新型ハイエースの燃費情報が公開されています。
こちらでは新型ハイエースの燃費に関するデータをご紹介します。
ハイエースはミニバンに比べてシンプルなボディ形状とわかりやすいインテリア…ということは、結構軽量化されているのでは?とお考えの方も多いかもしれません。
ですが、1トンもの積載量と乗員の全体重を支えるため、サスペンションもリジッド、フレームもがっしりとした作りで結構な車重なのです。
燃費に関してはどうでしょうか?まとめてみました。
(ここでは、スーパーGLについての記述に絞っていきます。DXグレードは数が多いこと、プライベート仕様の場合は後席の自由度の面からスーパーGLユーザーが多いと思われるためです)
引用:http://livedoor.blogimg.jp/sabox8/imgs/1/4/1458d04d.jpg
スーパーGL・2WD
引用:http://www.kyoto-toyopet.jp/newcar/hiace_van/img/04.jpg
■3000㏄ ディーゼルエンジン……11.2㎞/L
……標準ボディ幅、標準ルーフ、2/5人乗り、4ナンバー仕様、4AT
■2000㏄ ガソリンエンジン………10.2㎞/L
……標準ボディ幅、標準ルーフ、2/5人乗り、4ナンバー仕様、6AT
■3000㏄ ディーゼルエンジン……10.6㎞/L
……ワイドボディ幅、ミドルルーフ、2/5人乗り、1ナンバー仕様、4AT
■2700㏄ ガソリンエンジン………9.7㎞/L
……ワイドボディ幅、ミドルルーフ、2/5人乗り、1ナンバー仕様、6AT
・3000㏄のディーゼルエンジン、2700㏄・2000㏄のガソリンエンジンと3ラインナップを持つハイエースバン。燃費はいずれも9㎞/L台から11km/L台といったところです。
同じトヨタのミニバン「ヴォクシー」の場合、ハイブリッド仕様は23.8㎞/L、ガソリン車でも14.8㎞/L(燃費の一番悪いグレードで)走ります。
価格では、ハイエースのスーパーGL(2WD・3000ディーゼル・標準ボディ・標準ルーフ)が3,380,914円なのに対し、ヴォクシーのHYBRID ZS(2WD・1800+モーター、ガソリン)が3,229,200円。
燃費比較はハイエースが11.2km/Lでヴォクシーが23.8km/L。
ただ、商用バンの場合、燃費は大きく変化することもあります。
まず積載量通りの車両重量になっている場合と、空荷の状態の場合で大きく差が出ること。
また、1トンもの積載可能なハイエース自体、2トン近い車重があります。
スーパーGL・4WD
引用:http://hiace-parts.com/wp-content/uploads/2009/08/image-3478.jpg
■3000㏄ ディーゼルエンジン……10.4㎞/L
……標準ボディ幅、標準ルーフ、2/5人乗り、4ナンバー仕様、4AT
■2700㏄ ガソリンエンジン………9.1㎞/L
……ワイドボディ幅、ミドルルーフ、2/5人乗り、1ナンバー仕様、6AT
4WDの場合、2000㏄ガソリンエンジンはラインナップされていません。
乗用ミニバンに比べ、耐久性の強い3000㏄ディーゼルエンジンと、2700㏄のガソリンエンジンのため、積載量の面で乗用ミニバンよりも頼もしい走りが味わえます。
引用:https://www.flexnet.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/02/086ee79c8b78a4fe1c116f3264e44caa.jpg
新型ハイエースの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にハイエースを購入して下さい。
燃費と維持費の関係について
引用:https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_015/image/performance/performance/carlineup_hiacevan_performance_performance_01_pc.png
ハイエースはベースが商用車。
3000㏄ディーゼルエンジンのスペックは
・最高出力が106kw(144ps)/3,400rpm
・最大トルクが300Nm(30.6kgf・m)/1,200~3,200rpm
ここで比較したいのが、ドイツのフォルクスワーゲン・トゥーランです。
エンジンは1,394㏄で
・最高出力が110kw(150ps)/5,000rpm
・最大トルクが250Nm(25.5kgf・m)/1,500rpm
エンジンスペックでは3Lエンジンと1.4Lエンジンと大きく差があることから、燃費の差は非常に大きく、トゥーランは18.5㎞/L走ります。
トゥーランはミニバンですが、キャブオーバーではありません。
ただ、ターボチャージャーを搭載しており、欧州ではキャンピングカーをけん引するトラクターヘッドとして使われることが非常に多いのです。
引用:https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&p=ハイエース+燃費&fr=crmas#mode%3Ddetail%26index%3D46%26st%3D1900
引用:https://www.navikuru.jp/articles/file/1104/7b4b0/?article_id=23&name=image01.jpg
トゥーランは、大変高出力でエンジンも良く回り、トルクに至ってはハイエースとさほど変わりない…と言えます。
価格は284万円から販売されており、ハイエースと良い勝負でしょう。
ただ、問題があるとすれば、電気系統のトラブルが多いのは乗用車系のハイトワゴンです。
これは日本車でも時折見られますが、輸入車の場合は特に注意が必要。
維持費としてはハイオクガソリンか軽油か、レギュラーガソリンか…ということも大きな差となります。
商用車バンをキャンピング仕様にするメリットは…それは電気系統のトラブルがまず「皆無」であること。
総合的な維持費を考えると、軽油代金、4ナンバーの税金、車検費用、故障対策費用などで、ハイエースの方が十分元が取れると言ってよいでしょう。
3年以上乗るなら、輸入車ミニバンは故障率は高いと言えます。
国産ミニバンとなると、5年乗り続けると「安全性能や自動運転機能」がどんどん進歩する、というデメリットを感じるでしょう。
ただ、ハイエースの場合はもともとが「商用のための装備」です。
ですから、耐久性が高く、コストパフォーマンスを良くするために、様々な装備を割愛しています。
引用:https://www.carsensor.net/CSphoto/cat/TO/S110/TO_S110_F002_M004_1_L.jpg
引用:https://gazoo.com/news/article/st3/PublishingImages/2017/01/RES_288498/res_288498_4.jpg
いかがでしたか?燃費と維持費を見てきましたが、ハイエースの場合は乗用ミニバンと違って、クルマの作りがシンプルです。
ですから、燃費の数字だけを見て購入の参考にするよりも、様々な維持費やリセールバリューも含めて買うのが良いでしょう。
引用:https://hiace-parts.com/wp-content/uploads/2012/01/t0p0155.jpg
引用:https://p.ke-s.cc/images/response/response.jp/imgs/zoom/401468.jpg