2016年の新型レガシィ・アウトバックにはたくさんの口コミ評価・評判が寄せられています。
こちらでは2016年の新型レガシィ・アウトバックの口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
スバルのレガシィ・アウトバックは、レガシィ・ツーリングワゴンをベースに、車高を上げ、SUVとステーションワゴンの中間となる車種として登場しました。
レガシィ・ツーリングワゴンはレヴォーグへと引き継がれ、今ではレガシィの名を冠するのは、このアウトバックと、セダンのB4となっています。
現行モデルのレガシィ・アウトバックは2014年にB4と共にフルモデルチェンジとなった5代目となります。
口コミは個人の立場で見た感想で必ずしも一般的ではない時もありますので、技術的基準に照らして評価する必要があるかもしれません。
レガシィ・アウトバックについて見ていきましょう。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
【口コミ】(主に価格.com参考)(※は筆者のコメント)
エクステリア
・大きく迫力があるフロントマスクにSUV感があるフォグランプ。
大柄で大人っぽく落ち着いてる感じで風格もありカッコイイです。
・カクッカクッとしたエッジの効いた顔つきは男性諸氏は好きですからね。
・実物はかなりよく、うまくバランスがとれている車だと思いました。
とくに物足りなさを感じませんでした。
・SUVとステーションワゴンの良いところ取りをした申し分ないフォルム。
前から見ても横から見ても圧倒的な存在感と力強さを感じます。
・唯一改善してほしい点としてはフロントグリル。もう少しここは攻めてほしい
・塊感があって迫力があるのに横から見るとスマートで必要以上に押し出したりしていない
・SUVにありがちなズングリ感がないスマートなサイド、立体造形のリア等、クルマ本来の機能美あふれるデザインと思います。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※先代のアウトバックのころからボンネット先端を絞り込むデザインが、広く流行りだしました。
これはコーナーを曲がるときには最小回転半径を小さくする効果があります。
その一方で車両感覚を作りにくく、駐車などではまっすぐを感じにくくしています。
その絞り込んだ印象がサイズを感じさせないのでしょう。
カラー
・ラピスブルーで、以前の車もブルーでしたが、全く違う色で、派手すぎずまた暗すぎずいい色です。周りからもかなり評判よいです。
・ダークグレーメタリックほとんどすれ違うことがないので、本当に希少種。
黄砂、花粉……と、次々と汚れが襲いかかってくるため、2週に1度は洗車をしています。
・タングステンメタリックは派手でも地味でもない、このクルマの性格にマッチした絶妙なボディカラーだと思います。
・アイボリーのシートにしましたが、明るい感じでなかなかいいです。
スバル・レガシィー・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※メーカーも新色を作り出す努力を続けていますが、これほど色で車種を決める時代が来るとは、設計者も考えていなかったことでしょう。
ユーザー側としては歓迎でしょう。
インテリア
・質感はBRから大きく向上。
ただ、欧州車のような色気が欲しいです。
各種計器類やスイッチ類も機能的な配置で満足ですが、収納はやや不足気味。
B型からリミテッドでもアイボリー内装を選べるようになったのはグッド。
・シンプルで機能性は悪くは無いが、高級感は無い。
スバルのインテリアは安全性を最重要視しており、視界が広い!
