新型インプレッサスポーツのオプションの情報が公開されています。
こちらでは新型インプレッサスポーツにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
車のオプションは工場での製造時にとりつける「メーカーオプション」と、ディーラーで納車前にとりつける「ディーラーオプション」の2つに分かれますが、新型インプレッサスポーツのメーカーオプションは「ブラックレザーセレクション」と「アドバンスドセイフティパッケージ」の2つが目玉となってきます。
この2つは全てのグレードでオプション装備となるからです。
インプレッサスポーツにブラックレザーセレクションはつけるべき?
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html
メーカーオプションの大きな目玉の1つがこの「ブラックレザーセレクション」です。
ブラックレザーセレクションに含まれるのは「LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ」「クリアビューパック」「本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー」「キーレスアクセス&プッシュスタート」「本革シート(フロントシートヒーター付)」「運転席&助手席8ウェイパワーシート」の6つ、(正確にはプラス「スーパーUVカットフロントドアガラス」の7つ)となっています。
このうち、2.0i-L EyeSightには本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー、キーレスアクセス&プッシュスタートの2つは既に標準装備されていますので、2.0i-S EyeSightにブラックレザーセレクションを装備する場合はそれ以外のものをつける、ということになります。
また、2.0i-S EyeSightには本革シート以外のものは全て標準装備されていますので、2.0i-S EyeSightにとってブラックレザーセレクションを装備するということは「本革シートを装備する」ということと同義となります。
1.6i-L EyeSightにはどれも標準装備されていないので、ブラックレザーセレクションを装備すると全てがついてくることになります。
つまりブラックレザーセレクションの内容はグレードにより微妙に異なる、ということです。
そのため価格も変わり、1.6i-L EyeSightにつける場合は324,000円、2.0i-L EyeSightは253,800円、2.0i-S EyeSightは108,000円となります。
なお、ブラックレザーセレクションに含まれる1つ1つをそれぞれ単品で注文することは基本的に出来ません。
スバルではそれぞれのオプションの組み合わせに「オプションコード」というものがつけられていて、そのオプションコードに沿った注文しか出来ないからです。
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/spec/pdf/impreza_sport_equipment.pdf
例えば1.6i-L EyeSightのメーカーオプション組み合わせ表をみると、LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプだけは単品でつけることが出来ますが、本革巻ステアリングホイール&セレクトレバーを単品でつけることは出来ません。
もしも最小限の負担で本革巻ステアリングホイール&セレクトレバーをつけたいと思ったら、最低でもLEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプとクリアビューパックもつけないといけないわけです(オプションコード「PN」)。
ブラックレザーセレクションのコストパフォーマンスに関する評価は、グレードごとに変わってくると思います。
最上級グレードである2.0i-S EyeSightは結局のところ本革シートの有無、ということになりますので、本革シートに108,000円払う価値があるかどうか、というところになります。
一般的に本革シートの機能的なメリットとして「静電気が発生しにくい」「埃がたまりにくい」「掃除が簡単」「蒸れにくい」ということがあります。
もちろん質感も高くなり、インプレッサスポーツの本革シートは非常に滑らかな手触りで、かつスポーティーな雰囲気を醸し出しています。
デメリットとしては「夏は暑くなりやすく冬は冷たくなりやすい」ということがありますが、フロントシートにはシートヒーターが内蔵されますので少なくとも冬に冷たくなりやすいというデメリットは解消されます。
皺やヒビが出来やすい、という点もデメリットに挙げられるでしょう。
引用:http://auto-agency.ocnk.net/product/222
総合的に考えると108,000円は決して高くないと思いますが、必要ないと考える方はつけなくても問題はないでしょう。
2.0i-L EyeSightですが、2.0i-S EyeSightとの価格差は2WD、AWD共に216,000円です。
2.0i-S EyeSightに標準装備されて2.0i-L EyeSightに標準装備されないのがLEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ、クリアビューパック、運転席&助手席8ウェイパワーシートの3つです。
もし仮に2.0i-L EyeSightにブラックレザーセレクションをつけるとプラス253,800円ですが、もしも本革シートが必要ない、ということであれば、2.0i-S EyeSightでブラックレザーセレクションをつけない方が安く買うことが出来ます。
