この記事では、新型レクサスLSの色、価格、スペック、オプション、エコカー減税などの情報をまとめています。
目次
新型レクサスLSの色・カラー紹介!
こちらでは新型レクサスLSの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
新型レクサスLSは3.5LのV6自然吸気エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたハイブリッド仕様の「LS500h」と、3.5LのV6ターボエンジンを搭載したガソリン仕様の「LS500」の2つがラインナップされています。
そしてLS500h、LS500共にベースグレードの他に装備が豪華な順に「I package」「version L」「EXECUTIVE」、そしてスポーティーさを前面に押し出した「F SPORT」という4つのグレードが存在します。
LS500h、LS500には全部で13色のボディカラーが用意されていますが、F SPORTとそれ以外のグレードでは選択できるボディカラーがやや異なっています。
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/lexus_colors/
ベースグレード、I package、version L、EXECUTIVEの4グレードは「ソニッククォーツ」「ソニックシルバー」「ソニックチタニウム」「マンガンラスター」「ブラック」「グラファイトブラックガラスフレーク」「レッドマイカクリスタルシャイン」「ソニックアゲート」「スリークエクリュメタリック」「アンバークリスタルシャイン」「ディープブルーマイカ」の11色が用意されています。
このうちマンガンラスターのみがメーカーオプションの特別塗装色で、162,000円高となります。
F SPORTは「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「ソニックシルバー」「ソニックチタニウム」「マンガンラスター」「ブラック」「グラファイトブラックガラスフレーク」「レッドマイカクリスタルシャイン」「ソニックアゲート」「ヒートブルーコントラストレイヤリング」の9色です。
メーカーオプションとなるのはマンガンラスターとヒートブルーコントラストレイヤリングの2色で、やはり162,000円高となります。
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/color/
このうち人気のボディカラーについて複数のレクサスディーラーに聞いてみたところ・・・
ソニッククォーツ
引用:https://lexus.jp/models/ls/
グラファイトブラックガラスフレーク
引用:https://lexus.jp/models/ls/
ホワイトノーヴァガラスフレーク
引用:https://lexus.jp/models/ls/
以上の3色の人気が高い、とのことでした。
新型レクサスLSは法人ユーザーが多いと聞いていたので一番の売れ筋はブラックだと思っていましたが、これは意外な結果と言えます。
ブラックとグラファイトブラックガラスフレークを比べると、前者は「ベタ塗りの黒」というイメージなのに対して後者はもう少し明るめの黒で光のあたり方次第でさまざまな色に見えます。フォーマルなシーンでも厳粛なイメージを保ちながらそれ以外のシーンでは多少の遊び心も楽しめる、という意味ではグラファイトブラックガラスフレークの方がお得かもしれません。
ホワイトノーヴァガラスフレークはF SPORT専用色ですが、スポーティーグレードであるF SPORT専用色が3位に食い込んでいるということは、ショーファードリブンカーと見られがちな新型レクサスLSは意外にもオーナー自らがハンドルを握る、すなわちオーナードリブンカーとして所有するケースも多いということでしょう。
なお新型レクサスLSのボディカラーは全色「セルフリストアリングコート」を採用しています。これは洗車などにより生じる小さなすり傷などを自己修復する技術で、新車時の光沢とカラーをできるだけ長く保ってくれるものです。
新型レクサスLSの価格・値段はいくら?