本当に車の大きさを感じさせない素晴らしい作りです。
・ステアリングやスエードをはじめ手に触れるところの質感が良い。
シートの座り心地は普通だがこれで満足。
・VWパサートの内装と比較するとソフトな部品を押してみた時の触感や素材感では価格相応感は否めないところはあります。
・アメリカンサイズだけあってシートが大きくゆったりと座れますが逆に大きすぎて最適なポジションがなかなか決まらないのが残念です。
・リミテッドなので革シートですが、ちょっとペラペラしてて安っぽいですが、コストダウンの現れだと思うので、スバルさん頑張ってるな。
・アイサイト関連のスイッチ類がいろいろありますが、走行中視界の邪魔をしないので、運転に集中できます。
・カーナビはパネルの一体感を考えてDOPのパナナビを選択。
画面が大きく見やすいですが、ナビはなかなか「お利口さん」。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※スバルの内装は平均してみると機能的で、一般的にはもう少し工夫が必要であると感じます。
新しいプラットフォームであるスバル・グローバル・プラットフォームを採用する新型インプレッサで少し発展し、シートやハンドルなどの質感はグレードや車種によって異なるとは言え、スバルの現行車種はほぼ統一された内装を持っています。
ある意味それがスバルの出した答えなのかも知れませんが、もう一歩、と思うファンが多いことも確かです。
価格帯で他社と競合する、と言うより、その走行性能で他社と競合するスバルですから、ライバルはBMWやVWとなります。
それゆえ、BMW・VWなどの質感の出し方に習ってくれれば、と思ってしまいますが、贅沢な注文なのかもしれません。
エンジン性能
・低速でもトルクがありそんなに飛ばさないので十分だと思います。
・ちょっとくぐもったような「BOXERサウンド」は、たまにアクセルベタぶみをすると聞くことが出来ます。
ポルシェと同じ水平対向な訳ですから、自信と誇りを持っていいかと思います。
・加速も良く音も静かで問題なし。
アイドリングストップはやや不自然。
・ほとんど3,000回転以上にしたことがありません。
坂道や高速での合流の際も高回転に引っ張る必要がないくらい、低回転での加速を提供してくれています。
たまにアクセルを踏み込むと重低音が響きますが、ほとんど聞けていません。
・低回転でもこの大きな車体を軽々と滑らかに走らせるトルクはカタログ値以上の実感があります。
・2500ccのNAですが、エコモードでも十分走ります。
静かで良く回りストレスフリーな高性能エンジンだと思います。
・15年近くボクサーターボに乗ってきましたが、今回のNAはターボが要らないと思えるぐらい軽やかに走ります。
BPの2.5リッターNAと比べると格段に扱いやすいです。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/efficiency.html
※率直に言えば、スバルのエンジンは「ボクサーなのに振動や騒音が大きい」と感じてきました。
BMW「シルキー・フォー」に足元にも及ばないのが現実でした。
しかし、これは部品の加工精度を上げることと、エンジンマウントの改善で良くなっています。
高回転に上がるスムーズさと共に、回転が下がるときのスムーズな動きに注目してほしいところです。
走行性能
・走りの良さというスバルの伝統をしっかり引き継いでいます。
車高の高いワゴンボディにもかかわらずしっかり曲がり、止まる。申し分ありません。
アイサイトは若干神経質なところもありますが、クセを把握できたら特に高速道路ではすごく楽。
疲労軽減に大きく役立ちます。
・車格、車重を感じさせず、思ったよりキビキビ走ります。
加速もいいので高速もストレスない。
大型ですが、取り回しもしやすいです。
・ハンドルの細かな動きに大柄なりの機敏さで反応している。
・コーナリングなどは車高の高さを感じさせずに普通にクリアします。
・AWDとXモードであらゆる路面で安心して走れます。
・CVTは前車にも搭載されていたので、特に違和感は感じられません。
ほとんどタイムラグがなく動力が伝わっている感じです。
スバル・レガシィー・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/driving.html
※レガシィ・アウトバックの驚くべきところは5cmほど最低地上高が高いのに、驚くほど重心が低いことです。
このメリットを生かしたサスペンションセッティングになっていると感じます。
舗装路面の高速コーナーのハンドリングは、外観からは想像できない鋭さです。
タイヤのチョイス次第で好みのハンドリング、乗り心地を得ることができるほど、潜在性能が優れています。
シンメトリック・シャーシは伊達ではないようです。
安全性能
・やっぱりアイサイトはすごかった。渋滞時の追尾機能はすばらし。
スーーーッって停止する。
ホンダセンシングは40km/h以下は作動しませんし、ブレーキングもきつめです。
センシングと比べてアイサイトの方が完成度が高く感じます。
高速道路や幹線道路でも使いまくってます。
アクセルペダルを操作しなかったらこんなに楽だったとは。。。
しかし、カーブで前の車を見失うとカーブ手前で加速に入るので注意が必要です。
追尾中アイドリングストップからの発進は少しショックあり。
はみ出し警告が一般道では厳しめですが、高速では安心できます。
X-MODEはまだ使ってません。
けど、牽引ロープは積みました。
B型からのアドバンスドセーフティパッケージはバックする時、歩行者や自転車も感知するのでとても助かります。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※運転支援装置ではスバルが一歩他社をリードしたようですが、心配なのは運転手が過信してしまうことです。
