新型オデッセイ 色・カラー紹介!人気カラーは?

オデッセイ

新型オデッセイの色・カラー情報が公開されています。

こちらでは新型オデッセイの色・カラーの特色などについて紹介しています。

皆さんは車のボディー・カラーを好みだけで選んではいませんか? 実はボディー・カラーは意外に「安全性に直結している」との研究結果もあり、選び方を慎重にしなければならないようです。







オデッセイのボディカラー一覧

オデッセイには全7色があります。

http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/?from=ODY_mn_styling

オデッセイの色の種類は多いとは言えないかもしれませんが、ホンダが選んだ、オデッセイに似合う色、がそろっています。

ですが、7色のうち5色がオプションで、追加で料金が必要となります。

価格(税抜き40,000円)を惜しんで、2色しかないカラーから選ぶ、というのもやっぱり違います。

オプションとなる色の値段ぐらいなら、しっかりと値引きしてもらって購入すれば問題ありません。

新型オデッセイの値引きの方法については、

「新型オデッセイ 値引き術!」で詳しく解説しています。

ぜひ参考にしていただき、妥協のない色選びを!



好きなボディーカラーを、安全に乗るには・・・!

 

>http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/?from=ODY_mn_styling
事故の加害者にも被害者にもなりたくありませんので研究してみましょう。特に高齢者が車を確認できる距離は、若者の70%~90%との結果があり、色によって若者も高齢者も大きく視認できる距離が違うようです。

新色や見栄えの良い色、好みの色合いなどにこだわらず、まずは安全性を考え、続いて洗車やワックスの手間の問題、年月を経て耐久性がどの程度なのか? など、考えなければならないことが山ほどあります。

でも個人的には「絶対譲れないこだわりの色」がありますね。それが特別車の場合もあります。

さて、どうしましょうか?



車の塗装には、大きく分けて3種類

リペアガレージソリッド塗装、メタリック塗装、パール塗装の違いについてより塗装断面の図

①ソリッド塗装


②メタリック・パール塗装


③3コートパール塗装

http://www.repair-garage.com/tosou_setumei.html
リペアガレージ・サイトからの図のように、車のボディーは鉄でできていることが現在ほとんどです。そのため塗装工程としては、部品段階から防錆塗装を施されていますが、その上に下地塗装をして、本塗りである色着けをします。

メタリック・パール塗装では、その上にクリア塗装をしてメタリックの場合は、変色を押さえています。浅い傷がついてもクリア塗装の層で止まっていれば、コンパウンド入りワックスでキズを消すこともできます。

かつてベンツが、新車で錆があるのには驚きました。塗装むらが出来てドア下などに、たれが出来て、そのたれが割れて下地が出ていたのです。

無数にあり交換を要求したのですが、「下取りまで保証するので補修させてくれ」との申し出があり、信頼して任せたところ、さらにエンジンの燃料噴射装置不良が出たのですが、熱心に数カ月に及ぶ修理で、私の会社のガレージまで出張してきて、車の稼動していない時間内で見事に直しました。

これが、かつてのヤナセのプライドでした。半世紀、50台に及ぶ私の車歴の中で、これほどのサービスを受けたことはありませんでした。やはり腕の立つ職人は、大変貴重なものです。

①単色(ソリッド)塗装

赤、青などのようなネーミングでも単純にその色だけを塗ってあるのみです。表面にクリア塗装をしていないのです。最近ではクリア塗装を施したものもあるようです。

基本的な色ですが、表面にクリア塗装が施していない為、傷がついても、コンパウンドであまり磨けないようです。

②メタリック・パール塗装

アルミの粉が混じったクリア塗装を施した上に、さらにクリア塗装をしたものです。光にアルミの粉が反射して輝きます。

パール塗装は、アルミの代りに雲母を混ぜたクリアを塗装した層の上に、さらにクリア塗装をしたものです。

③3コート・パール塗装

カラー塗装をした上に、パール入りクリア―を塗り、さらにクリア―塗装をしたもの。輝きが違います。一般に、②メタリック・パール塗装、③3コートパール塗装は、ソリッドに比べて輝きがありますが、手入れの問題があります。

多重塗装の方が、やはり塗りにくいと言えます。板金塗装の必要性が出た時は、金額も高くなりますし、色合わせも難しいようです。

また一般に塗装の種類と言えば、1.ソリッド 2.メタリック 3.パールと分けて考えると良いのでしょう。そしてパール塗装に関しては、「2コート(2層)・パール塗装」と、「3コート(3層)・パール塗装」があるのです。



ボディー・カラーを選ぶ基準は・?

