ミニバンやSUVが欲しいけど、実際に乗ってみるとセダンはいい!そう感じたことはありませんか?
ここでは、人気の新型セダンをご紹介しましょう。新型車もデビューしていますので、ぜひ参考にして下さい!
目次
7位:トヨタ センチュリー
価格:1,996万円
引用:https://motor-fan.jp/article/10011608
引用:https://motor-fan.jp/article/10005780
センチュリーは日本唯一のショーファードリブンと言われるクルマです。2018年、21年ぶりに3世代目がデビュー。
パワートレーンはV12エンジンからV8ハイブリッドに変更。レクサスLS600h(2007年-17年)と同じ機構を採用しています。
V12は片肺走行(仮に半分の6気筒でも走行可能)のケースを想定したものでしたが、現在のV8ハイブリッドはレクサスでのキャリアを信頼して搭載。静かな走りと雲上の乗り心地(後席)は世界随一です!
さすがにプライベートカーとして自ら運転する人は少ないクルマですが、ハンドリングや加速性能など、2.3tのクルマをスルスルと走らせた人の口コミは驚きばかり。
ドライビングシートはやや背を伸ばして乗るタイプで、運転席でゆったり構えるのは難しいようです。
引用:https://toyota.jp/century/design/
V8 5.0Lハイブリッド | |
全長×全幅×全高(mm) | 5,335×1,930×1,505 |
ホイールベース(mm) | 3,090 |
最小回転半径(m) | 5.9 |
車両重量(kg) | 2,370 |
総排気量(cc) | 4,968 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 280[381]/6,200 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 510[52.0]/4,000 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 165[224] |
モーター最大トルク(Nm[kgf]) | 300[30.6] |
燃料関係 | ハイオク/82L |
6位:日産 シーマ
価格:809〜919万円
引用:https://response.jp/article/2013/07/14/202159.html
引用:http://history.nissan.co.jp/CIMA/Y51/1007/interior.html
シーマは日産の最上級車、かつVIPの移動手段として君臨するプレミアムセダンです。
その外観から格下のフーガによく似ていますが、フーガの全長は4.980mmで、140mm全長を伸ばして後席の足元空間を広げたのがシーマなのです。
全幅と全高、そしてパワートレーンはフーガと共通。ただ、フーガにはガソリン車(2.5L/3.7L)もラインナップされており、一般ユーザーの人気はフーガの3.7Lに集中しています。
シーマはトップエンドだけに、塗装は水研ぎを行い、ハンドメイド部分を残した非常に緻密な造りをしています。
そのため、その静粛性や剛性に加え、不意なアクセルワークや急ブレーキ、あるいは急ハンドルにもふられずに安定性を保ったまま操作できる特徴があります。
V6 3.5Lハイブリッド | |
全長×全幅×全高(mm) | 5,120×1,845×1,510 |
ホイールベース(mm) | 3,050 |
最小回転半径(m) | 5.8 |
車両重量(kg) | 1,920-40 |
総排気量(cc) | 3,498 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 225[306]/6,800 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 350[35.7]/5,000 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 50[68] |
モーター最大トルク(Nm[kgf]) | 290[29.6] |
燃料関係 | レギュラー/50L |
5位:レクサス LS
価格:999〜1,711万円
引用:https://response.jp/article/2017/12/12/303643.html
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/38473#image-6
国産セダンではトヨタ センチュリー(1,996万円)の次に高額なのがレクサス LSです。
もともと《トヨタ セルシオ》をLSとしてレクサスブランドで発売していましたが、現在セルシオは絶版となり、プライベートユースのセダンではLSが国産車の最高峰に君臨しています。
レクサスのセダンは、代々静粛性に優れた高級車として開発されてきましたが、現行の5代目はより躍動的な走りを味わえるように”エンジン音”を室内に響かせる演出をしています。
ライバルとなるベンツSクラス、BMW7シリーズとは明確に異なるのは、重量級の高級感ではなく、フットワークの軽さや素直なステアリングの感覚など…というのがプロドライバーのコメントです。
新しいセダンの形を追求したLSですが、北米で売れ続けることで日本でもより人気が高まるのではないでしょうか。
↓インパネは《琴》をモチーフにした流れるようなラインが特徴。日本をイメージしたデザインと、一眼メーターという他の高級セダンにはない造りが新鮮に映る。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/38473#image-3
主なスペック
