新型オデッセイのエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは新型オデッセイのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
皆さんがご存じの通り、地球温暖化は深刻な段階です。そのため自動車からのCO2排出は、地球温暖化の原因の一つに挙げられ、その排出量を削減することが重要な課題となっているのです。
それで、我が国日本でも、環境のため、低燃費かつ排出ガスがよりクリーンな車をみんなに普及させるため、税金を安くできるエコカー減税があります。
2016年2月ホンダ・オデッセイ・ハイブリッド車が発売になりました。従来のガソリン車とは40万円余りの初期投資差額であり、一回車検を通すのであれば、ほとんど差はなくなります。
せっかくのエコカー減税の制度がありますので、社会に貢献するためにもハイブリッド車を選びましょう。
ハイブリッド車にしよう!
【エコカー減税とは?】
トヨタ・MIRAI
日産・リーフ
①購入時の自動車重量税や取得税、②3年後車検時重量税、③購入年度の翌年5月に支払う自動車税の優遇措置です。
「低燃費」とは
国土交通省が示す省エネルギー法に基づく燃費基準を早期に達成した車であって、モード燃費(JC08モード)と車両重量により重量税と取得税の軽減率が決まります。
「低排出ガス車認定車」とは
自動車排出ガスのうちNOx、PM等の有害物質の排出が、基準から一定レベル以上低減されている車で、購入年度の翌年5月に支払う自動車税の軽減率が決まります。(グリーン化特例とも言います。)
自動車3税とは?
重量税とは
新車購入(新規登録)時と車検の際に、車検証の有効期間分をまとめて支払う税金で、重量によって決められます。
軽自動車
9,900円
ハスラー、 Nボックスなど
1.0t未満
24,600円
デミオ、パッソなど
1.0~1.5t
36,900円
プリウス、フィットなど
1.5t~2.0t
49,200円
エルグランド、オデッセイなど ABSOLUTE [8人乗り]
2.0t~2.5t
61,500円
ヴェルファイア、アルファードなど
2.5t~3.0t未満
73,800円
ランドクルーザーなど
ホンダ Nボックス
トヨタ・プリウス
トヨタ・ヴェルファイアハイブリッド
本体価格(車両本体価格+メーカープション)の9割(1000円未満切り捨て)に3%をかけた額で、地方税です。ディーラーオプションは、本体価格には含まれません。
自動車税とは
毎年4月1日から1年間、車を所有することに課せられる地方税で、排気量によって税額が変わってきます。
年度途中で購入した場合、月割りで3月までの分を納めます。ちなみに、駐車場に置きっぱなしにして乗っていない場合でも掛かりますので、ご注意を。
~ 660cc
年額10,800円
661~1000cc
年額29,500円
1001~1500cc
年額34,500円
1501~2000cc
年額39,500円
2001~2500cc
年額45,000円 < オデッセイABSOLUTE [8人乗り](FF/CVT)
2501~3000cc
年額51,000円
3001~3500cc
年額58,000円
3501~4000cc
年額66,500円
4001~4500cc
年額76,500円
4501~6000cc
年額88,000円
エコカー減税の仕組み
例えば、平成26年4月1日から平成27年4月30日までに新車新規登録等した自動車の、減税対象自動車一覧(国土交通省)は次のHPで確認できます。
※http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000042.html
ホンダのホームページでも、エコカー減税について解説されています。
※http://www.honda.co.jp/green-tax/reduction/merits/index.html
【エコカー減税の区分と現在率】まとめ
減税内容を見てみると、電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車、クリーンディーゼル車、天然ガス車などいわゆる次世代自動車といわれるものは、自動車重量税や自動車取得税が免除され(自動車税は普通自動車75%軽減、軽自動車50%軽減)、ハイブリッド車やガソリン車は、平成○○年の燃費基準達成車であるかによって、軽減率が変わってくるようです。
ですから、エコカー減税による軽減額は、車を購入する際、多数の車を比較するときの一つの基準になるでしょう。
ホンダのHPにも例が掲載されており、エコカー減税されない場合とされる場合で比較したところ、3年間で15万円ほどの差が出ています。
やはり減税対象車を買ったほうがよいと思ってしまいますが、減税による軽減額と、車体価格や、下取り値段、値引き額などすべてを勘案しておきましょう。
これも購入するときだけの比較であり、購入した後の燃費などのランニングコストはさらにお得です。
ちなみに、エコカー減税対象車かどうかを外見で判断したいときは、リアガラスに「低排出ガス車」とか「燃費基準+○%達成車」とか書かれた青色のステッカーが貼られているかどうかを見ます。
ステッカーが貼られていない車でも、車検証の「型式」の一ケタ目の識別番号と、備考に書かれている「平成○○年度燃費基準○%向上達成車」によって判別できます。識別番号は、国土交通省のHPで確認できます。
※http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk10_000001.html
オデッセイのエコカー減税
エコカー減税が分かったところで、お目当てのオデッセイのエコカー減税がいくらになるのかを見てみましょう。
ホンダの次のサイトで、試算例と各タイプの軽減率の表が掲載されています。
ABSOLUTE [8人乗り](FF/CVT)タイプ(ボディカラー有料色43,200円高車)
翌年自動車税減税額 +22,500円
エコカー減税額 合計 60,200円
試算例では、ABSOLUTE [8人乗り](FF/CVT)タイプ(ボディカラー有料色43,200円高車)の場合、エコカー減税(重量税と取得税の合計)で37,700円、登録翌年度支払う自動車税で22、500円。合計で、60、200円の軽減となります。3年先の車検までの合計で60,200円となります。
適合タイプの表を見ると、オデッセイでは、タイプによって平成27年度の燃費基準のプラス10%の達成車とプラス20%の達成車がありますが、全部のタイプ、自動車重量税で40%、自動車取得税で25%、自動車税で50%の軽減率で計算されることになります。
ですから、基本税額にそれぞれ軽減率をかけて計算すれば、軽減額が分かります。
話題のハイブリット車
ホンダ・オデッセイ・ハイブリッド
結局のところ税制優遇は、3年間で166,600円となるようです。ホンダ公式サイトで見積もりを取ってみました。
燃費では、ガソリン車14km/Lで、ハイブリッド25.2km/LにJC08モードではなっています。実際はガソリン車で10km/L程度であり、条件によりますが、ハイブリッドでも20km/Lを超えることは難しいと感じますが、ハイブリッドが約2倍走ると見ておきましょう。
2万キロ年間走行する人が、ガソリン車で2,000L/年間ガソリンが必要であると想定すると、110円/Lと仮定すると220,000円必要となります。
するとハイブリッドでは年間半分で110,000円節約できるなら3年間で330,000円となります。4年ほど経つとハイブリッドは、元を取ることとなります。
5年乗るならハイブリッドが有利との計算になります。でもあまり違いはないので、出来るならハイブリッドを選ぶ方が社会に貢献できることとなります。
さて皆さんは、どのような判断をするのでしょう。せっかくですので、エコカー減税を使ってハイブリッドにしましょう。
元をもっと早く取りたいなら、購入価格を下げればよいのです。
そのための新型オデッセイの値引きの方法については、