2017年の新型WRX S4のオプションの情報が公開されています。
こちらでは2017年の新型WRX S4にはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
目次
2.0GT EyeSightには「アイサイトセイフティプラス」がおすすめ
WRX S4は2017年8月から年次改良を受けたD型の販売が始まっています。
2017年の年次改良で「アドバンスドセイフティパッケージ」がなくなった
オプションという観点でみると、C型からD型への改良にあたっての大きな変化は「アドバンスドセイフティパッケージがなくなった」ということです。
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/safety/advancedsafety.html
アドバンスドセイフティパッケージに含まれていたのは「アイサイトアシストモニター」「ハイビームアシスト」「サイドビューモニター」「スバルリヤビークルディテクション」の4つで、2.0GT EyeSight、2.0GT-S EyeSight共にオプション扱いとなっていました。
しかしD型への改良にあたって、アドバンスドセイフティパッケージに含まれていたアイサイトアシストモニターがアイサイトの装備の中に含まれるようになりました。
そしてアドバンスドセイフティパッケージに代わって「アイサイトセイフティプラス(運転支援)」と「アイサイトセイフティプラス(視聴拡張)」の2つが新たに設定されています。
アイサイトセイフティプラス(運転支援)はスバルリヤビークルディテクションとハイビームアシストで構成され、アイサイトセイフティプラス(視聴拡張)はフロント&サイドビューモニターとなります。
つまりアドバンスドセイフティパッケージからアイサイトシステムモニターを除いたものが運転支援系と視聴拡張系に分かれた、という形になります。
このうちC型のサイドビューモニターはD型からフロント&サイドビューモニターへと進化し、新たにフロントグリル内にも小型カメラを設置して前方視界の死角も解消出来るようになりました。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/safety/safety2_2.html
アイサイトセイフティプラス(運転支援)とアイサイトセイフティプラス(視聴拡張)は上位グレードの2.0GT-S EyeSightでは標準装備になりました。つまり2.0GT-S EyeSightはアイサイト関連の装備は全てが標準装備化され、オプションでつける必要はなくなった、ということです。
下位グレードの2.0GT EyeSightはアイサイトセイフティプラス(運転支援)、アイサイトセイフティプラス(視聴拡張)共にオプション扱いとなっています。ただしこの2つはセットでしか装備することができませんので、事実上1つのオプションと考えておく必要があります(オプションの組み合わせについては後述)。
アイサイトセイフティプラスの内容について一応確認しておくと、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)は後方および側方の死角から接近してくる車両を検知し、ドライバーに知らせてくれるというものです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/safety/safety2_2.html
車両が接近するとサイドミラー内のインジケーターが点灯し、この状態で車線変更をするとインジケーターが点滅して注意を促してくれます。中でも「後退時支援」は駐車場からバックで出る必要がある時に後側方から車両が接近してくるとインジケーターの点滅と警告音で知らせてくれるので非常に心強いです。
ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)はフロントウインドゥ内のカメラが前方の光を検知し、状況に応じてライトのハイビームとロービームを切り替えてくれるというものです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/safety/safety2_2.html
フロント&サイドビューモニターはフロントグリルと助手席側ドアミラーに装着されたカメラの映像をマルチファンクションディスプレイに表示することによって、ドライバーの死角を減らすというものです。
マルチファンクションはハザードランプの上についている5.9インチのモニターのことです。このモニターもD型への改良でやや大型化されました。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
「転ばぬ先の杖」という意味では2.0GT EyeSightにはぜひとも装備しておきたいおすすめのオプションです。
その他2.0GT EyeSightでおすすめのオプション
アイサイトセイフティプラス以外で2.0GT EyeSightのおすすめオプションといえば「ウェルカムライティング」と「サイドメッキドアミラー(フットランプ付)」が挙げられます(2.0GT-S EyeSightでは標準装備)。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/utility/equipment.html
