新型フィアット500Xのスペックが公開されています。
こちらでは新型フィアット500Xのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
引用:http://www.caranddriver.com/fiat/500x
新型フィアット500Xとは安心できるクルマ
フィアットの中で最高の安全装備を誇るのがまずはこのクルマの特徴です。
ABS(アンチロックブレーキシステム)はもちろんのことEBD(エレクトロニックブレーキフォースディストリビューター)によって常に制動力を配分しています。
そのため積載重量が重たい場合でも操舵力を失うことなく車両を安定させることができるのです。
これは多くのクルマに用いられているシステムで、500Xではさらに横滑り防止装置としてESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)でタイヤのスリップや横滑りから車体を立て直し安定した走行へと回復させてくれます。
引用:http://www.journey.gives/entry/fiat500x
この横滑り防止装置はドイツでは80%、アメリカ、日本では60%の普及率といわれていますが、2017年2月以降は新型車だけでなくすべての継続生産車にも義務化されましたので、ようやく日本でも普及していくところです。
EBDが搭載されているというだけで事故率が大きく変わるといいますから、新車が義務付けされた2014年以前に製造されたクルマについては一度確認してみることをお勧めします。
引用:https://www.cnet.com/roadshow/auto/2016-fiat-500x/preview/
新型フィアット500X 安全機能
■前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)
フロントカメラとレーダーセンサーによって前方の車両と500Xの速度差を検出、衝突の危険があると警告を発します。
さらに危険が迫る場合は自動ブレーキを作動させます。
■エレクトロニックパーキングブレーキ
自動サイドブレーキです。
フットブレーキを踏んでスイッチを引き上げればサイドブレーキがかかり、シフトをドライブに入れると解除されます。
写真の様に場所を取らないのでスマートです。
自動なのでサイドブレーキのかけ忘れがないことがメリットですが、故障した時の対処法はあらかじめ知っておく必要があります。
引用:http://www.auto123.tv/en/2016-fiat-500x-pictures-64389/
■アダプティブクルーズコントロール
前方の車両に追従し加速減速を自動で調節、車間距離を保持します。
■レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)
車線からはみ出すと警告を発し、ドライバーが戻らない時にはステアリングを動かして車線維持をアシストします。
警告だけのものは多くなりましたがステアリング制御する物はまだまだ高級車のシステムです。
引用:http://culture.fiat-auto.co.jp/drive/12307
■リアパーキングカメラ/アラーム式リアパーキングセンサー
バックするときにクルマの後方の映像と車線を表示して、障害物との距離をアラームで教えてくれます。
※Pop Starには設定がありません。
引用:http://culture.fiat-auto.co.jp/drive/12307
■ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション」
死角の車両を警告で知らせることと、バックする時に側方から車両が接近することを知らせてくれます。
引用:http://culture.fiat-auto.co.jp/drive/12307
■ASR(アンチスリップレギュレーション)
発進・加速を行う場合タイヤが空転しないようにドライバーのアクセルの踏み方に応じてトルクを自動調節するトラクションコントロールです。
ぬかるみなどに入った場合は自動でエンジン出力を抑えてしまわないように解除する必要があります。
F1などのモータースポーツではドライバーの実力差がわからなくなるとのことで搭載が禁止されています。
引用:http://www.motortrend.com/cars/fiat/500x/2016/
■DST(ダイナミックステアリングトルク)
アルファロメオにも採用されているステアリングの補助機能です。
最適な反力を与えてくれ、スムーズなステアリング修正を行います。
■ BLD(電子制御式ディファレンシャルロック)
FFと感じさせないような走りはBLTから来ています。
コーナリング中に内側ブレーキをかけ外側タイヤの駆動を増幅させることでFFの曲がりにくさを解消します。
「ノーズがすっと入っていく」とはこの効果なのです。
引用:https://www.driving.co.uk/car-reviews/the-clarkson-review-fiat-500x-cross-2015/
■ ERM(エレクトロニック ロールミティゲーション)
エレクトロニック・スタビリティ・コントロールの拡張機能でセンサーカメラが危険だと判断した場合に起動、車体を安定させコントロール可能にします。
■ HBA(ハイドローリック ブレーキ アシスト)
危険に接近しているにもかかわらずブレーキの踏力が足らないと判断した場合、通常より高い制動力を発揮する機能です。
■ HHS(ヒルホールドシステム)
坂道でクルマが後退しないように数秒間、後退を防止する仕組みです。
引用:https://www.driving.co.uk/car-reviews/the-clarkson-review-fiat-500x-cross-2015/
新型フィアット500X スペック
【500XPOP STAR・POP STAR Plusのスペック】
全長:4,250mm
全幅:1,795mm
全高:1,610mm
車両重量:1,380kg
駆動方式:前輪駆動
エンジン種類:直噴4気筒ターボエンジン
総排気量:1,368cc
最高出力:140ps/5000rpm
最大トルク:23.5kgf・m/1750rpm
トランスミッション:6速AT
燃料消費率(JC08モード燃費):15.0km/L
車両本体価格:2,883,600円・3,121,200円
【500Xクロスプラスのスペック】
全長:4,270mm
全幅:1,795mm
全高:1,625mm
車両重量:1,460kg
駆動方式:四輪駆動
エンジン種類:直噴4気筒ターボエンジン
総排気量:1,368cc
最高出力:170ps/5500rpm
最大トルク:25.5kgf・m/2,500rpm
トランスミッション:9速AT
燃料消費率(JC08モード燃費):13.1km/L
車両本体価格:3,391,200 円
引用:http://caxury.com/4298
新型フィアット500X スペックまとめ
500Xはスタイリング、スペック、価格のバランスが非常にいいクルマだといわれています。
いいかえれば「お値打ち」ということにもなるのですが、フィアット500のイメージが強いせいもあって、かなりの500ファンでなくては目につきにくいといった一面もあるクルマです。
フィアットシリーズで最も大きいボディとなったSUVですが、こまやかな安全装備を搭載してきたことで、今後国産車のユーザーも取り込んでいくのではないかと予想されます。
実用サイズとして後席に大人がちゃんと乗り込むことができ、また後席を一つ前に倒すとゴルフバッグがたてに3本はいることもレジャーユースとして認められていくことでしょう。
マツダのCX-3とだいたい同じくらいの大きさだというので、取り回しがしにくいといったことも考えられませんから、ちょうどいいサイズだといえますね。
ついつい500と比べてしまうため、実際よりもっと大きいのかと想像してしまいますが、全長4250mmというのはアルファロメオ・ジュリエッタより10cm、トヨタのC-HRより11cmも短いのです。
SUVになったフィアット500、とにかくかなりのオシャレですね。
多くの人が「スペックなど少々のマイナス面が気にならない」というのが納得できる可愛さです。
相棒として長く乗りたいクルマです。
新型フィアット500Xの値引きの方法については、
「新型フィアット500X 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にフィアット500Xを購入して下さい。