新型ランドクルーザー200の納車情報が各ブログで公開されています。
こちらでは新型ランドクルーザー200の納車に関するブログのデータをまとめています。
目次
新型ランドクルーザー200の納期
引用:http://toyota.jp/landcruiser/
それではまず最初に、新型ランドクルーザー200の納期(納車までにかかる期間)を確認しておきましょう。
2017年10月2日にメーカーが発表した新型ランドクルーザー200の「工場出荷時期目処」は「1-2ヶ月程度」となっています。
引用:http://toyota.jp/landcruiser/
工場出荷目処というのはあくまでもディーラーで注文してから工場で生産が行われ、工場を出荷するまでの期間です。
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/trans5885/6872591.html
この後に全国の納車整備センターやディーラーでの整備、ナンバーを取得するための登録といった納車準備を経てから納車、ということになるので、実際の納期はここに2週間ほどプラスされると考えておくべきです。
つまり2017年11月時点での納期は遅くとも2ヶ月半程度、ということになります。
一時期は納車までに3ヶ月以上を要することもありましたので、現在の納期は標準的なところになっているといえます。
新型ランドクルーザー200の値引きの方法については、
「新型ランドクルーザー200 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にランドクルーザー200を購入して下さい。
新型ランドクルーザーを2週間でゲットする方法
引用:http://toyota.jp/landcruiser/
新車は原則として完全受注生産、つまり注文を受けてから初めて工場で生産されるものです。
そのため注文してから手元に届くまでには最低でも1ヶ月、通常でも1ヶ月半程度はかかります。
しかしいざ新車を買おう!と決断したら、1日も早くゲットして乗り回したい、と思うのが人情というもので、1ヶ月半も待てないというせっかちな方も中にはいるでしょう。
そんな方にご提案したい「新型ランドクルーザーを2週間でゲットする方法」があります。
それは「登録済未使用車を購入する」というものです。
登録済未使用車とは何か
登録済未使用車というのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、これは読んで字の如く「既に登録されている=ナンバーはついているものの、まだ使用されたことがない車」という意味です。
既にナンバーがついてしまっているので新車扱いとはなりませんが、未使用車なので走行距離は移動や回送で走った数キロ程度で、いわば「ほぼ新車」状態となります。
このような車はディーラーではなく、中古車販売店で販売されています。
引用:http://www.carsensor.net/shop/ibaraki/209392026/#contents
登録済未使用車が流通する背景
このような「ほぼ新車」がなぜ中古車店で販売されているかというと、これはメーカーとディーラーの関係に秘密が隠されています。
メーカーは自分たちで車を売る手段を持たないので、車をたくさん売りたければ全国のディーラーに頑張ってもらう必要があるわけですが、そのための「アメ」として販売奨励金的なものを用意しています。
「今月○○を100台販売したら×××万円の販売奨励金をプレゼントしますよ」という感じです。
実は新車の値引き販売の原資がこの販売奨励金だったりします。つまりメーカーからお金が出るので値引きをしてまで販売してもディーラーは儲かる、という仕組みです。
引用:http://www.hyogotoyota.co.jp/news/shop_20/post_2746.html
ディーラーとしてはやはり販売奨励金は欲しいものなので、条件達成を目指して頑張るわけです。
しかし期限まであと少ししか残っていないのに条件達成まであと数台足りない・・・となった場合、ディーラーは条件を達成するために自腹を切って数台を買うことがあります。
条件が達成できずに販売奨励金がゼロになるよりは、数台自腹を切ってでも条件を達成して販売奨励金をもらった方がプラスになる、という計算になるからです。
このようにしてディーラーが自腹を切って購入した分は、ディーラーが持っていても仕方がないので(ディーラーは新車を売るお店なので)右から左へと流される形で中古車市場に流通します。
だから登録済未使用車が中古車店で販売される、というわけです。
