新型シビック タイプRの燃費情報が公開されています。
こちらでは新型シビック タイプRの燃費に関するデータをご紹介します。
シビックは”セダン”、”ハッチバック”とタイプRに分かれています。形状から言えば、タイプRはハッチバックを踏襲したもの。
公道を走るFFスポーツカーで、4人の大人を乗せて後部に荷物も積める…様々な条件をクリアしながら、どのメーカーにも似ていない独自のデザインを追求したシビック タイプR。評価はその走りを体感すれば、どんどん変わってくるでしょう。
目次
燃費:12.8km/L
引用:http://st.motortrend.com/uploads/sites/5/2017/06/2017-Honda-Civic-Type-R-rear-three-quarter-04-1.jpg
■セダン(CVT):19.4km/L
□ハッチバック(CVT):18.0km/L
□ハッチバック(6MT):17.4km/L
■TYPE-R(6MT):12.8km/L
シビックファミリーの中で、最も燃費の良いセダン。セダンとハッチバックの車重を比べると、ハッチバックが20kg〜50kg程度セダン(1,300kg)より重くなっています。
タイプRの車重は1,390kg。セダンよりも90kg重く、ハッチバックよりも40kg〜70kg重い。ただ、車重の差が燃費の差になっているのではありません。
エンジン比較では
セダン:19.4km/L、排気量1.5L+ターボ
■最高出力:127kW(173PS)/5,500rpm
■最高トルク:220Nm(22.4kgf・m)/1,700rpm−5,500rpm
セダンはレギュラーガソリン仕様。最高出力はエンジン回転数が5,500rpmの時ですが、なんと最高トルクも5,500rpmまで引っ張る!これは面白いエンジンです。
底力と加速の伸び…VTECの伸びしろを知っている方は、かなり期待できるでしょう。製造場所は、埼玉のホンダ寄居工場。
引用:http://cdn.gospelherald.com/data/images/full/16706/the-2017-honda-civic.jpg
ハッチバック:18.0km/L、排気量1.5L+ターボ
□最高出力:134kW(182PS)/6,000rpm
□最高トルク:220Nm(22.4kgf・m)/1,700rpm-5,500rpm
ハッチバック MT:17.4km/L、排気量1.5L+ターボ
□最高出力:134kW(182PS)/5,500rpm
□最高トルク:240Nm(24.5kgf・m)/1,900rpm-5,000rpm
ハッチバックのベーシックボディを、タイプRとしてコンプリートしているホンダ。実はハッチバックの生産はイギリス。では、エンジンは……というと、これはアメリカホンダ。
つまり、エンジンをアメリカで製造し、イギリスに送ってクルマを組み立てる、という手間ひまのかかったやり方をしているのです。
セダンは日本製、ハッチバックとタイプRは英国製で、エンジンは米国製…まさにグローバルカーなのです。
引用:http://st.motortrend.com/uploads/sites/5/2016/11/2017-Honda-Civic-Hatchback-Sport-Touring-side-03.jpg
TYPE-Rは米国販売がメインのクルマ
TYPE-R:12.8km/L、排気量2.0L+ターボ
■最高出力:235kW(320PS)/6,500rpm
■最高トルク:400Nm(40.8kgf・m)/2,500rpm
同じシビックで、これだけのパワーを出すにはそれだけの剛性が必要。最高速270km/hを標榜するクルマだけあって、ガチガチにボディを固めています。
例えば、ドア付近の開口部は圧着方式を採用して剛性を38%アップ(対旧型車)しています。開口部が広いほどその分ピラーに大きな影響がありますが、その分を加味している…という訳。
引用:https://icdn-2.motor1.com/images/mgl/8VNlJ/s4/2017-honda-civic-type-r.jpg
タイプRはハッチバックをそのまま流用していますが、元々シビックにはハイブリッド仕様はなし。パワートレーン設計において、モーターやバッテリーを配置する予定はなかったようです。
シビックはあくまでも米国販売がメインで、ハイブリッドシビックは考慮されなかったのが一因でしょう。
引用:http://www.largus.fr/images/images/honda-civic-type-r-201708.jpg?width=940&qtype=mixing&quality=90
⇒ 新型シビック タイプRを値引きから更に50万円安く買う裏技とは?
FFスポーツのライバルカーは?
シビック タイプRのライバル筆頭は、ルノーメガーヌRSでしょう。
ルノー メガーヌR.S.
全長×全幅:4,320mm×1,850mm、直4DOHC 2L+ターボで273馬力…399万円で限定販売されているFFスポーツのルノー メガーヌR.S. 。
3ドアであることを除けば、右ハンドルのハンパないスポーツマシンである、メガーヌですが、タイプ Rユーザーとしても気になる存在でしょう。最大トルクは36.7kgm/3,000rpmと、初速から中域で爆発的な走りが楽しめます。
引用:https://response.jp/imgs/thumb_h2/1171910.jpg
その他には、ゴルフ GTI(389万円)、ゴルフ R(549万円)。ただし、ゴルフ Rは4駆ですが、両方ともMT車なので比較しても楽しいでしょう。ゴルフの場合は全長が4,275mm、全幅が1,800mmと、4,560mmのタイプRよりも約30センチのショートサイズ。
クルマのサイズ感ではより小型のセグメントといってもよいでしょう。まとまりのあるボディと、グレードの豊富さ、ゴルフ単体でも世界中で売れていることから、シビックとは成り立ちの違うクルマといえます。
↓日本でもファンの多いゴルフR。VWの屋台骨を背負うゴルフだけあって、オリジナルの溶接技術で剛性感は特上と評されるクルマ。ホンダはフィットがグローバルカーとして人気だが、ゴルフクラスのクルマが出てくれば大いにバッティッグできるだろう。
引用:http://cdn1.evo.co.uk/sites/evo/files/styles/gallery_adv/public/2017/04/alp_0182.jpg?itok=LBt4c2uz
燃費で考えると、10km/L行けばよい程度のタイプR。ただ、ハイオクガソリンを46Lしかないタンクに入れても”460km”程度しか走らないというのは、少々痛いかもしれません。
全幅で1,875mmもあるタイプRですから、峠を攻め切ったあとで給油ポイントを失うとガス欠の恐れあり!それに、小道を走る場合はそのワイドボディがネックになることもあるでしょう。
引用:https://icdn-3.motor1.com/images/mgl/m9mEj/s1/2017-honda-civic-type-r-first-drive.jpg
走る場合は、ロケーションをしっかりと事前に準備して走る。もう一つは、駐車スペースもなるだけ広い空間を確保することが鉄則。
走りを満喫するためには、様々な部分で犠牲を強いられるかもしれませんが、乗り越えての満足感は最高かもしれませんね!
はたして新型シビック タイプRは値引きで購入できるのか?
「新型シビック タイプR 値引き術!」で詳しく解説しています。
新型シビック タイプRの購入の参考にしてください。