2.0GT-S EyeSightでビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)が標準装備となっています。口コミの中で「ビル足」と言われているのはこのことです(ビルシュタイン製の足回り、という意味)。
上位グレードにのみ標準装備されていることからもわかるように、ビルシュタイン製ダンパーは性能が非常によく、より一層のスポーツ走行に資するパーツではありますが、反面乗り味はやや硬質なものになります。
感じ方には個人差がありますが、助手席や後席に家族を乗せる機会の多い方は「乗り心地が悪い」という苦情を覚悟したした方がよいと思います。
2.0GT EyeSightはやや乗り味は柔らかくなっていますが、その差は実際に試乗してみないとわからないと思います。
休日は積極的かつハイペースなワインディング走行を楽しむ、あるいはたまにはサーキットにも持ち込む、というような方にとってはビルシュタイン製の足まわりは魅力的だと思いますが、日常的な使い勝手を考えると普通のドライバーであれば疲労感を抱くこともあるかもしれません。
ただしWRX S4は2017年のC型からD型への年次改良によって足回りのセッティングの見直しが図られていますので、乗り心地という点では多少ましになっているかと思います。
2017年新型WRX S4の口コミ、評価、評判のまとめ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/special/photo.html
以上、2017年新型WRX S4の口コミ、評価、評判についてまとめてみました。
新車購入の際にオーナーの口コミは非常に参考になりますが、人によって評価するポイントや感じ方は違います。世の中の多くの人が感じたことであっても、自分もそう感じるとは限らないということです。
そのため購入前には口コミのみで判断することなく、必ず実際に試乗した上で決めるようにして下さい。WRX S4の場合は特にグレード間で足回りが異なるので、乗り味や乗り心地は差が大きいです。気になる方は必ず両方に試乗しましょう。
ディーラーによってはWRX S4を丸1日試乗させてくれるようなイベントを実施したりもしていますので、そのような機会も最大限に活用するようにしてください。
新型WRX S4の値引きの方法については、
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※なお口コミは「価格.com」より引用しました。