日本が誇るスバル、そのスバルが世界で躍進し続けるのがフォレスターとレガシィアウトバック。
スバルほど、この10年で最もブランド力をアップさせたメーカーはありません。
世界中に熱狂的なスバリストがいる中、この2車の対決は非常に見ものです!
目次
価格・値段を比較
引用:http://d3lp4xedbqa8a5.cloudfront.net/s3/digital-cougar-assets/whichcar/2016/03/15/2423/Subaru-Forester-2.5i-S-2016-static-main.jpg
フォレスター
■2.0XT EyeSight …………………… 3,128,760円
■S-Limited 2.0-L Eyesight 特別仕様車
……………………………………………… 2,894,400円
■2.0i-L Eyesight……………………… 2,689,200円
■X‐BREAK 2.0i-L Eyesight 特別仕様車
………………………………………………… 2,754,000円
■2.0i-L …………………………………… 2,581,200円
■2.0i……………………………………… 2,149,200円
レガシィアウトバック
■アウトバック Limited……………………3,477,600円
■アウトバック……………………………………3,207,600円
性能・スペック・大きさを比較
引用:http://d1arsn5g9mfrlq.cloudfront.net/sites/default/files/resize/remote/1b55f67b125bbf6d90274038d3fc14e6-720×540.jpg
引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/672/934/001_s.png
フォレスター vs アウトバック ボディ採寸
数字は左がフォレスター、右の青字がアウトバックです。
■全長(mm)…… 4,610、4595 / 4,815
■全幅(mm)…… 1,795 / 1,840
■全高(mm)…… 1,715、1,735 / 1,605
■ホイールベース(mm)…… 2,640 / 2,745
■車重(㎏)…… 1,450~1,610 / 1,570、1,580
■最小回転半径(m)…… 5.3 / 5.5
■最低地上高(mm)………220/ 200
■室内長(mm)…… 2,095 / 2,030
■室内幅(mm)…… 1,540 / 1,545
■室内高(mm)…… 1,280 / 1,240
●フォレスターはSUV性能を存分に味わえるサイズ、見切りの良さが特徴。コックピットでの視界は非常によい。
アウトバックは高級感のある内装(Aピラーの起毛処理など)、特にソフトパッドがインテリアの全面に採用されている。
エンジン比較
■総排気量(cc)
・フォレスター…………………………… 1,995
・フォレスター2.0XT EyeSight……1,998
・アウトバック……………………………2,498
引用:http://i.ytimg.com/vi/j3F_vzM8eRM/maxresdefault.jpg
■内径×行程(mm)
・フォレスター…………………………84.0×90.0
・フォレスター2.0XT EyeSight…86.0×86.0
・アウトバック…………………………94.0×90.0
●エンジンに関しては、大変面白いデータがある。エンジンのシリンダー採寸ではフォレスターベースモデルが「ロングストローク」。
つまり、高速域での加速の伸びが楽しめるクルマになっている。
2.0XT EyeSightは内径と行程が同じ、非常にバランスの良い形状。
ちなみに、2.0XT EyeSightは馬力が280、完全なスポーツモデルだ。
これは低重心のクルマにとって、特に運転しやすいもの。
初速の伸びと高速域での小気味良い走り(サクサク感?)の両方が楽しめるが、渋滞が多い都市部や長距離ドライブ、ヒルクライムなどの多様な扱いの方には適しているだろう。
実は、スポーツモデルこそビギナーに乗ってもらいたいクルマ、このモデルはこうした設定になっているのだ。
アウトバックは……ショートストローク。北米でベストセラーとなっているのはこの辺りに訳がありそうだ。
そもそも、アメリカ車は3速ATが基本であって、長距離ドライブをゆっくりと楽しむことに適している。
体重の重いドライバーを乗せ、まずはがっつりと初速感の良さで満足、そして低重心と安定性でゆったりと走る…そういうタイプの方には、アウトバックは最高のクルマなのだ。(体重が重い、軽いは関係ありません)
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2007108/091_o.jpg
■圧縮比
・フォレスター………………………… 10.5
・フォレスター2.0XT EyeSight… 10.5
・アウトバック………………………… 10.3
■最高出力《kW(PS)/rpm》
・フォレスター………………………… 109(148)/6,200
・フォレスター2.0XT EyeSight… 206(280)/5,700
・アウトバック………………………… 129(175)/5,800
■最大トルク《Nm(kgf・m)/rpm》
