2016年の新型オーリスハイブリッドは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは2016年の新型オーリスハイブリッドの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
目次
新型オーリスハイブリッド、試乗レポート
◆新型オーリスハイブリッドは、ガソリン車やターボ車に似た、硬い引き締まった乗り心地。
◆快適性とスポーティさを高次元で兼ね備えていて、まさに大人のスポーツハッチバック。
◆回生ブレーキや静かに発信する感覚はハイブリッド車特有の感じがするが、走行する分にはハイブリッド車であることを忘れるくらい、しっかりと走ってくれる。
◆新型オーリスハイブリッドはインプレッサスポーツやレヴォーグなどのスバル車ほどではないにしても、剛性感があり、トヨタ車にはめずらしい。
◆足回りが硬い割には、段差などの突き上げ感がなく、不快さがない。
◆ダブルウィッシュボーンの採用でリアサスが効いている。
◆路面の段差を乗り越えた時にサスペンションとダンパーがしっかりと吸収しているのがわかる。
◆60km/hで走行中に路面のつなぎ目で、大きな衝撃があった。
◆17インチタイヤを装備した新型プリウスのツーリングセレクションより新型オーリス ハイブリッドの方がより引き締まった乗り心地になっている。
◆新型オーリス ハイブリッドの方が新型プリウスよりボディに剛性感があるように感じた。
◆新型オーリス ハイブリッドのカーブを曲がった時の安定感は、プリウスにはないもの。
◆クルマの基本性能はプリウスより新型オーリス ハイブリッドの方が格上。
◆トヨタの一般的なクルマは乗り心地が柔らかすぎると嫌う人もいますが、新型オーリス ハイブリッドなら満足できるといえる。
◆日本での知名度は低く、売れ行きも伸び悩んでいたオーリスだが、新型オーリス ハイブリッドは個人的にとてもいいクルマだと思う。
引用:http://toyota.jp/auris/gallery/
新型オーリス ハイブリッド、静粛性
試乗レポートに寄せられる数々の印象の中でも静粛性については、誰もが絶賛しています。
ハイブリッド車特有の「ヒュー」とした感じのモーター音ですら、あまり感じさせないほどです。
新型プリウスも静粛性が向上していますが、新型オーリス ハイブリッドはそれにも劣らない静かさだといえるでしょう。
そして、加速時の静粛性も高レベルです。
窓ガラスを締め切った状態で時速20km/hあたりから、かすかなエンジン音が聞こえますが、それもほとんど気にならないレベルです。
それは、新型オーリス ハイブリッドが吸音材や遮音材を多く使用することで静粛性を高めているということです。
試乗して一番、気になったのは、ブレーキ音です。
ブレーキを踏むと同時に電力を発生させる回生ブレーキを採用しているのですが、ブレーキをかけるたびに「ウィーン」「カリカリ」といった音が聞こえてきます。
ブレーキを踏んだ感触にも違和感があり、電子的で奇妙に感じてしまいます。
回生音に関しては、マイナス要因です。
プリウスやアクアなどは、もうほとんどガソリン車の油圧ブレーキと変わらないところまで、改良されていますので、新型オーリス ハイブリッド、今後の課題かと思われます。
引用:http://toyota.jp/auris/gallery/
新型オーリス ハイブリッド、視界性は
試乗するために運転席に乗り込んで、感じたのはやはり視界の悪さでした。
それはフロントガラスのデザインによるものです。
流線型の美しいフォルムを出すためにはフロントガラスを大きく寝かせる必要があり、そのため、極端に視界が悪くなっているのです。
引用:http://www.netz-hamamatsu.jp/event/news/2016/04/post-180.html
また、車高が低く、運転席も低いためボンネット全体が確認できないほどです。
以前からオーリスの視界性の悪さは指摘されてきましたが、新型オーリスハイブリッドも変更はありませんでした。
引用:http://gazoo.com/
また、フロントガラスの傾斜にあわせて、ピラーも斜めに視界を遮っていて、これが、余計に視界を悪くしています。
引用:http://car-sokuhou.com/auris-hv-sikai
さらに、後方の視界もかなり悪いです。
