新型ベンツ Cクラスは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは新型ベンツ Cクラスの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
ミニSクラスとの異名を取るCクラスですが、スタイリングはクーペフォルムをセダンに活かした曲線を多用したものになりました。
アメリカでは、リアランプがアグリィ(醜い)という世評もありますが、好き好きでしょうか。
魅力的なセダンを手に入れたい方は、この車を抑えておけば、まずは誰にでもうらやましがれるはず。
コンパクトでありながら、スポーツカーにもなるセダン。
まずは試乗インプレッションをご覧ください。
宗旨替えが激しいCクラス
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■やってくれたな、そう感じましたね。2014年に初めてニューCクラスを見て思いましたよ。
190Eから5代目、角目になってみたり、瓢箪目になってみたり、特にリヤランプの形状は毎回毎回変わり、とうとう今回は1960年代の葉巻型のレースカーを思わせる車になりました。
エアインテークはいまどきの流行りですが、完全にポルシェへの当てつけのようですね。
インテリアはまあ、驚くことはありません。
素材はダイムラーお得意の本革、Sクラスを試乗しているので、新鮮味はありません。
走りはかなりスポーティ。
正直言って、ここまで吹き上がりがよく、加速モードが早いのは、逆にどうかと思う。
私の場合は、様々な車を試乗するので理解しているつもりだが、Cクラスはボトムエンドであって、そうそうスポーティに走るような車ではない。
引用:http://s3-eu-west-1.amazonaws.com/carmag-wp/carmag/wp-content/uploads/2014/06/28015617/Merc_C-Class-01.jpg
もっとどっしりした加速であれば、喜んでベンツを買った意味もあろうが、これは軽すぎる。
つまり、過去のCクラスに乗っていた者とすれば、あまりにも軽薄な感じが否めない。
C180アヴァンギャルドは意外に硬い乗り心地
引用:http://openers.jp/wp-content/uploads/2016/03/1478177/020_Mercedes-Benz-C180-Coupe-Sports.jpg
■最初に言っておくが、Cクラスは素晴らしい。
何が、といえば走りの先進性がまた一歩も二歩も進んだ気がするから。
ランフラットを履いていることから、路面によっては非常に荒いコンディションも出てくる。
だからこそ、硬めであるのは理解できるのだ。
例えば、クラウン・アスリートやスカイラインと比べると、4輪の着地感が非常に伝わって来る。
ドライビングに関して、どうしても伝わってくるものと伝わらなくていいものがはっきりと選別されているのだ。
クラウンの場合は、非常に大味でマシン感が楽しかった。
スカイラインの場合は、どっしりしたエンジンが印象的。どちらも素晴らしい感覚を感じることができた。
ただ、Cクラスと違う点は、車体のわずかな揺れや音、振動だった。
コーナリングでボディーがかなり圧迫を受けている場合、ドライバーとしては、多少コントロールを深めに取りたくなる。
だが、それがかなり薄れてしまった。
スペックは156ps(115kW)/5300rpm、25.5kgm(250Nm)/1200-4000rpm、少々退屈なパワーと感じた。
Dセグメントでは、第一級
引用:http://allgermancars.net/wp-content/uploads/parser/Mercedes-benz-C180-2015-1.jpg
■Dセグメントで世界一の車はCクラス以外には考えられません。
もちろん、セーフティシステムはスバルには敵いませんが、
、シャシー性能、ボディ剛性の高さなど、ファンダメンタルズは非常に高く、信頼性は抜群です。C200とC220dでの選択は非常に迷いました。
まず、ディーゼルエンジンに興味があったこと。耐久性は絶対にディーゼルが高いことや、燃費やコスト計算ではディーゼルに軍配が上がります。
ですが、ハンドリングはC200が非常に軽く楽しさがうわまりました。
何といっても小径のステアリングとそのフィーリングがディーゼルエンジンとは相性が良くないと感じたからです。
つまり、エンジンそのものの吹き上がり感、柔らかな感触が私にはC200に傾かせたわけです。
やはり、試乗することで初めてわかることも多いはずです、細かな性能の違いは紙面だけでは計り知れないことが多いです。
そこで、試乗してみると細かな部分までが明確になりこっちの方が良い!と感じることができたら、次は商談に映りましょう!そこで、ベンツなら値引きをどのくらいできるのか、知りたくありませんか?
