新型スペーシアの納車情報が各ブログで公開されています。
こちらでは新型スペーシアの納車に関するブログのデータをまとめています。
目次
新型スペーシアの納車までの期間は?
引用:http://s24202951.suzuki-mie.co.jp/hotnews/new-car/1970/
現行型となる2代目スペーシアは2017年12月に発売されたばかりで、本稿執筆時点ではまだほとんどの方が納車をされていない、という状況です。
筆者が複数のディーラーに対して新型スペーシアの注文から納車までにかかる期間、つまり納期を確認したところ、平均すると「概ね1ヶ月から2ヶ月程度」ということが判明しました。
一般的に新車の納期は長くても3ヶ月以内と言われていますので、登場直後の、しかも人気車種であるスペーシアでこの納期は購入を考えている方にとっては非常に喜ばしいと思います。
スズキは納期が極端に長くなる、という印象はないメーカーなので、今後も半年を超えるような常識外れの納期になることは考えにくいです。新型スペーシアの購入において納車まで長い期間を要する心配はあまりする必要はないといえます。
新型スペーシアの納期を早めるためには
引用:http://autoc-one.jp/suzuki/spacia/special-5000981/photo/0031.html
新型スペーシアの納期は先ほどご紹介したように長くても2ヶ月程度と標準的なものですが、もし仮に納期が長くかかると言われた時に納期を早めるためのコツをいくつかご紹介します。
人気グレードを狙う
「不人気グレード」ではなく「人気グレード」であることに注意してください。
「不人気グレード=買う人が少ないからすぐ買える=納車が早い」と思ってしまいがちですが実は逆です。
人気グレードは全国のディーラーからメーカーにひっきりなしに注文が入るので、工場のラインは常に稼働している状態となります。
しかし不人気グレードはたまにしか注文が入らないので、注文がある程度まとまったところで工場のラインを稼働させます。
引用:http://www.suzuki.co.jp/corporate/producingbase/
つまり注文したタイミングとラインが稼働するタイミングがたまたま合わないと、予想以上の納期がかかってしまうことがあるわけです。
新型スペーシアはHYBRID GとHYBRID Xという2グレードしかありませんし、搭載されるエンジンやトランスミッション、用意される駆動方式などあらゆる点が共通なので、グレードによる納期の差というのはほとんどないと思われます。
ディーラーの在庫車を狙って買う
新車を買うと納車されるまでに時間がかかるのは、新車は基本的に受注生産であることが理由です。
つまり「お客さんからディーラーに注文」→「ディーラーからメーカーへ注文」→「メーカーは工場へ生産を指示」という流れになります。
工場で生産された新車は各地にあるメーカーの納車整備センター(納整センター)で納車前整備や点検、オーディオやナビ、エアロパーツといった比較的大掛かりなディーラーオプションの取り付けを行い、その後にディーラーに運ばれます。
ディーラーでも簡単なオプションの取り付けや整備、点検などを行い、ようやくお客さんへ納車されます。
引用:http://www.carsensor.net/shop/tochigi/215651007/maintenance/
これだけのステップを踏むため、どうしてもある程度の期間が必要になる、ということです。
しかし既にこれらのステップを踏んでいるにも関わらず、行き先が決まらず宙に浮いている車をディーラーが抱えていることがあります。
これがいわゆる「在庫車」と呼ばれるものです。
ディーラーが在庫車を抱える理由は様々ですが、多いのはやはり「キャンセル車」でしょう。
メーカーが既に生産を始めてしまった後に「やっぱり買うの止めました」と言われてしまうパターンです。このような車は結局ディーラーが在庫として抱えてしまうことになります。
このような車を買えば納期は劇的に短くなります。上手くいけば2週間程度での納車も夢ではありません。
ただしキャンセル車のような在庫車はディーラーも常に抱えているわけではなく、たまにしか出ません。そのため事前に「新型スペーシアの在庫車が出たらすぐに連絡して欲しい」と営業マンに頼んでおく必要があります。
