国産SUV市場では、エクストレイル・CX-5・ヴェゼルの3強にC-HRが殴り込みをかけてきた2016年。
この4台の特徴はクロスオーバーSUVと言われるオンロード・オフロードの二刀流です。
これに比べて、オフロード一刀流の一台がアウトランダー(ガソリン)でしょう。
パジェロというバリバリのオフローダーの弟分ですが、エクストレイルと比較していきます!
引用:http://response.jp/imgs/zoom1/867962.jpg
引用:http://dg24ae6szr1rz.cloudfront.net/photo/166ff8bf6b0c832050f39e8fa61e6b0f.jpg/w664/tr/file
目次
価格・値段の比較
エクストレイル
引用:http://www.nissan.co.jp/IMAGES/X-TRAIL/ARCHIVE/LAYOUT/82_dl0000599725.jpg
ガソリン(4WD)・ハイブリッド(4WD)
■モード・プレミア HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……3,513,240円
■モード・プレミア “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [3列]……2,971,080円
■モード・プレミア “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,877,120円
■モード・プレミア HYBRID 〈オーテック30周年特別仕様車〉 [2列]……3,360,960円
■モード・プレミア 〈オーテック30周年特別仕様車〉 [3列]……3,025,080円
■モード・プレミア 〈オーテック30周年特別仕様車〉 [2列]……2,931,120円
■20Xtt “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [3列]……2,900,880円
■20Xtt “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,828,520円
■20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,858,760円
■20S HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,669,760円
■20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [3列]……2,485,080円
■20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,412,720円
■20S “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,238,840円
※2WDもあります。
●二刀流と言えば、ガソリンとハイブリッド(ハイブリッドとは二刀流の意味ですが…)の2モデルを出している日産。
ガソリンの同グレードよりも35万円ほど高いハイブリッド車設定になっています。
アウトランダー
引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander_gasoline/
ガソリン
■24G Navi Package[4WD]……3,284,280円
■20G Navi Package[2WD]……2,990,520円
■24G Safety Package[4WD]……2,962,440円
■20G Safety Package[2WD]……2,668,680円
■24G[4WD]……2,831,760円
■20G[2WD]……2,538,000円
●シンプルな5グレード設定のアウトランダー、7人乗りの設定です。
実際に乗ってみると、253万円台から買えるというのはかなりのバーゲンプライス。できれば4WD設定の方がステアリングは安心感があるはず。
性能・スペック・大きさを比較
引用:http://s3.caradvice.com.au/wp-content/uploads/2013/10/Nissan-X-Trail-1.jpg
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2235125/009_o.jpg
ボディスペック : エクストレイル vs アウトランダー
数値:エクストレイル、アウトランダー
■全長(mm)……4,640、4,695
■全幅(mm)……1,820、1,810
■全高(mm)……1,715、1,710
■ホイールベース(mm)
……………………………2,705、2,670
■トレッド・前(mm)1,575、1,540
■トレッド・後(mm)1,575、1,540
■最低地上高(mm)……195~205、190
■室内長(mm)……2,005、2,580
■室内幅(mm)……1,535、1,495
■室内高(mm)……1,270、1,265
■車重(kg)…1,440~1,640、1,480~1,570
■最小回転半径(m)……5.6、5.3
●室内長の広さはアウトランダーの勝ち。
インテリアは多少安っぽいパネル類が気にかかかるかもしれません。
引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander_gasoline/styling/
エンジン諸元:エクストレイル vs アウトランダー
・エクストレイル
・アウトランダー4WD、2WD
■種類
・直4 DOHC
・直4 SOHC、直4 SOHC
■総排気量(cc)
・1,997・2,359、1,998
■内径×行程(mm)
・84.0×90.1
・88.0×97.0・86.0×86.0
■圧縮比
・11.2、・10.5、・10.5
■最大出力 kW(PS)/rpm
・108(147)/6,000
・124(169)/6,000・110(150)/6,000
■最大トルク Nm(kgf・m)/rpm
・207(21.1)/4,400
・220(22.4)/4,200・190(19.4)/4,200
■燃料タンク
・60L、・60L、・63L
エクストレイル モーター諸元
■最大出力 kW(PS)
・30(41)
■最大トルク Nm(kgf・m)
・160(16.3)
●アウトランダーはSOHC。整備がしやすいことから、世界で販売しやすいシステムを採用。
エクストレイルはガソリンモデルとハイブリッドモデルは「同じガソリンエンジンスペック」。
