新型ヴォクシー 煌2の燃費情報が公開されています。
こちらでは新型ヴォクシー 煌2の燃費に関するデータをご紹介します。
2016年新型ヴォクシーZSの目玉「煌Ⅱ」ですが、前輪駆動車が3グレード、4輪駆動車が2グレードの合計5グレードとなっています。
ですが、全てエクステリアとインテリアは全く共通で、唯一の違いはシート編成のみとなっています。
今回は燃費についてレポートをお届けします。
目次
ZS ハイブリッド車 7人乗り 2WD
引用:http://blog-imgs-46.fc2.com/e/t/h/ethicallifehack/VOXY7.jpg
●ZS ハイブリッド車 7人乗り
●型式 DAA-ZWR80WBPXSB(80系。ZSは2WDが80系、4WDは85系)
●車両重量 1,620kg
●車両総重量 2,005kg
………車両重量とは、誰も乗っていない自動車の重量を指す
………車両総重量とは、定員数いっぱいの乗員を含めた重量を指す。
ちなみに、一人当たりの体重は55kgと規定し、55kg × 7名 = 385kg となる。
55kgの根拠は日本人男性と女性のサンプルからはじき出されており、実は数十年来変わっていない。
●燃費 23.8km/L
3,321,000円…つまり、300万円がハイブリッドミニバンの基準プライスだ
引用:http://gazooracing.com/pages/tgr_2015/eventexhibition/tokyoautosalon/photo-gallery/images/voxy002.jpg
……プリウスのパワートレーン(1.8Lエンジン+モーター)をそっくり持ってきた、とよく言われるが、それは難があるだろう。
プリウスはセダンタイプであって、72psに抑えてあるのに対し、ヴォクシーは100psをダイレクトに発揮させている。
なぜ、23.8km/Lなのか、というと「プリウスドライブ歴」のユーザー、そして「従来のガソリン車ミニバン所有歴」の長いユーザー両方に好感度を求めるため、走りの性能に妥協点を見出した、ということになる。
峠での登坂車線で、12mものトレーラートラックをガッツリ追い越す、そんな場面でべた踏みするようでは「なんだ!」ということになり、ネット口コミで一斉に叩かれてしまうのが常だ。
そのためには、トルクを稼ぐ動力にしておかなければならない。お嬢さんミニバンでは話にならない。
その結果が23.8km/Lという数字だと捉えよう。
プリウスよりも走りに振ったハイブリッドの新型ヴォクシー煌2、ライバル車を引き合いに、購入の際はしっかり値引いてもらいましょう。
価格的には後述のガソリン車も十分及第点です。
ZSガソリン車 7人乗り、8人乗り 2WD
引用:http://toyota.jp/voxy/grade/special/?padid=ag341_from_voxy_top_rec1_grade_1607
●ZSガソリン車 7人乗り、8人乗り 2WD
●型式 DBA-ZRR80WBPXSP(7人)
DBA-ZRR80WBRXSP(8人)
●車両重量 1,600kg
●車両総重量 1,985kg(7人)、2,040kg(8人)
…7人乗りと8人乗りでは、単純に「+55kg」の違いになっている。
が、現実にはシート面積が若干広がっているのであり、全く同じ重量とは言い切れない。
この辺りが国土交通省の割り切りの良さであって、厳密に計算することの無意味さが理解できる。
●燃費 16.0km/L
…ヴォクシーの面白いところは、10kg単位の装備を公表していることだ。
リヤオートエアコンを装備すると+10kg。
SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグの両方を装備すると+10kg車重が増加するそうだ。
この10kg単位での燃費減衰は明らかで、ツインムーンルーフをオプション追加すると20kgもの増量となる。
車重が合計で60kg増える(1,660kg)と、16.0km/L → 14.8km/Lになる。
ZSガソリン車 7人乗り、8人乗り 4WD
引用:http://toyota.jp/voxy/grade/special/
●ZSガソリン車 7人乗り、8人乗り 4WD
●型式 DBA-ZRR85WBPXSP(7人)
DBA-ZRR85WBRXSP(8人)
●車両重量 1,680kg
●車両総重量 2,065kg(7人)、2,120kg(8人)
●燃費 16.0km/L
引用:http://toyota.jp/voxy/interior/seat/
ZS ガソリン車のエコ要因
引用:http://toyota.jp/voxy/customize/modellista2/
マツダのスカイアクティブにみられるように、シャーシ・ボディー・エンジンなどをそれぞれに設計するのではなく、あくまでも燃費効率をよくした総合的な設計が、TNGAとよばれるトヨタ方式。
具体的には、軽くて丈夫な素材と、素材と素材の接合の仕方を根本的に追求したところが原点だ。
これはスズキでも20年以上前から研究されてきており、軽自動車が世界で一番軽量化の進んだ乗用車と言われている。
乗用車は黙っているだけで、車重がどんどん重くなるようになっている。
ナビシステムを付ける、車内オーディオを設置する、といった目に見える増量もあるが、せいぜい数百グラムから1㎏程度ならだれも気にしないものだ。
ところが、安全性能という4文字を付けられると「命は燃費よりも大事だ」と誰もが考え、それが常識化していくのが乗用車というものだ。
ガソリン車にも、以下のエコ装置が働いている。
アイドリングストップ装置、 自動無段変速機、充電制御、 可変バルブタイミング、 電動パワーステアリング
引用:http://toyota.jp/voxy/grade/special/
ミニバンに乗る際、今一度考えておきたいのは「本来ミニバンはエコではない」という真実だ。
室内を広く取りたい、高い目線でドライブして、なおかつ安定性のある車に乗りたい。
剛性が高く、後席でぐっすり寝てしまうようなミニバンが欲しい…
いろいろな要望を一つ一つ聞いて作り上げていくのは大変な作業。
なんせ、空気抵抗の高い壁のような車で、時速100kmを静かに加速させる…それだけで、非常に難しい要因ばかりだ。
だから、実際にそんな車を真面目に作っているのは日本だけということになる。
それだけではない。おしゃれなミニバンにしてほしい、いや、とてつもなくかっこいいものにしてほしい…というわがままな要求に応えようと頑張ったのがトヨタなのだ。
だから、購入したら思いっきり楽しんでいただきたい。
こんな欲張りな車は紛れもなく日本人にしか作れないのだから。
ZS ハイブリッドの「エコ要因」
引用:http://toyota.jp/voxy/performance/hv_system/
ハイブリッドシステムに欠かせないのは、蓄電池である。
年々単価が安くなっているとはいえ、全世界でPHV用の高性能リチウム電池を開発できる企業は限られており、日本ではパナソニックが優位になっている。
ただ、ヴォクシーのハイブリッドシステムはニッケル水素バッテリー。
つまり。エネループと同じものと考えて間違いない。
乾電池タイプは数万時間充電すれば劣化は免れないだろうが、乗用車用のニッケル水素電池はまず7年経っても問題はないだろう。
仮に、5年煌Ⅱを乗り続け、煌Ⅲか煌Ⅳへ入れ替えする頃には、ハイブリッドシステムも今とは大幅に変わっているはずだ。
つまり、車の耐久性ではなく、バッテリーやハイブリッドシステムの耐用年数で車を買い替える時代に入るのだ。
●ヴォクシーZS 煌Ⅱのハイブリッドシステム内容
…アイドリングストップ装置、 電気式無段変速機、可変バルブタイミング、 電動パワーステアリング
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