新型レガシィアウトバック 納車ブログまとめ!

レガシィアウトバック

2016年の新型レガシィ・アウトバックの納車情報が各ブログで公開されています。

こちらでは2016年の新型レガシィ・アウトバックの納車に関するブログのデータをまとめています。

スバル・レガシィ・アウトバックの納期に関しては、大変な問題が起きているようです。

それは「うれしい悲鳴」であり、「多くな落とし穴」がスバル全車に迫っていることでもあります。

そのわけを見ていきましょう。

アウトバック納期

引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html







それはアメリカで始まった

リーマンショックの時、北米の自動車市場では各車大変な業績不振に陥り、減産を余儀なくされていました。

しかしながら、スバルだけが業績を伸ばしていたのです。

スバル車は、アメリカ大陸の北側、降雪地帯で人気が出始めて、それはブームと呼べる勢いで拡大し続けています。

2015年アメリカの自動車市場は3%拡大して1,700万台と言われていますが、スバルだけは14%以上の伸びを見せて60万台を超えています。

何が売れているのかと言えば、「アウトバック」に「フォレスター」です。

SUVが売れているようで、B4が1に対してアウトバックは2以上であると言います。

何がこれほど受けたのでしょうか?

ボクサー・シンメトリカルAWD

引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html

言わずと知れたAWDとボクサーエンジンです。

「オフロード性能が高く、丈夫で安い」と評判になり、降雪地帯をはじめとして北米全土に評判が広がったのです。

日本人よりもスバルのラフロード走破性能が評価された形です。

アメリカではピックアップトラックがよく売れます。

「ファーマーズ・カー」と呼ばれる仲間にアウトバックも入っていったようです。

地平線まで続く田舎道を100km/hを超えて走り続ける能力でも、見渡す限りの牧場、農場のオフロードを豪快に走り抜ける能力でも、確かにアウトバックは優れているはずです。

X-MODEを備えた現在では、相当のラフロードでも走破できるでしょう。

そして休日には荷物を載せて家族と出かける車に変身できるのです。

ファーマーズカー

引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html


スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ

1987年にいすゞとの合弁で作られた北米におけるスバルの生産拠点です。

富士重工の子会社ですが、いすゞが撤退したのち、トヨタとの業務提携でトヨタのカムリも生産する日本車にとっての北米拠点です。

年間20万台の生産規模を40万台近くまでに、今年2016年中に引き上げるべく努力中の状態です。

スバルの年間販売台数が95万台強ですので、いかにスバルにとっての拠点であるのかがわかると思います。

この北米の好調に支えられて、スバルは最高益を更新し続けており、投資家向けに配当性向を20%から30%に引き上げると発表しています。

工場

国内販売

しかし国内販売では、2015年度実績で16万2千台余りと4.3%の減少となってしまっています。

2016年2月現在でも6.4%減と販売不振が続いており、国内では苦戦を強いられています。

ディーラー

そのような中で納期は北米に限らず、欧州や日本でも2ヶ月以上となりつつあり、「期待損失」つまり納期を待てずにお客さんが買わない状況が出始めています。

日本国内の納入状況では、契約を済ませてからラインオフの予定が1か月以上が当たり前になっており、売れない中で納期も明確に示せず、よほどコアなお客様しか待ってもらえない状況となりつつあります。

納期についてはモデルチェンジ時期の様相で、日本国内では商品価値は高くはない状況です。

このような状況下では値引き幅が大きくなり、国内販売店は苦しいところです。

異常事態と言ってよいでしょう。


スバル・グローバル・プラットフォーム

アウトバック構造図口コミ

引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html

スバルは現在、増産に賢明で、国内でも輸出と車両の取り合いとなっているようです。

こんなときよく起こるのが、目先の目標に特化していて長期的視野を失ってしまうことです。

リーマンショック前、トヨタは生産台数世界一を目指して「造れ造れ」の大合唱でした。

リーマンショックがやってきて減産に転じてみると、思うようには経費が下がりませんでした。

それは新しい車種開発やモデルチェンジを繰り返しているうちに、共通部品化やラインの共用化などを忘れて専用の作り方に陥っており、車種それぞれの専用生産設備や人員が減産で遊んでしまったのです。

■トヨタ・TNGA(トヨタ・新世界戦略)

toyota

TNGA:プリウス

引用:http://toyota.jp/prius/tnga/

慌てたトヨタは、TNGAを掲げてラインの共用化を進めるべく根本から設計や生産設備などの体制全体を見直し、できるだけ多くの車種が生産現場では同じ車種と見えるように設計や製造方法などを再検討して、同時に品質の向上を目指して、商品価値の向上と工数の平準化によるコストダウンを実現すべく努力を続けているところです。