LS500h(ハイブリッド) | LS500(ツインターボ) | |
全長×全幅×全高(mm) | 5,235×1,900×1,450-60 | |
ホイールベース(mm) | 3,125 | |
最小回転半径(m) | 5.6-6.0 | |
車両重量(kg) | 2,210-2,390 | 2,160-2,350 |
総排気量(cc) | 3,456 | 3,444 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 220[299]/6,600 | 310[422]/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 356[36.3]/5,100 | 600[61.2]/1,600~4,800 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 132[180] | – |
モーター最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 300[30.6] | – |
燃料関係 | ハイオク/82L |
4位:ホンダ レジェンド
価格:720万円
引用:https://www.webcg.net/list/article?maker=3&model=5178dee06a8d1e06c50001a9
引用:https://www.gqjapan.jp/car/review/20181226/honda-legend-gallery
アキュラ RLX という名で北米で大人気のラグジュアリーセダンが、ホンダ レジェンドです。
アメリカでは54,900ドル(=約600万円、1ドル=109円)から発売されているセダンで、全長は5,030mmにV6 3.5Lハイブリッドエンジンを搭載。
このクルマの特徴は、3.5L直噴エンジンのほかに、フロントに1基+リアに2基の合計3つのモーターを駆動させること。
とくにリヤは左右の後輪を別々に動かすことを可能にしていて、コーナリングで素直なシュプールを描きながら加速する”オン・ザ・レール”を実現していることでしょう。
この技術はNSXと共有していて、4WDの力強い走りとクイックに曲がりか速する走りは素晴らしい、と絶賛されています。
プライベートセダンの中では大柄ながら、走りが楽しいレジェンド。パーキングスペースにゆとりがある人なら、一度は手にして惜しくない一台でしょう。
主なスペック
V6 3.5Lハイブリッド | |
全長×全幅×全高(mm) | 5,030×1,890×1,480 |
ホイールベース(mm) | 2,850 |
最小回転半径(m) | 6.0 |
車両重量(kg) | 1,990 |
総排気量(cc) | 3,471 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 231[314]/6,500 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 371[37.8]/4,700 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 前:35[48]/後:27[37]×2基 |
モーター最大トルク(Nm[kgf]) | 前:148[15.1]/後:73[7.4]×2基 |
燃料関係 | ハイオク/57L |
3位:日産 スカイライン
価格:435〜644万円
↓フロントマスクを”インフィニティ”から”NISSAN”に戻したことで人気復活となったスカイライン。ベンツのエンジンは除外、日産オリジナルに戻った!
引用:https://response.jp/article/2019/09/11/326374.html
引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_69/_64315.html
スカイラインは、先代でメルセデスユニット(直噴2.0Lエンジン)搭載モデルが追加されたことで話題となりました。
ですが、スカイラインはやはり日産純正でなければ…というのがファンの思い。インフィニティバッジはクルマの性能には無関係でも、やはり伝統的な日産車とは見なされなかったのです。
新型スカイラインは日産バッジに戻り、エンジンはV6 3.5Lハイブリッド(ショートストロークエンジン)とV6 3Lターボ(スクエアエンジン、小型ターボを2機搭載)。
人気はやはりV6 3Lターボで、FRらしい走りを楽しみたい人には注目の一台です。
ハイブリッドは先進機能(プロパイロット2.0)が注目。ただ、スカイラインに自動運転支援機能はいるのか?といぶかる口コミも多数あります。それだけ、スカイラインのフラットな走りを愛するユーザーが多い証拠でしょう。
このほかに 400R(3Lターボでエンジンチューニング)がラインナップされていて、これはかなりの注目度になっています。
主なスペック
3.5Lハイブリッド | 3.0Lガソリンターボ | |
全長×全幅×全高(mm) | 4,810×1,820×1,440 | |
ホイールベース(mm) | 2,850 | |
最小回転半径(m) | 5.6 | |
車両重量(kg) | 1,820-1,910 | 1,700-30 |
総排気量(cc) | 3,498 | 2,997 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 225[306]/6,800 | 224[304]/6400 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 350[35.7]/5,000 | 400[40.8]/1,600-5,200 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 50[68] | – |