こちらでは新型レクサスLSの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
新型レクサスLSのメーカー希望小売価格
LS500h
EXECTIVE(2WD):16,400,000円
EXECTIVE(AWD):16,800,000円
version L(2WD):14,600,000円
version L(AWD):15,000,000円
F SPORT(2WD):13,100,000円
F SPORT(AWD):13,500,000円
I package(2WD):11,800,000円
I package(AWD):12,200,000円
ベースグレード(2WD):11,200,000円
ベースグレード(AWD):11,600,000円
LS500
EXECTIVE(2WD):15,000,000円
EXECTIVE(AWD):15,400,000円
version L(2WD):13,200,000円
version L(AWD):13,600,000円
F SPORT(2WD):12,000,000円
F SPORT(AWD):12,100,000円
I package(2WD):10,420,000円
I package(AWD):10,820,000円
ベースグレード(2WD):9,800,000円
ベースグレード(AWD):10,200,000円
新型レクサスLSは前述の通りハイブリッド仕様のLS500hとガソリン仕様のLS500に大別され、それぞれ5つのグレードに分かれています。その上すべてのグレードで2WD(FR)だけでなくAWD(4WD)を選択することができます。
最も価格が安いのはLS500のベースグレードの2WDで、980万円と唯一1,000万円を切っています。最も高いのはLS500hのEXECTIVEのAWDで、1,680万円となります。
レクサスの中でも比較的価格帯が高めなのがLC(1,300万円~1,520万円)、LX(1,115万円)ですが、新型レクサスLSはこれらを上回る最高峰、「レクサスの中のレクサス」です。価格の面で新型レクサスLSを超えるのはトヨタセンチュリー(1,960万円)くらいのものでしょう。
新型レクサスLSのグレード選びですが、まずは「ハイブリッド仕様かガソリン仕様か」のいずれかを選択しなくてはなりません。その上でグレード間の装備の違いを考慮してグレードを決め、最後に駆動方式を決める、という流れになるでしょう。
新型レクサスLSのグレード別標準装備品の違い
新型レクサスLSのグレード別標準装備品の違いについてですが、まずアクティブセーフティー関連装備が「ベースグレード」と「ベースグレード以外」で大きく異なる点に注意してください。
ベースグレードが「プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)」「レーンキーピングアシスト[LKA]」「オートマチックハイビーム[AHB]」「レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付)」で構成される「Lexus Safety System +」となります。
一方ベースグレード以外は「プリクラッシュセーフティシステム(歩行者注意喚起・アクティブ操舵回避支援)」「フロントクロストラフィックアラート[FCTA]」「Lexus CoDrive(レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付)・レーントレーシングアシスト[LTA]・レーンチェンジアシスト[LCA])」「ドライバー異常時停車支援システム(レーントレーシングアシスト[LTA]連動型)」「上下2段式アダプティブハイビームシステム[AHS]」「ロードサインアシスト[RSA]」「先行車発進告知機能[TMN]」で構成される「Lexus Safety System +A」となります。
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/advanced_safety/
最高級車に相応しい万全のアクティブセーフティーを求めるのであればベースグレード以上のグレードを選択するべきだといえます。
セーフティー関連ではパッシブセーフティ装備としてEXECTIVEとversion Lだけは「後左右席シートクッションエアバッグ」「運転席・助手席イージーアクセスバックル」の2つが追加で標準装備されます。つまりより完璧な安全性を求めるのであればversion L以上のグレードです。
標準装備に関してグレード間で最大の違いが出るのはインテリアになります。
まず計器盤ですが、ベースグレードのみ「大型カラーヘッドアップディスプレイ」が装備されません。
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/technology/
そしてF SPORTのみ専用のTFT液晶メーターが装備されます。
