3ナンバーの新型セダンを徹底比較! おすすめ人気ランキング

セダン

3ナンバーの新型セダンといえば、プレミアムのレクサスから新顔のカローラまで、非常に幅広く発売されています。

価格帯も広い3ナンバーセダンですが、魅力的なクルマばかり!そのなかで、注目の10台をご紹介しましょう。







10位:日産 シーマ

価格:809〜919万円

引用:https://www.webcg.net/articles/-/1971

引用:http://history.nissan.co.jp/CIMA/Y51/1007/interior.html

シーマとは、こんなクルマ

ライバル不在の高級セダン

日産シーマは、日産のフラッグシップカー。

以前日産には、トヨタ センチュリーに対抗するべく最高級の”プレジデント”がありましたが、2003年にこのシーマと共通車となります。

その後シーマは2010年にプレジデントとともに、いったんカタログ落ちしてしまい、日産のフラッグシップは2段落ち(車格落ち)の”フーガ”となってしまいます。

2012年、最デビューした現行のシーマですが、格下のフーガのホイルベースを150mm延長したハイブリッド専用車となりました。フーガは2015年にインフィニティデザインとなり、グリルやフロントランプ形状の違いで区別が付きやすくなっています。

安全支援装備はしっかり

シーマには「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「ハイビームアシスト」「インテリジェント クルーズコントロール」が全車標準装着。

フーガが加速感のあるスポーティな走りなのに対し、フーガはどっしりとした高級車の味わいがあります。日産の伝統的なV6が好きな人なら、ぜひ乗ってみたい高級車といえます。

↓シーマと言えば、初代(1988年デビュー)が爆売れで”シーマ現象”という言葉も生まれた時代がなつかしい!

引用:https://www.gqjapan.jp/car/news/20180914/nissan-cima

V6 3.5Lハイブリッド
全長×全幅×全高(mm)5,120×1,845×1,510
ホイールベース(mm)3,050
最小回転半径(m)5.8
車両重量(kg)1,920-40
総排気量(cc)3,498
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)225[306]/6,800
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)350[35.7]/5,000
モーター最高出力(kW[PS])50[68]
モーター最大トルク(Nm[kgf])290[29.6]
燃料関係レギュラー/50L


9位:レクサス LS

価格:999〜1,711万円

引用:https://www.webcg.net/articles/-/38473

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/38473#image-6



LSとは、こんなクルマ

初代セルシオから始まる、レクサスのフラッグシップ”LS”。静かな高級車を目指したLSですが、新型はV6エンジンとモーターのハイブリッド、同じく3.5Lのツインターボの2グレードが話題です。

静かな走りというコンセプトから”オーナーズカー”として走りを楽しむクルマへと意匠替え。とくにツインターボ車の最高出力は422馬力、最大トルクは600Nmと強大です。

エアサス装着にもかかわらず、しっかりと路面を捉える感触が味わえるスポーツ走行も可能で、ドイツ車の高級車感とは違う”ドライバーを試す”走りとなっています。

↓LSのコックピットは、流麗なデザイン。”琴”の弦をモチーフにした…と言われるインパネの流れるようなラインが特徴です。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/38473#image-3

主なスペック

LS500h(ハイブリッド)LS500(ツインターボ)
全長×全幅×全高(mm)5,235×1,900×1,450-60
ホイールベース(mm)3,125
最小回転半径(m)5.6-6.0
車両重量(kg)2,210-2,3902,160-2,350
総排気量(cc)3,4563,444
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)220[299]/6,600310[422]/6,000
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)356[36.3]/5,100600[61.2]/1,600~4,800
モーター最高出力(kW[PS])132[180]
モーター最大トルク(Nm[kgf]/rpm)300[30.6]
燃料関係ハイオク/82L


8位:マツダ6

価格:289〜431万円

引用:https://bestcarweb.jp/feature/column/91052

引用:https://bestcarweb.jp/gallery20190911-1



マツダ6とは?