モーター最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 290[29.6] | – |
燃料関係 | ハイオク/70L | ハイオク/80L |
2位:レクサス ES
価格:590〜710万円
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/40227#image-2
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/40227#image-2
ベースはカムリ。しっかりした造りのボディ&シャーシで、バランスのいい一台
レクサスでもっとも売れているのは、UX。次がCX、RXとSUVが上位を絞めています。2019年の月別販売台数ランキングでは、セダンの唯一トップ50位に入ったのがESです。
ESは300hと名乗っていることからわかる通り、FFのハイブリッド一択。ベースはカムリでパワートレーンも同じものを使っています。素性がいいクルマだけに、試乗口コミやオーナーの評価が高く、人気セダンになっています。
ボディサイズは4,975mm全長…ということで、LSとの見分けがつかないひともいるほど。ライバルは《FRのクラウン》ですが、レクサスの流れるようなインテリアデザインや先進性に魅かれたら、ぜひ購入したくなるはず。
↓世界初、デジタルアウターミラー(税込22万円)。ボディ外に突き出した部分がカメラアイで、室内Aピラー両側に液晶パネルが設置。視界制が明るく、悪天候でも見やすいと評判。
引用:https://response.jp/article/2018/12/10/317029.html
2.5Lハイブリッド | |
全長×全幅×全高(mm) | 4,975×1,865×1,445 |
ホイールベース(mm) | 2,870 |
最小回転半径(m) | 5.8〜5.9 |
車両重量(kg) | 1,680-1,730 |
総排気量(cc) | 2,487 |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | 131[178]/ 5,700 |
エンジン最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 221[22.5]/3,600-5,200 |
モーター最高出力(kW[PS]) | 88[120] |
モーター最大トルク(Nm[kgf]) | 202[20.6] |
燃料関係 | レギュラー/50L |
1位:トヨタ クラウン
価格:469〜732万円
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17248164
引用:https://auto-library.jp/new-crown-interior/
パワートレーンは3グレード。RSが人気
クラウンは日本車ではセンチュリーと並ぶ、ドメスティックブランド。
そのため、ドイツ車のような”高速道をメインとする乗り味”ではなく、古い市街地や狭い峠、高速道などあらゆる日本の道路をゆったりと味わえる走りが特徴です。
とはいえ、今回の新型クラウンはドイツのニュルブルクリンクに車両を運び、テストを重ねたモデル。そのまま輸出しても問題ないほどのしっかりした足回りに、日本向けのソフトな味付けをしています。
注目は、やはり外観。太いCピラーが小窓に取って代わり、欧州ではやりのクーペフォルムを纏ったセダンスタイルとなっています。
パワートレーンは、FRが直4/2Lのガソリンターボ、2.5Lハイブリッド(1モーター)とV6/3.5Lハイブリッド(2モーター)。4WDは2.5Lハイブリッドにのみ設定されています。
人気はなんと”RS”。ハンドリングの反応がよくなり、ワインディングが楽しめる高級車となっています。
主なスペック
最小回転半径がベースモデルで5.3m!最大5.7mで、車庫入れにも非常にメリットがあります。
2.0Lガソリン | 2.5Lハイブリッド | 3.5Lハイブリッド | |
全長×全幅×全高(mm) | 4,910×1,800×1,455-65 | ||
ホイールベース(mm) | 2,920 | ||
最小回転半径(m) | 5.3〜5.7 | ||
車両重量(kg) | 1,690-1,730 | 1,730-1,890 | 1,860-1,900 |
総排気量(cc) | 1,998 | 2,487 | 3,456 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 180[245]/5,200 | 135[184]/6,000 | 298[405]/6,400 |
最大トルク(Nm[kgf]/rpm) | 350[35.7]/1,650 | 221[22.5]/3,800 | 475[48.4]/1,600 |
モーター最大出力(kW[PS]) | – | 105[143] | 132[180] |
モーター最大トルク(Nm[kgf]) | – | 300[30.6] | 300[30.6] |
燃料関係 | ハイオク/66L | レギュラー/66L |
まとめ
ここでは、トヨタ・日産・ホンダの高級セダン7台をご紹介しました。セダン、とくにプレミアムセダンは世界でもより豪華で個性的なモデルがどんどんデビューしています。
ただ、価格帯はどんどん上がる一方ですが、日本にはまだ手が届く価格で素晴らしい高級セダンが存在します。ぜひ一度その走りや内装を味わってみてはいかがでしょうか?