新型セレナの価格・値段がいくらなのか公開されています。
こちらでは新型セレナの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
目次
”セレナe-POWER”と”セレナ”は別モデルと考えよう
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/41306#image-1
日産のCMに出て来るキーワードは”e-POWER”や”プロパイロット”、”ひとふみ惚れ”…と一度聞くと忘れない名キャッチコピーばかり。
ところが、実際のクルマを見ると、e-POWERとは?プロパイロットってなに?ひとふみ惚れって、なにに惚れてるの??と疑問が湧いてくる人が多いようです。
新型セレナにも、日産の新技術が満載ですが、実際にステアリングを握って市街地から高速道まで走らないと、e-POWERもプロパイロットもわからないのが事実。
また、ひとふみ惚れにしても、非e-POWER車とは全く異なるアクセルワークになります。
新型セレナには、”e-POWER”と”非e-POWER”がありますが、この2台は全く違うクルマ…と考えて試乗するべき。また、e-POWER車の廉価版が非e-POWER車というわけでもありません。
価格ではe-POWERかどうかで、40万円ほどの差がありますが、試乗を繰り返すことで納得してから購入することをおすすめします。
セレナ(2WD)
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/simulation.html#configure/BABPr/Am882jB8A/exterior-colour
グレード | 燃費 | 駆動 | 価格 |
X | 17.2km/L | 2WD | 2,529,360円 |
XV | 16.6km/L | 2WD | 2,687,040円 |
ハイウェイスター | 16.6km/L | 2WD | 2,708,640円 |
ハイウェイスターV | 16.6km/L | 2WD | 2,932,200円 |
G | 16.6km/L | 2WD | 3,005,640円 |
ハイウェイスターG | 16.6km/L | 2WD | 3,168,720円 |
セレナ(4WD)
グレード | 燃費 | 駆動 | 価格 |
X | 15.8km/L | 4WD | 2,773,440円 |
XV | 15.0km/L | 4WD | 2,931,120円 |
ハイウェイスター | 15.8km/L | 4WD | 2,995,920円 |
ハイウェイスターV | 15.0km/L | 4WD | 3,192,480円 |
G | 15.0km/L | 4WD | 3,292,920円 |
セレナ e-POWER(2WD)
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/interior.html
グレード | 燃費 | 価格 |
e-POWER X | 26.2km/L | 2,943,000円 |
e-POWER XV | 26.2km/L | 3,167,640円 |
e-POWER ハイウェイスター | 26.2km/L | 3,233,520円 |
e-POWER ハイウェイスターV | 26.2km/L | 3,435,480円 |
e-POWER ハイウェイスター G | 23.4km/L | 3,657,960円 |
ハイウェイスターか e-POWER ハイウェイスターか
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/simulation.html#configure/BABPr/Am8s2vVcD8A/exterior-colour
e-POWERかSハイブリッドか…これは、パワートレーンの形が違うことから、走りもEVかガソリンエンジンかという違いです。
ハイウェイスターかベースモデルか…これは、ハイウェイスターがカスタムモデルということ。
エクステリアでハイウェイスターが気に入ったなら、ハイウェイスターを指名。ドライブフィールでe-POWERが気に入ったなら、e-POWERを指名しましょう。車両価格は320万円、オプション設定で350万円はかかってきます。
ハイウェイスターのエクステリアと、e-POWERのフィーリングが欲しいなら、e-POWER ハイウェイスターを選ぶ。車両価格は350万円オーバー、オプションによっては400万円近くになります。
売れ筋で比較しよう
《ハイウェイスターV 2WD》は 2,932,200円
《ハイウェイスターV 4WD》は 3,192,480円
《e-POWER ハイウェイスターV 2WD》は 3,435,480円
2WDでは、ハイウェイスターVとe-POWER ハイウェイスターV の差は……503,280円です!