旧名アテンザが、マツダ6に変わりデビュー。国産車とは思えないほど流麗なデザインで知られるミドルサイズセダンです。

エンジンは4種類。ガソリンエンジンが2Lと2.5L、2.5Lターボと2.2ディーゼルターボがラインナップされています。

試乗口コミではクルマの完成度が高く、シートの良さやインテリアの質感はもちろん、安全装備も評価が高い一台となっています。

とくにレーンキープアシストシステムの優秀さは折り紙つき。ブレーキ操舵後でもシステムが継続する点が高評価です。

主なスペック

2L2.5L2.5Lターボ2.2Lディーゼル
全長×全幅×全高(mm)4,865×1,840×1,450
ホイールベース(mm)2,830
最小回転半径(m)5.6
車両重量(kg)1,5101,5401,5701,600-70
総排気量(cc)1,9972,4882,188
最高出力(kW[PS]/rpm)115[156]/6,000140[190]/6,000169[230]/4,250140[190]/4500
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)199[20.3]/4,000252[25.7]/4,000420[42.8]/2000450[45.9]/2,000
燃料関係レギュラー/62L軽油/52〜62L


7位:日産 スカイライン

価格:435〜644万円

引用:https://response.jp/article/2019/09/11/326374.html

引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_69/_64315.html



スカイラインとは、こんなクルマ

日本のスポーツセダンで、もっともファンが多いのがスカイラインです。

新型のエンジンはV6 3.5Lハイブリッド(ショートストロークエンジン)とV6 3Lターボ(スクエアエンジン、小型ターボを2機搭載)。ベンツ製が廃止され、純日産に戻ったことで話題となりました。

エンジンの性格からいえば、V6は完全にスポーツエンジンで、走りを楽しむなら3Lターボでしょう。

ハイブリッドは先進機能(プロパイロット2.0)が注目。もちろん高速道での自動運転がメインですが、ぜひレンタカーでの試乗でその癖を知っておくといいでしょう。

このほかに 400R(3Lターボでエンジンチューニング)がラインナップされており、大変な人気となっています。

主なスペック

3.5Lハイブリッド3.0Lガソリンターボ
全長×全幅×全高(mm)4,810×1,820×1,440
ホイールベース(mm)2,850
最小回転半径(m)5.6
車両重量(kg)1,820-1,9101,700-30
総排気量(cc)3,4982,997
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)225[306]/6,800224[304]/6400
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)350[35.7]/5,000400[40.8]/1,600-5,200
モーター最高出力(kW[PS])50[68]
モーター最大トルク(Nm[kgf]/rpm)290[29.6]
燃料関係ハイオク/70Lハイオク/80L

6位:レクサス ES

価格:590〜710万円

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/40227#image-2

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/40227#image-2

ESはレクサスでもっとも人気のセダン

ESは、レクサスセダンではもっとも売れている一台です。ベースモデルはカムリで、完成度の高いハイブリッドシステムは”シームレスな加速”と評されるほど、エンジンとモーターの切れ目がわからない…という口コミが多いことで知られています。

高級セダンであるレクサスですが、ミドルサイズという運転のしやすさとLSとも区別がつかないほどの存在感、フロントマスクかリヤビューまでのデザインの統一感などが高く評価されています。

また、デジタルアウターミラーの存在にも注目。20万円超ものOpですが、ウィンドウ外にあるミラーではなくAピラー内側にあるミラーで左右に視界を確認できる利便性は非常に高いのが特徴です。

悪天候でもはっきり認識できる左右の視界は、安全運転にも大きな力となるでしょう!

引用:https://response.jp/article/2018/12/10/317029.html

2.5Lハイブリッド
全長×全幅×全高(mm)4,975×1,865×1,445
ホイールベース(mm)2,870
最小回転半径(m)5.8〜5.9
車両重量(kg)1,680-1,730
総排気量(cc)2,487
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)131[178]/ 5,700
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)221[22.5]/3,600-5,200
モーター最高出力(kW[PS])88[120]
モーター最大トルク(Nm[kgf])202[20.6]
燃料関係レギュラー/50L

5位:スバル インプレッサ G4

価格:224〜270万円

引用:https://www.subaru.jp/impreza/g4/design/exterior.html

引用:https://車を買い替えたい.com/imp-interior/

G4とは、こんなクルマ

インプレッサG4は、スバルのスポーツ車両”インプレッサ”のセダンバージョン。ボディデザインは非常に作り込みがうまく、乗ってみると意外に視界が広く見切りがいいのが特徴です。

