新型メルセデスベンツ GLAの燃費情報が公開されています。
こちらでは新型メルセデスベンツ GLAの燃費に関するデータをご紹介します。
GLAはSUVとして扱われていますが、砂利道や岩のゴツゴツした山道を駆け抜けるためのクルマではありません。そのため、砂地や雪道に適したモードがあるのではなく、エコ、コンフォート、スポーツといったオンロードに適した走りのためのクルマ、といえます。
実は似て非なるクルマに、”スバルXV”があります。1.6Lと2.0LのNA車で、燃費は16.0〜16.4km/L程度。13から16km/L程度のGLAとは燃費は近いですが、最低地上高はXVが200mm、GLAが150mm。
つまり、GLAはコンパクトなボディで、Aクラスよりも若干車高を上げ、ハッチバックにクロスオーバーカーの要素を入れたクルマ、ということになるでしょう。燃費を参考に、その魅力を探っていきます。
引用:https://cnet2.cbsistatic.com/img/FkGhtUfGPcpQtIdqVSIRWjkmnN4=/770×433/2017/04/11/cdce63c4-98ef-4b2e-ac45-adac23cc220f/2018-mercedes-amg-gla45-1.jpg
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GLA 180:16.0km/L
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_japan_website/ja/home_mpc/passengercars/home/new_cars/models/gla-class/x156/facts_/product_table.html
GLA180のエンジンはDOHC1.6Lの直4ターボチャージャー。ボア&ストロークは”83.0mm×73.7mm”というショートストロークエンジンです。積極的な燃費対策ということになれば、ハイブリッドやEVとなるわけですが、GLAの場合は”アイドリングストップ”と”エコモード”に集約。
ベンツなんだから、燃費にこだわるオーナーはいないのでは?という方もあるかもしれませんが、最近はガソリンスタンドのない地方も少なくありません。
ならば、荷物を積んでのドライブ旅行でも燃費が良い方がいいのは自明でしょう。
特に、燃料が”無鉛プレミアムガソリン”仕様ですから、50Lの容量いっぱいにして出かけるのが無難。なお、「e燃費」サイトによると、10.85km/Lが平均燃費と報告されています。
引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/gla-class/
GLA 220 4MATIC:13.1km/L
引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/gla-class/
エンジンは2L、形式は伝統的なDOHCでターボチャージャー付き。ボア&ストロークは”83.0mm×92.0mm”のロングストロークエンジン。
トルクの太さから、坂道やだらだらと続く緩やかな斜度の峠など、安心感の高い加速は秀逸。スポーツドライブを楽しみたい方におすすめのグレードです。
トランスミッションは”7速A/T(7G-DCT)”。しっかりとギヤチェンジしていく感触は、オートマティック車の醍醐味でもあります。ただ、気持ちよく飛ばしてしまうことから、燃費が伸びないきっかけにも……。
「e燃費」サイトでは、平均10.87km/Lという数字がレポートされています。1.6Lエンジンよりも燃費がいい、ということからかGLAで人気が高いのは、この220なのです。
GLA 250 4MATIC:14.0km/L
引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/gla-class/
受注生産となっている、GLA 250 4MATIC。220とは同じエンジンですが、211馬力と27馬力もアップしているのが特徴。低トルクなのもうれしいところですが、その分しっかりと燃費は”向上”しています。
平均燃費は”12.11km/L“。エンジンの力の良さは、アクセルペダルの踏み方にも大きく影響するもの。吹き上がりのよいエンジンの場合、アクセルひとふみの回転数も少なくて済みます。
その結果、燃費は220よりも2km/Lほど向上。受注生産とはいいながら、納車待ちしても購入しがいがあるグレードと言えるでしょう。
Mercedes-AMG GLA 45 4MATIC:12.3km/L
引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/gla-class/technology/
車両価格792万円、最高出力280馬力。さすがAMGだけあって、ボトムエンドだろうがチューニングには抜かりないのが”Mercedes-AMG GLA 45 4MATIC”。
19インチタイヤの走りとなると、完全にオンロードカーとなりますが、このボディーラインが気に入っている方には、走りが楽しくてたまらないはず。
平均燃費は7.06km/L。1.65トンもの車重を引っ張る2Lエンジンですが、ボディの厚みがある分、バランスのいいクルマになっているはずです。
引用:http://www.elcarrocolombiano.com/wp-content/uploads/2017/05/20170511-MERCEDES-BENZ-GLA-2018-COLOMBIA-05.jpg
車格で選ぶより、走りで選ぼう。競合車は価格帯で決めないのがいい
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Aクラス、BクラスにGLA、CLAといったエントリークラスほど”小回りがよく””メンテナンス費用もリーズナブル”なベンツはありません。
「メルセデス・ベンツは最低Cクラス以上」と考える方もありますが、スマートというマイクロカーを持つダイムラーの場合、エントリークラスは立派なメルセデスブランドの一員と言えるのです。
引用:https://cdn-ds.com/media/websites/3008/content/2018_Mercedes-Benz_GLA_Wilmington_DE-b2_o.jpg?s=142764
GLAの場合、ぜひ比較していきたいのは、やはりスバルXVやボルボXC60。GLA180はFFですが、4WDで比べるならこの2車はベストコンペティターといえるでしょう。
理由はそのボディ剛性の特殊性。スバルの頑丈さは一級品であり、ボルボは常にスバルと競い合っています。XCは599万円〜、XVは213万円〜と価格差は大きいのですが、欧州ではXVの適正価格は2.5倍以上とされているほど。
引用:https://www.pohankaofsalisbury.com/assets/inventory/vehicles/wdctg4gb0jj368501/ip/2.jpg
燃費でいえば、この2車も含め(XC60はターボディーゼル、18km/L台)実燃費はハイブリッドに比べて低くなっています。が、その分の走りの面白さは別格。
グローバルで見れば、車格はクルマの出来で判断されるもの。乗り出し価格が400万円〜だから競合車もその程度から…とするのはもったいない。ぜひ、コストパフォーマンスの高い走りのいいクルマを選んでみてはどうでしょうか?
新型メルセデスベンツGLAの値引きの方法については、
「新型メルセデスベンツGLA 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にメルセデスベンツGLAを購入して下さい。
引用:https://cdn-ds.com/media/websites/3008/content/2018_Mercedes-Benz_GLA_Wilmington_DE-b3_o.jpg?s=143062