しかも2.0i-S EyeSightにすることによってタイヤ&ホイールが18インチに、フロントブレーキディスクが16インチになる上、外装ではサイドシルスポイラー、光輝ウインドゥモールがつき、安全装備ではアクティブ・トルク・ベクタリングがつきます。
引用:http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1019818.html
引用:http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1019818.html
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety1.html
デメリットとしては、エコカー減税の対象から外れてしまうということがあります。
2.0i-L EyeSightでブラックレザーパッケージを検討する際は十分注意が必要です。
最後に1.6i-L EyeSightですが、1つ上の2.0i-L EyeSightとの価格差は2WD、AWD共に237,600円です。
2.0i-L EyeSightに標準装備されて1.6i-L EyeSightに標準装備されないのがキーレスアクセス&プッシュスタート、本革巻ステアリングホイール&セレクトレバーの2つですが、この2つのグレードはそもそも搭載しているエンジンが違いますし、リヤスタビライザーの有無や内装加飾の有無など様々なところで差がありますので、単純に「価格差=標準装備の差」とはなりません。
もし仮に1.6i-L EyeSightにブラックレザーセレクションをつけるとプラス324,000円で、2.0i-L EyeSightの価格を大きく超えてしまいます。
ただしブラックレザーセレクションをつけても、解消されない差は残るわけです。
1.6i-L EyeSightの1つのメリットとして「価格が安い」ということがあると思いますが、ブラックレザーセレクションをつけるとこのメリットが消滅してしまうばかりか、逆に高くつく、ということにもなりかねません。
1.6i-L EyeSightを購入する場合は、オプション組み合わせ表をよく見て出来るだけ最小限のオプションの組み合わせに留めておいた方がよいと思います。
アドバンスドセイフティパッケージはおすすめオプション
アドバンスドセイフティパッケージは「スバルリヤビークルディテクション(後方警戒システム)」と「ハイビームアシスト」がセットになったものです。
スバルリヤビークルディテクションは、車体後部に内蔵されたセンサーで後方死角から接近してくる車両を検知してドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音で注意を促してくれる、というシステムになっています。
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety2.html
これによって車線変更時などにミラーの死角に隠れていた後方接近車両や、駐車場などからの後退時に直進してきた車両との接触事故を未然に防ぐことが出来ます。
ハイビームアシストはアイサイトのステレオカメラによって前方の光を検知し、ハイビームとロービームを自動的に切り替えるというものです。
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety2.html
対向車や先行車がいない場合や、街路灯がないような暗い道を走る場合にはロービームで走るよりもハイビームで走った方が安全です。
ライトの切り替えを面倒臭がってずっとロービームで走っていると安全度は下がりますし、ずっとハイビームで走っていると周囲の車に迷惑がかかりますので、この自動切り替えは非常に便利だといえます。
アドバンスドセイフティパッケージは、この2つがセットになって54,000円です。
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
インプレッサスポーツはアイサイトver.3や歩行者エアバック、乗員保護用の7つのエアバッグが全車標準装備されるなど安全装備の充実ぶりが非常に高い評価を受けている車ですから、54,000円払ってでもアドバンスドセイフティパッケージをつけてより一層安全装備を完璧にするのも悪くないと思います。
新型インプレッサスポーツのオプションのまとめ
引用:http://autoc-one.jp/subaru/impreza_sports/special-2962825/photo/0006.html
以上、インプレッサスポーツのオプションについてご紹介しました。
ここでご紹介したメーカーオプションの他にも数々のディーラーオプションが用意されています。
ディーラーオプションは「あれもこれも」と選んでいると、あっという間に大変な金額になってしまいますので、本当に欲しいものを十分吟味するようにして下さい。
また、スバルはディーラーオプションからの値引きが他のメーカーよりも出やすいです。
ディーラーオプションを考える時は値引き交渉とセットで考えた方が有利に交渉を進められると思います。
オプションを好きなだけつけたいと思うと、いくらでも価格が跳ね上がりますよね!この金額をどこまで値引きが効くのか知りたくありませんか?
当サイトでは、現オーナー様からの値引き情報をまとめてみました。
是非ご覧になってみてください!きっと、インプレッサスポーツを買おうとお考えの方にとっては、予算を考える上でも目安となるはずです。
新型インプレッサスポーツの値引きの方法については、
「新型インプレッサスポーツ 値引き術!」で詳しく解説しています。