リアガラスが小さすぎて、後ろの安全確認は、かなり気を付けないといけません。
リアガラスの面積はプリウスに比べると、半分ほどしかないように感じます。
これは、エクステリアのデザインを重視しすぎた、新型オーリスハイブリッドのデメリットといえるでしょう。
ななめ後方の視界の多いクルマですので、当然、駐車はかなり難易度が高いです。
これも、スポーティーカーの一面と言えるでしょうね。
出展:http://car-sokuhou.com/auris-hv-sikai
新型オーリスハイブリッド、居住性は
引用:http://gazoo.com/car/newcar
HYBRID“G Package”には、本革、ウルトラスエードが使用されていて、クールで洗練されたインテリアとなっています。
シートにはホールド感があり、長距離を走っても疲れにくい仕様になっています。
ところが、後部座席に関して言えば、大人3人座れば、ちょっと狭く、車高が低いこともあいまって、圧迫感さえ感じます。
引用:http://autoc-one.jp/toyota/auris/newmodel-1157388/photo/0012.html
これもスポティーカーすべてに言えることかもしれません。
新型オーリスハイブリッド、プリウスを超える走行性能
新型オーリスハイブリッド乗り込んでみて、まず驚くのは静粛性です。
プリウスよりも静かかも知れません。
ついつい、プリウスと比較してしまうのですが、内装もプリウスより高級感が感じられます。
なめらかな発進、エンジン音もロードノイズもまったく気になりません。
コーナリングのロールがしっかりと押さえられていて、ステアリングに安心感があります。
引用:https://www.webcartop.jp/2016/04/40447/2
さすがに、石畳の市街地やアウトバーンでもオールマイティにヨーロッパ人を満足させてきただけあると実感します。
また、プリウスが重たいバッテリーを荷室の下に積んでいるのと違い、新型オーリスハイブリッドはリアシートの下に格納されています。
このことで、プリウスに比べ、重心が車体中心にあるため、より安定した運動性能をもっているのです。
プリウスに劣っているのは燃費ですが、それも走りの楽しさには変えられないと、とらえる人がいるでしょう。
それくらい、新型オーリスハイブリッドの完成度が高いといえます。
出展:https://www.webcartop.jp/2016/04/40447/2
引用:http://toyota.jp/auris/gallery/
新型オーリスハイブリッド 2016年 試乗レポートまとめ!
さて、いろいろな試乗レポートを見てきましたが、静粛性、走行性能、スタイリングにはどのレポートからも新型オーリスハイブリッドの完成度の高さがうかがえます。
ハイブリッド車に走りの面白さを融合させたクルマとして、高い評価を感じさせられました。
たびたびプリウスと比較をしてきましたが、新型オーリスハイブリッドはプリウスと違って、燃費のことだけを追求しているのではないクルマです。
引用:http://www.tokyo-toyopet.co.jp/special/auris_avensis/
ヨーロッパではアウトバーンを時速200km/h以上で走行することがあるため、高性能な足回りと剛性の高いボディが求められています。
また、石畳が多く、狭い路地もいたるところにあるので、乗り心地には妥協が許されません。
そんな、ヨーロッパで磨きぬかれた新型オーリスハイブリッドは、その要素をもったまま、日本の技術者によってグローバル戦略車として投入されたモデルなのです。
クルマは乗ってみなければ、わかりません。
まずは新型オーリスハイブリッドに試乗してみてください。
試乗の後には、いよいよ商談に乗り出すことになります。
そこで値引き交渉をしてみましょう!こちらから、値引き目標額を提示することができればディーラーもしっかりと対応してくれることでしょう。
是非、ご覧いただき、「燃費もいい!静粛性も最高!もちろん走りもいい!」三拍子揃った、あなただけのオーリスハイブリットを手に入れてみてはいかがでしょうか?
新型オーリスハイブリッドの値引きの方法については、
「新型オーリスハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。