復活ののろし!2016年12月、なんと30年ぶりの販売台数首位となった《日産・ノート》。
では、30年前の日産車は?というとサニーです。
それってスーパー?という方は九州人ですが、日産サニーはトヨタでいうカローラ。
さて、小型車がヒットしていた時代が過ぎ、現在はミニバンかSUVが普通乗用車の主役です。
その中でも、スマッシュヒット連発の日産・エクストレイル、そしてちょっと元気のないホンダの中で、気を吐いている人気カーのヴェゼル。
がっぷり四つに組んでの二台勝負と参りましょう!
引用:http://cvimg01cv.c.yimg.jp/cvmaterials/modelimages/newoverview/2/192151.jpg
目次
価格・値段を比較
エクストレイル 価格
引用:http://car-topic.com/wp-content/uploads/2016/10/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB-2.jpg
・価格は2WD車。各グレードとも4WDがラインナップされています。
モード・プレミア
■HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ”
………3,306,960円
■ “エマージェンシーブレーキ パッケージ”[3列]
………2,971,080円
■ “エマージェンシーブレーキ パッケージ”[2列]
………2,877,120円
■ HYBRID 〈オーテック30周年特別仕様車〉 [2列]
………3,360,960円
■〈オーテック30周年特別仕様車〉 [3列]
………3,025,080円
■〈オーテック30周年特別仕様車〉 [2列]
………2,931,120円
20Xtt
■ “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [3列]
………2,900,880円
■ “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]
………2,828,520円
20X・20S
■20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]
………2,858,760円
■20S HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]
………2,669,760円
■20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [3列]
………2,485,080円
■20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]
………2,412,720円
■20S “エマージェンシーブレーキ パッケージ” [2列]
………2,238,840円
※HYBRID車は太字表示しています
ヴェゼル 価格
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2593896/009_o.jpg
■HYBRID RS・Honda SENSING(2WD)……… 2,770,000円
■HYBRID Z・Honda SENSING(4WD)………… 2,886,000円
■HYBRID Z・Honda SENSING(2WD)………… 2,670,000円
■HYBRID X・Honda SENSING(4WD)………… 2,716,000円
■HYBRID X・Honda SENSING(2WD)………… 2,500,000円
■HYBRID(4WD)……………………………………………2,486,000円
■HYBRID(2WD)……………………………………………2,270,000円
■RS・Honda SENSING(2WD)………………………2,390,000円
■X・Honda SENSING(4WD)……………………… 2,336,000円
■X・Honda SENSING(2WD)……………………… 2,120,000円
■G(4WD)………………………………………………………2,136,000円
■G(2WD)………………………………………………………1,920,000円
性能・スペック・大きさを比較
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/spec_dimensions.html
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/
エクストレイル vs ヴェゼル ボディ採寸
数字は左がエクストレイル、右の赤字がヴェゼルです。
■全長(mm)…… 4,640 / 4,295、4305
■全幅(mm)…… 1,820 / 1,770、1,790
■全高(mm)…… 1,715 / 1,605
■ホイールベース(mm)…… 2,705 / 2,610
■車重(㎏)…… 1,440~1,630 / 1,180~1,390
■最小回転半期(m)…… 5.6 / 5.3、5.5
■最低地上高(mm)
…… 195、205/ 170、185
■室内長(mm)…… 2,005(2列シート) / 1,930
……………………………… 2,555(3列シート)
■室内幅(mm)…… 1,535 / 1,485
■室内高(mm)…… 1,270 / 1,265
●全長で300mmの差。ライトウエイトのクロスオーバーカーが欲しいなら、人気のヴェゼル。
スタイリッシュなデザインのSUVで、かつ荷物を載せることが多いならエクストレイル…がぴったり。
エンジン比較
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/rs/
■総排気量(cc)
・エクストレイル……1,997
・ヴェゼル……………… 1,496
■内径×行程(mm)
・エクストレイル………84.0×90.1
・ヴェゼル …………………73.5×89.4
■圧縮比
・エクストレイル…… 11.2
・ヴェゼル ………………11.5
●エンジンサイズはエクストレイルが2L、ヴェゼルが1.5LとSUVの悪路走破性ではエクストレイルに分があります。