「右から左へ流すならナンバーをつけなくてもいいじゃないか」と思ってしまいますが、実は販売台数としてカウントするには新車登録してナンバーをつけることが条件となります。
そのためディーラーは必ず自社名義で登録をかけます。
中古車店が引き取った後は中古車店に名義変更されますので、実質的には2オーナー状態となっていることがほとんどです。
登録済未使用車は探せば普通に出て来る
このような登録済未使用車の見つけ方ですが、1番簡単なのは「カーセンサー」などの中古車情報サイトで「ランドクルーザー」と入力して検索し、出てきた結果を年式の新しい順、走行距離の少ない順で並び替えることです。
引用:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU5224072695/index.html?TRCD=200002
本稿執筆時もこのように出てきました。
こちらは新型ランドクルーザーZXの登録済未使用車です。ハッキリとその旨が明記されているのがわかると思います。
「即納可!」とも書いてありますが、登録済未使用車は既にナンバーがついている状態なので、代金を支払って車庫証明をとって名義変更さえ行えばすぐに自分のものになります。
納車整備の期間を含めても納期が1ヶ月もかかることはありません。最短で1週間弱、通常でも2週間程度あれば納車されます。
このように登録済未使用車の存在は何も珍しいことではなく、その他の車種でも普通に流通していますので「1日も早く納車して欲しい!」という方は1度探してみるとよいと思います。
1番手っ取り早い方法はディーラーの営業マンにこの手の車が流れる予定があれば教えて欲しい、と頼んでおくことでしょう。登録済未使用車は必ず1度はディーラーの手を通るからです。
ただしある程度の関係性が築けていることが前提となります(ディーラーには何の得にもならないので)。
登録済未使用車の大きな落とし穴
引用:http://www.goo-net.com/pit/shop/0903504/top
登録済未使用車は新車に比べるとスピード納車されるのが最大のメリットですが、デメリットもいくつか存在します。
まず当たり前のことですが、必ずしも自分の望むグレードやボディカラー、オプションなどを選べない、ということです。登録済未使用車は中古車同様にあくまでも1点モノだからです。
ただしディーラーオプションだけは後からディーラーに注文して取り付けてもらうこともできます。メーカーオプションは工場出荷時に既についているものなので、後付けは原則的にできません(できるものもあります)。
また、買いたいと思う登録済未使用車が必ずしもお住まいの場所に近いお店で販売されているとは限りません。
先ほどご紹介したものは横浜の中古車店で販売されていたものですが、いくら自分の希望に合う車だからとい言っても東北や関西にお住まいの方が買う、というのはさすがに無理があるでしょう。
買うこと自体は出来ますが、後々のアフターケアのことなどを考えると現実的ではありません。
アフターケアを重視する方は最寄のディーラー系列の中古車店で探しましょう。ただしすぐに出て来ることはないので長期戦を覚悟しておくべきです。
引用:http://www.goo-net.com/usedcar_shop/0803518/detail.html
新型ランドクルーザー200は全国のトヨタ店(「○○トヨタ」というディーラー)で販売されていますが、多くのトヨタ店が「U-Car」という看板を掲げた中古車販売拠点を持っています。
ディーラー系列の中古車店であれば、ディーラーで新車を購入した場合とほぼ同じアフターケアを受けることができます。
新型ランドクルーザー200の納期、納車についてのまとめ
引用:http://toyota.jp/information/campaign/landcruiser/world/zekkei01.html
以上、新型ランドクルーザー200の納期、納車についての情報をご紹介しました。
少なくとも現時点では新型ランドクルーザー200の納期は新車としてはごく標準的なものですので、「こういうものだ」と諦めて待つのが最善だと思います。
2ヶ月近い時間は正直長いですが、待たされる期間が長ければ長いほど納車の時に感じる歓びもひとしおでしょう。それを考えるとジリジリと待たされるのも悪くはありません。
この間に納車後に初めて出掛けるドライブの計画を立てたり、カスタマイズのシミュレーションをしたりするのもまた楽しいものでしょう。
諸事情により1日も早い納車を優先する場合は登録済未使用車を探してみるのも手です。奥の手として頭の片隅に置いておくとよいと思います。