引用:http://s08220953.sj-ibaraki.jp/2012/10/26/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%BA%97%E3%81%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%93%E3%81%AE%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E2%99%AA/
また、キャンセル車は必ずしも自分の希望するボディカラーやメーカーオプションが装着されているとは限りませんので、その点ではある程度の妥協をする必要があります。
人気車種ほどキャンセル車は出やすい傾向にあるので、新型スペーシアはキャンセル車待ちをするのも悪くないと思います。
新型スペーシアの届出済未使用車を狙うのもおすすめ
引用:http://autoc-one.jp/suzuki/spacia/report-5001230/photo/0003.html
キャンセル車が出て来るまで待てない!というせっかちな方におすすめの手段に「届出済未使用車を買う」というものがあります。ただしこの手は通常ディーラーでは使えず、ディーラー以外の販売店で買うことになります。
届出済未使用車とは「届出済=ナンバー取得済みの未使用車」という意味なので、最低でも1度はディーラーや販売店の名義で登録をかけられている形になります。つまり実質的にワンオーナー、もしくはツーオーナー車なので、未使用車ではありますが厳密には新車ではありません。
届出済未使用車が市場に流通する理由はいくつかありますが、最も多いのが「ディーラーが販売実績を作るために自社買いしたものが放出された」というケースです。
引用:http://www.carsensor.net/shop/tokyo/075060008/#contents
ディーラーにはメーカーから課せられた販売目標があり、その達成度合いによって「販売奨励金」のようなものが支給されます。
ちなみにこの販売奨励金があるのでディーラーは新車販売で値引きができたり、オプションのサービスなどができたりします。
販売奨励金はディーラーにとって非常に大きいので、例えば期末ギリギリに「あと3台受注を上積みできれば目標達成」となった場合に「とりあえず自社の名義で3台受注してしまおう」という決断をすることがあります。
このようにして抱えた在庫の一部が市場に流通することあるわけです。
ディーラーとしては放出にあたっていくらか損をすることになりますが、それを補って余りある販売奨励金を受け取れれば問題ありません。
届出済未使用車を探す方法ですが、これはカーセンサーやgooといった中古車情報サイトで簡単に見つけることができます。
引用:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU6966263067/index.html?TRCD=200002
新型スペーシアも複数台の届出済未使用車が見つかりましたが、上記はそのうちの1台です。届出済未使用車と明記されています。
走行距離は10kmとなっていますが、これはディーラーから販売店へ回送される時などに走ったものと思われます。
グレードはHYBRID Gで駆動方式は2WDなので、定価は1,333,800円、衝突被害軽減ブレーキ非装着車でも1,274,400円です。それに対してこの車の販売価格は1,198,000円なので、少なくとも76,400円安くなっています。
キャンセル車同様、届出済未使用車も購入者の名義で登録をかけて納車整備が終わればすぐに納車されます。
引用:https://www.keikenkyo.or.jp/osaka/nara/nara_000255.html
キャンセル車は出てくるまで待つ必要がありますが、届出済未使用車は中古車情報サイトを検索すれば出てくることが多いので、新型スペーシアをすぐに納車して欲しい!という方にはよりおすすめです。
⇒ 新型スペーシアを値引きから更に50万円安く買う裏技とは?
新型スペーシアの納車ブログのまとめ
引用:https://www.webcartop.jp/2017/12/185206/t7gi5575
以上、新型スペーシアの納車、納期に関する情報をご紹介しました。
納期を1日でも短くしたい、早く新車に乗りたい、という気持ちはわかりますが、逆に納車までの日々をわくわくしながら待つ、という楽しみ方もあると思います。
このわくわく感は新車を注文した方だけが味わえる特権であると同時に、納車されるまでのほんのわずかな期間しか味わうことができません。
新車のカスタムの方向性をあれこれ考えたり、ドライブの計画を練ったりする時間にするのも悪くないかもしれませんね。