トヨタのSUV全車種!特徴や性能、価格を一覧で比較!

SUV

高級SUVブームを作り上げたのは”トヨタ・ハリアー”だった…今ではポルシェもベントレーもSUVをラインナップに揃える時代。

ですが、やはり世界一のSUVメーカーと言えばトヨタ自動車以外にはあり得ません。

ここでは日本国内で販売されている5車種を紹介していきます。クルマ選びの参考にしてみて下さい。







トヨタの全SUV5種、その特徴は?

FJ クルーザー

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引用:https://www.cstatic-images.com/stock/900×600/236786.jpg

引用:https://i0.wp.com/JapaneseNostalgicCar.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/01/1977-Toyota-Land-Cruiser-FJ40-16.jpg

●FJクルーザーはトヨタ・ランドクルーザーFJ40(1960年‐84年)をモチーフとしたモデル。

北米専用モデルとして導入されましたが、日本でも発売期待が高まったためカタログモデルとなりました。

2006年から2016年の生産で、現在新車は在庫販売分となっています。

ドアは観音開き、デザインはルーフがホワイト、フロントデザインは丸目に”TOYOTA”の文字、というFJ40そっくりのリバイバル版。

後輪はラダーフレームでプラド共通に加え、4Lガソリンエンジンを配置するなどパワーと豪快さがウリ。

特に20代から30代の若い世代に人気なSUVとなっています。

・全長×全幅×全高(mm):4,635×1,905×1,840
・最低地上高(mm):230



C-HR

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引用:https://images.cdn.autocar.co.uk/sites/autocar.co.uk/files/images/car-reviews/first-drives/legacy/2016_toyota-chr_hybrid_mte_dynamic_03.jpg

●直線を活かしたダイナミックなデザイン、”1.2Lガソリンエンジン+過給機”と”1.8L+モーターのハイブリッド”という2グレード…話題性も高く、全世界で売れているC-HR。

国内ではプリウスを抑えてナンバーワンを継続中です。

特に欧州では2017年1月~3月で、34,675台。

生産地のトルコでは生産ラッシュとなっています。

全長で、4,360mmとコンパクトでホンダ・ヴェゼル(4,295mm)とマツダ・CX-5(4,545mm)の間というポジション。

全高は1,565mmとSUVの中では低く、スタイリングに振っているクルマと言えます。

他人とは違ったクルマに乗りたい…という方に人気のクロスオーバーカーです。

・全長×全幅×全高(mm):4,365×1,795×1,565
・最低地上高(mm):140(ハイブリッド)、155(ガソリン)



ハリアー

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引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior

●RAV-4、クルーガー、ヴァンガード…様々なクロスオーバーカーがデビューした中で、唯一ハリアーだけが20年もの人気を保っているのは異例。

その要因はやはり流麗なスタイリングとインテリアの豪華さにあります。

特に、20代から60代、70代と幅広いユーザー層に支持されているのが強みでしょう。

2.0Lガソリンターボエンジン、2.5Lハイブリッドと2Lガソリンエンジンの3グレード(2017年6月9日MC)で発売。

特に後席もしっかり大人が座れるスペースと、トランクルームが広いことで多目的なクロスオーバーカーとなっています。

・全長×全幅×全高(mm):4,725×1,835×1,690
・最低地上高(mm):160(ターボ)、175(ハイブリッド)、190(ガソリン)



ランドクルーザー

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引用:https://toyota.jp/landcruiser/gallery/

●200系と呼ばれるランドクルーザー。世界で最も売れている悪路走破性の高いヘビーSUVとして、年間12万台発売されています。

その6割は中近東マーケットで、整備のしやすさでも圧倒的な支持を受けています。

ラダーフレームと呼ばれるシャーシと一体のサスペンションが後輪で残っており、前輪だけがダブルウィッシュボーン。

そのため後席、3列目席での乗り味は固い?と思われがちですが、そんなことはありません。

4-Wheel AHC(4輪車高調整)&AVS(常にバランスを高めた接地走行性)のおかげで、走りは非常に滑らかなのです。

・全長×全幅×全高(mm):4,950×1,980×1,870~80
・最低地上高(mm):225

ランドクルーザー・プラド

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引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/style/

