この記事では、ボルボ 新型XC40の色、価格、スペック、オプション、エコカー減税などの情報をまとめています。
目次
ボルボ 新型XC40の色・カラー紹介!
こちらではボルボ 新型XC40の色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
ボルボ 新型XC40はベースモデルの他、都会的かつ現代的な「MOMENTUM」、スポーティーな「R-DESIGN」、ラグジュアリーな「INSCRIPTION」と、コンセプトごとに合計4つのバリエーションが存在します。そして各バリエーションごとに設定されているボディカラーは多少異なります。
ベースグレードに用意されているボディカラーは「ブラック」「アイスホワイト」「ブライトシルバーメタリック」「オスミウムグレーメタリック」「オニキスブラックメタリック」の5つ。
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40/#page=51
MOMENTUMは「ブラック」「アイスホワイト」「アマゾンブルー」「ブライトシルバーメタリック」「オスミウムグレーメタリック」「オニキスブラックメタリック」「フュージョンレッドメタリック」の7つ。このうちアマゾンブルーのみMOMENTUM専用色です。
また、MOMENTUMのみブラック、アマゾンブルー、オスミウムグレーメタリック、オニキスブラックメタリック、フュージョンレッドメタリックの5つがオプションでホワイトカラールーフにすることもできます。
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40/#page=51
R-DESIGNは「ブラック」「クリスタルホワイトパール」「ブライトシルバーメタリック」「オスミウムグレーメタリック」「バースティングブルーメタリック」「フュージョンレッドメタリック」の6つ。このうちバースティングブルーメタリックのみR-DESIGN専用色です。
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40/#page=51
INSCRIPTIONは「クリスタルホワイトパール」「ブライトシルバーメタリック」「オニキスブラックメタリック」「ルミナスサンドメタリック」「メープルブラウンメタリック」「デニムブルーメタリック」「パイングレーメタリック」の7つ。このうちルミナスサンドメタリック、メープルブラウンメタリック、デニムブルーメタリック、パイングレーメタリックの4つはINSCRIPTION専用色です。
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40/#page=51
すべてのバリエーションに共通して存在するボディカラーはブライトシルバーメタリックです。複数のボルボディーラーにボルボ 新型XC40の人気ボディカラーを聞いてみたところ、ほとんどのディーラーで「ブライトシルバーメタリックが1番出ている」とのことでした。
MOMENTUMのアマゾンブルー、R-DESIGNのバースティングブルーメタリックはそれぞれの特徴をよく表すボディカラーといえ、おすすめ度は高いと言えるでしょう。
またINSPECTION専用色の4色は他のボディカラーに比べると高級感が1枚も2枚も上なように思えます。
ボディカラーにこだわりを持つ人はボディカラーからボルボ 新型XC40のバリエーションを選ぶ、という手もアリではないでしょうか。
ボルボ 新型XC40の価格・値段はいくら?
こちらではボルボ 新型XC40の価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
ボルボ 新型XC40のメーカー希望小売価格
XC40 T4:3,890,000円
XC40 T4 MOMENTUM:4,390,000円
XC40 T4 AWD MOMENTUM:4,590,000円
XC40 T4 AWD R-DESIGN:4,890,000円
XC40 T5 AWD R-DESIGN:5,390,000円
XC40 T4 AWD INSCRIPTION:4,990,000円
XC40 T5 AWD INSCRIPTION:5,490,000円
ボルボ 新型XC40にはコンセプトごとのバリエーションの他、搭載エンジンがT4とT5、駆動方式がFFとAWDによって分かれています。T4もT5も4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載していますが、最高出力は前者が140kW(190ps)、後者が185kW(252ps)と大きく異なります。
ベースグレードはFFのT4のみ、MOMENTUMはT4のFFとAWD、R-DESIGNとINSCRIPTIONはT4のAWDとT5のAWDという組み合わせです。
バリエーションごとの装備の差異ですが、安全対策やセキュリティ関連の装備は全バリエーションでほぼ共通となっており差異はありません。大きく違うのはユーティリティ関連と外装関連の装備です。
特にユーティリティー関連の装備はベースグレードのみが極端に落ちる傾向にあります。例えば「ストレージボックス付フロントアームレスト/カップホルダー」「リヤシートアームレスト」「ストレージコンパートメント」「グローブボックス内蔵フォールディングフック」「マルチファンクション・フォールディング/リムーバブル・ラゲッジフロア」「スルーローディングハッチ」「パワーテールゲート」などがベースグレードのみ装備されません。ベースグレードを検討している人はこれらがカットされることを受け入れられるかどうかをよく見極める必要があります。
またシート素材の違いも大きいです。ベースグレードはテキスタル、MOMENTUMはテキスタル・コンビネーション、R-DESIGNはヌバック/ファインナッパレザー、INSCRIPTIONは本革となります。
ボルボ 新型XC40のスペック紹介!