エンジンは1.6Lと2Lの2グレードで、非常に軽快な走りが楽しめ、低重心の安定性は非常に高いものがあります。

ハイブリッド全盛ですが、走りの楽しいセダンで価格も200万円台とリーズナブルなのことから、コストパフォーマンスの高い一台としてぜひ味わってみたいクルマです。

主なスペック

1.6Lガソリン2.0Lガソリン
全長×全幅×全高(mm)4,640×1,775×1,455
ホイールベース(mm)2,670
最小回転半径(m)5.3
車両重量(kg)1,300-901,320-1,400
総排気量(cc)1,5991,995
最高出力(kW[PS]/rpm)85[115]/6,200113[154]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)148[15.1]/3,600196[20.0]/4,000
燃料関係レギュラー/50L

4位:トヨタ カムリ

価格:343〜464万円

引用:https://clicccar.com/2017/07/28/495823/

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/36720

カムリはアメリカのベストセラーセダン

カムリはアメリカ発のセダンとして有名

北アメリカで最も売れているセダン、トヨタ カムリ。日本向けはハイブリッドのみの展開で、タクシーで使用されることもあるミドルサイズセダンです。

全長は4.9m弱、クラウンの下に位置しますが全幅はクラウンより40mmほどワイド。

しっかりした厚みのあるシート、荒れた路面でもがっしりとしたシャーシとボディで長時間のドライブでも疲労感の非常に少ないセダンに仕上がっています。

質感の高いインテリアは”これで十分”と思わせる

カムリはプレミアムブランドのドイツセダンと違い、豪華な内装もなく、ワンディングでの安定感や鋭い加速感が乏しいのが特徴です。が、必要のない《インテリアの遊び》や《電送系のトラブル》に加え、維持費の高さとは無縁。

ゆったりと走りたい、長距離を走っても疲れないいいセダンが欲しいひとには、お勧めできる一台でしょう。

↓2020年モデルの北米仕様(ハイブリッド)。2019年暦年では336,978台を販売。アメリカ国内だけでこの10年間”3,763,758台”も売れる超人気車。

引用:https://pressroom.toyota.com/vehicle/2020-toyota-camry-hybrid/

主なスペック

2.5Lハイブリッド
全長×全幅×全高(mm)
4,885×1,840×1,445-55
ホイールベース(mm)2,920
最小回転半径(m)5.7〜5.9
車両重量(kg)1,550-1,680
総排気量(cc)2,487
最高出力(kW[PS]/rpm)
131[178]/5,700
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)
221[22.5]/3,600
モーター最大出力(kW[PS])88[120]
モーター最大トルク(Nm[kgf])202[20.6]
燃料関係
レギュラー/50L

3位:マツダ3 セダン

価格:251〜361万円

引用:https://response.jp/article/2019/11/29/329300.html

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/interior/

高級セグメントで小型ジャンル、マツダ3

もともとマツダアクセラという名で販売されていたマツダ3ですが、ラインナップの見直しによって、数字の3が与えられました。

値引販売廃止、スカイアクティブエンジン、巧塗…マツダはここ数年でクルマの作り方や販売の仕方を大きく変えています。

より高級なクルマ、より走りを楽しめるクルマづくりに変革しているだけでなく、MT車を必ず用意するなど、他社にはないラインナップを展開しています。

マツダ3は全長4.660mm×全幅1,795mmの小型セダン。ですが、価格は300万円にもなるため、決して安いクルマではありません。ただ、剛性感の高さや室内の質感などは秀逸で、安全支援システムも高度に配置されています。

座り心地のいいシートやドライビングの心地よさなど、さまざまな面を考えて、購入するファンが多い一台です。

主なスペック

20SXDX
全長×全幅×全高(mm)
4,660×1,795×1,445
ホイールベース(mm)2,725
最小回転半径(m)5.3
車両重量(kg)1,3501,400-1,4601,420-1,520
総排気量(cc)1,9971,7561,997
最高出力(kW[PS]/rpm)
115[156]/6,00085[116]/4,000132[180]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)
199[20.3]/4,000270[27.5]/1,600224[22.8]/3,000
燃料関係
レギュラー/51L軽油/51Lハイオク/51L

2位:トヨタ クラウン

価格:469〜732万円

引用:https://clicccar.com/2018/06/08/597988/

引用:https://auto-library.jp/new-crown-interior/

クラウンとは、こんなセダン

6ライトは革新的なデザイン

クラウンはライバル不在の高級セダン。以前は日産セドリック・グロリアといった強烈なライバルと販売競争を争ってきましたが、現在は日本独自の高級感を持った唯一のプライベートセダンとして存在しています。