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/equipment/ls500h_f/
次にステアリング・シフト・ペダル関連ではEXECTIVEとversion Lが「本木目+本革ステアリング(ソフトレザーパッド・ステッチ・パドルシフト付))&本革シフトノブ」
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/interior_design/
F SPORTが「F SPORT専用ディンプル本革ステアリング (パドルシフト付) &F SPORT専用ディンプル本革シフトノブ」、I packageとベースグレードが「本革ステアリング (パドルシフト付) &本革シフトノブ」となります。
室内装備はルーフ、サンバイザーの素材がEXECTIVE、version L、F SPORTがウルトラスエード、I Packageとベースグレードがファブリックとなる他、EXECTIVE、version Lはフロントシートバックに「本杢目オーナメントパネル」が加飾されます。また電動サンシェードは通常リヤウインドゥのみですが、EXECTIVE、version Lのみはリヤドア・リヤクォーターにも装備されます。
エアコンはEXECTIVE、version Lが「4席独立温度調整オートエアコン(花粉除去モード付)」、それ以外のグレードが「運転席・助手席独立温度調整オートエアコン(花粉除去モード付)」となり、EXECTIVEは更にリヤエアコンも装備されます。
オーディオはEXECTIVEのみが「マークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステム」、それ以外のグレードは「レクサスLSプレミアムサウンドシステム」です。EXECTIVEはさらに「リヤシートエンターテインメントシステム」も装備されます。
最後にグレード間で大きな差がつくインテリアの中でもさらに差がつくのがシートです。
シート生地
- EXECTIVEとversion L→「セミアニリン本革シート((運転席・助手席・後左右席シートヒーター&ベンチレーション機能付)」
- F SPORT→「F SPORT専用本革/ウルトラスエードスポーツシート(運転席・助手席シートヒーター&ベンチレーション機能・後左右席シートヒーター付)」
- I packageとベースグレード→「本革シート(運転席・助手席シートヒーター&ベンチレーション機能付)」
フロントパワーシート
- EXECTIVE、version L、F SPORT→「28Way調整式フロントパワーシート(マルチサポートシステム・ポジションメモリー付)」
- I packageとベースグレード→「運転席20Way / 助手席18Way調整式フロントパワーシート(ペルビックサポート機能付電動ランバーサポート・ポジションメモリー付)」
- EXECTIVEとversion L→「フロントリフレッシュシート」
- EXECTIVE→「助手席420mmロングシートスライド」
フロントシートのヘッドレスト
- EXECTIVEとversion L→サイド部稼働
- EXECTIVE→助手席電動可倒機能
リヤパワーシート
- EXECTIVE→「22Way調整式リヤパワーシート(ペルビックサポート機能付電動ランバーサポート)」
- version L→「16Way調整式リヤパワーシート(ペルビックサポート機能付電動ランバーサポート)」
後席のヘッドレスト
- EXECTIVEとversion L→「前後上下電動調整式 / サイド部可動 / メモリー機能付」
- F SPORT、I package、ベースグレード→「マニュアル上下調整式」
センターアームレスト
- EXECTIVEとversion L→「後席センターアームレスト(カップホルダー・収納ボックス・リヤマルチオペレーションパネル付)」
- F SPORT、I package、ベースグレード→「後席センターアームレスト (カップホルダー・収納ボックス付)」
その他
- EXECTIVE→「電動オットマン (伸縮機構付/後左席) / プリセットポジション (後左席)」「降車時リクライニングサポート機能 (後左席)」「温感リラクゼーション機能 (後左右席)」
引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
これらの違いをよく見極めた上でよりベターなグレードを選ぶようにしましょう。
新型レクサスLSのスペック紹介!
こちらでは新型レクサスLSのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
新型レクサスLSのスペックは以下の通りです。
車種 | レクサスLS500h |
総排気量 | 3,456cc |
トランスミッション | マルチステージハイブリッドトランスミッション (電気式無段変速機) |
使用燃料 | ハイオク |
エンジン形式 | 8GR-FXS 3.5L V型6気筒+モーター |
