新型デイズは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは新型デイズの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
引用:https://autoc-one.jp/nissan/dayz/report-5004195/
↑デイズ ハイウェイスターと↓デイズ。日産のアイデンティティ”Vモーション”がグリルにうまく収まっていて、力強さが伝わって来るデザイン。
引用:https://kakakumag.com/car/?id=13616
新型デイズが評判です!最近新型車のデビューが少ない日産ですが、このクルマに賭ける力の入れ具合はなかなかのモノ。オプションとはいえ、プロパイロットをケ自動車初として採用(プロパイロットエディションがラインナップ)、カーテンエアバッグも標準装備……今までの軽自動車から進化している部分が多く見られます。
ここでは、モータージャーナリストの試乗レポートと、一般ユーザーの口コミをご紹介しましょう。
目次
斜め後方視界は良くないので、駐車には注意!
オートックワン 2019.4 より
デザイン優先で、斜め後方視界が良くない
日産 新型デイズのフロントマスクは今の日産車に共通するV字型グリルを備え、上質に造り込んだ。
運転席に座ると、サイドウインドウの下端が少し高く感じられ、後ろに向けて持ち上げた。外観に躍動感を与えるためだが、後席側のサイドウインドウは面積が狭まり、斜め後方の視界は良くない。
軽自動車は買い物などに使われ、駐車場での後退も頻繁に行うから、後方視界に配慮すべきだ。バックビューモニターは幅広いグレードに備わるが、これに頼って後退すると、左右方向から急速に接近する自転車などを見落としやすい。
最小回転半径は、14インチタイヤ装着車が4.5m、15インチは4.8mで、おおむね満足できる。
↓新型デイズを斜め後ろから見ると、確かに太めのCピラーが存在。フローティングルーフを演出するデザインだが、運転席からの後方視界は注意が必要になってくる。
引用:https://motor-fan.jp/article/10008864
エンジンはノーマルグレードで優秀
ノーマルエンジンの動力性能は、実用回転域の駆動力が高く扱いやすい。1300回転付近から加速力がしっかりと立ち上がる。
走行性能を左右する最大トルクの数値は6.1kg-mで。
ライバル車と同じだが、発生回転数は異なる。ムーヴは5200回転、ワゴンRは4000回転なのに対して、デイズは3600回転と低い。
頻繁に使う回転域で最大トルクを発生するから、アクセルペダルを深く踏む必要がない。駆動力に余裕があって運転しやすく感じる。
その一方で、4500回転付近からは速度上昇が活発になり、スポーティな性格も併せ持つ。回転感覚が滑らかで、ノイズは小さく、上品なエンジンに仕上げた。
引用:https://motor-fan.jp/article/10008864
静粛性が高く、高速道でも車内会話が楽に
MotorFan 2019.3 より
車内の静かさ度が高い
155/65R14 75SのブリヂストンエコピアEP150を装着する、NAエンジンの「ハイウェイスターX」に試乗したが、走り出してすぐに感じられるのは静粛性の高さだろう。
「キューブに匹敵する静かさを実現した」というが、確かに高速道路での合流を想定し5000rpm以上まで引っ張った時でも、会話するのに声を張り上げる必要はないほどだった。
ハンドリングも良くなった
そしてもうひとつは、ハンドリングだろう。
ギヤ比が20%低められるとともにブラシレスモーターが採用された電動パワーステアリングは、女性ユーザーに配慮し車庫入れ時の負担を減らすべく、低速域こそやや軽すぎる傾向はあるものの、車速が上がるにつれてしっかりした手応えに。
ダンパーのサイズ拡大および高応答バルブの採用、ボディ剛性向上の効果もあってか、ステアリング操作に対しリニアかつレスポンス良く旋回し、かつ細かな路面の凹凸をしなやかにいなしてくれるため、キビキビした走りを安心して楽しむことができた。
引用:https://kakakumag.com/car/?id=13616
ターボエンジンは加速がいい
価格com.マガジン 2019.3 より
まるで1Lエンジンのような加速
ターボエンジンは、低回転域から力強い加速を見せる。
エンジン回転の上昇にともなって加速が鋭くなるようなターボの性格は抑えつつ、まるで1Lエンジンを積んでいるような感覚で運転することができる。
最大トルクは10.2kg-mと、NAエンジンのおよそ1.7倍で、発生回転数は2,400~4,000rpmと実用域をカバーしているので、パワーがあって使いやすいエンジン特性だ。