その結果の第一弾が、プリウスとなって発売されてきたのです。

■マツダもスカイアクティブ・テクノロジー

skyactiv_06

マツダ・スカイアクティブ・テクノロジー

引用:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/skyactiv/

マツダもスカイアクティブ・テクノロジーと称して、2008年より2015年を目指して同じ考え方をいち早くとって実績を積んできています。

すでに今年から第2ステップに入っているようです。

■スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)

アウトバックシャーシ口コミ

引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/driving.html

スバルもここにきて「スバル・グローバル・プラットフォーム」と称した動きを見せてきました。

ボクサーエンジンとシンメトリカルAWDを更に進化させようとしています。

これが完成してくると、各車種の生産ラインがより共用化出来てくるので、生産の増減でのコスト固定化の危険が少なくなるため、増産資金も激減することになり、減産に入っても最小の損害にとどめられる公算が高くなるのです。

しかし、各車種のモデルチェンジ時期を待たねばならず、マツダの先見の明が光ります。

国内ディーラーの問題点

さてはてスバルは、国内ディーラーは販売不振でありながら「玉不足」で「期待損失」、さらには「値引き」と悪循環に陥っています。苦しいところです。

■納車口コミ(価格.comより抜粋)

  • 去る11月14日にリミテッドを契約。色は悩みぬいてDにあったダークブルーパールに決定しました。

その日に言われた納車予定日は1月末(下手したら2月頭!?)と言われていながら、本日納車日の連絡ではなんと年内ぎりぎりの12月27日となりました!

  • 私は10月の下旬に契約し、12月7日に多分ラインから降りてくるということでしたが、ディーラーの営業さんも「いやァ、思っていたよりも早かったですね」と言っていました。
  • 私の車は12月18日にDに来るらしいです。そのあとのコーティングやOP取り付けで27日に納車になる
  • 11月21日に発注しましたが、この前、ディーラーから連絡があり納期はまだ出てませんわ。

予定は1月末だったのですが、内装をアイボリーにしたので遅くなってるかも。との答え。

後に発注した人の方が納期が確定してるそうです。

  • 1月初旬の3連休にLimitedのタングステン(内装アイボリー)を発注し、3月末納車待ち
  • 1月9日に契約しました。担当の営業さんのお話では、昨年の年末にアウトバックを注文した際に、群馬での車体完成が、2月中旬という回答だったので、1週間後だから、2月末の車体完成だと思います、との事で、当初の注文書には2月分の自動車税金額が入っていました。

実際の発注は、重工の休み明けの12日で、12日にあった連絡は、3月中旬(3月12日から21日の間の完成)

工場出荷

■納期を確定できない怪

口コミの中で納入が2~3ヶ月かかるのは、スバル工場側の都合でしょう。

しかし、納期を確定できないのはなぜなのかは不明です。

仕様によって生産のめどが立たないのでは、スバルの工場の生産管理に問題があります。

部品供給が契約と同時にできないことを意味しており、外注発注システムの範囲で、サプライヤーとの問題が隠れているのでしょう。

一度決めた納期が変更になるのは2つの原因が考えられて、1つは納期のかなり以前に変更になる場合には工場側での工程管理を変更した可能性が大きく、仕様による工数の平準化など通常の変更とサプライヤーとの問題が考えられます。

もう1つ、納期近くでの変更はディーラーの問題点です。

スバルのディーラーは北米での好調の陰で「置き去り」状態にあるのかもしれません。

メーカーの指導や介入がない様子で、生産ラインとのつながりでディーラーオプションなどの手配が同時進行しなければならないのですが、ディーラーの管理能力が低いために、混乱するメーカーについていけないことが考えられます。

メーカーも、国内のディーラーの面倒を見ている余裕がなく、人材も北米関係に集中投入している様子が見えます。

新生産システムの早期実現を望みます

AWD

アウトバック・AWD

引用:http://www.subaru.jp/about/technology/spirit/driving/sawd04.html

「スバル・グローバル・プラットフォーム」の完成には、おそらくは5年ほどの歳月がかかるのでしょう。

マツダの先見性が光りますが、スバルは現在絶好調なのですが、それが落とし穴にならないように願っています。

せっかくボクサーエンジンの特性が商売として花開いたのですから、これをものにする管理技術の取得、開発を何にもまして急ぐ決断を望みたいと感じます。

わたしもアウトバックを1台所有する「スバリスト」であり、北米の人々と同じに「世界最高の実用車」と感じている人間の一人です。

そんな新型レガシィアウトバック、購入時には少しでもお得に購入したいと思いますので、その方法については、

「新型レガシィアウトバック 値引き術!」で詳しく解説しています。

ぜひ参考にしていただき、私も大好きなレガシィアウトバックを購入して下さい。

新型レガシィアウトバックのおススメ動画