7人乗り新型SUVを徹底比較! おすすめ人気ランキング

SUV

日本の自動車市場では長らくミニバン人気が続いていますが、「そろそろミニバン以外の車に乗り換えてみたい」の思っていても「大勢で乗れなくなるのは困る」と二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが「7人乗りのSUV」です。

SUVの多くは2列シートの5人乗りですが、中には3列シートの7人(8人)乗りというものも数は少ないですが存在します。

この記事では7人乗りのSUVの中からおすすめの5車種をランキング形式で紹介したいと思います。







【2019年おすすめの7人乗りSUV・第5位】三菱アウトランダー

三菱アウトランダー

引用:https://autoc-one.jp/mitsubishi/outlander/report-2279780/photo/0006.html

2019年おすすめの7人乗りSUV、第5位は三菱アウトランダーです。

アウトランダーはガソリン仕様の「アウトランダー」と、プラグインハイブリッド仕様の「アウトランダーPHEV」の2つがあり、公式サイトでは別車種扱いとなっています。

そしてアウトランダーは全グレード3列シートの7人乗りとなりますが、アウトランダーPHEVは2列シートの5人乗りです。

そのためここで取り上げるのはガソリン仕様のアウトランダーになります。

三菱アウトランダーの3列目シート

引用:https://autoc-one.jp/mitsubishi/outlander/report-2279780/photo/0035.html

アウトランダーはボディサイズの大きさの割には室内空間が広めにとられています。

そのため3列目シートを使って7人乗った際の窮屈感は、他の車種に比べると少ないかもしれません。

ただし2列目シートに比べると3列目シートは足元空間と頭上空間はどうしても狭くなってしまいます。

3列目シート自体の作りですが、大人2人が並んで座ることは可能ですが、それほど余裕があるわけではありません。

座面の厚みはそこそこあるので、半日程度の乗車であれば十分耐えられるレベルだと思います。



【2019年おすすめの7人乗りSUV・第4位】ホンダCR-V

ホンダCR-V

引用:https://www.goodspress.jp/reports/223413/

2019年おすすめの7人乗りSUV、第4位はホンダCR-Vです。

CR-Vはガソリン仕様とハイブリッド仕様がありますが、7人乗りとなるのはハイブリッド仕様のみで、ガソリン仕様は5人乗りモデルとなります。

ホンダCR-Vの3列目シート

引用:https://autoc-one.jp/honda/cr-v/report-5002753/photo/0081.html

3列目シートの作りは、アウトランダーもCR-Vもそう大きくは変わりません。

しかしCR-Vの方は3列目シートが2列目シートに比べると約15センチほど高い位置にあり、その分足元が少し掘ってあります。

そのため座った時に膝の位置が高くなっていわゆる「体育座り」のような状態になりにくく、比較的自然な姿勢で座ることができます。

このアドバンテージの分、CR-Vを上位にしました。



【2019年おすすめの7人乗りSUV・第3位】レクサスRX

レクサスRX450hL

引用:https://www.webcg.net/articles/-/38460

2019年おすすめの7人乗りSUV、第3位はレクサスRXです。

レクサスのSUVは4車種あり、上からLX、RX、NX、UXとなっています。RXはレクサス内では中間車種な位置付けですが、価格帯は513万円~796万円なので国産車としては間違いなく高級車です。

RXはガソリン仕様とハイブリッド仕様に分かれますが、このうち7人乗りになるのはハイブリッド仕様のRX450hLのみです。同じハイブリッド仕様でもRX450hは5人乗りなので注意してください。

RXが他の車種と決定的に異なるのは、7人乗りモデルのRX450hLのみ他のモデルとボディが異なるという点です。

RX450hLはその他のモデルに比べてルーフラインが延長され、テールゲートの窓の角度も多少立ち気味になっています。これは3列目シートの頭上空間を確保するためです。

別モデルというほどの差ではありませんが、この手間とコストのかけ方はさすがにレクサスという思いがします。

レクサスRX450hLの3列目シート

引用:https://www.goodspress.jp/reports/145711/2/

RX450hLは1列目シートよりも2列目シート、2列目シートよりも3列目シートの位置が高くなるという「シアターレイアウト」を採用しています。そのため3列目シートに座っても視界の抜けが良いのであまり圧迫感は感じません。