高速道路での渋滞中、アイサイトの追従機能は格別で、のろのろ運転を続けなければいけない場面でも、アクセルもブレーキも踏まずに加速・減速して付いていきます。
非常に楽ですが、人間は余力を作ると、また余力を使い果たしてしまう動物なので、いかにアイサイトが優れていても、常に監視していないといけないのです。
でも楽すぎてついうっかり頼りっきりになりますよね。
天候の悪いとき、逆光など、アイサイトが機能しなくなる場面もありますので、くれぐれも過信しないようにしましょう。
乗り心地
・良いです。ジェントル~って感じです。
4時間ぶっ通しで運転しても腰が痛くなりません。
サスも落ち着いてきて更に良くなった感じです。
・当初の硬さ、地面の凹凸や段差を拾う感じはゼロになりました。
腰痛持ちでヨーロッパ車のシートが大好きなのですが、アウトバックも勝るとも劣らない良いシートです。
・静寂!ほんとに静かで、動く部屋といってもいいくらい静かです。
高速道路でも、カーステレオのボリュームを上げなくてよいくらい。
・段差等で多少の突き上げ感はありますが、スタブレックスライドの性能が良いのか、これまで乗っていた日産ティーダや私の愛車の日産モコと比べたら、非常に乗り心地が良いと感じます。
・ヘッドレストの位置調整が前にしか倒れない構造、ここはやっぱりしっくりこないなぁ。
・堅すぎず柔らかすぎす、足も良く動き非常に良いです。
・路面の情報を伝えてくるが、ボディでいなしていると感じる。
・スタブレックス・ライドの効能でしょうか、ガチガチでもフワフワでもない快適な乗り心地。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/about/technology/spirit/driving/chassis02.html
※乗り心地に関して、街乗りで大きく関与するのがブッシュです。
ロールを抑えたサスペンションセッティングでは、細かい路面からの入力をダンパーだけでは吸収しきれないようで、ダンパーの初動期の入力を柔らかくするのには限界があるようで、各社ともブッシュで対応しているようです。
BMWなどは昔からで、その代わり、ゴムの寿命が短い欠点はあります。
燃費
■<ガソリン車>
街乗り:10km/L前後、高速走行:15km/L前後
・平均11~12km/L程度
・満タン法で10いかないが、こんなもんかな。
・フルタイムADW、車重、大きさを考えるといいほうかもしれないです。
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※5~19km/Lと幅がありますが、8~12km/Lと見ておけば良いのではないでしょうか。
アクセルワークで大幅に変わるのは仕方ないところですが、あまり発進をもたつくと渋滞の原因になります。
価格
・これだけの性能と装備(安全装備と快適装備)なのに400万でお釣りがきます。
コストパフォーマンス最高です。(リミテッド)
・オプション満載で、この値段は本当にお得。
維持費も考えれば、外車と比較した時のコストパフォーマンスが高い。
・色々付けると400万越えますが、最高水準の安全装備や乗り心地から考えるとバーゲンプライスと思います。
BMWを乗り継いでる人も値段にはびっくりしてました。
BMW3ツーリング
引用:http://www.bmw.co.jp/ja/all-models/3-series/touring/2015/images-and-videos.html
※値段は日本車が有利です。
比較対象がトヨタやホンダではなく、BMWやVWが出てくるところがスバルらしい部分です。
もちろん、輸入車と比較すると、レガシィアウトバックは内容のわりに安いと感じます。
BMW3から乗り換えても、SUVながらハンドリングが遜色ないのが印象的でした。
値引き
・本体値引き:5~25万
・オプション値引き:5~35万
・最上位グレードを購入すると、値引きは最大になる可能性が高いようです。
逆に、ベース車だと0円ということもあります。
スバル・レガシィ・アウトバック
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/gallery/photo.html
※ディーラーオプションを上手に注文すると、お得感がひとしおです。
総合評価
スバル・ボクサー・ディーゼルエンジン
スバル・レガシィ・アウトバックは、価格.comでは総合人気ランキングで11位、満足度も4.73と高評価です。
項目別のエクステリアでは7位、走行性能では10位、価格では11位とトップクラスにある一方で、乗り心地では21位、エンジン性能で30位、インテリアで50位、燃費で94位となっています。
この口コミ評価は、かなり技術的基準に合致しているようで、燃費94位は何とかしなければなりません。
ハイブリッド仕様のあるXVと前モデルのインプレッサスポーツですら、燃費は20km/lと、スバルの取り組みや価値基準が、走行性能>燃費性能、となっているのは明白です。
どのユーザーにも受け入れられる、というのは難しいと思いますが、走行性能と燃費性能の両立を狙うのであれば、欧州仕様「スバル・ボクサー・ターボディーゼル」の日本市場への投入を急ぐべきでしょう。
ともあれ、現行モデルでも十分魅力的な新型レガシィアウトバックの値引きの方法については、
「新型レガシィアウトバック 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしていただき、お得な価格でレガシィアウトバックを購入して下さい。