つまり、モーターアシスト分が少ないのが、ガソリンモデル…ということ。
ここで、もう一度エクストレイルの価格を見てみよう。
■20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]……2,858,760円
■20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]………………… 2,412,720円
価格差は44万円。41馬力のうちの《いくらかが加わる》程度なことを考えると、駆動系は”価格に見合う”ハイブリッドモデル”かどうかは、どのような走行をするか価値観が変わる。
街乗りの場合、6割から7割をEV走行できるというデータもあるので、オンロード重視ならハイブリッドでもいいかもしれない。
ただ、オフロードエンジン派なら、よりトルクの厚いクルマの方がドライビングは楽しいはず。
引用:http://i0.wp.com/carbikenews.xyz/wp-content/uploads/2016/06/Nissan_Rogue_SL_2017_17s.jpg?resize=680%2C454&ssl=1
燃費を比較
引用:http://www.nissan.co.nz/~/media/Images/Hero%20Images/NZ%20Hero%20Images/New%20XTrail/HeroCarousel_XTrail2014_01_3.ashx
エクストレイル
■20.6㎞/L
・ハイブリッド 2WD
■20.0㎞/L
・ハイブリッド 4WD
■16.4㎞/L
・20S 2WD・20X 2WD
■16.0㎞/L
・20S 4WD・20X 4WD(2列)
■15.6㎞/L
・20X 4WD(3列)
アウトランダー
■16.0㎞/L
・20G(2WD)
■14.6㎞/L
・24G(4WD)
●アウトランダーの16㎞/LはSUVではなかなかの数値。
色・カラーを比較
エクストレイル カラー
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/exterior_color.html
■バーニングレッド
■キャニオンブロンズ(43,200円)
■チタニウムカーキ(43,200円)
■スチールブルー
■ブリリアントホワイトパール(43,200円)
■ブリリアントシルバー
■ダークメタルグレー
■ダイヤモンドブラック(43,200円)
●日産の塗装、といえば「スクラッチシールド」。小傷を塗装面が隠してくれる…という優れものです。
ただ、あくまでも新車塗装の期間を長く保つ効果がある、ということ。
下塗りまで傷が入っていたら、ディーラーで修理してもらいましょう。
アウトランダー カラー
引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/delica_d5/styling/
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2339430/013_o.jpg
■レッドメタリック
■クォーツブラウンメタリック
■コズミックブルーマイカ
■クールシルバーメタリック
■ホワイトパール(32,400円)
■ブラックマイカ
■チタニウムグレーメタリック
オプションを比較
エクストレイル
■8インチツインモニタースペシャルパック
・日産オリジナルナビゲーション
・後席専用モニター(11インチワイド液晶モニター)
・バックビューモニター
・ETCユニット
・シャークフィンアンテナ
引用:http//www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベライザー付、フレンドリーライティング作動付、シグネチャーLEDポジションランプ付)
■フォグランプ(クロームメッキリング付)
引用:http//www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付)+ルーフレール
■リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)
引用:http//www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■スマート・ルームミラー
……ルームミラー(バックミラー)に移った画像は、本題はミラーからの情報。
ですが、後部座席に乗員がいる場合、頭部に隠れて画像が見えないことがあります。
ところが、スマートミラーではリヤカメラからの画像がミラーに投影。
どんな状況でも車両の後ろが映し出されるという優れものです。
引用:http//www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
●このスマート・ルームミラーはお勧め。
ミラーが単なる「モニター画面」になるアイデアは面白い。
アウトランダー
■電動ガラスサンルーフ……97,200円
■ルーフレール……32,400円
引用:http//www.mitsubishi-motors.co.jp/delica_d5/utility/utility_06.html
■シート生地 本革
■インパネ&ドアトリムオーナメントパネル ブラックウッド調
・シート生地…本革(運転席・助手席シートヒーター、運転席パワーシート、運転席・助手席シートバックポケット)……248,400円
■S-AWC+アクティブヨーコントロール[AYC]……86,400円
・雪道やアイスバーンといった車体が左右に大きくロールしがちな路面では、4輪への力の配分がうまく伝わることで車体をコントロールします。
アウトランダーでは「ハンドルの角度」「ヨーレイト」「駆動トルク」「ブレーキ圧」「車輪速」などの情報を元に、左右輪間の駆動/制動力をコントロールします。
※ヨーレイトは、クルマが左右にカーブを描きながら加速する際に、より大きく触れる回転速度を言います。
■誤発進抑制機能+パーキングセンサー+後側方車両検知警報+後退時車両検知警報
まとめ
エクストレイルとアウトランダー…この2台はかなり方向性が異なるクルマ、と言ってよいでしょう。
エクストレイルの場合は「オンロード性能」>「オフロード性能」、アウトランダーは「オフロード性能」>「オンロード性能」。
エクストレイルの先進技術で面白いのは「スマート・ルームミラー」。
車高の高いSUVの場合、後方の情報をドライバー自身が把握するのは大事。
こういった技術はどんどん出てくると安全運転が確実でしょう。
アウトランダーはやはり価格の安さと走りの安定性が魅力。
あまり知られていませんが、SUVと言えば三菱自動車は老舗。
コスパの高さで選ぶならアウトランダーをお勧めします!!