新型オデッセイ ハイブリッドにはたくさんの口コミ評価・評判が寄せられています。
こちらでは新型オデッセイ ハイブリッドの口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
2016年2月5日から発売されている、新型オデッセイハイブリッド。さて、期待されていた車の口コミはいかなるものか? 試乗した人、購入した人の口コミを集めてみました。(主に、価格.com参照)
エクステリア
・スライドドアではあるものの、ハッチバックやワゴンを大きくしたような印象です。
・何この外観、内装!ガソリン車アブソルートEXからの買い替えですが、全く一緒じゃん(笑)
・かなり良いと思いました。ちなみにステップワゴンやフリードのフロントマスクは、個人的に全て変化のない同じデザインに見えてしまいますので、特にオデッセイのデザインが気に入りました。
インテリア
・車格に合わずチープな内装で、正直がっかりした。
・400万近くするのに、ドアのスイッチパネルとセンターコンソールの上の部分がまだプラスチックのままでした。
・オデッセイのメーターパネル。電池の右上にある丸いものは、標識認識機能で、この道一体何キロだ?と思ったときコレを見れば分かるんです。
メチャクチャ便利です。ハイテクすぎて感動。ルームミラー付け根についている単眼カメラで標識をチェックし、マルチインフォメーションに表示する機能です。
・メーカーナビの画面もせめて8インチ欲しいところです。操作性も前モデルのままで、タッチパネルももっさりでした。
・三代目オデッセイにもあった広々アームレスト。上に上げて片付けてみたのですが、ウォークスルーには少し邪魔かも。アームレスト自体は超楽チンなんですけど、ウォークスルーはスムーズに動けるほうが我が家にはいいので…。ちなみに、アームレストの下にはシャッター付コンソールボックスがついてました。(試乗車:フルオプション最上級グレード)
・シートはやや硬めですが、重厚感があります。それが私の身体にフィットし身体全体を支えていましたから、運転姿勢も全く違和感を感じませんでした。これだと、仮に長時間運転しても疲れはなさそうです。(ベースグレード7人乗り)
・ピラーが比較的細めでグラスエリアが広いため視界は良いですが、大型ミニバンだけに取り回しはそれほど良くはないのと、周囲の死角には注意です。(それでも他のミニバンに比べれば着座位置が低い分、死角は少ない方ですが)
・静粛性はかなり高く、エンジンが駆動していてもエンジン音が気になりません。空調音の方が目立ちました。
・フルオプションつければ、2列目は天国です!ビジネスクラスのように広々としたプレミアムクルードシートにオットマン、吊り下げ式のTV、トリプルゾーンコントロール・エアコンディショナー、2列目大型ロールサンシェード、子育てには贅沢な品です…。
エンジン性能
・ガソリン車より発進時の加速が良いように感じますが、3L級の加速力というのははやや大げさな気はします。
・多くのホンダHVに搭載されているi-DCDとはHVシステムが異なり、よりモーターで走っているという感覚が強めです。走りも、i-DCDより滑らかでゆったりした印象です。
・すべり出しの静粛性、アクセルオン時の加速性におおげさに言うと感動しました。しかもそのパワーの盛り上がり方が従来とは異次元です。スバルの2Lターボの加速は大変楽しいものですが、それとは別の楽しさです。
上海で乗ったリニアモーターカー的な。EVを少しガソリンエンジンが後押ししている感じがおもしろいです。(アブソルート・ホンダセンシング・アドバンスパッケージ)
・踏めばそれなりにエンジン駆動になり音もしますが、街乗りではあまり気になりません。
・スタートの反応、そして加速性は、今乗っているプリウスαよりは数段上という印象でした。特に、モーターからエンジンへの切り替わりの違和感を殆ど感じないほど、滑らかで、かつ強力な加速性をもっています。これこそがi-MMDの大きな特徴ではないでしょうか。(ベースグレード7人乗り)
参考:ホンダのスポーツハイブリッド i-mmdとは http://www.honda.co.jp/tech/auto/i-mmd/topic2/
・ECON ONでも結構加速するので、前が遅いとすぐに追い越しを楽しみ、Sモードも多用したため、なんとリッター15.8まで燃費が悪化しました。
OBD-Ⅱ端子からデータをとってエンジン回転数など表示していますが、街中のやや威勢の良い加速でエンジンは2500回転程度、時速100キロでやや負荷があっても2500回転ですが、3000回転以上にならないとエンジン音はあまり聞こえません。
ACC MAXでは2800回転前後。Sモードではエンジン常時ONで即加速準備状態ですが、エンジン回転数は速度なりです。但し、Sモードで特に遅い軽トラなどを追い抜くと、モーターのトルクも厚めになる「気」がします。
高速合流や料金所の8割踏み込み程度の加速では5000回転あたりまで一気に吹け上がっています。まだ、やってはいけない時期ですが、高速合流で1回だけフル加速をしてしまいました。
この時は6000回転オーバーまで一気に吹け上がっていました。
(アブソルート・ホンダセンシングEXパッケージ)
・時速100キロから更に踏み込むと、割と官能的なエンジン音が聞こえてきます。ホンダらしい高めのエンジン音は心地良く感じると思います。
走行性能
・ガソリン車のようなスポーティーさはやや薄まりましたが、低めの車高と低重心が功を奏してしているのか、ミニバンにありがちなロールやフワフワ感はかなり少なく、ハンドリングもしっかりしています。
・発進、停止ともにスムーズです。
・運転の感覚も変な癖がなく、レスポンスもしっかりしていて、元々スピードを上げてカーブに入るというような運転などしないので、プロの目から見たら違うとは思いますが、ハンドル、アクセル操作と車体の追随性が自然で、全く違和感もなく、プリウスαより車高が高いのにロール感も皆無でした。(ベースグレード7人乗り)
・試乗車で、ブラインドスポットインフォメーションを体験しました。右後方、左後方の死角に車がいると、サイドミラーがパパッと点滅で知らせてくれます。車線変更や、バック時には、これってすごく安心な機能だと思います。
・歩行者事故低減ステアリングというものがあって、細い道に歩行者がいると、歩行者との衝突回避を行ってくれるらしいです。すばらしい!