是非こちらで、値引きの詳しい情報を手に入れて、目標額を検討してみてはいかがでしょうか?
新型メルセデスベンツCクラスの値引きの方法については、
「新型メルセデスベンツCクラス 値引き術!」で詳しく解説しています。
引用:http://blog-imgs-72.fc2.com/d/r/u/drumsyos/C_WAGON09.jpg
■5.1mですか、最小回転半径が小さいのは非常に美点ではないでしょうか?
小回りが利くのは伝統、190Eからの継承はしっかりと守られていていいですね。
ステアリングアシストは運転補助には大変素晴らしい機能だと思います。
例えば、私が一番気に入っている点、それがライト性能なんです。
「ハイビームでAUTOのままで走ると、対向車や前方走行車だけ照らさずに前方を照らす」という仕組み。これはマツダの車線追尾のような進むベクトルだけを照らすもので、非常に安心して走行できます。
また、視界に突然現れる「広告」やトンネルの標識などはしっかりと照らさないように制限してくれるにもかかわらず、必要な道路標識はきっかり認識してくれるところが不思議です。
まるでレーザーによるメラニン色素だけを照射するような優れ技で、その仕組みが一体どうなっているのかが全く分かりません。
このライトだけのために、深夜のドライブに出かけるのはおかしいでしょうか?
フロントマスクの形状は、人好き好きと思いますが、私は長らくこのフロントランプが好きではなく、辟易していました。
ところが、ハイビームにしたまま走ることで、これだけ計算されたライティングの正確さが楽しめることに、非常に安心感を抱いています。
たかがライト一つですが、これがメルセデスの車作りの基本を語っているようで、Cに乗ることの安全性を高く評価しています。
価格は高いですが、それだけの価値がある車ですね。
Cクラスはもともと「環境対応車」だった
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30年前に190Eとしてデビューした元祖Cクラス。
5ナンバー車初のベンツ…ということもあり、日本でも異常なほど売れたこの車に、ダイムラーは500億円もの費用を賭けたという。
なぜ?それは環境税なるものの存在だった。
当時の西ドイツは今ほど問題とならなかった「地球温暖化」に非常に警戒感を示し、ドイツ北部、南部の工業地帯からの汚染排気によってシュヴァルツヴァルト(黒い森=ドイツ全土を覆うトウヒやカラマツなどの森)が次々と枯れていく事態に危惧の念を抱いていた。
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ライン川周辺の都市は、その大河の恩恵を被るために、製鉄、製薬、石炭、自動車など一極集中で工業地帯を形成。
その結果、ドイツ全土は急激な酸性雨に悩まされることとなった。
ドイツは国内6社(VW、ダイムラー、BMW、欧州フォード、アダムオペル、ポルシェ)に乗用車の排気ガスの総量規制を定め、超過分に増税を課す。
その結果、ダイムラーは危機感を強め、ダウンサイジングした190Eを大量に販売することで、なんとか総量規制枠を保とうとしたのだった。
たくさんの方に愛されているベンツCクラスですが、値引きの方はどうでしょうか?
憧れのベンツにお金の面を気にしないという方は、問題無いですが、大半の方はそう簡単にいきません。
そこで、値引きはもちろんですが、その値引き込みの価格からさらにベンツCクラスを安く買うことができる方法があります!ぜひ、ご覧になって憧れのベンツを乗り回してみてはいかがですか?
→ 新型メルセデスベンツCクラスを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?