エンジン最高出力(ネット) | 220kW(299PS)/6,600rpm |
エンジン最大トルク(ネット) | 356N.m(36.3kgf.m)/5,100rpm |
モーター最高出力(ネット) | 132kW(180PS) |
モーター最大トルク(ネット) | 300N.m(30.6kgf.m) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,235mm×1,900mm×1,450-1,460mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) | 2,080-2,145mm×1,615mm×1,160mm |
車両重量 | 2,210-2,390kg |
乗車定員 | 5 |
燃料消費率(JC08モード) | 14.4-16.4km/L |
車種 | レクサスLS500 |
総排気量 | 3,444cc |
トランスミッション | Direct Shift-10AT (電子制御10速オートマチック) |
使用燃料 | ハイオク |
エンジン形式 | V35A-FTS 3.5L V型6気筒ツインターボ |
エンジン最高出力(ネット) | 310kW(422PS)/6,000rpm |
エンジン最大トルク(ネット) | 600N.m(61.2kgf.m)/1,600-4,800rpm |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,235mm×1,900mm×1,450-1,460mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) | 2,080-2,145mm×1,615mm×1,160mm |
車両重量 | 2,150-2,350kg |
乗車定員 | 5 |
燃料消費率(JC08モード) | 9.5-10.2km/L |
新型レクサスLSの特徴
新型レクサスLSはトヨタが展開するプレミアムブランド「レクサス」のフラッグシップモデルです。
引用:http://www.webcg.net/articles/gallery/37356
初代が発売されたのは1989年とレクサスブランドの中でも最も古参となりますが、1994年に発売された2代目、2000年に発売された3代目までは「日本ではトヨタセルシオ」「日本以外の北米などではレクサスLS」という状態でした。
2006年9月に4代目が登場したタイミングで日本国内でもレクサスブランドでの取り扱いとなり、セルシオの販売は終了しました。
なお現行モデルは2017年10月にフルモデルチェンジした5代目ということになります。
新型レクサスLSの特徴は何と言っても「国産最高級セダンである」ということです。内外装はもちろんのこと、エンジンや足回りも含めてすべての装備に最高水準のものが惜しげもなく投入されています。
高級セダンと言われて一般的に頭に思い浮かぶのはトヨタクラウン、日産シーマあたりだと思いますが、クラウンは価格帯でいえばレクサスLSの半分程度なので、新型レクサスLSの足元にも及びません。シーマの価格帯はもう少し上ですが、それでも1,000万円以下ですのでやはり格が違います。
世界的には「Fセグメント」と呼ばれるカテゴリーに分類され、メルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズ、アウディA8などが直接的なライバル車種になります。
新型レクサスLSと対等に渡り合える国産車はトヨタセンチュリーくらいのものでしょう。ただし前述のようにセンチュリーは法人が社用車として購入して経営幹部の足として使う、あるいはハイヤーとして使う、といった用途が多いのに対して、新型レクサスLSは個人所有の割合がセンチュリーに比べて多いようです。
ちなみに2018年7月時点で、内閣総理大臣専用車はトヨタセンチュリー(旧型)とレクサスLS600hL(旧型・ロングボディ)の2車種が使われています。
引用:http://photo.ap.teacup.com/super1001/464.html
従来までのセンチュリーに加えてLSが導入されたのは2008年の北海道・洞爺湖サミットの頃ですが、最近はより環境に優しいLS600hLが使われることが多いように思います。
なお天皇陛下の御料車はセンチュリーをベースにして作られた「トヨタセンチュリーロイヤル」となっており、レクサスLSでもなければトヨタセンチュリーでもありません。
引用:https://www.sankei.com/photo/story/expand/150408/sty1504080023-p3.html
御料車は先代の日産プリンスロイヤル以降、市販車ではなくオリジナル車両が使われているため、今後も市販されている新型レクサスLSが御料車として採用される可能性は極めて低いでしょう。ただし通常のご公務用として使われているセンチュリーが新型レクサスLSに切り替わる可能性はあるかもしれません。
新型レクサスLS オプションまとめ!