●200系同様の”前輪=ダブルウィッシュボーン”+”後輪=リジッド”という悪路に強いSUV。

国産車ではスズキ・ジムニーが4輪ともリジッドなほかは、ランクル200系とプラドだけが後輪リジッドアクスルを採用しています。

2.8Lディーゼルエンジンと、2.7Lガソリンエンジンからセレクトでき、ディーゼル最上級グレードの”TZ-G”はエアサスペンション(リア)が標準装備。高級SUVらしいセッティングも楽しめます。

・全長×全幅×全高(mm):4,760×1,885×1,835~50
・最低地上高(mm):220



トヨタの5-SUVの燃費、エンジン性能、装備とは?

FJ クルーザー

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引用:https://toyota.jp/fjcruiser/gallery/

・燃費:8.0㎞/L
・エンジン形式、シリンダー:1GR-FE DOHC-V6
・排気量(㏄):3,955
・内径×行程(mm):94.0×95.0
・圧縮比:10.4
・最高出力(kW[PS]/rpm):203[276]/5,600
・最大トルク(Nm[kgf・m]/rpm):380[38.8]/4,400
■主な装備
・EBD(電子制動力配分制御)付ABS
・バックソナー・フロントフォグランプ(オプション)
・両側大開口観音開きドア

C-HR

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引用:https://fsv-image.autoc-one.jp/images/2903525/006_o.jpg

数値は:ハイブリッド2WD=前、ガソリン4WD=後

■燃費:30.2㎞/L、15.4㎞/L
■エンジン形式:2ZR-FXE、8NR-FTS
■シリンダー:DOHC‐直4、DOHC‐直4ターボ
■排気量(㏄):1,797、1,196
■内径×行程(mm):80.5×88.3、71.5×74.5
■圧縮比:13.0、10.0
■最高出力(kW(PS)/rpm)
:72(98)/5,200、85(116)/5,200〜5,600
■最大トルク(Nm(kgf・m)/rpm)
:142(14.5)/3,600、185(18.9)/1,500〜4,000
≪ハイブリッドのみ≫
□モーター最高出力(kW(PS)):53(72)
□モーター最大トルク:(N・m(kgf・m) ): 163(16.6)
■主な装備
・プリクラッシュセーフティシステム
・レーンディパーチャーアラート
・レーダークルーズコントロール
・自動防眩インナーミラー

ハリアー

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引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior

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■燃費:≪ターボ≫12.8~13.0km/L、≪ハイブリッド≫21.4㎞/L、≪ガソリン≫14.8~16.0㎞/L
■主な装備
・パワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付・予約ロック機能付)
[PROGRESS “Metal and Leather Package”、PROGRESS、PREMIUM “Metal and Leather Package”、PREMIUMに標準装備]
・パノラミックビューモニター(左右確認サポート+シースルービュー機能付)
[PROGRESS “Metal and Leather Package”、PROGRESSに標準装備]
・プリクラッシュセーフティシステム
(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

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↑パワーバックドア

引用:https://toyota.jp/harrier/interior/comfort/?padid=ag341_from_harrier_in_comfort02#

ランドクルーザー

引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/carislife/20150817/20150817195510.jpg

■燃費:6.7~6.9㎞/L
■エンジン形式:1UR-FE
■シリンダー:DOHC‐V8
■排気量(㏄):4,608
■内径×行程(mm):94.0×83.0
■圧縮比:10.2
■最高出力(kW(PS)/rpm):234(318)/5,600
■最大トルク(Nm(kgf・m)/rpm):460(46.9)/3,400
■主な装備
・シートヒーター(フロントシート&セカンドシート左右席)
[ZX、AX“Gセレクション”に標準装備]
・ステアリングヒーター[ZX、AX“Gセレクション”に標準装備]
・パワーバックドア(イージークローザー+挟み込み防止機能付)上側のみ[ZXにメーカーオプション]
傾斜センサー付オートアラーム[除くGX]
・ウェルカムライト(運転席・助手席)