新型クラウンの最大の特徴は、従来の”ロイヤル”・”アスリート”・”マジェスタ”というボディの区別を止め、ワングレード展開となったこと。

デザインは、6ライトと呼ばれるボディ左右に合計6枚の窓が入り、細身のCピラーとクーペフォルムを使用しています。

従来よりも硬めの足が特徴

プラットフォームは2Lガソリンと、2.5L&3.5Lのハイブリッドの3つから選択可能です。とくに、3.5Lハイブリッドは405馬力、475Nmのエンジンに180馬力&300Nmのモーターを配置。

その走りは、クラウン特有のふわっとしたものではなく硬めになり、剛性感が極度に高まったことから、より輸入車にも近い高級セダンになっています。

人気はRSで、やはり走りのいい”高いグレードから売れて”います!

↓中国で生産されるクラウン(皇冠)。日本仕様とは違い、太いCピラーの伝統的なセダンで、2世代前のデザインと踏襲しているようです。

引用:http://www.toyota.com.cn/vehicles/crown.php

主なスペック

2.0Lガソリン2.5Lハイブリッド3.5Lハイブリッド
全長×全幅×全高(mm)
4,910×1,800×1,455-65
ホイールベース(mm)2,920
最小回転半径(m)5.3〜5.7
車両重量(kg)1,690-1,7301,730-1,8901,860-1,900
総排気量(cc)1,9982,4873,456
最高出力(kW[PS]/rpm)
180[245]/5,200135[184]/6,000298[405]/6,400
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)
350[35.7]/1,650221[22.5]/3,800475[48.4]/1,600
モーター最大出力(kW[PS])105[143]132[180]
モーター最大トルク(Nm[kgf])300[30.6]300[30.6]
燃料関係
ハイオク/66Lレギュラー/66L

1位:トヨタ カローラ

価格:193〜294万円

引用:https://www.webcg.net/articles/-/42027

引用:https://kakakumag.com/car/?id=14503

ガラッと変わった、新世代カローラ

カローラといえば、5ナンバーサイズの大衆車からスタートしたロングセラーカー。

ヴィッツやアクア、プリウスにベストセラーの座を譲りましたが、今回の新型は先にデビューしたカローラスポーツ同様の”キーンルック”顔で脱大衆車に成功。

ボディは全幅のみ1.7mを45mm超えましたが、小回りの良さ(最小回転半径5m〜5.3m)は健在です。

TNGAによるシャーシ&ボディで剛性感は格段に良くなり、出足の良さとハイブリッドの”切れ目のない加速”は好評。

上級グレードのW×Bにはリアスポイラーまで装着、7インチの標準ディスプレイに加えて、Opでは9インチまで用意されています。

↓中東地域で販売されるカローラ。全長は4,630mm、全幅は1,780mmと日本仕様よりも一回り大きいのが特徴です。中東ではカローラより小型の”ヤリスセダン”がラインナップされています。

引用:https://www.toyota.com.sa/en/vehicles/Passenger/2020/Corolla

主なスペック

ハイブリッドガソリンガソリンターボ
全長×全幅×全高(mm)
4,495×1,745×1,435
ホイールベース(mm)2,640
最小回転半径(m)5.0〜5.3
車両重量(kg)1,330-1,4401,250-1,3201,300
総排気量(cc)1,7971,196
最高出力(kW[PS]/rpm)
72[98]/4,800103[140]/6,20085[116]/5,200
最大トルク(Nm[kgf]/rpm)
142[14.5]/3,600170[17.3]/3,900185[18.9]/1,500
モーター最大出力(kW[PS])2WD:53[72] 4WD:53[72]/5.3[7.2]
モーター最大トルク(Nm[kgf])2WD:163[16.6] 4WD:163[16.6]/55[5.6]
燃料関係
レギュラー/43Lレギュラー/50L

まとめ

3ナンバーセダン10台をご紹介しました。セダンはSUVやミニバンよりも販売台数が少ない分、完成度の高いクルマばかりがそろっています。

輸入セダンばかりに目がいく人も多いようですが、実は国産3ナンバーほど運転しやすく、燃費やメンテナンスの少ないジャンルもありません。ぜひお好みの一台を探してみてはいかがでしょうか!