こちらでは新型レクサスLSにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
引用:https://www.webcartop.jp/2017/10/163731
まずメーカーオプションですが、新型レクサスLSに用意されているメーカーオプションと装備可能なグレードは以下の通りです。
- 「245/45RF20 99Yランフラットタイヤ&20×8 1/2Jノイズリダクションアルミホイール (スパッタリング塗装)」(162,000円)→ EXECTIVE、version L、I package
- 「デジタルインナーミラー」(108,000円)→F SPORT、I package
- 「ムーンルーフ (チルト&アウタースライド式)」(108,000円)→全グレード
- 「寒冷地仕様 (LEDリヤフォグランプ・ウインドシールドデアイサー等)」(24,840円)→全グレード
- 「L-ANILINE本革シート」(540,000円)→EXECTIVE ※「+アートウッド (ヘリンボーン)」「+レーザーカットスペシャル」(共に648,000円)も可能。標準装備のセミアニリン本革シート (ホワイト)であれば「+アートウッド (オーガニック)」(108,000円)にすることも可能。
- 「セミアニリン本革シート (ホワイト)」(64,800円)→version L ※「+アートウッド (オーガニック)」(172,800円)も可能
- 「アートウッド (オーガニック)」(108,000円)→EXECTIVE、version L、I package
- 「アートウッド (ヘリンボーン)」(108,000円)→EXECTIVE、version L
- 「レザーカットスペシャル」(108,000円)→version L、I package
- 「切子調カットグラス」(1,620,000円)→EXECTIVE
- 「後左右席シートヒーター」(41,040円)→I package、ベースグレード
- 「マークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステム」→version L、F SPORT、I package、ベースグレード
- アクセサリーコンセント (AC100V・1500W / ラゲージルーム内・フロントセンターコンソールボックス後部)(43,200円)→全グレード
最近の車にしてはメーカーオプションが豊富に用意されているように見えますが、よく見ると「上のグレードで標準装備されているものが下のグレードではオプションになっている」というよりも「プラスアルファの付加価値をつける」というものが多くなっています。
もちろんこの他にさまざまなディーラーオプションも用意されているので、必要と好みに応じて選択することができます。
新型レクサスLSのエコカー減税他自動車税まとめ!
こちらでは新型レクサスLSのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
引用:https://www.pen-online.jp/news/product/pentestdrive-6/
まず最初に新型レクサスLSのエコカー減税への対応状況ですが、ハイブリッド仕様のLS500hのみが対象となっています。ガソリン仕様のLS500はエコカー減税の対象ではないので注意してください。
エコカー減税は排出ガスと燃費の2つについて国が定める基準をどの程度達成しているかによって減税割合が変わってきます。
新型レクサスLS500hは排出ガスが全てのグレードで「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」、燃費がEXECTIVEのAWD、version LのAWD、F SPORTのAWD、I package、ベースグレードが「平成32年度燃費基準+30%達成車」、それ以外が「平成32年度燃費基準+40%達成車」となっています。
そのため燃費が「平成32年度燃費基準+30%達成車」が自動車取得税80%軽減、自動車重量税75%軽減、自動車税75%軽減となり、「平成32年度燃費基準+40%達成車」が自動車取得税と自動車重量税が全額免除、自動車税75%軽減となります。
新型レクサスLSにかかる税金
それでは具体的に新型レクサスLSにかかる税金を「エコカー減税が適用されないガソリン仕様」(LS500 EXECTIVE 2WD)「エコカー減税が適用されるハイブリッド仕様で+30%達成車のグレード」(LS500h EXECTIVE AWD)「エコカー減税が適用されるハイブリッド仕様で+40%達成車のグレード」(LS500h EXECTIVE 2WD)で比較してみましょう。
LS500 EXECTIVE 2WD | LS500h EXECTIVE AWD | LS500h EXECTIVE 2WD | |
自動車取得税 | 約375,000円 | 約84,000円 | 0円 |
自動車重量税 | 61,500円 | 15,375円 | 0円 |
自動車税 | 58,000円 | 14,500円 | 14,500円 |
自動車取得税は購入時のみ、自動車重量税は購入時と車検時、自動車税は購入時(4月以外は月割り)の他に毎年1回納税しなくてはなりません。
自動車取得税の計算方法ですが、財団法人地方財務協会が発行する「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に定められた「課税標準基準額」に車に固定されるオプションを加えた「取得価格」の3%となります。
「課税標準基準額」はメーカー希望小売価格の約90%とされていますので、ここでは税抜価格の90%の3%を記載しています。
ご覧の通り新型レクサスLSはメーカー希望小売価格が非常に高額のため、まともに自動車取得税を課税されると40万円近くになってしまいます。これが全額免除となるグレードは非常にお買い得度が高いといえます。