ランドクルーザー・プラド

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引用:https://carmuse.jp/wp-content/uploads/2016/10/carlineup_landcruiserprado_gallery_2_08_lb-e1476659586147.png

数値は:ディーゼル=前、ガソリン=後

■燃費:11.2~11.8㎞/L、9.0㎞/L
■エンジン形式:1GD-FTV、
■シリンダー:DOHC‐直4、←
■排気量(㏄):2,493、1,986
■内径×行程(mm):90.0×98.0、80.5×97.6
■圧縮比:12.5、10.5
■最高出力(kW(PS)/rpm)
:112(152)/5,700、111(151)/6,100
■最大トルク(Nm(kgf・m)/rpm)
:206(21.0)/4,400~4,800、193(19.7)/3,800
≪ハイブリッドのみ≫
□モーター最高出力(kW(PS)):105(143)
□モーター最大トルク:(N・m(kgf・m) ):139(14.2)
■主な装備・快適温熱シート(運転席・助手席)
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(下画像)

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引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/interior/equip/



トヨタ5SUVの価格は?

FJ クルーザー

3,240,000円~3,466,286円…パッケージごとに4グレード。

C-HR

・G(2WD、ハイブリッド)2,905,200
・S(2WD、ハイブリッド)2,646,000円
・G-T(4WD)2,775,600円
・S-T(4WD)2,516,400円

ハリアー

・(ハイブリッド)3,774,600円~4,604,040
・(ターボ)3,380,400円~4,050,000
・(ガソリン)2,949,480~3,780,000

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引用:https://toyota.jp/harrier/interior/?padid=ag341_from_harrier_navi_interior

ランドクルーザー

・4,728,437円~7,236,000

ランドクルーザー・プラド

・(ディーゼル)3,964,582円~5,133,927円
・(ガソリン) 3,349,963円~4,775,760円



まとめ~トヨタのSUVは車種ごとに性格が全く違う!

■FJクルーザー
・現在在庫車のみの販売。4グレードともタイヤサイズなどに若干の差がありますが、4Lエンジンとラダーフレームのワイルド感が気に入ったら即買いすべし。ライバル車はジープ・ラングラ―で70万円ほどアップ。ドレスアップを考えるなら、FJクルーザーの方が楽しいでしょう。

■C-HR・TNGAボディでカーブでもロールの感覚なし。良くできたクロスオーバーカーです。サイズ感やデザインとは裏腹に、バックミラーからの見切りは良くなく、実質上2人乗りと考えて買うべき。ホンダ・ヴェゼルとバッティングさせるなら、ガソリン車が圧倒的によし。ハイブリッドはパワーが物足りない。

■ハリアー・レクサスNXを買うならば絶対にハリアーがいい。燃費で4㎞/L(ガソリン車)違うが、実質上のパワーの違いはあまりない。CX-5よりも全長で180mm程度長いため、後席に座ったときの余裕感が違う。装備内容で決めるのがよい。特に、直噴エンジンのターボが加速性能が違う。ワンボックスカーに飽きたなら、お勧め。

■ランドクルーザー・ライバル車はキャデラック・エスカレード(1,249~1,349万円)やレンジローバー(1,377~2,944万円)、メルセデスベンツGクラス(1,080~1,530万円)。価格帯では472万円~と差があるが、動力性能では完全に比較車を圧倒している。SUVとして長く(20年以上)乗っても古くならないのは、ランクルだけ。GXは5人乗りだが、スキーやサーフボードを積載、あるいはキャンプで使うのには最適。

■ランドクルーザー・プラド・ディーゼルとガソリンがあるが、長く乗りたいならディーゼルがいい。エンジンメンテナンスはディーゼルの方が楽。ライバル車は国内にはなく…(リジッドアクスルを後輪に据えるクルマはない。パジェロも独立懸架)価格帯ではジープ・グランドチェロキー(通称グラチェロ)。車高が高い分見切りが良いので、運転はしやすい。400万円代で買えるのはトヨタの良心と言える。

トヨタ5SUVですが、クロスオーバーの”C-HR”、”ハリアー”と正統派SUVの”ランクル一族”と完全に分かれています。長く乗るならばディーゼルエンジンが安心でしょう。

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