エコカー減税分で、諸経費差が圧縮
e-POWERの場合は、新車購入時の優遇税制が高く、取得税と重量税は無税。自動車税も75%割引となるため、実際の購入者は37万円程度に圧縮されます。
セレナとトヨタ3兄弟を画像で比較
セレナのライバルは、トヨタ ヴォクシー / ノアでしょう。エスクァイアの場合は、ゴージャス感の高い外観とシックな内装で、ファミリーユースのセレナとは路線が異なります。
ここでは、まずハイウェイスターと、トヨタ3兄弟の画像を比べてみましょう。
セレナ ハイウェイスター
日産のフロントデザインは、Vモーションの縛りがあるため、センターグリルの周りにラインを入れる鉄則があります。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/exterior.html
ヴォクシー
ヴォクシーの場合は、フロントグリルを大きく見せるため、台形のフォルムを入れています。
引用:https://toyota.jp/voxy/
ノア
ノアはミニバンの中で、MCのたびに顔つきを変えることでリピート買いを誘発してきました。顔がヴォクシーほどゴツくない…というのは間違いかもしれません。
引用:https://toyota.jp/noah/exterior/?padid=ag341_from_noah_navi_exterior
エスクァイア
事実上、クラウンセダンの後継機種となっているミニバンです。ハイヤーや社用車として購入するユーザーが多いのも特徴です。プライスは、兄弟の中で少々高めです。
引用:https://toyota.jp/esquire/
こうみると、セレナ ハイウェイスターが《オラオラ顔》というのは言い過ぎなのがわかるでしょう。迫力が増したフロントフェイスですが、トヨタのミニバンの方がかなりのコワモテ。
もし、ゴージャス感の強いセレナが欲しいなら、オーテックバージョンを購入するのがいいでしょう。
セレナ e-POWER ハイウェイスターV と ヴォクシーHYBRID ZS“煌 II” を比較しよう
ここでは、シートとスライドドア、安全支援機能についてのみ比較していきます。
シート、スライドドア
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/interior.html
セレナ
・前席クイックコンフォートヒーター付シート(オプション)
・運転席シートリフター
・上下調整式ヘッドレスト〈運転席、助手席、セカンド2個〉
・スライドドア スライドドアオートクロージャー〈両側〉
ヴォクシー
・快適温熱シート(運転席、助手席:標準装備)
・ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(デュアルイージークローザー、挟み込み防止機能付)
・パワースライドドア予約ロック機能
引用:https://toyota.jp/voxy/grade/special/?padid=ag341_from_voxy_top_grade_hy_zs_kirameki2_detail
セレナ、ヴォクシーともスライドドアのオープンクローズの機能が進化。軽くタッチするだけで開き、クローズするときも軽い力で最後に静かに締まるなど、ファミリー配慮が進んでいます。
安全支援機能
セレナ
・プロパイロット(オプション)
・インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
・インテリジェント DA(ふらつき警報)(オプション)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
・車両接近通報装置
・オートクルーズ
ヴォクシー
・Toyota Safety Sense(プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム)
・先行車発進告知機能
・インテリジェントクリアランスソナー(静止物へのパーキングブレーキ)
・車両接近通報装置
・オートレベリング機能付 Bi-Beam LEDヘッドランプ
・クルーズコントロール
安全支援機能は、”プロパイロット”をオプションで付けるかどうか…がキモとなります。このオプションは”セーフティパックB”となっており、単体で購入するわけではありません。
セーフティパックB:218,160円
●プロパイロット
●インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)
●ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ)
●電動パーキングブレーキ
●オートブレーキホールド
●セーフティパックA(インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付) 、インテリジェント DA(ふらつき警報)、SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉、ヒーター付ドアミラー)
仮に、このパックを付けた場合の車両価格は:3,729,240円。一方のヴォクシーハイブリッドZS”煌Ⅱ”は車両価格だけで:3,380,400円。
もちろんプロパイロット機能はオプション設定もないため、安全支援機能などはここまでです。
まとめ
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/interior.html
モデル末期と言われるヴォクシーですが、セレナの場合も旧型と同じプラットフォームを使っており、剛性比較はそれほど変わりないと言われています。
となれば、やはり”オプションがあるかないか”で決めるのが筋。セレナ(このグレード)の場合、予算では値引きを考慮しないで400万円と考えるべきでしょう。ヴォクシーの方がかなり安くなりますが、あとは”走り”で比較することになりそうですね!