高速道路や峠道などをひんぱんに使うユーザーにはおすすめしたい。
ステアリングの素直さもいい
新型デイズは、走行安定性も良好だ。
操舵に対する反応は、軽自動車でありがちな鈍さは感じさせず、ワインディングを走っても素直に旋回していく。
後輪の接地性にすぐれていて、下り坂のカーブでブレーキを踏む操作を強いられても、挙動が乱れにくい。
プラットフォームやサスペンションが新開発されて、ホイールベースもホンダ「Nシリーズ」の2,520mmに次いで長い2,495mmだから、安定性が飛躍的に高められている。
引用:https://autoc-one.jp/nissan/dayz/report-5004195/0002.html
普通車の加速に付いていける、マイルドハイブリッド
価格com. 試乗口コミより
インテリアは……簡素ながら、一部にソフトパッドやプラスチックパネルにも加工が施され使用され、安物と感じる事はありません。
あまり出ていない情報として、シート表皮以外はフーガと同等の素材と立て付けにより、モチモチ感触と座面のロング化で、遠距離ドライブもこなせます。
エンジンは……マイルドハイブリッド化により、かなりの坂でもエンジンは唸りますが、モーターアシストにより普通車の加速について行けない事はありません。
この場合でも、エンジンが唸っているのが分かりますが、隣の車のエンジン音が聞こえる程度で、これがドライブで疲れの原因になりにくいと思います。
↓後席を倒すと段差が生じる。ただ、背面はフラットになっている。
引用:https://autoc-one.jp/nissan/dayz/report-5004195/photo/0064.html
9インチモニターで後方視界が確認できる
価格com. 試乗口コミより
6年ぶりのフルモデルチェンジの割にはエンジン足回りで格段の進歩は感じられなかった。
プロパイロット、前後方踏み間違い衝突防止アシスト、SOSコールなどの取り組みは評価できる。
バックミラーでのアラウンドビューは小さいので、9インチモニターでの確認できるは評価できる。
電動パーキングブレーキはただのXでは非搭載なのは残念。
スピード、タコメーターが大きさ、デザインで若干視認性でもう一つの感アリ。
↓9インチモニター。アラウンドビューモニターを使うことで、安全性が高まる。
引用:https://kakakumag.com/car/?id=13616
乗り心地はかなりいい。ターボエンジンの加速感はあまり感じない
価格com. 試乗口コミより
走行性能は……出だしのアクセルを踏む感じは、ターボ感が全くないです。ただ、左折時からのアクセルを踏む感じは、もっさりかな?
アイドリングストップは、しますので。満足。
ただし、アイドリングストップとオートパーキングは、一緒には、出来ないみたいです。
乗り心地は……かなり良いですね。 間違えなく良いかなとただし、路面がゴツゴツしている所では。少し音がするので。マイナス点かな?
↓ハイウェイスター G ターボプロパイロットエディション(164万円)の後席。座席のスライドにより、フーガより広い空間が確保できる。
引用:https://autoc-one.jp/nissan/dayz/report-5004195/photo/0060.html
旧型よりも大幅に改善した加速性能
価格com. 試乗口コミより
走行性能は……前型より大幅に改善した。右折発進等でモタモタせず安心して加速できる。早開きによる過剰な演出も無いので、アクセル操作に対して素直に反応してくれる。
N-WGNと比較して、20~30km/hぐらいのもたつきが無くて出足が軽い。馬力では負けるので高回転の伸びはN-WGNの方が良いと思うが、ビービーうるさいし普通に走るだけの使い方なので自分には重要でない。
軽量なワゴンRには加速性能で負けてる。ただし、ワゴンRは電動アシストやらそれの充電で加速・減速の表情変化が多くて運転しづらかった。
ドラポジもホンダ車のように足元が狭くて窮屈でなく、ドアの閉まる音もシッカリしていて車として良くできている。
個人的にはプロパイロットには興味が無いが、走る・曲がる・止まるがしっかりしていて、安全装備が充実している点を高く評価したい。
↓プロパイロットはオプションだが、高速道をよく利用する人は付けて損はない。
引用:https://autoc-one.jp/nissan/dayz/report-5004195/0002.html
まとめ
新型デイズの試乗レポートをまとめました。以前はなかった”高速道での走り込み”を想定したプロのレビューでは、走りの安定性と静粛性が高まったとのこと。
ただ、街中を走ることの多いユーザーの場合は、加速性と安全性能の高さや、室内の便利さなどが重点になるでしょう。
誰がメインで運転するのか?そこがデイズを選ぶポイント。あとは価格ということになるでしょう!