こちらではボルボ 新型XC40のスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
まず最初にボルボ 新型XC40の主要スペックは以下の通りです(全て欧州参考値、一部非公表)。
車種 | XC40 T4 | XC40 T5 |
総排気量 | 1,968cc | |
トランスミッション | 8速AT | |
使用燃料 | ハイオク | |
エンジン形式 | 直列4気筒ターボ | |
エンジン最高出力(ネット) | 140kW(190ps)/4,700rpm | 185kW(252ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク(ネット) | 300N.m(30.6kgf.m)/1,400-4,000rpm | 350N.m(35.7kgf.m)/1,800-4,800rpm |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,425mm×1,875mm×1,660mm | |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) | 非公表 | |
車両重量 | 非公表 | 1,690kg |
乗車定員 | 5 | |
燃料消費率(JC08モード) | 非公表 | 12.4km/L |
ボルボ 新型XC40の特徴
引用:http://autoc-one.jp/volvo/xc40/report-5001786/
ボルボ 新型XC40はスウェーデンの自動車メーカー、ボルボが2018年から製造・販売するプレミアムコンパクトSUVです。ボルボのSUVにはXC90、XC60という上位モデルが既に存在しましたが、XC40はボルボのSUVラインナップの末っ子的な存在となります。
欧州、北米などでは2018年1月から販売が開始されていますが、日本では2カ月遅れの3月からの販売となっています。本国ではガソリンモデルに加えてディーゼルモデルもラインナップされていますが、日本国内に投入されるのはガソリンモデルのみです。
今後本国では1.5L3気筒モデルとプラグインハイブリッドモデルが追加される見込みですが、日本国内に投入されるかどうかは未定となっています。
プレミアムコンパクトSUVという市場は今や世界的に急成長を遂げていますが、その中にあってボルボ 新型XC40の売れ行きは大変好調で、5月24日にボルボが発表したところによると世界中での受注台数が約8万台に到達したのとのことで、急遽増産体制をとるとのことです。
日本国内においてボルボはメルセデス・ベンツやBMW、フォルクスワーゲンに比べると人気、知名度共にやや劣る印象がありますが、ボルボ 新型XC40はより多くの消費者の目をボルボに向けさせるきっかけになるかもしれません。
なおボルボは1999年に乗用車部門をアメリカのフォードに譲渡しましたが、そのフォードは2010年に中国の吉利汽車の親会社、浙江吉利控股集団に譲渡しています。つまり現在のボルボは中国資本のスウェーデン企業、ということになります。
ボルボと聞いて多くの人が真っ先に頭に思い浮かべるのは「頑丈」というキーワードでしょう。
引用:http://www.caricos.com/cars/v/volvo/2019_volvo_xc40/images/73.html
ボルボは「ボルボ設計の基本は常に安全でなければならない」という基本理念を持っています。1980年代に日本で放送されていたボルボのCMは「ボルボは乗る人を守るために毎週2台ずつ新車を壊し続けます」というナレーションと共に建物の屋上からボルボの車がダイブしてボンネットを潰しながら着地する、という内容のものでしたが、このようなボルボの頑丈さを強調するCMは今でも世界中で放送されています。
ボルボがここまで安全性を追求するのは北欧の森に生息するヘラジカという巨大生物との衝突に備えるためと言われています。
引用:http://imagebank.sweden.se/
ヘラジカは巨大な体の割に足が細いので、車と衝突すると高確率で足が折れてその巨体が車内へ突っ込んできてしまい、エアバックでは乗員を保護しきれないそうです。そのためヘラジカに衝突しても大丈夫な程度にまで堅牢性を高めている、というわけです。
国産車の衝突安全設計の考え方は、歩行者の保護を優先するためか衝撃吸収性を重視しつつキャビンは頑丈に作って乗員保護と両立させる、という方向性だと思いますが、ボルボはどちらかというと衝突してくる物体を跳ね返すような方向性だと言えるでしょう。
もちろんボルボ 新型XC40にもその安全思想はしっかりと受け継がれています。
ボルボ 新型XC40 オプションまとめ!
