2000cc未満の新型ステーションワゴンを比較! おすすめ人気ランキング

ステーションワゴン

車の排気量の大きい・小さいは、概ね2000ccを境目に分かれます。つまり2000ccよりも下であれば小排気量でコンパクト、2000cc以上なら大排気量で大柄、ということになると思います。

近年の新車は、ボディサイズはともかく排気量はダウンサイジングの傾向にあり、ステーションワゴンも2000cc未満のものが中心となっています。

2000cc以上のものはマツダ6とレガシィアウトバックしかありません。

そこでこの記事では、2000cc未満のステーションワゴンの中からおすすめの5車種をピックアップして、ランキング形式で紹介します。







【おすすめの2000cc未満のステーションワゴン・第5位】トヨタカローラフィールダー

トヨタカローラフィールダー

引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/corollafielder/corolla_axio_fielder_main_201910.pdf

2019年おすすめの2000cc未満のステーションワゴン、第5位はトヨタカローラフィールダーです。

カローラフィールダーは旧型カローラのステーションワゴンモデルで、現行型カローラのステーションワゴンはカローラツーリングです。

実はカローラフィールダーは旧型となった今でも、ガソリン仕様とハイブリッド仕様で1グレードずつか販売を継続しています。

これは価格、サイズ共に手頃な5ナンバーサイズのステーションワゴンを望む法人や商店主、自営業者などの根強い需要に応えるためだと思われます。

カローラフィールダーの魅力はまさにこの「手頃」というところにあります。

ハイブリッド仕様は約228万円とやや高額ですが、ガソリン仕様の2WD・CVTだと約181万円と200万円を大きく切っています。

その上燃費は23km/Lですので、ハイブリッド仕様の34.4km/Lには劣るものの経済性は十分です。

コンパクトなボディは都市部の込み入った路地裏等でも取り回しは簡単で、配達や納品で都内を走り回るような使い方には打ってつけです。

または海へ山へと遊びに行くためのセカンドカーとして、カスタマイズを加えながら乗るのも面白いと思います。



【おすすめの2000cc未満のステーションワゴン・第4位】トヨタカローラツーリング

トヨタカローラツーリング

引用:https://kakakumag.com/car/?id=14503

2019年おすすめの2000cc未満のステーションワゴン、第4位はトヨタカローラツーリングです。

カローラツーリングは、前述のように2019年8月のカローラのフルモデルチェンジの際にそれまでのカローラフィールダーに変わって登場しました。

カローラツーリングは1.8Lのガソリン仕様とハイブリッド仕様、そして1.2Lのガソリンターボ仕様があり、ハイブリッド仕様はFFの他4WDも用意されています。

カローラフィールダーは1.5Lなので、カローラツーリングの方が0.3L排気量が大きいです。

カローラツーリングは先行して発売したカローラスポーツのプラットフォームをベースに、全面改良を施した最新のTNGAプラットフォームを採用しています。これによってボディ剛性の向上と低重心化が実現しました。

さらに前後のサスペンションメンバーとサスペンションを含めた新シャシーシステムを開発、フロントはストラット式、リヤはダブルウィッシュボーン式を採用することで足回りのしなやかさと乗り心地を両立させています。

特に新開発されたショックアブソーバーの性能の良さが奏功しているようです。

これらによって「新型カローラは今度こそ本当にゴルフを超えた」ともっぱらの評価です。

トヨタカローラツーリングの内装

引用:https://kakakumag.com/car/?id=14503

惜しむらくは荷室容量が392Lしかなく、ステーションワゴンとしてはややもの足りないことです。

2019年現在で販売されているステーションワゴンの中で、荷室容量が400Lを切っているのはインプレッサスポーツとカローラツーリングのみです。

走りの良いステーションワゴンが欲しければカローラツーリングは面白い選択ですが、荷物をたくさん積めるステーションワゴンが欲しければちょっと考えもの、ということになります。