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/exterior.html
■最高出力《kW(PS)/rpm》
・エクストレイル………………………108(147)/6,000
・ヴェゼル(ハイブリッド)………97(132)/6,600
・ヴェゼル(ガソリン)…………… 96(131)/6,600
■最大トルク《Nm(kgf・m)/rpm》
・エクストレイル………………………207(21.1)/4,400
・ヴェゼル(ハイブリッド)…… 156(15.9)/4,600
・ヴェゼル(ガソリン) ………… 155(15.8)/4,600
●エクストレイルはトルク厚が特徴。7人乗りを前提としているボディを引っ張ります。
ヴェゼルは軽い吹き上がりが特徴で、街乗りには最適なエンジンです。
■燃料タンク(ℓ)
・エクストレイル……60
・ヴェゼル………………40
モーター
■最高出力《kW(PS)》
・エクストレイル……30(41)
・ヴェゼル………………22(29.5)
■最大トルク《Nm(kgf・m)》
・エクストレイル……160(16.3)
・ヴェゼル……………… 160(16.3)
燃費を比較
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/performance/ecology/
ヴェゼル
■ハイブリッド……21.6㎞/L~27.0㎞/L
■ガソリン………… 19.0㎞/L~20.6㎞/L
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/performance_hybrid_system.html
エクストレイル
■ハイブリッド……20.0㎞/L~20.6㎞/L
■ガソリン………… 15.6㎞/L~16.4㎞/L
●ハイブリッド性能なら、ヴェゼルが有利。ですが……
・21.6㎞/Lは《HYBRID Z・Honda SENSING(4WD)》
→→→→→車重が1,390㎏
・20.0㎞/Lは《20S HYBRID(4WD)》
→→→→→車重が1,630㎏
ということで、車重差が240㎏で1.6㎞/Lの差??ヴェゼルも、グレードによっては飛びぬけた低燃費とは言えないようです。
色・カラーを比較
ヴェゼル
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/
■プレミアムクリスタルレッド・メタリック
■ホワイトオーキッド・パール
■クリスタルブラック・パール
■モルフォブルー・パール
■ミスティグリーン・パール
■シナモンブロンズ・メタリック
■ルーセブラック・メタリック
■ルナシルバー・メタリック
エクストレイル
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/exterior_color.html
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/exterior_color.html
■バーニングレッド
■キャニオンブロンズ(特別塗装色)
■チタニウムカーキ(特別塗装色)
■スチールブルー
■ブリリアントホワイトパール(特別塗装色)
■ブリリアントシルバー
■ダークメタルグレー
■ダイヤモンドブラック(特別塗装色)
●カラーリングは《発色の良いホンダ》と《スクラッチシールドの日産》の違い。
スクラッチシールドは、小傷程度なら塗装面が表面を隠してしまうという特殊なテクニック持ち。
できれば、洗車した後によく見てみると良いでしょう。
主なオプションを比較
ヴェゼル編
■運転席、助手席シートヒーター
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/equipment/equipment/
■本革巻ステアリングホイール
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/design/
■カラードボディロアガーニッシュ
■ルーフレール
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/equipment/equipment/
■パフォーマンスダンパー……これはスポーツカー生産のノウハウがあるホンダならでは。ご興味があれば付けて欲しいですね!
■パドルシフト
エクストレイル編
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■LEDヘッドランプ
・ハイ/ロービーム
・オートレベライザー
・フレンドリーライティング作動
・シグネチャーLEDポジションランプ
■フォグランプ
・クロームメッキリング
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)……手をかざすだけでオープンできる機能はうれしい。
ですが、両手で荷物がいっぱいの時はセレナのような《足をぶらぶら…》の方が便利だったかも。
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付)+ルーフレール
引用:http://www2.nissan.co.jp/X-TRAIL/option.html
■X-TREMERパッケージ 4点セット
・フロントオーバーライダー
・フロントアンダーカバー
・リヤアンダーカバー
・フロントマスクガーニッシュ
まとめ
エクストレイルとヴェゼル、車格でいうと《本格派》SUVでオールラウンダーなエクストレイルに対し、ヴェゼルは、なんちゃってSUVのクロスオーバーカーと考えて良いでしょう。
この勝負、勝ちはヴェゼル!まず、7人乗りエクストレイルですが、3列目は完全な《エマージェンシー》用で、大人が座り続けることは苦痛です。
7人乗りの室内長は2,555mmですが、ミニバンのホンダフリードでも3,045mmを確保しています(全長が4,265mmしかないのですが…)。
ですから、エクストレイルも5人乗りと割り切って購入すべき。
最低地上高も195mm~205mmは、ちょっとした大雨でも走破できる安心感は高いですが、乗り降りしやすいかどうか、積み荷の載せ降ろしはどうか…と考えると、170mm~185mmのヴェゼルの方が扱いやすいでしょう。