人気のスライドドア付新型コンパクトカーはどれだ?買い物に普段使いに便利なコンパクトカーですが、とくにスライドドアは、ミニバンの絶対条件。
ただ、コンパクトカーの場合はデザインが多彩で、選ぶ基準もいろいろ。ぜひ見比べてみましょう!
6位:ダイハツ トール
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/35587#image-2
ダイハツ トールはトヨタ タンク/ルーミー、スバル ジャスティの兄弟車ですが、設計開発はすべてダイハツが担当しています。
軽ハイトワゴンの《タント》を大型化したボディ、エンジンは1Lという69馬力の3気筒と、ターボ付98馬力の3気筒の2グレードをラインナップ。
この5人乗りミニバンは、スズキソリオの独壇場だったためトヨタ=ダイハツ連合が新たに開発し、ヒットしました。
ただ、ソリオとの違いはエンジンサイズと、ノンハイブリッドに徹していること。2列シートで5人乗りでは手狭は人は、トヨタシエンタ、さらにノア/ヴォクシー…としっかりとステップアップできることから、コンパクトミニバンのベースモデルとして認知されています。
センターコンソールはインパネ型になっているなど、前席左右を自由に行き来できるような設計は、軽自動車の便利さを追従していて、軽自動車ユーザーにも違和感なく使えるでしょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/
主なスペック
全長×全幅×全高(mm) | 3,700〜25×1,670×1,735 |
ホイールベース(mm) | 2,490 |
車重(kg) | 1,070〜1,130 |
最小回転半径(m) | 4.6〜4.7 |
最低地上高(mm) | 130 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・2WD=36/4WD=38 |
価格 | 1,490,500円〜2,015,200円 |
5位:スズキ ソリオ
引用:https://www.webcg.net/articles/-/35579
スズキは軽自動車メーカーですが、インドとハンガリーではコンパクトカーを開発製造していることで知られています。日本国内でもインド生産モデルやハンガリー生産モデルが輸入されていますが、ソリオは国内専用モデル。
そのため、ガソリン車・マイルドハイブリッド・ハイブリッドと3グレードとバリエーションが広く、4WDを揃えるためにマイルドハイブリッドを用意するなど、力を入れたモデルです。
1,242ccで車重は1t未満、パワー重視はスズキ(製造)の事実上最上級ミニバンであることの証明でもあります。
バンディットの名でカスタムフェイス&カラーリングが2トーンのモデルもあり、独自の世界観を演出しています。
↓バンディットの内装
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/35816#image-4
主なスペック
全長×全幅×全高(mm) | 3,710×1,625×1,745 |
ホイールベース(mm) | 2,480 |
車重(kg) | 930〜990 |
最小回転半径(m) | 4.8 |
最低地上高(mm) | 140 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・2WD=30/4WD=32 |
価格 | 1,486,100円〜2,272,000円 |
4位:トヨタ タンク
引用:https://gazoo.com/article/salespoint/161109_1.html
ダイハツ トールのOEM版。フロントフェイスはトールのカスタムが《トヨタ ルーミー》、ノーマルフェイスが《トヨタ タンク》となり、ダイハツの衝突安全ボディ”TAF”を採用、安全支援システムも数多く装備しています。
NAは69馬力、ターボは98馬力。4WDはNAのみという割り切ったラインナップの代わりに価格を抑えた商品展開を行なっています。
主なスペック
全長×全幅×全高(mm) | 3,700〜15×1,670×1,735 |
ホイールベース(mm) | 2,490 |
車重(kg) | 1,070〜1,130 |
最小回転半径(m) | 4.6〜4.7 |
最低地上高(mm) | 130 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・2WD=36/4WD=38 |
価格 | 1,490,500円〜2,002,000円 |
3位:ホンダ フリード
↓画像は、2019年10月18日新発売(MC後)の新型。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/41529
ホンダ フリードはコンパクトカー市場ではホンダでもっとも力が入ったモデル…とまで言われている3列シートミニバンです。