【おすすめの2000cc未満のステーションワゴン・第3位】ホンダジェイド

ホンダジェイド

引用:https://autoc-one.jp/honda/jade/report-5002303/photo/0015.html

2019年おすすめの2000cc未満のステーションワゴン、第3位はホンダジェイドです。

ジェイドは1.5Lのガソリン仕様とハイブリッド仕様がラインナップされています。

正直なところあまり売れているとは言い難い・・・どころか、一時は販売終了やシャトルとの統合など様々な噂が出たくらいですが、実は見れば見るほどよくできた車です。

まずジェイドは非常にスタイリッシュで、おおよそステーションワゴンにつきまとう「野暮ったさ」や「箱っぽさ」がありません。

ボンネットからルーフを経てテールゲートへ落ちるまでのラインはとても滑らかで、まるでクーペのようなスマートさがあります。

ホンダジェイド

引用:https://autoc-one.jp/honda/jade/report-5002303/photo/0014.html

このスタイルを見るとスタイル重視で室内は狭そうに見えますが、実はそんなことはありません。

ジェイドはホンダお得意のセンタータンクレイアウトを採用しているため、ガソリンタンクが前席下部にあります。

そのため室内の居住空間を長めにとることができ、後席の足元空間にはかなり余裕があります。大人2人が乗っても脚を組めるほどです。

また、ルーフが低い分はシートの取り付け位置を下げることで補っており、頭上空間も身長170cm程度の男性が乗ってもこぶし1.5個分くらいの余裕があります。

荷室容量は440Lと、ステーションワゴンとしてはまずまずです。

販売不振なので、比較的大型値引きが出やすいというのも隠れたメリットといえます。

スタイリッシュなステーションワゴンが欲しい、人とあまり被りたくない、という人にはおすすめです。



【おすすめの2000cc未満のステーションワゴン・第2位】スバルレヴォーグ

スバルレヴォーグ

引用:https://clicccar.com/2014/06/24/259765/subaru_revorg_06-2/

2019年おすすめの2000cc未満のステーションワゴン、第2位はスバルレヴォーグです。

レヴォーグは1.6Lと2.0Lのガソリンターボ仕様があります。

レヴォーグの売りは、何と言っても「スポーツカー並みの運動性能とステーションワゴンの使い勝手の両立」という点にあります。

レヴォーグはかつてのレガシィツーリングワゴンの系譜にあり、レガシィが現行型にフルモデルチェンジをする際に国内向けモデルとして分離・独立する形で登場しました。

そのためスポーツワゴンという性格付けはレガシィツーリングワゴンからそのまま受け継いでいます。

特におすすめなのは2.0Lモデルで、なんと300PSもの高出力を誇ります。ここにスバルのお家芸、シンメトリカルAWDが組み合わされますから、下手なスポーツカーも顔負けの運動性能です。

そしてまた、ボディサイズが大きからず小さからずなところも好感が持てます。日本市場向けに開発したということもあり、ほとんどの場面で取り回しに困ることがありません。

もちろんステーションワゴンとしての基本性能も備えており、荷室容量は522Lと十分です。

スバルレヴォーグの荷室

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html

【おすすめの2000cc未満のステーションワゴン・第1位】ホンダシャトル

ホンダシャトル

引用:https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/81061edf2a46caf3eb1a5375925c50b514189672/photo/

2019年おすすめの2000cc未満のステーションワゴン、第1位はホンダシャトルです。

シャトルは1.5Lのガソリン仕様とハイブリッド仕様があります。

シャトルは元々フィットシャトルという車名だったことからもわかるように、最初はフィットのホイールベースを延長した派生モデルとしてスタートしました。

その後フィットが現行型にフルモデルチェンジするのに合わせて、フィットから独立した車種となりました。しかしフィットをベースにしている点は同じです。

シャトルはフィットベースなので5ナンバーサイズになりますが、今や5ナンバーサイズのステーションワゴンは絶滅危惧種的な存在です。2019年現在、5ナンバーサイズのステーションワゴンはカローラフィールダーと、このシャトルの2車種しかありません。

シャトルの魅力の1つめはこのコンパクトである、ということです。5ナンバーサイズなので取り回しはラクですし、維持費も3ナンバに比べるとかかりません。

そしてコンパクトなのにも関わらず、荷室は超広大であることが2つめの魅力です。

ホンダシャトルの荷室

引用:https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/81061edf2a46caf3eb1a5375925c50b514189672/photo/?page=5

シャトルの荷室容量はなんと570Lもあり、これは3ナンバーサイズのステーションワゴンを含めても国産ステーションワゴン最大の容量です。

広い荷室が欲しければ3ナンバーの大きなステーションワゴンを買う必要がある、と思われがちですが、シャトルは5ナンバーサイズにも関わらずこの大きさの荷室です。

これだけの容量があれば仕事で荷物を満載にして移動することもできますし、家族人数分の道具を積んで長期間のキャンプに出かけることもできます。

ちなみにゴルフバッグは4つ積めるので、4人までなら荷物も人も1台の車に全て積むことができます。

ホンダシャトルとゴルフバッグ

引用:https://www.honda.co.jp/golf/golf-car/shuttle2019/

コンパクトであるという点を除いても、使い勝手が良く、荷室の広いステーションワゴンが欲しければシャトルはベストチョイスです。