外車のミニバンを比較! おすすめ人気ランキング

ミニバン

毎日見かけるのは、国産ミニバンばかり…できれば他人が乗らないミニバンに乗ってみたいという人もいるでしょう。

そんな人には、外車のミニバンがおすすめ!ただし、日本車と比べるとかなり使い方が異なります。ご紹介しましょう。







5位:シトロエン C4 スペースツアラー

価格:384〜422万円

引用:https://response.jp/article/2019/01/30/318582.html

フランスのシトロエンが製造するミニバン。C4ピカソというネーミングが改められています。

全長は5ナンバーサイズの4,605mmで、シトロエン C4 スペースツアラーは3列シート7人乗りですが、ドア4枚とも”ヒンジ式”のミニバン。

当然、スライドドアのメリットである”ショッピングモールの駐車場”などの狭い場所での乗り降りができないのが難点ですが、2列目シート(3席)が3分割でスライドできるなど、便利さも備えています。

ここは、全幅が1,825mmあるからこその余裕幅ですが、その分取り回し(最小回転半径5.5m)は国産車と変わらないとしても小回りは利きません。

サイズ感覚がかなりシビアでないと、狭い場所では苦労する可能性があるミニバンです。

その分、フランス車特有のゆったりしたソファは快適。サンルーフは大型なので、キャンプに出かける場合は、気持ちのよいドライブが楽しめそうです。

引用:https://clicccar.com/2019/08/20/904753/citroen_grand_c4_space009-jpg/

引用:https://clicccar.com/2019/08/20/904753/citroen_grand_c4_space006-jpg/

主なスペック

1.6L ガソリン車2.0L ディーゼル車
全長×全幅×全高(mm)4,605×1,825×1,670
最小回転半径(m)5.5
車両重量(kg)1,5401,640
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)133[180]/5,500120[163]/3,750
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)250[25.5]/1,650400[40.8]/2,000
燃料関係ハイオク、57ℓハイオク、55ℓ
乗車定員(名)7


4位:VW シャラン

価格:374〜529万円

引用:https://getnavi.jp/vehicles/429321/

引用:https://response.jp/article/2019/11/08/328521.html

初代はドイツフォードのギャラクシー(英国、ドイツで生産)との兄弟車。さらに、2010年デビューの現行2代目VWシャランは傘下のセアト(スペイン)のアルハンブラとも兄弟車となっていて、ポルトガルで製造されるクルマです。

もともと欧州メーカーのスライドドア採用車は商用バンがほとんどで、乗用でもヒンジドアが普通。

また、キャンプ仕様としての需要が高い土地柄のため、欧州ミニバンのシートアレンジは非常に巧みになっています。

C4同様、シャランも2列目シート3席が独立して可倒式、スライド式。全長4,855mmはLクラスに入ります。

車幅が1,910mmは トヨタ アルファード よりも60mm広く、普段使いでは駐車に苦労する場面も少なくない人がいるでしょう。

ただ、7人乗り合わせてもがたつかないガッシリとしたボディは、ドライブでも疲労感が非常に少なく、満足できるでしょう。

引用:https://getnavi.jp/vehicles/429321/view-all/

主なスペック

1.4L ガソリン車2.0L ディーゼル車
全長×全幅×全高(mm)4,855×1,910×1,730-65
最小回転半径(m)5.8
車両重量(kg)1,8201,900
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)110[150]/5,000130[177]/3,500
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)250[25.5]/1,500380[38.7]/1,750
燃料関係ハイオク、73ℓ軽油、73ℓ
乗車定員(名)7


3位:ベンツ Vクラス

価格:740〜950万円

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/41724#image-1

ベンツVクラスは、全長4.9m〜5.37m、全幅1.93mという大柄なボディを2Lと2.1Lのターボエンジンで引っ張るFRミニバンです。

商用バンを多く作っているダイムラーですが、乗用に仕立て直したのがVクラスで、2列目シート以降のガラスをはめ殺しにするなど国産ミニバンとの違いがかなりあります。

もちろん、メルセデスの内装だけあって、シートやインパネ、ドアトリムに至るまでしっかりした造りは言うまでもありません。また、2列目シートはシートごと外すことができるなど、広々とした空間をいろいろと工夫できます。

ただシートはズシリと重く、簡単に取り外すことは不可。ボディ剛性が非常に高いのですが、ディーゼルの振動がどうしても気になる人はガソリンにするのが一番でしょう。

購入の際は、家族で使う場合はとくに”使い勝手”を確認しましょう。ドリンクホルダーの位置が低い…という口コミがありますが、乗って確かめてから、後付けのグッズがあるかどうかもディーラー要確認を!