但し、これも400キロ走行して慣れたあたりからは結構重宝しており、指でステアを操作していることを機械に認識させるだけで東名あたりならすべてのコーナーに適応できます。
シティーブレーキアクティブシステムですが、ホンダセンシングは予想外に使える感じです。家のそばでは、こちらも十分速度を落としていたので問題ありませんでしたが、よろけながら自転車で飛び出してきた子どもは確実にとらえ、アラームが鳴りました。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などの設定は、初めてなので慣れておらず、前車との距離などすべてセッカチモードの最短にしていますが、前に試乗させてもらったスバルより接近しすぎかなという感じです。
(アブソルート・ホンダセンシングEXパッケージ)
乗り心地
・試乗を勧められ、乗ってみるとその静粛さに感動!(前車もハイブリッドです。)
・試乗してみて、前のモデルに比べると、非常に良くなっていました。初期型アブソルートEX無限に乗っていますが、特に、横揺れが段違いに良くなっており、2t近くもある車なのにモーターのパワーも有り、静かで重さも感じさせませんでした。
・今乗っているプリウスαも、最初のうちはあまり違和感がありませんでしたが、次第に凹凸を受ける際の「懐」の浅さが気になるようになりました。
その点、オデッセイハイブリッドは、限界を感じさせないようなショックを吸収する「懐」の深さが印象的でした。硬すぎず、柔らかすぎずで、言い方を変えると万人向けかも知れません。
・静粛性は、高速で100km/hで走っていても3列目と1列目で普通に声を張らずに会話できるレベルで、前車に比べ相当静かです。(EXパッケージ)
燃費
・調子に乗って加速ばかりしていると、とんでもない燃費になってしまいます。ちなみにACC ONで追い越しも数回に抑えた時はリッター19.1で、追い越しや急加速をするかどうかで燃費は激変です。これまで乗ったどのホンダハイブリッドより差が激しいです。
・納車日に250kmほどドライブに行ってみました。高速メインで17.9km/Lでした。6人乗車であること、かなりアクセルを踏んだ運転だったことを考慮すれば満足度は高いです。前車のRB3では同様の運転で12km/Lくらいでした。(EXパッケージ)
価格
・見積もりして、ガソリン車との価格差は80万円になってしまいました。でも、ハイブリッドを運転すること、所有することの自己満足を、最低5年は乗ることとして16万円(税金や燃費代、リセールを考えると10万円程度?)で買いました。
・ハイブリッドでホンダセンシングなど先端技術が付いてこの価格なら、安くはありませんが、それだけの価値がある車だと思います。
値引き
・店頭見積もりで10万円。後からTELがかかってきて16万円になりました。年配の営業マンだったからかな?それとも、会社で相談したんでしょうかね。(アブソルート・ホンダセンシング)
・ディーラーの営業マンとの相性が良く、本体値引き25万円の値引きに成功しました。オプションはなし。(ガソリン車アブソルートEXからの乗り換えでアブソルート・ホンダセンシングEXパッケージ)
・本体値引きはなく、オプション値引きが15万円(アブソルート・ホンダセンシング)
・本体値引き10万円、オプション値引き30万円
・本体値引き10万円、オプション値引き5万円(EXパッケージ)
・本体値引き10万円、オプション値引き5万円、前モデルRC1下取り250万円((アブソルート・ホンダセンシングEXパッケージ)
値引きに関しては、千差万別、ディーラーとの相性などいろいろありますが、もっと値引きを引き出す方法は、
「新型オデッセイハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に!
納期
・2月に契約して、5月下旬とのこと。
総評
また、同じホンダHVでも他車種とはシステムが異なるため、走行感覚が異なり、よりEVやPHVに近い印象でした。
・ガソリン車に比べ50万円近く高い価格がネックですが、HVならではの燃費の良さや快適性の高さを求めるなら良い車だと思います。
・エンジンの始動はボタンでポチッと。さびしい気がします。個人的な意見ですが、やっぱり、イグニッションキー回して始動!これが車でしょう。
・延べ1000キロ乗りましたが、総じて気に入っていたRU4より更に安定感があり、運転していて疲れないクルマです。