輸入車(外車)のクーペの大きさ比較!おすすめ人気ランキング!

クーペ

クーペは2座、あるいは2+2のショートデッキ。となれば、全長が4.5m程度あればスタイリッシュなボディにV型6気筒エンジンをフロントに搭載して、後輪軸を回す…そんな図柄が思い浮かぶでしょう。

ところが、どうしても大きなボディにしなければならないクルマも存在します。

もともとフルサイズセダンの派生モデルとして、クーペを作った場合。セダンの車格に見合うサイズを維持するには、無駄を承知で大きなクルマにしてしまいます。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20150611-20102476-carview/

全長を伸ばせば、全幅もワイドにしないと釣り合いが取れません。ドアの面積も大きくなり、大型クーペで出かけても”降りる場所”が限られてしまうことも多くなります。駐車場でも2台分のスペースが必要になるかもしれないのです。

厳しい条件をクリアして、なお最低2,000万円前後のコストを”高い”と見るか、”バーゲンプライス”と見るか…条件をつぶさに検証してから、買うことをお勧めします!







6位

ベントレー コンチネンタルGT SPEED

引用:https://www.autocar.jp/photo/firstdrives/313292/#photo1

引用:https://www.autocar.jp/photo/firstdrives/313292/#photo3

引用:https://www.jct600.co.uk/brands/bentley/new-cars/continental-gt/

引用:https://www.evo.co.uk/bentley/continental-gt/20413/bentley-continental-gt-prototype-pictures#4

全長4,850mm

価格:2,568万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):4,850×2,187×1,405
車両重量(kg):2,240
駆動方式:4WD
エンジン: 5,950cc
最高出力(kW[PS]/rpm):467[635]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):900[91.8]/1,350

◆W型12気筒エンジンを搭載するため、全幅を2mオーバーとしています。V型をさらに2倍広げた格好のエンジンは、複雑な構造。車重が重いため、剛性を高めたボディは鋼鉄のようなガッシリ感が特徴です。



5位



BMW 8シリーズクーペ

引用:https://response.jp/article/2018/06/20/311066.html

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/8-series/coupe/2018/the-8-at-a-glance.html

引用:https://www.frenchdriver.fr/16631-bmw-serie-8-coupe-2018-presentation/

全長4,855mm

価格:1,714万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):4,855×1,900×1,345
車両重量(kg):-
駆動方式:4WD
エンジン: 4,394cc
最高出力(kW[PS]/rpm):390[530]/5,500
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):750[76.5]/1,800

試乗レビュー(carview! より)

インテリアも、やはり新しい文脈で描き出された。遂に完全デジタル化されたメーターパネルは、ゲームっぽいグラフィックスに戸惑うものの情報はよく整理されている。

ヘッドアップディスプレイも大きく、見やすい。センターコンソールはスイッチ類がずらりと並んでいて、先進感という意味ではもう少しという感も。

レザーが全面に貼られたダッシュボード、クリスタルを使ったシフトセレクターなども含めて古典的なラグジュアリー感が漂うが、いざ触れてみればスイッチ類は触感フィードバック付きだし、ジェスチャーコントロールも充実しているなど、操作感は未来的だったりもする。



4位



BMW M6 クーペ

引用:https://www.webcg.net/articles/-/18130

引用:https://www.autocar.co.uk/car-review/bmw/m6

引用:https://www.carbuyer.co.uk/reviews/bmw/series-6/m6-coupe/review

引用:https://en.wheelsage.org/bmw/m6/f06-f13/coupe/2015-17/bmw_m6_coupe/uk-spec/pictures/r9k7xl/

全長4,905mm

価格:1,891万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):4,905×1,900×1,375
車両重量(kg):1,910
駆動方式:FR
エンジン: 4,394cc
最高出力(kW[PS]/rpm):412[560]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):680[69.3]/1,500

試乗レビュー(価格com.プロフェッショナルレビュー より)

インテリアもカーボンパネルを配するなど、Mモデルらしいスポーティなコクピット空間である。乗車定員は4名で後席にも人が乗れることになっているが、後席はエマージェンシー用と考えるべき。まあM6クーペの後席に人を乗せようとすることはまずないと思うが。

搭載エンジンはV型8気筒4.4リッターのツインターボ仕様で、412kW(560ps)/680N・mというレーシングカーを思わせるような圧倒的な動力性能を発生する。エンジンを始動させるとブォンと空吹かしが入り、さあ走ろうという気分を盛り上げる。

組み合わされるトランスミッションはM DCTと呼ぶデュアルクラッチで、ダイレクト感のあるシフトフィールを感じさせる。短いシフト時間によって切れ目のないスムーズなシフトチェンジが可能だ。M DCTには渋滞時のスムーズな走りを実現する機能も加わった。

412kWを発生する回転数は6000回転と高めで、レッドゾーンが始まる7200回転あたりまで一気に吹き上がっていく。しかもエンジンを回したときのパワーフィールも相当なもので、気持ち良い走りが楽しめる。