ウェルカムライティングはアクセスキーと連動してドアミラー下のランプ、ヘッドランプ内のポジションランプ、リヤコンビランプが点灯します。夜間は車両周辺を明るく照らしてくれますので、乗り降りの際の利便性が高まると思います。
サテンメッキドアミラーは好みが分かれるかもしれませんが、中々上品な仕上がりとなっているので外観上のアクセントとしては悪くないでしょう。
なおこの2つはセットとなっています。
2.0GT-S EyeSightでおすすめのオプション
2.0GT-S EyeSightは標準装備が充実しているのでオプションで装備できるもの自体が少ないのですが、その中であえておすすめを挙げるとすれば「本革シート(レッドステッチ) (アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能付)」になります(当然2.0GT-S EyeSightでもオプション扱い)。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
2.0GT-S EyeSightに標準装備されるシートはウルトラスエードと本革のコンビシートにレッドステッチが入ったものです。ウルトラスエードも非常に上質感があって良い素材ですが、スポーティーさを優先するのであればオプションとして用意されている本革シートに軍配が上がると思います。
上質さとスポーティーさのどちらのテイストでいきたいか、にもよりますが、2.0GT-S EyeSightはスポーティーさを求める方も多いと思うのでおすすめさせていただきました。
スポーティーさという意味では「大型スポイラー」の装着を検討するのも悪くないと思います。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade2
これは2.0GT-S EyeSight専用のオプションとなります。
また、こちらはディーラーオプションになりますが「インテリアパッケージ」もおすすめです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
インテリアパッケージを装備するとインパネ、コンソールリッド、コンソールオーナメントにレッドステッチ入りのウルトラスエード仕上げになります。
これは2.0GT-S EyeSightに標準装備されるウルトラスエードと本革のコンビシートと非常に相性が良く、より高級感を追求したい方にはおすすめです。
2017年新型WRX S4のメーカーオプションのオプションコード
WRX S4のオプションはオプションとして用意されているものを1つずつ注文するのではなく、メーカー側が用意した「オプションコード」というものに従って注文する必要があります。
このオプションコードがクセ者で、自分が欲しいと思っているオプションが単品で注文できず、余計なものと無理やり組み合わせになってしまうことがあるので要注意です。
2017年新型WRX S4のオプションコードは以下の通りです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/content/spec/pdf/wrxs4_equipment.pdf
前章で2.0GT EyeSightにはアイサイトセイフティプラスがおすすめ、とご紹介しましたが、オプションコードを見るとアイサイトセイフティプラスを含むものは「DX」(189,000円)「FX」(243,000円)「DB」(275,400円)「FB」(329,400円)の4つがあります。
それぞれ組み合わせの内容は異なりますが、共通しているのは「コールドウェザーパック[フロントワイパーデアイサー / フロントシートヒーター]」と「ウェルカムライティング&サテンメッキドアミラー(フットランプ付)」「トランクリップスポイラー」の3つです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade1
つまりアイサイトセイフティプラスをつけようとすると、この3つは必ずついてくるということになります。
また、ウェルカムライティング&サテンメッキドアミラーをつけたいと思った場合も必ずコールドウェザーパックとトランクリップスポイラーをつける必要があります。
2.0GT-S EyeSightは本革シートは単品で装備することができますが(「FX」=54,000円)、サンルーフはできません。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade2
サンルーフが欲しい場合は必ず本革シートとセット(「FB」=140,400円)ということになります。
なお大型リヤスポイラーについては「選択できる」という状態にとどまっており、各オプションコード共に強制装備ではありません。
2017年新型WRX S4のオプションのまとめ
引用:http://autoc-one.jp/subaru/wrx/report-3441972/
以上、2017年新型WRX S4のオプションについてまとめてみました。
WRX S4のオプションはオプションコードをよく吟味して装備する必要がありますが、両グレード共にそれほど選択肢が多いわけではないのであまり悩むことはないかと思います。
ただしメーカーオプションは後から装備することがほぼできませんので、慎重に検討するようにして下さい。
新型WRX S4の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にWRX S4を購入して下さい。