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/41724#image-1

主なスペック

2.1L ディーゼル車2.0L ガソリン車
全長×全幅×全高(mm)4,895/5,140/5,370 ×1,928×1,901-095,140×1,928×-
最小回転半径(m)
車両重量(kg)
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)120[163]/3,800155[211]/5,500
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)380[38.7]/1,400350[35.7]/1,250
燃料関係軽油、70ℓハイオク、-
乗員定員(名)7


2位:BMW 2シリーズ グランツアラー

価格:421〜528万円

引用:https://autoc-one.jp/bmw/2_series_gran_tourer/report-2257199/

全長はわずか4.58m、全幅1.8mと、トヨタRAV4(4.6m×1.85m)とほぼ同じサイズのBMW製ミニバンが 2シリーズ グランツアラーです。

フロントフェイスはBMWそのまま、車高は1.64mの背の高いワゴンですが、7人分のシートを備えていることからミニバンとして公認されています。

シートサイズは小ぶりながら、しっかりした造りでBMWクオリティを維持。ただ、2列目で175cmの大人は長時間ドライブでかなりきつく、3列目となると緊急用シートとなっています。

加速力がよく、走りは2シリーズといっても問題ありません。ディーゼルとガソリンでは、ガソリンの走りの方が初速感がよく伸びがある…と口コミでは評価が高くなっています。

BMWの中では”不格好”と言われ方もしますが、ドライビングではBMWらしさはそのまま。乗ってみて判断するクルマです!

引用:https://autoc-one.jp/bmw/2_series_gran_tourer/report-2257199/photo/0026.html

主なスペック

1.5L ガソリン車2.0L ディーゼル車
全長×全幅×全高(mm)4,585×1,800×1,640
最小回転半径(m)5.7
車両重量(kg)1,5901,610(FF)/1,690(4WD)
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)103[140]/4,600110[150]/4,000
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)220[22.4]/1,480330[33.7]/1,750
燃料関係ハイオク、61ℓ軽油、61ℓ
乗員定員(名)7

1位:VW ゴルフ トゥーラン

価格:299〜476万円

引用:https://response.jp/article/2016/02/14/269742.html

高級感はあまりないのに、手放すと”いいクルマだったなあ”と思える数少ないミニバンが、ゴルフ トゥーランです。

取り回しや見切りがよく、国産ミニバンの”カクカク”したエクステリア、いかついフロントフェイスに満足できないユーザーには選択肢の一台。スライドドアではないことはデメリットですが、1.4Lガソリンターボでもパワーは十分でしょう。

高速走行はゴルフだけあって、安定したドライビングが楽しめます。国産にはないワインディング、高速走行、直進の安定性など長く乗る人にはとくに満足感の高いミニバンです。

主なスペック

1.4L ガソリン2.0L ディーゼル
全長×全幅×全高(mm)4,535×1,830×1,670
最小回転半径(m)5.5
車両重量(kg)1,5601,630
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm)110[150]/5,000110[150]/3,500
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm)250[25.5]/1,500340[34.7]/1,750
燃料関係ハイオク、60ℓ軽油、60ℓ
乗車定員(名)7

まとめ

外車ミニバンをまとめました。国産のスライドドアミニバン、それもミニバン専用として開発されたクルマはありませんが、7人乗りの魅力あるヒンジドアのクルマは5台ラインナップ。

新車として買うのもあり、また新古車として試乗車や展示車を買う手もあります。

出回る数が少ないため、こうしたクルマを手に入れることで、思わぬ楽しいカーライフが待っているかもしれません!ぜひディーラーに行って試乗してみましょう。