同時に680N・mのトルクはわずか1500回転から5750回転までの幅広い領域で発生し、低回転を使って走る市街地走行を想定した走りでも余裕のトルク感が得られる。

エンジンパワーを左右のホイール間で自在に配分するアクティブMディファレンシャルが採用され、コーナーでの走りも安定したものとされている。



3位



マセラティ グラントゥーリズモ

引用:https://www.maserati.com/maserati/international/en/models/granturismo

引用:https://www.motor1.com/reviews/176004/2018-maserati-granturismo-first-drive/

引用:https://www.motor1.com/photo/2261965/2018-maserati-granturismo-first-drive/

全長4,910mm

価格:1,890〜2,216万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):4,855×1,915×1,353
車両重量(kg):1,780
駆動方式:4WD
エンジン: 4,691cc
最高出力(kW[PS]/rpm):338[460]/7,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):520[53]/4,750

◆マセラティを買う…イタリアの高級車メーカーとして、少量生産してきたマセラティですが、現在はフィアットグループの傘下として拡大路線を取っています。

アルファロメオが完全にスポーツ路線で、四ツ葉のクローバーをマーキングしているレース車が有名ですが、マセラティはシックでタイトな室内、美しいインテリアデザインに野太いエンジン音といった芸術品のイメージでしょう。

ドイツ車が中国での販売を意識して、より派手なクルマ作りに変わってきましたが、イタリア車は美しさが命。実車を見ると”え!”と驚くような感動があるはずです。

2位

メルセデス・ベンツ Sクラスクーペ

引用:https://www.autocar.co.uk/car-review/mercedes-benz/s-class/first-drives/mercedes-benz-s560-coupe-2018-uk-review

引用:https://www.cars.com/articles/2014/02/2015-mercedes-benz-s-class-coupe-first-look/

引用:https://www.autocar.co.uk/car-review/mercedes-benz/s-class/first-drives/mercedes-benz-s560-coupe-2018-uk-review

全長5,035mm

価格:1,508〜1,826万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):5,035×1,900×1,420
車両重量(kg):2,050~2,140
駆動方式:4WD

エンジン: 2,996cc
最高出力(kW[PS]/rpm):270[367]/5,500
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):500[51]/1,800

エンジン: 3,982cc
最高出力(kW[PS]/rpm):345[469]/5,250
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):700[71.4]/2,000

試乗レビュー(価格com.プロフェッショナルレビュー より)

エンジンを始動させると軽く空吹かしが入り、さあ運転するぞという気分にさせる。走り出すと低回転域から十分なトルクを発生するほか、スムーズそのものといった感じの吹き上がりに合わせ、豪快なパワーが盛り上がっていく感じは、ほかの車種ではなかなか得られないものだ。

パドル操作するなどして積極的に7Gトロニックのギアをチェンジをすると、減速時にはブリッピングが入って回転数を合わせてくれる。またアイドリングストップ機構も備えられ、再始動時の振動や騒音も良く抑えられている。

特筆すべきは乗り心地だ。連続可変ダンパーとエアサスペンションを電子制御することで、フラットかつ快適な乗り心地を実現する。

さらに路面の凹凸に合わせてボディの動きを抑えるマジックボディコントロールやコーナーに合わせてボディを傾けにダイナミックカーブ機能などによって、高い安定性と快適な乗り心地が両立されている。

1位

ロールスロイス レイス

引用:http://www.rolls-roycemotorcars-nicole.com/product/wraith.html

↓ドアオープンは通常とは逆に設定。コートを羽織るようにドアをクローズドするには、Aピラー内側のボタンを押すことでオート作動する。

引用:https://uk.motor1.com/photo/2257183/rolls-royce-wraith-black-badge/

↓メルセデス・ベンツの豪奢な内装とは一線を画すデザイン。ツマミ類は磨き上げられたクリスタルを使用している。

引用:https://www.signaturecarhire.co.uk/blog/rolls-royce-wraith/

引用:https://www.hrowen.co.uk/rolls-royce/wraith/

↓4座クーペの中では最も後席にゆとりのあるレイス。英国車は伝統的に窓を小さくしてわざと閉塞感を出す。後席はゲストでも躊躇するような空間かもしれない。

引用:http://www.rolls-roycemotorcars-nicole.com/product/wraith.html

全長5,280mm

価格:3,490〜3,999万円

主な諸元

全長×全幅×全高(mm):5,280×1,945×1,505
車両重量(kg):2,430
駆動方式:FR
エンジン: 6,591cc
最高出力(kW[PS]/rpm):465[632]/5,600
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):820[83.6]/1,500

まとめ

ここでは全長4.8m以上のクーペだけを集めました。ここに揚げたクルマは国産車では”クラウン”程度の全長を持つクルマです。

ぜひ実車を見て、試乗してみましょう。スピードよりもゆったりクージングするような感覚が味わえるはずです!