車のボディー・カラーを選ぶとき、ほとんどは好みの色合いを選ぶだけですが、果たしてそれでよいのでしょうか? 大きな疑問がありました。カラーといえども車で第一に考えなくてはならないのが、安全性です。わたしもこれまで軽く見すぎていたようです。

①安全性

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%96_(%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC)
車の仕様では、どの項目でも第一に安全性を考えるべきでしょう。するとボディー・カラーでは、安全性と言えば「視認性」でしょう。外部から見て「目立ちやすい色」と言えば「白・黄色・シルバー」などです。

歩行者から見て、対向車から見て、無意識ですが重要ではないでしょうか?「イエローキャブ」ニューヨークのタクシーは黄色です。黄色は「注意喚起」の色として使われてきました。

青・黒・グレーなどのダーク系の色は、100mの距離では白に比較して7m遠くに見えるとのデータがあるようです。歩行者から見て、7m遠く見えると横断の判断が違ってきてしまいます。

これほど違いがあると事故の確率が違ってくることが予測できます。加害者にも被害者にもなりたくありません。

色で事故が防げるのなら、少々の好みは度外視して、黄色・白・明るいシルバーなどを選ぶことが先決なのでしょう。特に避けたいのは、ブルー系のようです。

CD 研究所 第1研究部の研究資料

自動車色彩に関る高齢者の 質感認知と視認性調査
http://www.kansai.co.jp/rd/token/pdf/152/10.pdf

CD 研究所 第1研究部 藤田則男Norio Fujita
CD 研究所 第1研究部 藤枝 宗Tukasa Fujieda

視認性テスト結果【視認距離】(多種の色平均)

高齢者(昼間)
視認距離 平均23.1 m

若年者(昼間)
視認距離 平均30.7 m

高齢者(薄暮)
視認距離 平均13.2 m

若年者(薄暮)
視認距離 平均16.6 m

上記、サイト資料からまとめると、おおよそ下記のとおりとなります。

白・黄色

高齢者(昼間)約38m
若者(昼間)約50m

高齢者(薄暮)約21m
若者(薄暮)約29m

黒・青

高齢者(昼間)約20m
若者(昼間)約27m

高齢者(薄暮)約10m
若者(薄暮)約15m

白・黄色のダントツの視認性を使わない手はないのではないでしょうか。白・黄色と黒・青では視認距離はほぼ倍近い値で、これを無視するほどの色に関する趣向性は、あるのでしょうか。無視はできないデータです。

みんさんはどのように感じますか?

②機能性

洗車の傷対策

ボディー・カラーでの機能の違いと言えば、まずは手入れの手間隙の差です。黒・白などは汚れが目立ち、頻繁に洗車しなければならないのですが、黒は洗車機のブラシでこすると細かな傷がついて、光の加減では、たくさんの擦り傷が見えてきます。

そのため、かつては「手洗い洗車」をガソリンスタンドで依頼するか、自分で洗車しなければなりませんでした。コンパウンド入りワックスですぐに落ちる程度なのですが、あまり数多く繰り返すことは出来ないので苦労がありました。

しかし、最近では洗車機の機能が上がり、刷毛で傷をつけることがなくなってきたので機械に任せることが出来るようになりました。

夏の熱対策

一般に黒は熱を吸収し、白は熱を反射するといいます。夏の直射日光による熱対策には、やはり白が向いているのかもしれません。

さほどの差は感じないのですが、むかしボンネットで卵焼きを焼いたら、半熟で終わったと言っていた友人がいました。あなたも試してみますか・?

ソリッド色の白の車を車庫の外に置いていたところ黄ばんできてしまうので、コンパウンド入りワックスを掛けていたのですが、この作業はボディーの表面積が小さな車ならさほどのことは無いのですが、大型セダン、ミニバンなどでは、かなりの労力です。

そこで電動ドライバーなどにワックス掛けの布などを取り付けて行っていたのですが、車によっては塗装が剥げてきてしまいます。

ジャガーなどは塗装が弱く要注意です。国産車は比較的塗装が良くなっていますので問題は無いようです。

好みのボディー・カラーを思いっきり乗るには・・・!

①お勧めボディー・カラー

これは千差万別、好みに応じて考えればよいのですが、明るい色はボディーが大きく見えること、黒など暗い色は小さく精悍に見えることがあります。

ミニバンなどはボディー体積が大きく、黒い色のほうが精悍に見えることが多いようです。その中でオデッセイは、デザインでミニバンの中では精悍に見えるほうですので、安全性、機能面から考えれば、白やシルバーなどの明るい色を考えるほうが良いのでしょう。

人気はミニバンの特徴である大型ボディーのためか暗色と明るい色で二分しているようです。

現状のオデッセイ・ボディー・カラーの中で、お勧めの色は安全を考えると、ホワイトオーキッド・パールとスーパープラチナ・メタリック2色です。

②なんたって好きなボディー・カラー

薄暮になると若者、高齢者共に視認性は半減します。これを補うには出来るだけヘッドランプを明るいうちから点灯することでしょう。

鎌倉のタクシーは、いつもヘッドランプを点灯しています。「昼間でもヘッドランプを点灯していると7%事故率が下がる」とのデータもあると運転手が言っていました。

皆さんも好きな色を選んだなら「昼間からヘッドランプを点灯して」走ればよいのです。

さあ、今すぐ実行しよう・・・!

LEDランプが普及しましたので、昼間でも常時点灯するランプをデザインに組み込み、視認性を出来るだけ上げる工夫をすると、好みのボディー・カラーを選べるようになるのではないでしょうか。メーカーに期待しましょう。

オデッセイ 色・カラーまとめ

オデッセイは、クリスタルブラック・パールとホワイトオーキッド・パールが人気を二分しています。

両方ともオデッセイにぴったりとマッチングした色で追加代金がかかるにも関わらず購入者の支持を得ています。

私が選ぶとしたら、フロントグリルに個人的に合うと思うクリスタルブラック・パールで決めたいですね。

→ 新型オデッセイを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?