4WDの新型ステーションワゴンを比較! おすすめ人気ランキング

ステーションワゴン

ステーションワゴンを買う人の中には、乗って海や山へ出かけてアウトドアレジャーを楽しみたいという人も多いと思います。

海や山へ出かけることを考えると、ぜひ装備しておきたいのが「4WDシステム」です。

そこで今回は、4WDシステムを備えているステーションワゴンをランキング形式で紹介したいと思います。

4WDのステーションワゴンの購入を検討している人は必見です。







【おすすめの4WDステーションワゴン・第5位】マツダ6

マツダ6

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/39594#image-14

2019年おすすめの4WDステーションワゴン、第5位はマツダ6です。

マツダ6は2.0Lガソリン仕様と2.5Lガソリン仕様、2.5Lガソリンターボ仕様、そして2.2Lクリーンディーゼルターボ仕様に分かれますが、このうち4WDモデルがあるのは2.2Lクリーンディーゼルターボです。

マツダ6は日本国内では元々アテンザという名前で販売されていましたが、2019年7月のマイナーチェンジでマツダ6という車名に改めました。

海外では以前からこの名前で販売しており、日本でもそれに合わせた形です。

なお現行型マツダ6は2012年に発売された3代目アテンザと地続きなので、モデルライフは9年目に突入しています。

と言っても、アテンザは2018年にかなり大規模なマイナーチェンジを行っていますので、基本設計の古さ云々というのはあまり気にしなくてもよいでしょう。

特に内装はかなり手が入っており、少なくとも2018年に発売された新型車と見比べても全く遜色はありません。

マツダ6の内装

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/39594#image-14

マツダ6は様々なバリエーションがありますが、このうちクリーンディーゼルターボ仕様は最も過激なモデルです。

アクセルを軽く踏み込むだけで低回転域からグッと力強いトルク感を感じることができ、車をグイグイと前へ押し出してくれます。

2.5Lガソリンターボも走りは楽しいですが、こちらは高回転まで伸びやかに回る分、トルクの出方はクリーンディーゼルターボに比べるとフラットな気がします。クリーンディーゼルはピークは低いですが、その分下のトルクが分厚いです。

比較的街乗りをする機会が多い人は、クリーンディーゼルターボ仕様の方が良さがわかりやすいと思います。



【おすすめの4WDステーションワゴン・第4位】ホンダシャトル

ホンダシャトル

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/32793

2019年おすすめの4WDステーションワゴン、第4位はホンダシャトルです。

シャトルは1.5Lガソリン仕様と1.5Lハイブリッド仕様がありますが、その両方、全てのグレードで4WDモデルが設定されています。

シャトルの特徴は「今どき貴重な5ナンバーサイズのステーションワゴン」「広大な荷室」の2点にあります。

2019年現在、日本国内で販売されているステーションワゴンのうち5ナンバーサイズなのは、このシャトルとカローラフィールダーだけです。

カローラフィールダーはカローラツーリングの発売後も引き続き併売されている旧型なので、本当の意味での現行型、ということでは実質的にシャトルのみ、ということになります。

そして荷室は、容量が570Lもあります。これは3ナンバーサイズも含めた国産ステーションワゴンとしては最大の荷室容量です。

2列目シートを倒せば1,141Lにもなりますが、後輪のタイヤハウスの出っ張りが比較的小さいので、車中泊にもぴったりです。

ホンダシャトルの荷室

引用:https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/interior/utility/

コンパクトかつ荷室の大きいステーションワゴンを探している人にシャトルはおすすめです。



【おすすめの4WDステーションワゴン・第3位】スバルレガシィアウトバック

スバルレガシィアウトバック

引用:https://motor-fan.jp/article/10012370?page=3

2019年おすすめの4WDステーションワゴン、第3位はスバルレガシィアウトバックです。

レガシィアウトバックは2.5Lガソリン仕様のみで、駆動方式もAWD(4WD)のみとなっています。2WDの設定はありません。

スバルのAWDシステムは「シンメトリカルAWD」と呼び、これはスバル独自のシステムです。

最大の特徴は、水平対向エンジンを中心にしたパワートレーンが左右対称かつ一直線にレイアウトされていることです。

これによって4輪全てにバランスよく荷重をかけることが可能になるため、タイヤの接地感が非常に高くなってハンドリング性能が向上する上、エンジンが生み出したトルクを4輪全てに無駄なく伝達することができます。

スバルシンメトリカルAWDシステム

引用:https://www.subaru.jp/brand/technology/technology/driving_awd.html

また、水平対向エンジンも含めてパワートレーンの全てが低重心に設計されています。

重心が低いとコーナリング時やブレーキング時に車体の揺れが小さいので、乗り心地が良く、ドライブが快適になります。乗員の疲労も低く済みます。

この「水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」の組み合わせは、スバルのAWD車全てに共通するものなので、4WDシステムを中心にステーションワゴンを評価すると、おのずとスバル車の評価は高くなります。