こちらではボルボ 新型XC40にはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
ボルボ 新型XC40に用意されているメーカーオプションは以下の通りです。
- チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(XC40 T4/T4 AWD MOMENTUM、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGN、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONに設定):206,000円
- メタリック・ペイント(XC40 T4、T4/T4 AWD MOMENTUM、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGNに設定、T4 AWD/T5 AWD Inscriptionは標準装備):83,000円
- クリスタルホワイトパール(707)・ペイント(XC40 T4 AWD/T5 AWD R-DESIGNに設定、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONは標準装備):103,000円
- シートヒーター(フロント)(XC40 T4/T4 AWD MOMENTUMに設定、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGN、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONは標準装備):45,000円
- “Lava”オレンジカラー・フロアカーペット&ドア内張り(XC40 T4 AWD/T5 AWD R-DESIGNに設定):25,000円
- harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム(600W、13スピーカー)サブウーファー付
(XC40 T4/T4 AWD MOMENTUM、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGNに設定、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONは標準装備):100,000円 - Apple CarPlay、Android Auto対応(XC40 T4に設定、その他は標準装備):45,000円
- ワイヤレス・スマートフォン・チャージ(XC40 T4、T4/T4 AWD MOMENTUM、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGNに設定、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONは標準装備):28,000円
- パワーテールゲート(ハンズフリー・オープニング/クロージング機構付)(XC40 T4/T4 AWD MOMENTUM、T4 AWD/T5 AWD R-DESIGN、T4 AWD/T5 AWD INSCRIPTIONに設定):58,000円
- ホワイトカラールーフ(XC40 T4/T4 AWD MOMENTUMに設定):66,000
ボルボ 新型XC40は輸入車の多くがそうであるように、メーカーオプションの数はそれほど多くありません。基本的に必要だと思うものは標準装備にしている、という考え方なのでしょう。
これらメーカーオプションの他にディーラーオプションが「アクセサリー」という扱いで用意されています。いくつかおすすめのものを紹介すると……
- サイドバイザー:48,384円
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40_acc/#page=5
- リバーシブルラゲッジマット:33,696円
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40_acc/#page=9
- ロードキャリア(ウイングタイプ):40,392円
引用:http://vc-japan.jp/digital_catalog_my19/xc40_acc/#page=9
……などがあります。アクセサリーの中にはカー用品店で販売されている汎用品で代用可能なものもありますので、モノや予算に応じて買い分けるのがおすすめです。
ボルボ 新型XC40のエコカー減税他自動車税まとめ!
こちらではボルボ 新型XC40のエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
ボルボ 新型XC40はエコカー減税の対象ではない
ボルボ 新型XC40は残念ながらエコカー減税の対象ではありません。
エコカー減税は国が定める排気ガス基準と燃費基準を達成した車種に対して、達成度合いに応じて適用される措置のことです。
2018年現在、エコカー減税の適用を受けるには最低でも排気ガス基準が「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」を、燃費基準が「平成32年度燃費基準達成レベル」を満たしている必要があります。
ボルボ 新型XC40の環境性能についてはT4は公表されていないものの、T5は排気ガス基準はクリア、燃費基準は「平成27年度燃費基準達成レベル」と公表されています。つまりT5は燃費基準が2018年の基準を満たしていないわけです。
ボルボ 新型XC40にかかる税金
それではボルボ 新型XC40にかかる税金を具体的に見ていきましょう。
XC40 T5 AWD R-DESIGN | |
自動車取得税 | 約145,530円 |
自動車重量税 | 49,200円 |
自動車税 | 39,500円 |
自動車取得税は購入時のみ、自動車重量税は購入時と車検時に、自動車税は購入時(4月以外は月割り)と毎年1回納税しなくてはなりません。
自動車取得税の計算方法はやや複雑となっており、財団法人地方財務協会が発行する「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に車種ごと、グレードごとに定められた「課税標準基準額」にオプション(車に固定されるもののみ)を加えた金額を「取得価格」とし、自家用普通自動車の場合はこの取得価格の3%が自動車取得税の税額となります。
「課税標準基準額」はメーカー希望小売価格のおおむね90%程度とされていることから、ここではオプションを何もつけていない前提で計算しています。