スズキの軽自動車は地方をはじめ、日本によく馴染んだクルマであることは多くの人が知るところです。
国内での乗用車販売台数は第3位、その他バイクや船外機のメーカーとしても世界的に有名です。
そんなスズキの軽自動車の概要を見ていきたいと思います。
スズキの軽自動車としてよく売れているのがアルト、ワゴンR、ハスラー、スペーシアです。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
スズキ軽自動車の特徴
アルト
累計販売台数500万台を達成したスズキで最も売れている軽自動車、アルト。
軽ボンネットバンの火付け役となった車種で、買い物や子供の送り迎えを主とした主婦層をターゲットにしました。
徹底した低価格を実現するため出来る限りのコストダウンを図り、2人乗りを想定し47万円で販売し大成功をおさめ、ライバルメーカーもアルトを追随したのでした。
現在、8代目、ガソリン車としては37.0km/LとNo.1の低燃費が売りとなっています。
●シリーズ:アルトターボRS、アルトワークス
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/interior/?data=b
ワゴンR
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/?cid=_wgr_aw_norml
自動ブレーキはもちろんのことハイビーム・アシスト、ヘッドアップディスプレイ、アンブレラホルダーと様々な軽自動車初の装備があって最新の快適さをもつクルマです。
マイルドハイブリッドでの低燃費とアイドリングストップからの再始動の静かさが定評です。
●シリーズ:ワゴンRスティングレー
ハスラー
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/
軽自動車SUVという新しいジャンルを確立させたハスラーは、多彩なカラー展開で老若男女を問わず人気の軽自動車です。
デュアルカメラブレーキサポート、マイルドハイブリッド(Sエネチャージ)などスズキの最新のテクノロジーを搭載しています。
ターボ+CVTのセッティングが秀逸だといわれていて、坂道でもギクシャクすることもなく走行性能に定評があります。
●シリーズ:ハスラーFリミテッド、ハスラーJスタイルⅡ
スペーシア
引用:http://car-moby.jp/139084
スペーシアは2013年に発売した軽ハイトワゴンです。
広々とした室内空間とデュアルカメラブレーキサポートによる衝突被害軽減システムの搭載により、もっとも安全な軽自動車として信頼の高いクルマです。
スライド+トールワゴンと使い勝手の良さは軽自動車でも1,2を争うくらいですね。
●シリーズ:スペーシアGリミテッド、スペーシアカスタム
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/interior/
スズキの軽自動車燃費、スペック、装備
燃費の比較
■アルト
2WD:37.0km/L
4WD:33.2km/L
■ワゴンR
2WD:33.4km/L
4WD:30.4km/L
■ハスラー
【ノンターボ】
2WD:32.0km/L
4WD:30.4km/L
【ターボ】
2WD:27.8km/L
4WD:26.2km/L
■スペーシア
2WD:32.0km/L
4WD:29.0km/L
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/special/lp/
スペックの比較
■アルト:650kg(4WD:700kg)
全長×全幅×全高mm:3395×1475×1500
最高出力:38<52PS>/6,500
最大トルク:63<6.4kg・m>/4,000
■ワゴンR:790kg(4WD:840kg)
全長×全幅×全高mm:3395×1475×1650
最高出力:38<52PS>/6,500
最大トルク:60<6.1kg・m>/4,000
■ハスラー
全長×全幅×全高mm:3395×1475×1665
【ノンターボ】:800kg(4WD:850kg)
DOHC12バルブ吸排気VVT
最高出力:38<52PS>/6,500
最大トルク:63<6.4kg・m>/4,000
【ターボ】:820kg(4WD:870kg)
最高出力:47<64PS>/6,000
最大トルク:95<9.7kg・m>/3,000
■スペーシア:850kg(4WD:900kg)
全長×全幅×全高mm:3395×1475×1735
最高出力:38<52PS>/6,500
最大トルク:63<6.4kg・m>/4,000
エンジンはすべてR06A型と同一でアルト以外はマイルドハイブリッド仕様となっています。
燃費は車重によって若干の違いがあるものの、マイルドハイブリッドの特徴として、回生ブレーキによる充電がうまくいけば、燃費はカタログ値に近くなりますが、惰性走行の時間が短ければ極端に燃費が落ちます。
結果として運転の仕方に左右されますので個人差が大きく出るでしょう。
グレードによってはデュアルカメラブレーキサポートとレーダーブレーキサポートの違いがあります。
デュアルカメラブレーキサポート装着車・セーフティパッケージ装着車では
・軽量衝撃吸収ボディ
・歩行者障害軽減ボディ
・頭部衝撃軽減構造インテリア
・頭部衝撃緩和フロントシート
などの安全装備が標準となっています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/styling/
スズキの軽自動車 価格比較
■アルト
・アルトF……847,800円~975,240円
・アルトL……894,240円~1,021,680円
・アルトS……1,002,240円~1,124,280円
・アルトX……1,134,000円~1,245,240円
・アルトターボRS……1,293,840円~1,415,880円
・アルトワークス……1,509,840円~1,617,840円
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/styling/
■ワゴンR
・FA……1,078,920円~1,202,040円
・ハイブリッドFX……1,177,200円~1,394,280円
・ハイブリッドFZ……1,350,000円~1,530,360円
・スティングレーL……1,293,840円~1,474,200円
・スティングレーハイブリッドX……1,488,240円~1,609,200円
・スティングレーハイブリッドT……1,658,880円~1,779,840円
■ハスラー
・A……1,078,920円~1,199,880円
・Gターボ・G……1,359,720円~1,529,280円
・Xターボ・X……1,547,640円~1,717,200円
・リミテッド……1,409,400円~1,535,760円
・Jスタイル……1,611,360円~1,643,760円
■スペーシア
・G……1,274,400円~1,695,360円
・X……1,458,000円~1,578,960円
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/luggage/
スズキの軽自動車の比較まとめ
2017年2月6日、いよいよトヨタと業務提携することで基本合意したスズキ。
次世代エコカーや自動運転など幅広い分野で協力することで国際競争に勝つのが目的ですが、スズキらしさがなくなってしまわないかと気になります。
「小さなクルマ、大きな未来」をスローガンにするスズキはさらなる環境対策のために今後、電気自動車などの低公害化技術の開発が急がれるといいます。
業務提携にはそのような背景があるのでしょう。
スズキの軽自動車は、同性能の他社のクルマにくらべて圧倒的に安価だと言われています。
その分、内装の余計なものを省いてコストダウンを図っているのですが、衝突被害軽減ブレーキなどの性能も高く、クルマ本来の姿という点では将来のあるメーカーです。
スズキ車の売り上げの7,8割が正規ディーラーでなくサブディーラーで販売されていることから地域でのチャネルの強さが感じられます。
そしてスズキのもつインドマーケット。
今後、最もクルマの売れる国の一つだといわれています。
このあたりもトヨタは見据えて業務提携に合意したのでしょう。
引用:http://sekaikeizai.blogspot.jp/2013/05/2012_13.html
軽自動車こそ先進の安全技術が大切だとするスズキでは、すべての車種にハイビームアシスト・自動ブレーキ・誤発進抑制機能を取り入れていっています。
またマイルドハイブリッドは大きく低燃費に貢献すると共にハイブリッドシステムを搭載したクルマのように高価になりません。
最小の出費で最大の安全を提供するスズキの軽自動車はこれからも楽しみですね。
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