シートの作りもレクサスなだけあってアウトランダー、CR-Vに比べると贅沢な作りになっています。1人×2の作りですが、1人分の座面が比較的大きめにとられており、ゆったり感もあります。これはRXのボディサイズが大きいせいもあるでしょう。

なお空調は3列目シート専用のエアコンがついているという贅沢ぶりで、3列目シート周りだけ温度が高い(低い)といったようなこともなく、快適に過ごせると思います。



【2019年おすすめの7人乗りSUV・第2位】トヨタランドクルーザー

トヨタランドクルーザー

引用:https://autoc-one.jp/toyota/landcruiser_200/report-2395640/photo/0017.html

2019年おすすめの7人乗りSUV、第2位はトヨタランドクルーザーです。

ランドクルーザーは最廉価グレードのGXのみが2列シートの5人乗りとなりますが、それ以外のグレードは3列シートの8人乗りとなります。

この記事は7人乗りSUVのランキングですが「7人”以上”乗り」ということで8人乗りのランドクルーザーも含めました。

ランドクルーザーが7人乗りなので8人乗りなのは、3列目シートが3人用になっているからです。

トヨタランドクルーザーの3列目シート

引用:https://autoc-one.jp/toyota/landcruiser_200/report-2395640/photo/0075.html

上の画像ではヘッドレストが2つですが、真ん中にも取り付けられるようになっています。

ランドクルーザーは国産車としては最大のボディサイズを誇っているため、室内空間の広さも最大です。3列目シートはさすがに大人が3人乗るとやや窮屈ですが、2人ならかなりの余裕があります。

足元空間と頭上空間のボディサイズとルーフラインのおかげで十分許容範囲です。

座面の厚さも十分とはいえないまでもある程度とられていますし、何よりシート自体の作りがよくできているので、1日程度の乗車であれば耐えられそうです。

ただし多少の体育座り感は強いられてしまうので、脚の長い人など体型によっては厳しさはあると思います。

【2019年おすすめの7人乗りSUV・第1位】マツダCX-8

マツダCX-8

引用:https://autoc-one.jp/hikaku/5003635/photo/0003.html

2019年おすすめの7人乗りSUV、第1位はマツダCX-8です。

マツダのSUVは4車種あり、上からCX-8、CX-5、CX-30、CX-3となっています。CX-8はマツダの中では最も大きなSUVです。

CX-8はガソリン仕様とクリーンディーゼル仕様がありますが、すべてのグレードに6人乗りモデルと7人モデルが設定されています。

どちらも3列シートという点では同じですが、6人乗りモデルは2列目シートが中央にウォークスルーが設けられたキャプテンシートとなり、7人乗りモデルはベンチシートとなります。

マツダCX-8の3列目シート

引用:https://autoc-one.jp/hikaku/5003635/photo/0124.html

3列目シートの作りは座面も背面も厚みがあるので、座り心地自体は良好です。ただし多少の体育座りは強いられますし、シート左右にタイヤハウスもあるのでランドクルーザーやRX450hLのような横方向の余裕はあまりありません。

それにも関わらずCX-8を1位にしたのは「基本設計の新しさ」と「クリーンディーゼル仕様の優遇度合い」が理由です。

CX-8はデビューが2017年12月で、今回紹介した5車種の中では最も基本設計が新しいです。

SUVはモデルライフが長いものが多いですが、モデルライフが長くなるとエンジンや足回りはともかく、内外装のデザインや装備関係がやや時代遅れになってきます。ランドクルーザーですらその傾向は否めません。

そして7人乗車となるとやはり車にかかる負担が大きいのでパワフルなエンジンが欲しくなりますが、今回の5車種の中では唯一CX-8にクリーンディーゼル仕様がラインナップされています。

ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べると低中速域でのパワフルさに定評があるので、多人数乗車でも車体をグイグイと引っ張ってくれます。

しかもCX-8のクリーンディーゼルエンジンは1,800kg近い車両重量にも関わらず燃費が2WDで15.8km/L、4WDで15.4(共にWLTCモード)と良好です。

そしてクリーンディーゼル仕様は現行のエコカー減税制度下で最も大きな税金の減免を受けることができます。

2019年度は自動車取得税が免税(初回車検時も免税)、自動車税は75%減税、環境性能割は非課税となっています。

これらの事情も考慮し、2019年おすすめの7人乗りSUVの第1位はCX-8としました。