さて、レガシィアウトバック自体の話ですが、レガシィアウトバックは海外市場で売ることを強く意識したモデルなのでボディサイズが大柄です。これは5位のマツダ6にも言えることです。

日本の道路事情を考えるとやや大きすぎるきらいがあるので、都市部の込み入ったところに住んでいる人、車庫が小さな人、運転の苦手な人は取り回しも含めてやや注意が必要です。

利点としては、最低地上高が200mmも取られているのでSUV並みに凹凸の多い悪路を走れることが挙げられます。

日本は地方や山間部に至るまで道路整備が進んでいるので、本格的な悪路というのはオフロードコースにでも行かない限りあまりありません。

そのためレガシィアウトバックは高性能な4WDシステムも含めて、ほとんどの道を走れると思います。



【おすすめの4WDステーションワゴン・第2位】スバルインプレッサスポーツ

スバルインプレッサスポーツ

引用:https://gazoo.com/impression/w0000136008.html

2019年おすすめの4WDステーションワゴン、第2位はスバルインプレッサスポーツです。

インプレッサスポーツは1.6Lガソリン仕様と2.0Lガソリン仕様とがありますが、全てのグレードで2WD(FF)とAWD(4WD)を選ぶことができます。

インプレッサスポーツももちろん水平対向エンジン+シンメトリカルAWDの組み合わせなので、このシステムに関しては重複するので触れません。

インプレッサスポーツは荷室容量が385Lとやや小さいのがネックです。2019年現在で販売されているステーションワゴンのうち、荷室容量が300L台にとどまるのはインプレッサスポーツとカローラツーリングだけです。

スバルインプレッサスポーツの荷室

引用:https://gazoo.com/impression/w0000136008.html

しかしボディサイズがコンパクトなのは逆に利点といえます。

インプレッサスポーツは3ナンバーサイズではありますが、全長が4,475mmと小さくなっています。これは3ナンバーステーションワゴンの中では最も小さいサイズで、5ナンバーサイズを含めてもカローラフィールダーの4,400mm、シャトルの4,440mmに次ぐ小ささです。

全長が短いということは取り回しのしやすさにつながります。路上駐車の多い裏路地のようなところでも、右へ左へとヒラヒラと車線を変更しながら走ることができますし、細い道が交わる交差点でも鼻先が回転しやすいです。

つまり運転が苦手な人や女性でも扱いやすいです。その上元々4WD性能は高いので、どんな場面でも安心して走ることができます。

【おすすめの4WDステーションワゴン・第1位】スバルレヴォーグ

スバルレヴォーグ

引用:https://autoc-one.jp/buyersguide/5003815/photo/0005.html

2019年おすすめの4WDステーションワゴン、第1位はスバルレヴォーグです。

レヴォーグは1.6Lガソリンターボ仕様と2.0Lガソリンターボ仕様があり、全てのグレードがAWD(4WD)です。FFは設定されていません。

水平対向エンジン+シンメトリカルAWDの組み合わせは、レガシィアウトバックやインプレッサスポーツと同じです。

レガシィアウトバックはボディサイズがやや大きいこと、インプレッサスポーツは荷室が小さくステーションワゴンとしての使い勝手がやや劣ることを考え、レヴォーグを1位としました。

レヴォーグは元を辿るとレガシィツーリングワゴンで、レガシィが現行型にフルモデルチェンジするタイミングでツーリングワゴンが切り離され、日本市場向けにボディサイズをやや小ぶりにしたレヴォーグが発売されました。

スバルレヴォーグのボディサイズ

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html

なおレヴォーグは日本市場向けに開発されたものの日本専売モデルというわけではなく、ステーションワゴン人気の高いイギリスでも販売されています。

レヴォーグの魅力は何と言ってもそのハイパフォーマンスなエンジンです。

1.6Lも2.0Lもターボ仕様となっており、最高出力はそれぞれ170PS、300PSです。

特におすすめなのは2.0Lモデルで、300PSという圧倒的な性能のエンジンとシンメトリカルAWDの組み合わせは舗装路では最強です。

スポーツカー並みのエンジン性能をシンメトリカルAWDがしっかりと路面に伝えてくれますし、走行安定性が高いので、どんな悪条件下でも、ドライバーの腕を問わずに高性能を発揮することができます。

「家族がいるので仕方なくステーションワゴンを買ったが、スポーツ走行の愉しさは忘れられない、忘れたくない」という人には、レヴォーグを強くおすすめします。

レヴォーグの荷室容量は522Lとなっており、ステーションワゴンとしては十分です。リヤシートはスバル車としては初めて4:2:4の3分割シートを採用しており、積む荷物に応じて自在なシートアレンジをすることができます。

スバルレヴォーグの荷室

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html