新型ハイエースは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは新型ハイエースの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
もともとビジネスカーとして生産されている”ハイエース”ですが、一般ユーザーが目を付けているのはその「室内の広さ」ではないでしょうか?
キャンピングカーとして、自転車やスポーツ道具を載せる移動車として、あるいはちょっとした小部屋に改造して…とハイエースならではの使い方が沢山あります。
ここでは、こうした利用度抜群のハイエースの「走りの実力」部分を記載していきます。
スーパーGL 後席もなかなかいい
引用:http://48rider.com/wp-content/uploads/2016/06/03.jpg
スーパーGLは「2人乗り」と「5人乗り」が用意されている、ハイエース標準ボディの最上級グレード。
下の画像の通り、見た目はビジネスカーではなくヴォクシーやノアを”シンプル”にした外観です。
運転席もギヤシフトレバーが”コラムシフト”に近いレイアウトですが、使いやすい形状です。後席は一列のみで、3人掛け。
ただしベンチシートですが、リクライニングはなんと2段階設定あり。ただ、難点があるといえば「分割シートではない」こと。
日産のNV350キャラバンは5:5の2分割が可能なので、非常に残念…。その分「120mmのスライド移動」がありますから、十分使えるといって良いでしょう。
シートがしっかりしていると、多少エンジンが振動を出していても問題ない場合が多いのです。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/grade/grade1/?adid=ag341_from_hiac_v_grade1_detail&padid=ag341_from_hiac_v_grade1_detail
タイヤ選びを慎重に行おう
引用:https://toyota.jp/hiacevan/performance/performance/
注目したいのは、サスペンション。前輪は「ダブルウィッシュボーン」で後輪は「リジッド」。
もちろん1トンもの積載量を可能にするには、板バネしか方法がないのですが、キャブオーバー車特有の揺れ(車輪の真上に運転席があるので、振動が上下に来る)を”いなす”ダブルウィッシュボーンはうれしい。
これはマイナーチェンジのあった 2013年 から確実に良くなったと言えます。
試乗してみると「これが商用車の足回り?」と驚かれますが、高速走行メインでなければよく走ってくれます。
特に、凹凸の多い一般道や、歩道から車道への「がくん」という段差でも大揺れすることはまずなくなりました。
ハイエースの役回りは「積載車」であること。
そのため、一般の車両よりもタイヤに気を遣うことが大事でしょう。
タイヤですがサイズは次の通りです。
■195/80R15 107/105L LT
107/105……これは、前輪/後輪の各々の加重最大限の数値。前輪1輪で975㎏まで加重可能、後輪1輪で925㎏まで加重可能という意味です。
L……これはこの4輪タイヤで出せる最高速度。120㎞/Lを表しますので、高速道でこれ以上出しては危険です。
クルマの走りを変えたい!そんなユーザーなら、まずはタイヤを変えましょう。
そうすれば、走りも変わってきます。
ハイエースは商用バンですから、高速道を飛ばしたりワインディングを楽しむような走りは標準装備されていません。
ですが、車検に通る規格内であることを前提に、積載量をよく確かめ、走りに適したタイヤを選べば良いのです。
選ぶなら、3Lディーゼル。加速が違う
z
引用:https://www.needsbox.jp/completesalescar/images/cp-9/image_08.jpg
ここではスーパーGLに絞って、車種選びをしています。理由はプライベート使用として、後席のシート厚みが全く異なることなど。
もし常に2名乗車で後席は積載ルームにするか、ベッドとして使うことを想定するならばDXグレードでもよいでしょう。
ここだけは確認しておきましょう。
走りですが、出足の加速感は3Lディーゼルの方が断然良い。
もちろん乗用車のような静かな発進や振動のなさは期待できません。
が、車重1.9トンある3Lディーゼルと車重1.8トンの2Lガソリンなら、絶対にディーゼルがお勧めです。
マニュアルトランスミッションはGLにはありませんので、AT車となります。
引用:https://1.bp.blogspot.com/-tL4EEQEkFFY/VryisV4q8sI/AAAAAAAAaDg/uW_w51JYGVw/s1600/2016-PeugeotTraveller-iLab-03.jpg
引用:https://d1r57ja1amoclf.cloudfront.net/wp-content/uploads/2014/06/TSPro40-5.jpg
3Lディーゼルは4AT。2Lガソリンは6ATでそこそこ違いはあります。
1500回転ほどでシフトが入れ替わるのがわかり、そのたびに大きな音が床下から伝わってきます。
これもキャブオーバーの特徴でしょう。
もちろん、遮音性の高いクルマに慣れている方なら、カルチャーショックかもしれません。
ただ、その分力強さは味わえるでしょう。
また、サスペンションに関しては積載前提と考えるのが良し。
カラで走っているとかなり跳ねる感じはします。
ただ、実際には跳ねていないのも事実。
それに、高速道で飛ばすような車でもありません。
中速域をユルユル走っているのが一番適しているのが、ハイエースと言えます。
最高出力は144馬力ですが、ターボが付いているのも好感度高し。
GLは車両価格が338万円だが、結構値引きはあるらしい
引用:https://d1r57ja1amoclf.cloudfront.net/wp-content/uploads/2016/03/Geneva-299.jpg
最高グレードのハイエースバン「スーパーGL」は338万円。これが高いか安いかはなかなか難しいところでしょう。
特に、トヨタが2004年からすでに13年も作り続けていることを考えると、既に初期投資はおろか生産すればするほど儲かる車種になっているのは明らかです。
末期モデルなら宣伝広告費の方が高くつくはずですが、ハイエースは宣伝そのものを必要としません。
また、下取り車も高いことから、新車価格をかなり高く設定しています。
走り云々はもちろんヴォクシーやノア、ヴェルファイアには勝ち目はありませんが、10万キロ~20万キロ~と走らせることが可能。
シンプルなのはボディ構造だけでなく、トランスミッションもエンジンもその範疇。
ぜひ長く使うことを仮定に試乗してみてはいかがでしょうか?
新型ハイエースの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にハイエースを購入して下さい。
引用:https://d1r57ja1amoclf.clou引用:https://dfront.net/wp-content/uploads/2016/03/Geneva-294.jpg
引用:https://www.ronbrooks.co.uk/wp-content/uploads/2017/02/proace-verso-3.jpg
引用:https://snowsplymouth.toyota.co.uk/sites/default/files/toyota-proace-verso-2016-interior-tme-027-a-full_tcm-3060-697830.jpg
引用:https://www.inchcapetoyota.co.uk/-/media/7d0a297818534e26a990e0bf5a784fc3.jpg
引用:https://snowsplymouth.toyota.co.uk/sites/default/files/toyota-proace-verso-2016-interior-tme-030-a-full_tcm-3060-697836.jpg
引用:https://cdn1.carbuyer.co.uk/sites/carbuyer_d7/files/citroen_spacetourer_cutout_0.jpg