新型カングーは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは新型カングーの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=eo1qHWDR9Qg
新型カングーは1.2Lターボ+6段EDC
1997年よりアウトドアレジャー派を中心に人気のあるフランス版ミニバン「カングー」。
2009年にはモデルチェンジで大柄なボディとなったものの、人気は相変わらず、日本では累計2万台が売れています。
2015年にはルーテシアに売り上げを抜かれたもののまたルノーでトップの売り上げになるかも知れません。
それはカングーをより快適にするため、日本人に向けた新たなモデルが投入されたのです。
2ペダルにそれほどニーズがない欧米と違って日本ではほとんどがAT車です。
ところがカングーの「1.6L 4速AT」はMTに比べモッサリしている、坂道を登らないなどと走行性能が劣るものでした。
そこでルノーは日本人向けの新型カングー「ZEN EDC」を開発したのです。
引用:http://www.autophare.com/kangoo-ze-2017-renault-electrique/
新型カングーは内外装の変更はなく、エンジンとトランスミッションを変更し追加されました。
1.2L 4気筒ターボそれにこれまでのトルコン式4速ATでなく「EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)が組み合わされたのです。
ゲトラグ製6速DCTはこれまでの4速ATにくらべ、はるかにスムーズで俊敏、ストップ&ゴーの多い日本の街中でストレスのない走りを実現しました。
引用:http://www.autophare.com/kangoo-ze-2017-renault-electrique/
新型カングーについては多くのジャーナリストが試乗していますので、その評価をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
新型カングー 試乗レポート
ギアが6段あるから加速時の変速もスムーズだし、1450kgの車重を引っ張り上げる加速そのものも、少なくとも一人乗車の試乗時には充分に活力があると感じた。
ただし、4段AT仕様がそうだったように、加速途中で所定のスピードに達してスロットルを緩めた際にも即座にシフトアップせず、以前のギアに留まろうとする傾向があるのは感じられた。
それはそれとして、豊かなトルクを捻り出す1.2リッター4気筒ターボ+EDCという新しいパワートレーンが、カングーに新次元のドライビング感覚と軽快な加速感、それにおそらく好ましい燃費を与えているのは間違いない。
引用:https://www.tradecarview.com/ja/specifications/renault/kangoo/en_provence_rhd_edc_1.2/139816/
何より最大トルクの発生域が以前の2000rpmから1750rpmになったことでもパワーの違いを感じます。
とはいえルーテシアよりも200kgほど重量があるので一旦スロットルを弱めてからの立ち上がりには違和感を覚えるドライバーも多いでしょう。
新型カングーのJC08モード燃費は14.7km/L。
ヴェルファイアの11.6km/Lから比べてもかなりの低燃費です。
引用:https://www.tradecarview.com/ja/specifications/renault/kangoo/en_provence_rhd_edc_1.2/139816/
出展:https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20160812-20102939-carview/3/
ステアリングはわりと軽め。乗り心地もいい。コーナーでロールはするが、これも過度ではない。
そうは言っても不満を感じた個所がないわけではない。
それはコーナー手前で減速して再加速しようとする際に再加速するまで時間がかかること。
カングーの運転はできるだけ一定速度を保った方がいい。
あと、このボディだから風の強い高速道路はあまり得意じゃない。
そこそこパワフルでユッタリ乗れる、カングーはそういう貴重なクルマなのである。
引用:https://www.tradecarview.com/ja/specifications/renault/kangoo/en_provence_rhd_edc_1.2/139816/
車重量1450kgというのはさすがに重たいですね。
再加速でのストレスはあると思って間違いないでしょう。
最高出力:84kW(115ps)/4500rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/1750rpm
スペックのパワーどおりといったところです。
引用:http://www.renault.jp/information/news/lp/jamboree2017-1.html
出展:http://www.npo-rjc.jp/impression/detail.php?id=73
プラーッと法定速度で流して走ったりすると、ホントに気持ちいい。
シートだって長距離を運転しても全然疲れ知らず。
まんべんなく80点を取れる優等生じゃなく、1教科だけは抜群の点数を取れる生徒…みたいな感じ。
だからこそコアなファンも多く、毎年行われるカングージャンボリーなんてカングーだけで1000台以上集まるイベントになっています。
カングージャンボリーは今年で9回目となるイベントでカングーを中心としたルノーのオーナーが全国から集まってきます。
ライブや蚤の市、フリーマーケットと企画が盛りだくさん。
今年は70台限定の特別仕様車「カングー・アン・プロヴァンス」がお披露目されました。
引用:https://response.jp/article/img/2017/05/14/294661/1184698.fullscreen.html
出展:http://web.motormagazine.co.jp/_ct/17029679
おそらくですが、荷物と人を乗せて走ると…。
意外と合ってくる、セッティングだと思います。
重い状態で発進するためには、ちょっと高めの回転数が必要になるので…。
自動的にECOの領域で、発進することになってくるはずです。
そして3500回転ぐらいまで回していけば、意外と走れると思います。
なるほど、カングーは貨物車として考えるとそのセッティングにつじつまが合うのかも知れません。
アイドリングから発進するとちょうど1750rpmのあたりで加速感が感じられます。
そして2700rpmあたりから加速感に頭打ち感があって、そこを3500rpmまでもっていくとスピードが乗ってきます。
最大トルクが発生し始める回転数がECOと目盛りの入ったところです。
低回転が主体のエンジンでまさしく日本仕様ですね。
引用・出展:http://minkara.carview.co.jp/userid/553304/blog/33719048/
新型カングー 試乗レポートまとめ!
カングーの直進安定性はどの評価でも高いです。
フランス車らしいしなやかで安定した足回りはさすがといった印象ですね。
ゲトラグ製DCTである6速EDCは変速ショックも少なくおさえられていて、かなりの進化を感じさせます。
カングーには緊急自動ブレーキや車線逸脱防止装置などの最新の安全性能はまったくありませんので、その点を日本人的にどう評価するかが問題点ですね。
引用:http://carcle.jp/UserBlogComment.aspx?UserID=1837&ArticleNo=418
そういえば誰かが面白いことをいっていました。
カングーに日産のエンジンを積んでプロパイロットなどを装備したらいいじゃないか。と。
たしかに面白いのかも知れませんが、なんだかCVTになったカングーは味気が無くなりそうですね。
またアウトランダーのPHEVを積んだらどうなるでしょうか。
それはかなり魅力的なアウトドアレジャーカーが生まれそうですが価格の方も立派になりそうですね。
これからはどんなパワーユニット追加があってもおかしくないのですから、あながち冗談でもないでしょうね。
まず今は1.2Lターボ+6速DCT 「ZEN EDC」を思う存分楽しみましょう。
新型カングーの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にカングーを購入して下さい。