・フォレスター………………………… 206(21.0)/4,400~4,800
・フォレスター2.0XT EyeSight
………………………………………………… 350(35.7)/2,000~5,600
・アウトバック………………………… 235(24.0)/4,000
■燃料タンク(ℓ)
・フォレスター……60
・アウトバック……60
燃費を比較
引用:http://ccsrpcma.carsensor.net/CSphoto/cat/SB/S011/SB_S011_F004_M005_1_L.jpg
フォレスター vs アウトバック 燃費対決
フォレスター
16.0㎞/L
・S-Limited
・X‐BREAK
・2.0i-L Eyesight
・2.0i-L リニアトロニック
・2.0i リニアトロニック
13.4㎞/L
・2.0i-L 6MT
・2.0i 6MT
13.2㎞/L
・2.0XT EyeSight
アウトバック
14.6㎞/L
●燃費に関してとやかく言うユーザーはいないだろう。無鉛レギュラーガソリンの経済性よりも、エンジンオイルに気を遣うのがスバルユーザーの基本のようだ。
色・カラーを比較
フォレスター、8色
引用:http://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
・クリスタルホワイト・パール(32,400円)
・アイスシルバー・メタリック
・ダークグレー・メタリック
・クリスタルブラック・シリカ
・セピアブロンズ・メタリック
・ジャスミングリーン・メタリック
・ヴェネチアンレッド・パール(32,400円)
・ダークブルー・パール
アウトバック、10色
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html
・オークブラウン・パール
・タングステン・メタリック
・プラチナムグレー・メタリック
・クリスタルホワイト・パール(32,400円)
・アイスシルバー・メタリック
・ダークグレー・メタリック
・クリスタルブラック・シリカ
・ヴェネチアンレッド・パール(32,400円)
・ラピスブルー・パール
・ダークブルー・パール
●10色のラインナップは国内販売台数を考えるととてつもなく多い。
完全に北米シフトであることが分かる。
西海岸では雨が少なく、さわやかなブルーのワゴンが結構見られるようだ。
オプションを比較
フォレスター編
■大型サンルーフ(電動スライド式)
引用:http://www.subaru.jp/forester/forester/utility/package.html
■パワーリヤゲート……3つのスイッチ(車内、運転席とリヤゲートインナー・ワイヤレススイッチ)とリヤゲートの開度を任意で設定できるメモリースイッチ機能を搭載しています。
天井の低い駐車場や、後方にスペースが無い(壁が近い場所など)場所などで、リヤゲートが外部に接触しないようにすることが可能。
引用:http://www.subaru.jp/forester/forester/utility/package.html
■ルーフレール
■ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション……ハーマンカードンと言えば、コンパクトなBluetoothスピーカーなどで有名。グループ会社には《JBL》や《マークレビンソン(アンプなど)》があります。
引用:http://www.subaru.jp/forester/forester/utility/navigation.html
アウトバック編
■パワーリヤゲート……Limitedに標準装備、ベースグレードにオプション設定。
リヤゲートの開閉は非常に静かで、驚かれる方も(全開まで5.5秒)!
またフォレスター同様開閉の角度を設定してメモリーさせることもできます。
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/utility/utility.html
■サンルーフ
■「ハーマンカードンオーディオ」システム………ロードノイズ、風切り音、エンジン音などにも配慮した緻密なチューニングが施されていることから、人気のあるサウンドシステムとなっています。
引用:http://www.subaru.jp/legacy/outback/utility/navigation.html
引用:http://www.mh-friends.com/cgibin/img/HarmanSoundsticksIII409890_2.jpg
引用:http://www.subaru-finance.jp/estimate/legacy/img/outback_top.png
まとめ
フォレスターとアウトバック、この2台はビギナーからプロドライバーまで楽しませる駆動系を備えています。
価格が安い方が楽しい…というフランス車とは違い、ラインナップ全域で個性の強いクルマに出会うことができます。
国内では車幅が広く思われがちのアウトバックですが、1,840mm、実はトヨタ・ランクルプラドが1,885mmもあることを考えると、決して乗りにくいサイズではありません。
フォレスターは国内で乗るにはベストなサイズのSUV。
クロカン度が強いことのありますが、インテリアはスバル共通のわかりやすい操作性ですので、あらゆる世代にぴったりでしょう。