MAXでもわずか4,295mmの全長で、3列シートが収まり、最高7人が乗車できるだけでなく、7人乗ってもボディの横揺れを最小限に抑えた走りは、秀逸と言えます。
ホンダは燃料タンクを薄く製造することで床下を極限まで利用して広大な室内を演出。この技は他社では不可能といっていいお家芸。
そのため、5人乗りのフリード+(プラス)をアウトドア専用カーとしてデビュー、さらにクロスロードというSUV風のグレードも新登場、人気になると思われます。
エンジンは1.5Lのワングレードで、ハイブリッドとNAを用意しています。
6人乗りがメイングレードですが、これは2列目シートがキャプテンシートになっており、シートとシートの間をウォークスルーできる自由さが人気。MC後は安全装備のホンダセンシングが進化しました。
↓新型デビューのクロスロード。ロアスカートなどアクティブな演出。
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17311596
主なスペック
全長×全幅×全高(mm) | 4,265~95×1,625×1,710~35 |
ホイールベース(mm) | 2,740 |
車重(kg) | 1,340〜1,500 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
最低地上高(mm) | 135〜150 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・2WD=36/4WD=53 |
価格 | 1,997,600円〜3,040,400円 |
2位:トヨタ ルーミー
引用:https://response.jp/article/2017/02/08/290299.html
トヨタ タンクと全く同じボディスペック、パワートレインを持つルーミー。NAとターボの2エンジングレードがある1ℓの4兄弟の中で一番台数が売れています。
その理由はやはり迫力のあるフロントグリル。ノアやヴォクシーを感じさせる大型グリルが人気で、トヨタの数多いディーラー網での販促によって、全国各地で試乗が可能。
トヨタならではのクルマへの安心感、1Lながらターボ車は1.5Lのパワーを持つほどの実力で、コンパクトハッチバックよりも積載量のあるハイトワゴンが欲しいひとには選択肢の一つでしょう。
主なスペック
全長×全幅×全高(mm) | 3,700〜15×1,670×1,735 |
ホイールベース(mm) | 2,490 |
車重(kg) | 1,070〜1,130 |
最小回転半径(m) | 4.6〜4.7 |
最低地上高(mm) | 130 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・2WD=36/4WD=38 |
価格 | 1,490,500円〜2,002,000円 |
1位:トヨタ シエンタ
引用:https://car-mo.jp/mag/2018/12/8981/
引用:https://www.goo-net.com/magazine/107405.html
シエンタは今やアクアやヴィッツを凌ぐ、コンパクトカーのトップセールスカーです。
2019年には新型カローラがデビューしましたが、3ナンバー化されたためにコンパクトジャンルから卒業。
シエンタは5ナンバーか3ナンバーかという《ジャンルを超えた》質感、車格のあるミニバンと認識されています。
ユニークなボディデザインは、最近のボックスボディのミニバンとは一線を画し、男女年齢を問わず購入年齢層の広いクルマ。女性にも抵抗感が薄いクルマとして受け入れられています。
小さな子どもを抱える家庭では、ベビーカーの収納などで苦労することが多い中、シエンタは収納にもひと工夫あり、シートアレンジも楽に操作できるなど、非常に好評です。
パワートレーンを選べること、ガソリン車のみですが4WDも用意されていることも利点でしょう。
主なスペック
グレード | ハイブリッド | ガソリン |
全長×全幅×全高(mm) | 4,260×1,695×1,675〜95 | |
ホイールベース(mm) | 2,750 | |
車重(kg) | 1,380 | 1,320〜80 |
最小回転半径(m) | 5.2 | |
最低地上高(mm) | 145 | 130〜145 |
エンジン種類 | 直列4気筒 | |
燃料・タンク容量(ℓ) | レギュラー・42 / 45(ガソリン4WD) | |
燃費(km/L、JC08) | 28.8 | 15.4〜20.2 |
価格 | 2,227,500円〜2,579,500円 | 1,809,500円〜2,213,200円 |
まとめ
2019年度コンパクトカー人気度上位、スライドドア付の6台をご紹介しました。ミニバンフォルムのルーミー、トール、タンクとソリオに対し、フリードとシエンタは独自のボディデザインと室内空間が魅力。
スライドドア付は屋外駐車場でも非常に便利ですが、ミニバンにしか採用されていません。近い将来SUVにも採用されると面白いのではないでしょうか?