新型セレナのエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは新型セレナのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
目次
セレナは、e-POWERとハイブリッドで減税割合が違う
引用:https://kakakumag.com/car/?id=11627
ミニバンの中でも、人気が高い日産セレナ。
その理由のひとつが”燃費のよさ”です。ミニバンにはEVやPHVがないため、もっとも燃費のいいパワートレーンが”ハイブリッド”です。
なかでも”e-POWER”はエンジンとモーターがあるハイブリッドであるだけでなく、タイヤを回している動力源はモーターであることから”EV”という言い方もできます。
e-POWERは減税が100%!
e-POWER ならエコカー減税度は高く、新車購入時の《自動車取得税》と《自動車重量税》は全くかかりません。
また、新車購入翌年度に支払う一回分の《自動車税》は75%減税(減免以外の最高減税率)となります。
ハイブリッドは《自動車取得税 20%減税》、《自動車重量税 25%減税》となり、自動車税は減税がありません。セレナの場合、”スマートシンプルハイブリッド”のため、減税率は高くありません。
ここでは、本来支払うはずの優遇総額を提示していますので、参考にしてみましょう。
e-POWER(2WD)
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/simulation.html#configure/BABPr/Am882jB8A/exterior-colour
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
e-POWER X | 73,500円 | 30,000円 | 25,500円 | 129,000円 |
2,943,000円 | 合計 103,500円 | |||
e-POWER XV | 79,100円 | 30,000円 | 134,600円 | |
3,167,640円 | 合計 109,100円 | |||
e-POWER G | 85,200円 | 30,000円 | 140,700円 | |
3,410,640円 | 合計 115,200円 |
e-POWERはフロントグリルに”ブルーライン”のVモーションが入るのが特徴。MC前に比べて存在感の強いマスクに変わりました。
e-POWER ハイウェイスター(2WD)
↓軽自動車で売れ行き好調の《デイズ ハイウェイスター》。このVモーショングリルが好評なら、セレナでもやっちゃえ!となった?
引用:https://kakaku.com/item/K0000517927/
引用:https://bestcarweb.jp/news/scoop/80639
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
ハイウェイスター | 80,800円 | 30,000円 | 25,500円 | 136,300円 |
3,233,520円 | 合計 110,800円 | |||
ハイウェイスターV | 85,800円 | 30,000円 | 141,300円 | |
3,435,480円 | 合計 115,800円 | |||
ハイウェイスターG | 91,400円 | 30,000円 | 146,900円 | |
3,657,960円 | 合計 121,400円 |
ハイブリッド(2WD)
引用:https://autoc-one.jp/nissan/serena/report-1164183/photo/0016.html
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance_safety/performance.html
セレナのハイブリッドはいわゆる”フルハイブリッド”ではありません。スマートシンプルハイブリッドと呼ぶシステムで、ドライビングでの燃費向上よりも、アイドリング時の電送系をまかなう程度のバッテリーを搭載しています。
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
X | 12,700円 | 7,500円 | 0円 | 20,200円 |
2,529,360円 | 合計 20,200円 | |||
XV | 13,400円 | 7,500円 | 20,900円 | |
2,687,040円 | 合計 20,900円 | |||
G | 15,100円 | 7,500円 | 22,600円 | |
3,005,640円 | 合計 22,600円 |
ハイブリッド(4WD)
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
X | 13,900円 | 7,500円 | 0円 | 21,400円 |
2,773,400円 | 合計 21,400円 | |||
XV | 14,600円 | 7,500円 | 22,100円 | |
2,931,120円 | 合計 22,100円 | |||
G | 16,500円 | 7,500円 | 24,000円 | |
3,292,920円 | 合計 24,000円 |
ハイブリッド車の場合、エコカー減税部分は取得税と重量税のみ。優遇総額も2万円少々と少ないのが残念。
燃費に関してもガソリン車とあまり変わらない程度ですが、夏の猛暑などで渋滞した場合に、エンジン音が止まって静かな室内が維持できるのはうれしいですね!
ハイブリッド ハイウェイスター(2WD)
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
ハイウェイスター | 13,600円 | 7,500円 | 0円 | 21,100円 |
2,708,640円 | 合計21,100円 | |||
ハイウェイスターV | 14,600円 | 7,500円 | 22,100円 | |
2,932,200円 | 合計 22,100円 | |||
ハイウェイスターG | 15,900円 | 7,500円 | 23,400円 | |
3,168,720円 | 合計 23,400円 |
ハイブリッド ハイウェイスター(4WD)
取得税減税額 | 重量税減税額 | 自動車税減額 | 優遇総額 | |
ハイウェイスター | 13,900円 | 7,500円 | 0円 | 21,400円 |
2,773,400円 | 合計 21,400円 | |||
ハイウェイスターV | 14,600円 | 7,500円 | 22,100円 | |
2,931,120円 | 合計 22,100円 |
e-POWERをセレクトする理由
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/interior/interior.html
フロントマスクが気に入って買うケース
ハイウェイスターのフロントマスク形状の変化が、今回の一番のMCとも言えます。
グリルの格子形状、面積を下に拡充したことで”ラギッド感”を厚くしているほか、フォグランプ周りの形状もしっかりと凹凸を付けています。
トヨタ ヴォクシーに見られる《迫力系》マスクに加え、最近は三菱デリカが《サイボーグ系》で登場。
存在感では無難なファミリーユース顔のセレナですが、今回はかなり大胆な変化のハイウェイスター登場となって注目の的です!
加速感の良さが気に入って買うケース
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance_safety/performance.html
上の図は、セレナの加速感を大まかに示した日産の公開HPのもの。注目点は、2.0Lミニバンとの加速比較です。この2.0Lとはセレナハイブリッドなのか、トヨタ3兄弟のことかははっきりさせないのがミソ。
この加速が滑らかな曲線であることと、一度最高加速に落ち着くとモーター稼動が一定に落ち着くのも特徴です。この走りはまさにEVで、ワンペダルによるブレーキングのタイミングが気に入れば、ぜひ積極的に買うべきと言えるでしょう。
減税部分を考慮して、買うケース
引用:https://www.unilad.co.uk/technology/guys-are-using-an-insane-calculator-trick-to-get-girls-numbers/
価格比較をした場合(2WD)
e-POWER XV:3,167,640円
XV:2,687,040円
その差:480,600円です。
減税税額比較では
e-POWER XV:134,600円
XV:20,900円
その差は113,700円。
減税部分を足した総合比較では
366,900円の差となります。
つまり、48万円の車両価格差が、実際には37万円になるわけです。この額をどう見るか?3年間で割ってみると月1万円超の価格差となります。
ガソリン代を計算しても元が取れないから、ハイブリッドでいい…という人もいるでしょう。ただ、試乗でのe-POWERで、評価が変わってくる人が多いのも事実。
ワンペダルドライブとブレーキングのストレス軽減も、e-POWERの魅力のひとつなので、ぜひ何度も試乗したいですね!
まとめ
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/exterior.html
新型セレナのエコカー減税をまとめました。2019年10月からは、消費税が10%となり、自動車取得税も変わります。クルマを買う場合の税金は決して少なくなることはありませんので、3年、5年を見据えていい買い物をして行きましょう!